血界戦線のOPとEDまとめ!ユニゾンなど主題歌の歌手や歌詞を紹介

技名を叫んでから殴る漫画「血界戦線」は、2015年に第1期が2017年に第2期がアニメ化されました。ハイクオリティな作画も話題になりましたが、その世界観を再現したOP・EDが特に高い人気を誇り、ユニゾン・スクエア・ガーデンの歌う「シュガーソングとビターステップ」は数多のパロディ動画がネットで生まれました。今回は血界戦線の人気OP・EDを担当する人気歌手や歌詞の魅力、一度見ると何度も見たくなるED動画をご紹介いたします。

血界戦線のOPとEDまとめ!ユニゾンなど主題歌の歌手や歌詞を紹介のイメージ

目次

  1. 血界戦線のユニゾンなどが歌うOPが話題に
  2. 血界戦線1期のOP「Hello,world!」
  3. 血界戦線1期のED「シュガーソングとビターステップ」
  4. 血界戦線2期のOP「fake town baby」
  5. 血界戦線2期のED「ステップアップLOVE」
  6. 血界戦線のOPの歌手や歌詞まとめ

血界戦線のユニゾンなどが歌うOPが話題に

血界戦線の作品情報

血界戦線は、「トライガン」や「サムライスピリッツ」で人気の内藤泰弘による漫画作品です。2008年にジャンプスクエアに読み切りが公開され、2009年から連載がスタートしました。その後、ジャンプSQ.19、休刊後はジャンプSQ.CROWNと掲載誌を変え、2015年からは「血界戦線 Back 2 Back」を連載スタートしました。休刊によってさらに掲載誌を変えて、現在はジャンプSQ.RISEで連載中です。

舞台は、異界と交差して変わり果てたアメリカのニューヨークです。地球で最も剣呑な緊張地帯となった街「ヘルサレムズ・ロット」となり、異形や超常現象が跋扈する街になりました。危うい均衡によって成り立つ「ヘルサレムズ・ロット」は、秘密結社ライブラと、結社に所属する構成員たちによって陰ながら守られていました。

異界のものによって妹の視力を奪われた人間の青年レオナルド・ウォッチは、妹の視力を取り戻すべくヘルサレムズ・ロットを訪れ、ひょんなことから秘密結社ライブラの一員となり、所長のクラウスや構成員たちとともに奇妙な日常を送ることになるのです。コンセプトは「技名を叫んでから殴る漫画」で、ライブラの個性豊かな構成員たちがそれぞれの技を放つとき、コマの横に必殺技がでかでかと迫力をもって書かれるのが特徴です。

血界戦線のアニメ2期も大人気

血界戦線は2015年春にアニメ第1期が放送されました。内藤泰弘の作品は過去アニメ化されたトライガンも大人気だったこともあり、血界戦線は単行本6巻が出版された頃のかなり初期から、そのアニメ化の話が進行していたようです。ハイクオリティな作画で定評のあるボンズが制作したこともあり、第1期のクオリティの高さが評価されました。

第2期「血界戦線 & BEYOND」(けっかいせんせん アンド ビヨンド」は2016年12月に制作が決定しましたが、実際に放送されたのはその1年後の2017年10月でした。待望のアニメ第2期「血界戦線 & BEYOND」も高い評価を得て放送を終え、続編を望む声も大きいです。

血界戦線のOPやEDが話題に

血界戦線といえば、話題になったのがそのOPやEDです。ユニゾン・スクエア・ガーデンの歌うED「シュガーソングとビターステップ」です。血界戦線の原作を読んだことがないし、アニメも見たことはないけれど、EDの動画とユニゾン・スクエア・ガーデンの歌うED「シュガーソングとビターステップ」は耳にしたことがあるという若者は多かったようです。

第1期のEDはユニゾン・スクエア・ガーデンの歌う「シュガーソングとビターステップ」です。軽快な音楽に合わせて、血界戦線のキャラクターたちがステージでダンスするという内容で、踊ってみたなどのパロディ動画が大人気となり、ファンたちからは早くも第2期の放送が待ち望まれていました。第1期のOPを担当する歌手は、歌詞にストーリーを感じさせることで定評のあるBUMP OF CHICKENです。

TVアニメ「血界戦線 & BEYOND」公式サイト

血界戦線1期のOP「Hello,world!」

「Hello,world!」の動画

血界戦線第1期OP「Hello,world!」の歌手は、歌のストーリーテラーと言われるBUMP OF CHICKEN(バンプオブチキン)です。作詞・作曲はBUMP OF CHICKENの歌手兼ギタリスト藤原基央です。血界戦線第2話~11話のOPにBUMP OF CHICKENの「Hello,world!」が起用されました。最終話である12話は、混沌としたヘルサレムズ・ロットのラストシーンを盛り上げるため、OP曲が挿入歌として利用されています。

