【青の祓魔師】藤堂三郎太の強さと正体・目的を考察！アニメ版の声優は二人？

2021年5月現在、｢ジャンプスクエア｣で連載されている青エクこと漫画青の祓魔師（青のエクソシスト）。青エクこと漫画青の祓魔師（青のエクソシスト）とは悪魔と祓魔師（エクソシスト）の戦いを描いたダーク・ファンタジー作品であり、累計発行部数1700万部を記録するほど非常に高い人気を博しています。そんな青エクこと漫画青の祓魔師（青のエクソシスト）には個性豊かな魅力溢れるキャラクターが数多く登場しています。

藤堂三郎太とは青エクこと漫画青の祓魔師（青のエクソシスト）に登場する個性豊かなキャラクターの1人です。漫画青の祓魔師（青のエクソシスト）に登場する藤堂三郎太は日本支部最深部部長を務める元祓魔塾講師のキャラクターです。京都不浄王編で藤堂三郎太は正体が悪魔憑きだと判明し、｢不浄王｣の目で圧倒的な力を得ました。本記事ではそんな藤堂三郎太について悪魔憑きの正体や強さ、テレビアニメの声優などをご紹介します。

では藤堂三郎太の正体や強さ、アニメの声優などをご紹介する前に、藤堂三郎太が登場する青エクこと漫画青の祓魔師（青のエクソシスト）の作品情報と物語のあらすじについて簡単にご紹介していきます。青エクこと漫画青の祓魔師（青のエクソシスト）とは2009年に｢ジャンプスクエア｣で連載が始まった加藤和恵の漫画作品です。漫画青の祓魔師（青のエクソシスト）は2021年5月現在も連載されており、｢青エク｣と呼ばれています。

漫画青の祓魔師（青のエクソシスト）は悪魔の血を引く主人公・奥村燐とその仲間達の悪魔と戦う姿を描いたダークファンタジー作品であり、これまで合計26巻の単行本が刊行されています。そんな漫画青の祓魔師（青のエクソシスト）は老若男女問わず非常に高い人気を博しており、1700万部を超える累計発行部数を記録しています。この人気から本作はテレビアニメや劇場版アニメ、実写舞台などのメディア作品が多数制作されてます。

漫画青の祓魔師（青のエクソシスト）の主人公である奥村燐は双子の弟の奥村雪男と共に、修道院で平和に暮らしていました。しかしある日、奥村燐は父を名乗る悪魔の王・サタンに連れ去られそうになってしまいます。奥村燐は神父で養父の藤本獅郎に助けられるものの、藤本獅郎が死亡してしまいます。藤本獅郎の死を見た奥村燐は自身の無力さを知って祓魔師（エクソシスト）になることを決め、悪魔との戦いに身を投じるのでした。

本記事で正体や強さ、アニメの声優などをご紹介する藤堂三郎太とは青エクこと漫画青の祓魔師（青のエクソシスト）に登場するキャラクターの1人です。青エクこと漫画青の祓魔師（青のエクソシスト）に登場する藤堂三郎太は日本支部最深部部長を務めている男性キャラクターであり、左の一部だけ白髪の髪型とメガネが特徴となっています。藤堂三郎太の身長と体重は170cmの71kgであり、誕生日と年齢は10月10日生まれの55歳です。

祓魔師を代々輩出している名門・藤堂家の人間であるため、藤堂三郎太は上二級祓魔師という階級に就いた祓魔師となっています。元々藤堂三郎太は祓魔塾で魔法円と印章術の講師をしており、手騎士や医工騎士、詠唱騎士といった称号を所得しています。講師の腕は中々のものであり、宝生蝮や志摩柔造から恩師として見られています。しかし藤堂三郎太は作中の京都不浄王編で裏切り、日本支部最深部部長の座を失ってしまいました。

ではここからは青エクこと漫画青の祓魔師（青のエクソシスト）に登場する藤堂三郎太の正体や目的、強さについてまとめてご紹介していきます。青エクこと漫画青の祓魔師（青のエクソシスト）に登場する藤堂三郎太は祓魔塾の講師や日本支部最深部部長を務めるほどの立派な人間です。しかしその正体は悪魔憑きであり、立派な人間ではありません。上述でご紹介した通り藤堂三郎太は祓魔師を輩出している名門の藤堂家に生まれました。

藤堂家は名門であったものの、絶対に祓魔師にならないといけないといったルールがありました。そんな人生が決められている藤堂家に生まれた藤堂三郎太は自分が｢無｣の存在だと感じます。これがきっかけとなって藤堂三郎太は父親や兄を憎み、悪魔憑きとなってしまいました。正体が悪魔憑きの藤堂三郎太は漫画青の祓魔師（青のエクソシスト）の京都不浄王編から本格的に活動を始め、最深部に封印された｢不浄王の左目｣を盗みます。

