2021年05月31日公開
2021年05月31日更新
【ハイキュー】大耳練は顔が怖い?アニメ声優や登場シーンも紹介
「ハイキュー‼」の大耳練は稲荷崎高校の3年生で、主人公・日向翔陽から「顔が怖い」と認識されているキャラクターです。今回はそんな大耳練のプロフィールや性格を紹介し、アニメ声優・宮園拓夢さんのプロフィールや主な出演作品をみていきます。さらに、烏野高校の田中龍之介に対する執拗なブロックや北信介の良き理解者だと分かるシーンなど、大耳練のかっこいいと評判の登場シーン・名シーンについても考察していきます。
大耳練は稲荷崎高校3年生
ハイキューの作品情報
今回は「ハイキュー‼」に登場する稲荷崎高校の3年生で、主人公の日向から「顔の怖い人」と認識されるも、ファンからは「かっこいい」と密かな人気を集める大耳練についてみてきます。そして、大耳練の性格やかっこいい名シーン・登場シーンを紹介し、アニメ声優・宮園拓夢さんについてもみていきます。まず、ここでは「ハイキュー‼」の作品情報を紹介していきます。
ハイキューの概要
「ハイキュー‼」は週刊少年ジャンプなどでの読み切り版掲載を経て、2012年〜2020年に同誌で連載されていたスポーツ漫画です。バレーボールに青春をかける高校生たちの活躍が描かれており、原作者は古舘春一先生です。
テレビアニメは第1期〜第4期が2014年〜2020年にかけて、毎日放送やTBS系列で放送され、他にヴォイスコミックやOVA、ゲーム化作品なども発表されています。また「ハイキュー‼」は2015年からは定期的に舞台化作品も公演されており「ハイステ」の愛称で親しまれています。
ハイキューのあらすじ
小柄な少年・日向翔陽はテレビ中継で観た「小さな巨人」と呼ばれる選手に憧れ、自身も中学校でバレーボールを始めます。環境に恵まれない中でようやく3年生にして最初で最後の大会に出るも、天才セッター・影山飛雄のチームに負け、彼に自身の3年間を否定されます。影山へのリベンジを誓い、憧れの烏野高校に入学した日向はそこで同じく新入生の影山と再会。切磋琢磨しながら共にバレー部で全国大会を目指していきます。
大耳練のプロフィール
「ハイキュー‼」に登場する大耳練は稲荷崎高校の3年7組に所属し、バレーボール部ではミドルブロッカー(MB)を務めています。その誕生日は2月17日、年齢は17歳、身長は191.5cmと長身で、体重は80.5kg、背番号は「2」です。好物は白身魚の刺身で、最近ではチームメイトの北信介とお茶していたとき、宮侑に「老夫婦みたい」と言われたことに悩んでいます。
その初登場は原作漫画ではコミック28巻の第247話、テレビアニメでは第4期の第13話です。また、大耳練が所属する稲荷崎高校は兵庫県にある男子バレーボール部の強豪校として知られ、テレビでもよく特集を組まれています。今最もノッている「最強の挑戦者」の異名を持ち、前年のIHと春高では3位に入り、今年のIHでは決勝の井闥山戦で1セット奪い、準優勝したほどの実力を有します。
さらに、稲荷崎高校のユニフォームは黒一色というシンプルなデザインで、横断幕には「思いでなんかいらん」の文字が書かれています。稲荷崎高校には高校No.1セッターの呼び声高い宮侑や、その双子で2人合わせて高校最強のツインズと呼ばれる宮治。梟谷学園の木兎光太郎と同じく、全国3大エースに最も近い存在とされる尾白アランなどの攻撃面に優れた選手が多数在籍しています。
そんな中で、大耳練のセンターからの速攻はあまり目立つことはありませんが、チームの攻撃の幅を広げ、チームを勝利に導くために大いに貢献していると言われています。また、大耳練は全国大会の烏野高校戦での活躍シーンが多く、特に1セット目の中盤で大きな活躍を見せます。烏野高校のピンチサーバー・山口忠の放ったジャンプフローターサーブによって、尾白アランが乱され、1点失います。
そもそも取りにくいとされているジャンプフローターサーブですが、2本目は確実にセッターに繋がれ、センターから大耳練が相手コート目掛けて速攻を決めたことで、流れが変わることとなりました。大事な場面で、トスが上がることから、大耳練はセッターから信頼されていることが分かると言われています。
その一方で、烏野戦で田中龍之介がインナークロスを決め、ノッていることは大耳練も分かっていましたが、そんな彼のことを大耳練は「付け焼き刃」や「木兎の弱小版」と評価していました。しかし、彼のインナークロスを警戒しすぎて、無意識にクロス側にブロックが偏ってしまったため、彼の際どい絶妙なラインショット(ストレートのスパイク)を許すこととなりました。
大耳練は顔が怖い?性格も紹介
大耳練は顔が怖い?かっこいい?