「Hello,world!」の歌手はBUMP OF CHICKEN

血界戦線第1期OPを担当したBUMP OF CHICKENは、言わずと知れた日本を代表するバンドです。BUMP OF CHICKENは2000年のメジャーデビュー以来、数々の名曲を産みだしてきましたが、アニメの主題歌も多く手掛けていることは有名です。

GRANBLUE FANTASY The Animationの「GO」や、3月のライオンの「アンサー」「ファイター」、ONE PIECE THE MOVIE デッドエンドの冒険の「sailing day」、テイルズ オブ ジ アビスの「カルマ」など、数々の人気アニメの主題歌を手がけています。メンバー4人は全員幼稚園からの幼なじみで、全員同じ1979年生まれとのことです。

2000年にデビューし、2001年の2ndシングル「天体観測」が大ヒット、この後2003年に「ロストマン/sailing day」、2005年の「プラネタリウム」「supernova/カルマ」と、次々とヒットを飛ばします。バンド名のBUMP OF CHICKENとは「弱者の反撃」という意味が込められており、血界戦線のレオナルドの戦いにピッタリともいえます。元々BUMP OF CHICKENのメンバー全員が、この血界戦線のファンだったそうです。

OP主題歌のオファーがあった際は、超過密スケジュールにも関わらず、二つ返事で受けたとのことでした。BUMP OF CHICKENのベーシスト・直井由文は、特に血界戦線に深い思い入れがあったというエピソードも残っています。血界戦線の第1期アニメの監督・松本理恵は、BUMP OF CHICKENのライブに通っていたそうで、ライブを聴きながら血界戦線の世界観をBUMP OF CHICKENなら表現できると想像したのかもしれません。

「Hello,world!」の歌詞

血界戦線第1期OP「Hello,world!」は、血界戦線のためにBUMP OF CHICKENが書き下ろした曲です。BUMP OF CHICKEN全員が血界戦線原作のファンというだけに、何気ない日常を描いたような静かなイントロや、サビのフレーズである「ハロー どうも 僕はここ」という叫びは、血界戦線の世界観を見事に表現しています。

平凡な日常から突如非日常の世界に放り込まれ、混沌の中で迷いながら生きている主人公レオナルドの心の声のようでもあります。歌詞も、BUMP OF CHICKENのメンバーたちのリアルな気持ちを言葉にしたもので、不安定なレオナルドの立場を代弁したような作品となっています。

朝日が昇り「ヘルサレムズ・ロット」の街を静かに照らし、レオナルドのいつもの日常が、実はほとんど非日常という、ふり幅の大きな血界戦線の世界が曲調にもよく表れています。

「Hello,world!」の魅力

血界戦線OP曲「Hello,world!」の魅力といえば、なんといってもBUMP OF CHICKENらしさがでているその曲調です。血界戦線のこれから始まる物語を期待させる、インパクトある魅力的な曲に仕上がっています。レオナルドの立場になったつもりで聴いてみると、さらにその味わいが増すというファンもいます。

「Hello,world!」のCD情報

BUMP OF CHICKENの歌う血界戦線OP「Hello,world!」のCDは、カップリングが染谷将太主演の映画「寄生獣 完結編」の主題歌である「コロニー」です。どちらも人気漫画のアニメ化、実写映画化作品の主題歌という、超豪華カップリングとなっています。

血界戦線1期のED「シュガーソングとビターステップ」

「シュガーソングとビターステップ」の動画

血界戦線1期のED「シュガーソングとビターステップ」は、血界戦線のために書き下ろされた曲です。軽快な音楽に合わせて、血界戦線のキャラクターたちがそれぞれの個性に合わせたダンスを披露する、見ていて楽しい気分になる動画となっています。
 

「シュガーソングとビターステップ」の歌手はユニゾン

血界戦線1期のED「シュガーソングとビターステップ」の歌手はUNISON SQUARE GARDEN、通称「ユニゾン」です。ユニゾンは2014年に結成・活動スタートした男性3人によるロックバンドで、これまでもTIGER & BUNNYのOP「オリオンをなぞる」や、夜桜四重奏 〜ハナノウタ〜のOP「桜のあと (all quartets lead to the?)」など、アニメの主題歌も担当している人気バンドです。