さらに藤堂三郎太は自身を恩師と慕っている宝生蝮を騙し、彼に｢不浄王の右目｣を盗ませました。｢不浄王の左目｣と｢不浄王の右目｣を手に入れた藤堂三郎太は｢不浄王｣を復活させ、伽樓羅の圧倒的な力を得ます。伽樓羅の力を手に入れた藤堂三郎太は一気に若返り、55歳の身体が20代前半の身体に変化しました。その後伽樓羅の力で若返った藤堂三郎太は奥村雪男との戦いで一旦撤退し、漫画青エクの青森八郎太郎編で再び姿を現します。

漫画青の祓魔師（青のエクソシスト）の青森八郎太郎編で再登場した藤堂三郎太は｢選ばれし者｣の中で一番の｢選ばれし者｣となり、乾留炉に身を投げて新世界を築く大きな礎となりました。そんな正体が悪魔憑きの藤堂三郎太には｢イルミナティ｣に藤堂誉という娘がいると志摩廉造が明かしてます。このことから藤堂三郎太は祓魔師側の人間ではなく、魔神サタンの復活を目論むルシフェルの組織｢イルミナティ｣の人間として扱われています。

日本支部最深部部長の座を捨て、正十字騎士團に指名手配されることになった正体が悪魔憑きの藤堂三郎太。では藤堂三郎太の目的とはいったい何なのでしょうか。上述でご紹介した通り、藤堂三郎太は漫画青の祓魔師（青のエクソシスト）の京都不浄王編で｢不浄王｣の両目を盗みます。この行動から当初、藤堂三郎太の目的は｢不浄王｣の復活と考えられていました。確かに藤堂三郎太は左目と右目を盗み、｢不浄王｣を復活させます。

しかし｢不浄王｣の復活は藤堂三郎太の本当の目的ではありません。藤堂三郎太の本当の目的は伽樓羅の力を得ることです。｢不浄王｣を復活させた藤堂三郎太は勝呂達磨の使い魔である伽樓羅を喰らい、自らに憑依させます。そして藤堂三郎太は伽樓羅の圧倒的な力を手にし、悪魔の回収を始めました。おそらく藤堂三郎太が伽樓羅を憑依させて力を得たことは、｢イルミナティ｣の目的である魔神サタンの復活が理由だったのではないでしょうか。

青エクこと漫画青の祓魔師（青のエクソシスト）に登場する藤堂三郎太は元々祓魔塾の講師を務めていました。この時宝生蝮や志摩柔造から慕われていたので、藤堂三郎太は高い実力を持った祓魔師だったのでしょう。そんな藤堂三郎太は上述でご紹介した通り、勝呂達磨の使い魔である伽樓羅を喰らって大幅にパワーアップします。藤堂三郎太が喰らった伽樓羅とは火に憑依する恐ろしい力を持った仏教系の上級悪魔の1体です。

仏教系上級悪魔の伽樓羅の力を得たものは｢伽樓羅焔｣や｢却波焔｣といった最強の火の術を使用することが可能になります。そんな伽樓羅を喰らった藤堂三郎太は見た目が20代前半に若返るほどの力を身につけ、作中で大量の祓魔師を1人で倒しました。また藤堂三郎太は悪魔憑きであるため、不死身といえるほどの再生力も兼ね備えています。このことから藤堂三郎太は最強最悪の強さを持った敵キャラクターであるといっていいでしょう。

これまで2期に渡って放送されている青エクこと漫画青の祓魔師（青のエクソシスト）のアニメには青年時代の藤堂三郎太が登場しています。そのため藤堂三郎太を演じた声優は2人います。ではここからはアニメ青の祓魔師（青のエクソシスト）で藤堂三郎太を演じた2人の声優についてご紹介していきます。まずアニメ青の祓魔師（青のエクソシスト）で年老いた藤堂三郎太を演じた声優は日本の俳優兼声優である山路和弘です。

アニメ青の祓魔師（青のエクソシスト）で年老いた藤堂三郎太を演じた山路和弘とは元々1979年に俳優としてデビューした男性声優であり、2021年5月現在劇団青年座演技部に所属しています。元々俳優としてデビューした山路和弘は鋭さのある渋い声が特徴となっており、これまで｢進撃の巨人｣のケニー・アッカーマン役や｢ワンパンマンシリーズ｣のシルバーファング役、俳優のジェイソン・ステイサムの吹き替えなどを担当しています。

