【ハイキュー】北信介の名言・名シーン集!稲荷崎主将のかっこいい魅力や声優も紹介

『ハイキュー』には北信介という稲荷崎高校の主将が登場します。北信介は稲荷崎のスタメンではありませんが、チームにとってとても重要な役割を持つキャラクターです。そんな北信介は『ハイキュー』の劇中で数々の名言を残しています。この記事では、北信介のかっこいい名言やセリフを紹介します。また、アニメ『ハイキュー』の北信介の担当声優や登場シーン、そして高校卒業後の進路などもまとめています。

【ハイキュー】北信介の名言・名シーン集!稲荷崎主将のかっこいい魅力や声優も紹介のイメージ

目次

  1. 北信介とは?
  2. 北信介の名言・名セリフや名シーン集
  3. 北信介のかっこいい魅力
  4. 北信介のアニメ声優
  5. 北信介のアニメでの登場回や卒業後
  6. 北信介に関する感想や評価
  7. 北信介の名言まとめ

北信介とは?

ハイキューの作品情報

北信介とは『ハイキュー』というバレーボールを題材とした漫画に登場するキャラクターです。北信介は『ハイキュー』の中で名勝負にも選ばれている烏野VS稲荷崎で初登場し、最終回まで登場する人気の高いキャラクターです。ここでは北信介のかっこいいセリフやアニメの声優などを紹介する前に、『ハイキュー』の基本情報をまとめています。

ハイキューの概要

『ハイキュー』は「週刊少年ジャンプ」で連載されていた青春スポーツ漫画です。2012年から連載開始され、2020年に全402話で完結しました。2014年にはアニメ化された人気漫画で、2020年4月までに第4期が放送されています。2020年10月からは第4期の2クール目の放送も決まっています。連載終了後も「ハイキュー展」などが開催されるなど根強い人気がある作品です。

ハイキューのあらすじ

『ハイキュー』の主人公・日向翔陽は持ち前の運動神経で天才セッターの影山飛雄と組み、烏野のバレー部としてインターハイに出場します。しかし強豪校の青葉城西に烏野は破れてしまいます。その後烏野は音駒に誘われて合同合宿に参加し、日向と影山はコースの打ち分けが出来る新しい速攻を使えるようになりました。こうして烏野は着実に力をつけ、ついに春高バレー全国出場を果たします。

北信介のプロフィール

『ハイキュー』の北信介は稲荷崎高校の3年生で男子バレーボール部の主将です。ポジションはウイングスパイカーで、身長は175.2cmです。何事にも手を抜かない性格で、面倒くさがりな性格をしている角名からは後輩がナメる隙がない機械のような人間だと思われています。強豪校の主将を務めていますが、中学時代はユニフォームをもらったことがなく、高校では3年生になるまで試合に出たこともありませんでした。

しかし稲荷崎の監督は中学から北信介のことに目をつけていたようで、ミスは多いが丁寧なプレーをすると評価していました。また稲荷崎には監督から直接スカウトを受けて入学したようです。高校ではほぼミスすることなく強烈なスパイクでも確実にレシーブできる選手に成長しました。

北信介が所属する稲荷崎とは?

北信介が所属する稲荷崎の男子バレーボール部はインターハイ準優勝校で、優勝候補の一角といわれている強豪校です。春高バレーは3年連続31回目の全国出場でした。ちなみに翌年も春高バレー全国出場を果たしており、烏野に勝利を収めています。横断幕は「思い出なんかいらん」です。高校No.1セッターの侑と全国5本指に入るスパイカーのアランを中心としたチームです。

アニメ『ハイキュー!!』公式サイト

北信介の名言・名セリフや名シーン集

北信介の名言①「どや俺の仲間…」

北信介の名言には「どや俺の仲間…」というセリフがあります。このセリフは『ハイキュー』の291話で描かれました。291話ではついに烏野が3セット目を勝ち取り、稲荷崎が負けてしまいます。最後は宮兄弟のバックアタックを日向と影山が止めました。優勝候補の一角がここで敗退したことで「今大会最大級の波乱」と言われます。

侑は最後に握手をした時、自分も日向にトスを上げる技術を持っていると言いました。このシーンは『ハイキュー』の最終章で伏線回収されています。そしてその前にインターハイで潰すと宣言しました。ちなみに宮兄弟とは翌年の春高バレーで再戦しています。こうして稲荷崎のバレー部が会場から立ち去ろうとした時、宮兄弟は北信介に謝ります。