稲荷崎高校のメンバーはそれぞれ狐を由来とした名前をつけられていますが、大耳練はその名前から「オオミミギツネ」が由来だと考えられています。また、大耳練は目元が切れ長のツリ目であることから、顔立ちもやや狐寄りだと言われており、主人公の日向翔陽からは「顔の怖い人」と認識されています。その一方で、ファンの間では大耳練が「かっこいい」という声もあり、密かな人気を集めているキャラでもあります。
大耳練の性格
大耳練は個性派揃いの稲荷崎高校のメンバーの中であまり目立つ存在ではありませんが、よくメンバーのことを見ている仲間思いな性格です。さらに、安定感のあるリードブロックやセンターからの速攻に定評があり、コート内でも常に冷静に相手チームのことをよく観察し、相手側の意表をつく戦闘スタイルが得意です。
また、主将の北信介はとても真面目な常識人で「正論パンチ」と称されるほど、機械的に常識を突きつけるタイプのキャラです。大耳練も真面目な性格ですが、そんな冷徹さえも感じる北信介をフォローし、チームを影で支える重要な存在となっています。
大耳練のアニメ声優
宮園拓夢のプロフィール
「ハイキュー‼」で大耳練のアニメ声優を務めた宮園拓夢さんのプロフィールをみていくと、誕生日は6月20日、出身地は兵庫県で、趣味として民俗学や美術鑑賞、読書やオカルト、将棋などを挙げています。さらに、特技としてアクションや殺陣、シナリオ執筆や日本が、彫刻やスーツ造形などを挙げています。
そんな宮園拓夢さんの所属事務所は青二プロダクション、大阪芸術大学放送学科の声優コースを卒業後、声優として活躍しています。
宮園拓夢の主な出演作品
大耳練のアニメ声優・宮園拓夢さんの主な出演作品をみていくと、アニメ「ソードアート・オンライン アリシゼーション」ダンパ役、「どろろ」鬼神役、「八男って、それはないでしょう!」ワーレン役、「もっと! まじめにふまじめ かいけつゾロリ」カイブッツー役、「血界戦線&BEYOND」組長役、「トニカクカワイイ」アナウンス役、「砲弾ホーミーズ」砲弾ホーミーズ役、「SHAMAN KING」ポンチ(2代目)役を演じています。
他に「ONE PIECE」や「ちびまる子ちゃん」、「名探偵コナン」、「ソードアートオンライン アリシゼーション」、「妖怪アパートの優雅な日常」、「盾の勇者の成り上がり」、「進撃の巨人」、「Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-」、「Fairy gone フェアリーゴーン」、「彼方のアストラ」、「Re:ゼロから始める異世界生活」、「バキ」、映画「ドラゴンクエスト ユアストーリー」などの人気作にも出演しています。
大耳練の登場シーンや名シーン
出典: https://prcm.jp
ここまで「ハイキュー‼」の稲荷崎高校3年生の大耳練は「顔が怖い」と言われる一方で「かっこいい」という声もあり、チームを影から支える存在として認識されていることが分かりました。さらに、大耳練のアニメ声優・宮園拓夢さんのプロフィールや主な出演作品をみてきました。次に、大耳練のかっこいい登場シーンや名シーンを考察していきます。
名シーン①田中への執着なブロック
「ハイキュー‼」の大耳練のかっこいい登場シーン・名シーンの考察、1つ目は田中への執着なブロックです。烏野高校戦にて稲荷崎高校は、相手側のウィングスパイカー(WS)である田中龍之介から、強烈なインナースパイクを一度決められてしまいます。そこで、もう一度田中が同じコースに打ってくることを予想した大耳練は、絶妙なまでのドシャット(相手の打ってきたスパイクをブロックすることで得点する技)を決めます。
このシーンのみならず、大耳練は試合中に相手次第で臨機応変にプレーを微調整する姿がよく見られます。ここで、実際には考えながらプレーすることは非常に難しいとされています。そのため、私生活ではどうかはわかりませんが、バレーボールに関しては大耳練は非常に頭がキレる人物だと推測されています。特に、作中で目立ったのが大耳練の田中龍之介に対する執拗なまでのプロックの数々です。
出典: https://frequ.jp
