【血界戦線】スティーブンの声優は宮本充！出演作や演じたキャラを紹介

血界戦線の主人公のレオナルドが所属する秘密結社ライブラで副官的な存在として活躍するスティーブン。血界戦線に登場するスカーフェイスの異名をもつスティーブンは、エスメラルダ式血凍道で活躍します。また、権謀術数をめぐらしてライブラを支える存在です。

内藤泰弘さんが作者の血界戦線は、2008年に「ジャンプスクエア」で読み切りが掲載されたあと2009年2月号から「血界戦線-魔封街結社-」として連載がスタートしました。2015年からは「血界戦線 Back 2 Back」として連載されているほか、2015年にアニメ化されました。また、2017年からは「血界戦線&BEYOND」が放送され話題となった人気作品です。

血界戦線の舞台であるヘルサレムズ・ロットは、かつてはニューヨークと呼ばれた街でした。異界と人界とが交差して変わり果ててしまったこの街では、異界ならではの超常的な現象が日常的に発生しています。そんなヘルサレムズ・ロッドの均衡を守るため、秘密結社ライブラのメンバーは超常的な能力で異界の住人たちと戦いを繰り広げます。

血界戦線のスティーブンの本名はスティーブン・アラン・スターフェイズで、スカーフェイスという異名で呼ばれることがあります。身長182cm・体重69kg・32歳・A型で、秘密結社「ライブラ」で最古参のメンバーとして、リーダーのクラウスを支えています。人が良くて真っすぐすぎるクラウスの代わりに、権謀術数を使いこなすスティーブンは「なにを考えているかわからない」と評されることが少なくありません。

とくに同じライブラのメンバーであるK・Kからは嫌われていますが、仕事で一緒に行動することが多いです。スティーブンが高速の蹴りをメインとした体術であるエスメラルダ式血凍道で戦うほか、情報収集やリーダーのクラウスですら知らない私設部隊を使いこなしてライブラを守っています。

アニメ「血界戦線」シリーズで、スカーフェイスことスティーブン役を演じるのは声優の宮本充さんです。宮本充さんは大学卒業後に役者の道に進みました。劇団昴に在籍していたころに、吹替やナレーターとして活躍していた劇団昴の久米明さんを見て声優にあこがれを抱いたそうです。

そんな宮本充さんが声優デビューを果たしたのは1985年の映画「マイ・サイエンス・プロジェクト」の吹替で、ディズニー映画「ライオン・キング」では主役のシンバ役の吹替を務めました。アニメ声優としては「H2」の橘英雄役が初レギュラーで、その後スティーブン役をはじめさまざまなキャラクターを演じています。

声優の宮本充さんの出演作や演じたアニメキャラについて紹介します。まず紹介するのは、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の中川圭一です。「こちら葛飾区亀有公園前派出所」はこち亀の愛称で知られているジャンプの漫画で、「最も発行巻数が多い単一漫画シリーズ」としてギネスに認定されています。発行巻数は200巻で、1976年から2016年まで週刊少年ジャンプで連載されていました。

声優の宮本充さんが演じた中川圭一は主人公である両津の部下で、世界的大企業「中川コンツェルン」の御曹司です。「中川コンツェルン」の財産はとてつもなく、1秒間に1億円稼ぐと語られているシーンがあるほどです。そのため、両津が騒動を起こして中川から借金を繰り返しその額は数千億円以上になるといわれています。

続いて紹介する声優の宮本充さんの出演作や演じたアニメキャラは、「THE ビッグオー」のロジャー・スミス役です。「THE ビッグオー」は1999年から放送されたロボットアニメで、2003年には「THE ビッグオー second season」が放送されました。「記憶喪失の街」パラダイムシティを舞台に、ネゴシエイターのロジャー・スミスは街を襲撃する者たちと戦います。

声優の宮本充さんが演じたロジャー・スミスはパラダイムシティ随一のネゴシエイターで、交渉を得意としています。しかし、交渉よりも力ずくでくる相手に対して「ビッグオー」に登場して戦うシーンのほうが多いキャラクターです。