北信介はそれを遮って「謝って少しでもスッキリしようとしてるのか」と言い、謝るなら本当に悪いと思っている時だけにしろと咎めました。北信介は普段やってないことを一か八かでやることには反対していますが、実力は素直に評価する人物です。ラストの初めての速攻が勝敗の決め手となりましたが、その速攻は北信介も決まると思っていました。

アランも相手が悪かったとフォローします。そして試合中、宮兄弟がノリノリで試合をすると大抵相手チームは置いていかれるのに、今回は日向と影山がそのノリについていきました。北信介はそんな試合はそうそうできないだろうと言って笑います。しかしそれでもやっぱり悔しいと言いました。この名言はその時のセリフです。

北信介はこれまでちゃんとやってきたことを全て出しきったので悔いはないと思っていました。しかし仲間に対する悔しさが残っていたのです。このセリフにアランは泣き、宮兄弟は「孫の代まで自慢できる後輩になる」と宣言しました。

どや俺の仲間すごいやろってもっと言いたかったわ」

北信介の名言②「ちゃんとやんねん…」


北信介の名言には「ちゃんとやんねん…」というセリフがあります。このセリフは『ハイキュー』の274話で描かれました。274話では2セット目終盤にアランと交代で北信介がコートに入ります。その時、北信介の過去が描かれました。このセリフはその時の名言です。北信介はおばあちゃんっ子で、昔から祖母に神様が見てるから何事もちゃんとやりなさいと言い聞かされて育ちました。

北信介は神様を信じてはいませんでしたが、どんな時も体調管理や掃除、挨拶、バレーを丁寧にこなしてきました。北信介の強みはこのように普段から妥協せずに丁寧に続けてきたところです。だから試合では自分は失敗しないという自信に満ちあふれていました。北信介は見返りを求めて物事に対してちゃんとやっているわけでなく、単純に幼い頃から何でも丁寧に反復し続けることが心地いいと感じていました。

しかし中学生・高校生になって、祖母が言っていた「誰かが見とるよ」という言葉が実現します。北信介が丁寧にバレーに向き合う姿を監督はちゃんと見ていました。中学時代は強豪校の稲荷崎の監督からスカウトを受けました。そして高校ではついにユニフォームを渡される時がきます。北信介はいつもポーカーフェイスなのですが、この時は泣いて後輩達を驚かせていました。

その帰り、「結果より過程が大事」という大人の言葉に大賛成だとアランに語っていました。普段からちゃんとしている北信介には生意気な後輩たちも反論することができません。このセリフは北信介そのものを表すようなかっこいいセリフで、北信介は後に「ちゃんと」というブランド米を出しています。

ちゃんとやんねん

北信介の名言③「凌ぎ役やから…」

北信介の名言には「凌ぎ役やから…」というセリフがあります。このセリフは『ハイキュー』の273話で描かれました。273話では春高バレーの烏野VS稲荷崎の2セット目が繰り広げられていました。影山は連続でサーブを決め、稲荷崎は点を許してしまいます。しかし侑がレシーブして治とアランに繋ぎ、流れを切ります。ただその直後、治はつい力が入ってしまいサーブをミスしてしまいました。

まだ点差は開いており稲荷崎が有利な状態でしたが、コートには不穏な雰囲気が流れていました。そこでアランと交代でコートに入ったのが北信介でした。なぜここでエースを交代させるのかと冴子は驚きます。嶋田は稲荷崎がもう確実に2セット目を取れると踏んで、次のセットのためにエースを休ませるためではないかと考察します。しかしエースの代役で入るのは稲荷崎の主将です。

烏野は試合の録画でどのような選手なのか確認出来なかった人物でもあります。そのため烏養は北信介のことを警戒していました。この名言はそんな雰囲気を感じ取った時のセリフです。ただの凌ぎ役だと自分では卑下しており、別の場面でも交代直前に監督に自分をコートに入れるのは守りではないかと言っていました。しかし監督はこれは最大の攻めだと自信たっぷりに言って否定しました。

なぜなら北信介がコートに入ることで守備が強化されるだけでなく、選手の気持ちが引き締まるからです。特にサボり癖のある角名は、大声で怒られているわけでもないのに強い圧を感じてサボることができなくなります。また、北信介が入ることで現在調子の良い選手を安心させることもできます。こうして北信介がコートに入ったことで稲荷崎は持ち直し、烏野は為す術もなく2セット目を奪われてしまいます。