大耳練はチームメイトで同じくミドルブロッカー(MB)の角名倫太郎と共にブロックによって、烏野高校の元気印・田中龍之介を徐々に追いつめていきます。この田中龍之介へのブロックに執着する大耳練の姿は読者が田中龍之介に同情するほどだったようです。さらに、大耳練がブロックによる防御面のみならず、攻撃面でもチームに貢献していると言えるのが、センターからの速攻です。
そもそもミドルブロッカー(MB)というポジションは、センターから速攻を展開する役割を担っています。その存在感が大きいほど相手ブロックの脅威となり得る「厄介な囮」と化し、囮としてのみならず攻撃面でも大いに貢献します。そのため、烏野高校の天才セッター・影山や、ブロックを越えられる長身の持ち主・月島ほどの選手でさえも、大耳練の打点の高さを警戒していました。
名シーン②北信介の良き理解者だとわかるシーン
「ハイキュー‼」の大耳練のかっこいい登場シーン・名シーンの考察、2つ目は北信介の良き理解者だとわかるシーンです。3年生の大耳練は、チームメイトたちをコートの外から常に一歩下がって見守るような先輩です。それがよく分かるのが、チーム内で最も行動や表情が読みづらく、隙がないと言われる主将の北信介の一番の良き理解者であることがうかがえるシーンです。
後輩たちがトイレ掃除を済ませた後、北信介がもう一度トイレ掃除を行っているシーンで、後輩たちは自分たちの掃除の仕方が足りなかったのかと心配しながら恐る恐る主将のトイレ掃除を見守ります。北信介からのダメ出しを恐れる後輩たちに対し、大耳練は「気にせんでエエ」「あれは信介の”儀式”やから」と告げ、後輩たちを安心させます。
そして、北信介の行動の真意をしっかりと伝えることで、北信介が周囲から誤解されないように、いつも影でフォローしているのです。大耳練はこういった行動によって、チームメイト同士の誤解を防ぎ、チームに悪い影響が及ばないようにしています。さらに、稲荷崎高校には技術力が高く、チームの士気向上につながるような目立つプレーをする宮郁・宮治兄弟や尾白アランといった選手がいます。
そんな彼らを「太陽」と例えるなら、大耳練は「影」だとされています。宮郁は高校No.1セッターと言われていますが、それほどの選手が連続得点(ブレイク)したい大事な場面で何度も大耳練にトスを上げています。
チームのセッターから信頼される大耳練はプレーは地味ながら、間違いなく凄い選手だと言われており、ファンの間ではチームの影の大黒柱のような存在と認識されています。そして、これらのシーンから、大耳練はチームにとって、良き先輩であり、良き選手であると評価されています。
大耳練に関する感想や評価
ハイキュー春後編、稲荷崎の大耳さんの顔好き
— 与那国くん (@yonana117) May 23, 2021
こちらは「ハイキュー‼」の大耳練に関するツイートです。顔が怖いと言われている大耳練ですが、そんな大耳練の顔が好きだという感想となっています。
なんかもう最近一周回って大耳先輩がすきです#ハイキュー
— あーちゃん (@u4_ym) May 21, 2021
こちらも「ハイキュー‼」の大耳練に関するツイートです。大耳練が好きになってきたという感想となっています。
そういや、日向が「危うくあの顔こわい人に突っ込むところだった」のところの大耳さんの「エッ!?」てとこがとても好き😊
— ま-い (@m88ik1024) May 24, 2021
そう、大耳さんも好きなんだよなあ。
低いお声もいい😊
北さんとお茶飲んでたら老夫婦みたいってどんなん(笑)見たい!!
こちらも「ハイキュー‼」の大耳練に関するツイートです。大耳練と日向翔陽との絡みが好きだという感想で、宮園拓夢さんがアニメ声優を務める大耳練の低音ボイスも評価されています。さらに、北信介とお茶を飲んでいて、宮侑から「老夫婦」みたいと言われたシーンも見てみたいという声となっています。
大耳練まとめ
いかがでしたか?「ハイキュー‼」の大耳練は稲荷崎高校の3年生で「顔が怖い」と主人公の日向から認識されていること。その一方でファンからは「かっこいい」と言われていることや、先輩としても選手としても影でチームを支える重要な存在であることが分かりました。
さらに、大耳練のアニメ声優・宮園拓夢さんや、田中龍之介への執拗なブロック、北信介の良き理解者だと分かるシーンなどについてもみてきました。皆さんもぜひ「ハイキュー‼」で密かな人気を集める大耳練に注目してみてください!