続いて紹介する声優の宮本充さんの出演作や演じたアニメキャラは、「文豪ストレイドッグス」の森鴎外役です。「文豪ストレイドッグス」は2013年から「ヤングエース」で連載されている漫画で、森鴎外だけではなく芥川龍之介や中島敦、太宰治といった文豪たちと同じ名をもつキャラクターたちが、それぞれの作品をモチーフにしたい能力で戦う作品です。

声優の宮本充さんが演じた森鴎外は、ポートマフィアの首領で元医者です。元ネタとなった森鴎外も「第一大学区医学校・東京医学校(現在の東大医学部)」を卒業していて、陸軍軍医として任官していた経歴があります。森鴎外がつかう「ヰタ・セクスアリス」はエリスという幼女を創り出す能力で、名前の由来は森鴎外の小説からです。

続いて紹介する声優の宮本充さんの出演作や演じたアニメキャラは、「キャプテン翼(平成版)」のロベルト本郷役です。1980年代に連載、アニメ化された「キャプテン翼」は日本のみならず世界で愛されている作品です。世界のトップリーグで活躍するアルゼンチン代表のメッシ、元イタリア代表のトッティ、元フランス代表のジダンといった選手たちが影響を受けたとされています。

声優の宮本充さんが演じるロベルト本郷は、主人公の大空翼の師匠で尊敬する人物です。元ブラジル代表で10番をつけていたロベルト本郷ですが、網膜剥離で落ち込んでいるときに自殺をしようとした過去があります。そのときに救ったのが翼の父親の大空広大で、目の治療で日本に訪れたときに大空家に居候しました。このときに翼と出会い、サッカーの指導をおこない大きな影響を与えることになりました。

血界戦線のスティーブンにはスカーフェイスという異名がありますが、それは目元に残った傷跡からきています。傷跡を意味する「スカー」と顔を意味する「フェイス」を組み合わせて、スカーフェイスとときおり呼ばれるようになりました。

血界戦線のスティーブンが使うエスメラルダ式血凍道は、冷属性の血により対象を凍結させる技です。直接相手に蹴りを打ち込み氷で串刺しにするような技だけではなく、相手の体内に血液を打ち込み凍らせたり、広範囲を凍結させるといったさまざまな使い方ができる技で、ライブラのメンバーのなかでも幅広い活躍を見せています。

作中で登場した技は「絶対零度の剣(エスパーダデルセロアブソルート)」「絶対零度の地平(アヴィオンデルセロアブソルート)」「絶対零度の小針(アグハデルセロアブソルート)」「絶対零度の槍(ランサデルセロアブソルート)」「絶対零度の盾(エスクードデルセロアブソルート)」「絶対零度の風(ヴィエントデルセロアブソルート)」「絶対零度の爆撃(ボンバデルセロアブソルート)」です。

また、スティーブンの強さはエスメラルダ式血凍道だけではなく、幅広い人脈や知恵を生かした権謀術数です。スティーブンが組織した秘密の私設部隊は、ライブラの敵に対して人道的な配慮なく徹底的に恐怖を叩き込むことを目的としています。そのため、スティーブンが秘密結社ライブラの闇の部分を担当しているといえます。

スティーブンは一見穏やかな紳士ですが、権謀術数を得意としていたり私設部隊をもっていたりと黒い部分があるキャラクターです。そんなスティーブンを演じる宮本充さんの声がぴったりだったという感想がありました。

声優の宮本充さんの誕生日に、スティーブンについて語っている方がたくさんいました。また、スティーブンを見たいから血界戦線の3期を待っているという感想があります。

血界戦線がおもしろいという感想がたくさんあるほかに、宮本充さんの声が良すぎるという声が少なくありません。

スカーフェイスの異名をもつスティーブンと、スティーブン役を演じた声優の宮本充さんについて紹介しました。スティーブンは強いだけではなく、黒い面を持ち合わせた魅力的なキャラクターです。スティーブンに注目して、血界戦線を視聴してみてはいかがでしょうか。また、血界戦線だけではなく宮本充さんが演じるほかの作品もチェックしてみましょう。