凌ぎ役やから 怖がらんでも ええよ

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北信介のかっこいい魅力

かっこいい魅力①正論パンチ

北信介のかっこいい魅力は、正論で稲荷崎のメンバーの意識を上げることができるところです。実際に『ハイキュー』の274話では稲荷崎の悪い雰囲気を正論で持ち直しました。274話でアランの代わりにコートに入った北信介は、すぐにウイングスパイカーの銀島に話しかけ、なぜさっき強引にスパイクを打ったのかと聞きました。

この時銀島が打ったスパイクは烏野のブロックに完全に止められてしまい、流れをさらに悪くしてしまいました。銀島は自分が悪い流れを食い止めようとしたと言い訳しますが、それに対して北信介は「ブロックに掴まって流れはこっちに来んの??」と正論で返しました。この言葉に銀島の身が引き締まります。それを見ていたコーチは北信介がコートに入ってから皆ピリッとした雰囲気になったことに気づきました。

監督は「あいつの"正論パンチ"は怖いからな」と笑いながら言います。そして試合が再会し、北信介のサーブから始まります。北信介の正論パンチを受けた稲荷崎は気合を入れ直して声を出します。北信介のサーブは西谷に拾われるもののレシーブを乱します。東峰がスパイクを打ってブロックアウトを狙いますが、それを北信介がレシーブして強引に繋ぎます。

烏野はこのチャンスボールに対して同時多発位置差攻撃でブロックの穴を狙ってスパイクをしますが、このボールも北信介が拾います。そして持ち直した侑がトスし、銀島がスパイクを決めました。この1点はブレイクとなり、稲荷崎の空気が戻ります。このように北信介の正論パンチに説得力があって何も反論できなくなるのは、チームメイトが北信介の日頃の努力を知っておりそれ相応に実力が高いからです。

監督はたまにスターではないものの北信介のように空気をしめることができる人間がいると語っています。無駄な行動がなく的確な言葉で指示するところは監督も中学時代から目をつけていたようです。正論パンチは恐れられているもののそれは選手のために必要なことで、北信介はそれを言うことができる希少な人物なのです。

かっこいい魅力②宮兄弟も一目置く

北信介は主将ですが、宮兄弟の実力の方が圧倒的に上です。しかし宮兄弟どころか角名など他の後輩達も北信介に一目置いています。実際に『ハイキュー』の274話ではコート外で控えている1年生が北信介の活躍を見て、「よく突然出てすぐに活躍できるな」と関心していました。それに対して「お前とは経験値が違う」と横にいた控えのリベロがつっこみました。

そんな1年生の会話を聞いていた角名は、北信介が試合に出たのは3年生になってからで、それどころか中学3年間ではユニフォームをもらったこともなかったということを明かしました。1年生はいつも百戦錬磨の雰囲気が出ているのにと驚きます。なぜ後輩から一目置かれるほど活躍できるのかというと、いつも1日を丁寧に送っているからです。

北信介はバレーだけでなく物事をちゃんとするということを幼いころから繰り返していました。毎日やっていることは緊張しなくてもすることができます。バレーも同じで北信介は試合に出ても毎日やってきたことと同じことをやるだけなので、緊張することなく実力を発揮できるのです。つまり結果こそ全てという考え方をする宮兄弟とは真反対の考え方をしていました。

ノリでその場凌ぎをしようとする宮兄弟はほとんど論破されるので、北信介の正論パンチにはイライラすることもありました。しかし北信介はフォローもしっかりしており、反論できないほどの結果を残す選手です。だからこそ宮兄弟も北信介のことを一目置いているようです。ちなみに角名は北信介のことを隙のない人物だと思っています。

北信介もまた宮兄弟のことはリスペクトしており、真反対の考え方を持っていても理解しようとしています。宮兄弟が仲間からも天才で羨ましいと言われていた時は、大事なことをないがしろにしてでも努力し、さらに上のことに挑戦しようとする人に対して「最初から優秀」だったように言うのは失礼だとムキになっていました。

かっこいい魅力③優しい

北信介は容赦のない正論パンチが目立つのですが優しい一面もあります。侑が風邪を引いた時、「バレーせんと悪化する」と言って部活に参加しようとしていました。銀島はバレー愛だと言って関心しますが、それを止めたのが北信介でした。北信介は侑に「帰れや」とだけ言い、銀島には「体調管理できてへんことを褒めんな」と注意しました。

この言葉には角名も治も「冷たっ」と言っていましたが、無理に練習させないという北信介の優しさです。侑は北信介の容赦ない言葉にイライラしていましたが、部室に戻ると「侑へ 飯をちゃんと食って寝ろ」と北信介のメッセージが書かれたメモとのど飴やホットレモン、梅干しが入ったコンビニの袋が置かれていました。これには先程までイライラしていた侑も「泣いてまうやろ!!!!」とその優しさに感動しました。