青エクこと漫画青の祓魔師（青のエクソシスト）のアニメで青年時代の藤堂三郎太を演じた声優は日本の男性声優である諏訪部順一です。青年時代の藤堂三郎太を演じた諏訪部順一とは1995年にデビューした男性声優であり、2021年5月現在東京俳優生活協同組合に所属しながら歌手としても活動しています。1995年に声優デビューした諏訪部順一は元々、アニメ作品ではなくテレビ番組やCMのナレーションとして活動していました。

その中で諏訪部順一は2002年にアニメ｢テニスの王子様シリーズ｣の跡部景吾役に抜擢され、一躍大ブレイクしました。そんな諏訪部順一は少年から大人まで幅広く演じることが出来る高い演技力とバリトンボイスを併せ持つ声優として知られており、2021年5月現在までに｢BLEACHシリーズ｣のグリムジョー・ジャガージャックや｢うたの☆プリンスさまっ♪シリーズ｣の神宮寺レン、｢黒子のバスケシリーズ｣の青峰大輝などを演じています。

青エクこと漫画青の祓魔師（青のエクソシスト）は2021年5月現在までに、2012年・2014年・2016年・2017年の合計4回舞台化されています。その舞台の中で藤堂三郎太は2014年の｢舞台｢青の祓魔師｣～青の焔覚醒編/京都不浄王編～｣と2016年の｢舞台｢青の祓魔師｣京都紅蓮篇｣に登場しています。ではここからは漫画青の祓魔師（青のエクソシスト）の2014年と2016年の舞台で藤堂三郎太を演じた俳優についてご紹介していきます。

まず漫画青の祓魔師（青のエクソシスト）の2014年版の舞台で藤堂三郎太を演じたのは俳優の吉岡毅志です。2014年版の舞台で藤堂三郎太を演じた吉岡毅志とは1997年にデビューした俳優であり、2021年5月現在10-POINTに所属しながら活動しています。元々吉岡毅志は1998年に｢ウルトラマンガイア｣の主役を務めて一躍注目を集め、これまでドラマ｢戦国自衛隊・関ケ原の戦い｣や舞台｢リボンの騎士｣などに出演しています。

漫画青の祓魔師（青のエクソシスト）の2016年版の舞台で藤堂三郎太を演じたのは日本の男性声優である松風雅也です。2016年版の舞台で藤堂三郎太を演じた松風雅也とは1997年に俳優としてデビューした男性声優であり、2021年5月現在青二プロダクションに所属しています。そんな松風雅也は2021年5月現在声優業を中心に、俳優やタレント、DJやラジオパーソナリティといった非常に幅広い分野で大活躍しています。

青エクこと漫画青の祓魔師（青のエクソシスト）に登場する藤堂三郎太に関する感想では藤堂三郎太が好きといった感想が多く寄せられていました。藤堂三郎太は確かに敵のキャラクターです。しかし藤堂三郎太は悪役を貫く姿や一族に縛られた過去など非常に魅力的な要素を多数持っています。そのため漫画青の祓魔師（青のエクソシスト）に登場する藤堂三郎太は読者に高い人気を博しています。

青エクこと漫画青の祓魔師（青のエクソシスト）に登場する藤堂三郎太に関する感想では藤堂三郎太がかわいいといった感想も多く寄せられていました。当初作中に登場した藤堂三郎太はメガネをかけた老人でした。しかし藤堂三郎太は伽樓羅の力を得て若返り、性格が悪いかわいい少年に姿を変えます。このかわいい姿から藤堂三郎太は実際の姿より、青年時代の姿の方が高い人気を博しています。

青エクこと漫画青の祓魔師（青のエクソシスト）に登場する藤堂三郎太に関する感想では青年時代の声優に注目する感想も多く見受けられました。アニメ青の祓魔師（青のエクソシスト）で若返った青年時代の藤堂三郎太を演じたのは｢BLEACH｣のグリムジョー役や｢呪術廻戦｣の両面宿儺役で知られている大人気声優の諏訪部順一です。そんな諏訪部順一が藤堂三郎太を演じたことは、藤堂三郎太ファンを歓喜させています。

本記事では漫画青の祓魔師（青のエクソシスト）に登場する藤堂三郎太について正体や強さ、声優などをご紹介しました。藤堂三郎太は藤堂家の方針で悪魔憑きとなり、伽樓羅を喰らって圧倒的な強さを身につけました。もし藤堂家が自由奔放な家であれば、藤堂三郎太は決して悪魔憑きにはならなかったことでしょう。そう考えると、漫画青の祓魔師（青のエクソシスト）に登場する藤堂三郎太はある意味可哀想なキャラといえます。