かっこいい魅力④おばあちゃんっ子

北信介のかっこいい魅力ははおばあちゃんっ子なところです。そもそも北信介が毎日を丁寧に送るようになったきっかけが祖母でした。祖母は必ず誰かが見てるからちゃんとするようにと北信介に教え、一緒に掃除をしていました。そんな北信介の祖母も春高バレーの烏野戦を観戦していました。祖母は「信介頑張れ」という文字入りセータを自作してそれを着用していました。

『ハイキュー』の31巻では、祖母が北信介にセーターを作って見せているシーンがおまけページで描かれました。祖母は英語の方がかっこいいけど文字数が多いから漢字にしたと言います。それに対して北信介は「漢字の方がかっこええよ」と否定せず褒めました。祖母はその言葉にとても喜び、試合の観戦を楽しみにしていました。

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北信介のアニメ声優

野島健児のプロフィール

アニメ『ハイキュー』で北信介役を演じている声優は野島健児です。野島健児とは1976年3月16日生まれの男性声優です。青二プロダクションという声優プロダクションに所属しています。野島健児の父の野島昭生と兄の野島裕史も同じく声優で、弟の野島智司は作家です。1996年に声優としてデビューしました。声優としては青年役が多く、幅広い役柄をこなす演技力を持っているベテラン声優です。

野島健児の主な出演作品

声優の野島健児の主な出演作品には、『あんさんぶるスターズ!』の逆先夏目役、『Free!-Dive to the Future-』の桐嶋夏也役、『美少女戦士セーラームーン』の地場衛役、『干物妹!うまるちゃん』の土間タイヘイ役、『弱虫ペダル』の黒田雪成役、『PSYCHO-PASS サイコパス』の宜野座伸役、『灼眼のシャナ』の佐藤啓作役、『スパイラル -推理の絆-』のカノン・ヒルベルト役などがあります。

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北信介のアニメでの登場回や卒業後

北信介のアニメでの登場はいつ?

アニメ『ハイキュー』で北信介が初登場したのは、13話「2日目」です。北信介の初登場シーンは烏野が稲荷崎戦について話し合っていた時でした。その翌日、北信介は強豪校の稲荷崎の主将としてインタビューを受けるシーンで初めて喋ります。その後試合前にメンバーと並ぶ姿が描かれますが、北信介はスタメンではないので試合が始まってからはしばらく登場シーンはありません。本格的に描かれるのは第4期の2クール目以降だといわれています。

北信介の高校卒業後は?

北信介の高校卒業後は『ハイキュー』の最終章で描かれました。北信介はバレーを辞めて農業をしており、「ちゃんと」というブランド米を作っています。ちなみに北信介のブランド米はおにぎり専門店の「おにぎり宮」に卸しており、高校卒業後も宮兄弟と交流があるようです。2021年のオリンピックでは「おにぎり宮」の本店で治と一緒にテレビで侑とアランの活躍を観てお客さんに自慢していました。

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北信介に関する感想や評価

北信介の言動は落ち着いた大人のようなセリフが多いのですが、高校時代は童顔だったのでかっこいいというよりもかわいいと思っていたファンが多いようです。しかし、『ハイキュー』の最終章で大人になった北信介が登場すると、男らしい姿にかっこいいという声が増えました。また、北信介のブランド米で作った「おにぎり宮」のおにぎりを食べてみたいという方もいました。

アニメ『ハイキュー』の第4期で初めて登場した北信介でしたが、登場してすぐに男らしくてかっこいいとファンを増やしていました。アニメ『ハイキュー』では声優の野島健児の演技も良かったと高評価でした。また、北信介が活躍する2クール目の放送まで待てないという声もありました。

『ハイキュー』の烏野VS稲荷崎が終わった後の北信介のセリフに泣いたという方がたくさんいました。北信介の「どや俺の仲間…」というセリフは名言にも選ばれており、最終回では伏線回収された重要なセリフでもありました。稲荷崎の過去編とこのセリフで北信介のことが好きになったという方もいました。

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北信介の名言まとめ

北信介にはかっこいい名言がたくさんありました。北信介の名言でその人柄が好きになったというファンも多いようです。そんな北信介はついにアニメにも登場し、声優はベテランの野島健児が担当することになりました。声優もファンからはイメージ通りだと好評です。ぜひアニメや漫画で北信介の活躍を見てみてください。

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