「シュガーソングとビターステップ」の歌詞

ユニゾンの歌うED曲「シュガーソングとビターステップ」血界戦線の非日常な日常風景と、その現実世界とのギャップが歌詞にこめられているそうです。一番最初の歌詞「超天変地異みたいな狂騒にも慣れて」は、血界戦線のヘルサレムズ・ロットという街を的確に表現していると言われます。

ユニゾンの「シュガーソングとビターステップ」の歌詞の「甘くて苦くて目が回りそう」というサビのフレーズは、異界の住人や結社の構成員たちとの非日常に振り回される主人公レオナルドの気持ちをリアルに表しています。怒涛の非日常を日常としながらも、なんとか楽しく生きている、そんな歌詞がポップな曲調に乗せられています。

「シュガーソングとビターステップ」の魅力

血界戦線1期のユニゾンスクエアガーデンの歌うED曲「シュガーソングとビターステップ」では、血界戦線の登場人物たちがドレスアップし、曲に合わせて、それぞれ思うがままに楽しそうに踊る映像が話題になりました。

ストーリーでは特に一緒に行動することがないキャラクター同士が仲良くダンスをしたり、ストーリーの中では見られない表情や、それぞれの個性に合わせたダンスが見られるのが人気のポイントです。何度も何度も見たくなってしまう、そんな無限ループの魅力にあふれたEDと言われています。

「シュガーソングとビターステップ」のパロディ動画も人気

血界戦線1期のユニゾンの歌うED曲「シュガーソングとビターステップ」に合わせて、パロディ動画がたくさんネットに投稿されたことが話題になりました。NARUTOなどの人気アニメのキャラクターで全く同じ動きの動画を作ったり、実際の人間がコスプレして躍るという動画など、原作者の内藤泰弘も感動したという多くのパロディ動画が生まれました。

血界戦線2期のOP「fake town baby」

「fake town baby」の動画

血界戦線2期のOP「fake town baby」は、第1期EDを担当したUNISON SQUARE GARDENが歌っています。第1期EDと同じく、血界戦線のアニメのために書き下ろされた楽曲です。

「fake town baby」の歌手はユニゾン

「fake town baby」を作詞・作曲したのはUNISON SQUARE GARDENのボーカルでありベースの田淵智也です。田淵智也は、アニメ第1期最終回のヘルサレムズ・ロットの雰囲気を見て、混沌と異形の絡み合うどうしようもない街ヘルサレムズ・ロットで鳴っていてほしいという曲をイメージして、この「fake town baby」を作ったとのことでした。

「fake town baby」の歌詞

fake townという名前が、すでにヘルサレムズ・ロットを体現しているこの曲は、「どうしようもない街だから、どうしようもなく生きようじゃないか」という田淵智也の血界戦線に抱く世界観が込められています。こんなどうしようもない街だけど、こんなのもありでとにかく楽しもうとあっけらかんと受け止める歌なのです。

「fake town baby」の魅力

第1期EDのポップで楽しいダンスミュージックとはガラッと趣を変えて、第2期OPは血界戦線の舞台ヘルサレムズ・ロットにふさわしいパンチのあるロックに仕上がっています。第1期ED「シュガーソングとビターステップ」がキャラクターの魅力に迫る歌であるとすれば、第2期OP「fake town baby」は、血界戦線の世界観とヘルサレムズ・ロットという街の空気を意識した曲と言われているようです。

「fake town baby」のCD情報

「fake town baby」は、2017年11月にリリースされたUNISON SQUARE GARDEN13枚目のシングルです。CDジャケットは、「ペンローズの階段」やエッシャーの「上昇と下降」がモチーフとなった画像となっています。

血界戦線2期のED「ステップアップLOVE」

「ステップアップLOVE」の動画

第2期「血界戦線 & BEYOND」のED「ステップアップLOVE」では、MVが注目されています。チップチューンな音楽に乗せて、DAOKOとバックダンサーにダンスカンパニー・ELEVENPLAY、対して岡村靖幸がキレのあるダンスでバトルをするMVは、ストーリーを感じさせる内容で、つい何度も見たくなってしまう出来です。

「ステップアップLOVE」の歌手はDAOKO×岡村靖幸

DAOKOといえば、2018年紅白歌合戦にも出場した「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」の主題歌「打上花火」を、DAOKO×米津玄師でタッグを組んで歌ったことで有名です。「ステップアップLOVE」では、シンガーソングダンサー岡村靖幸がプロデュースしたコラボ曲となっています。

「ステップアップLOVE」の歌詞

第2期「血界戦線 & BEYOND」のEDとなった「ステップアップLOVE」は、岡村靖幸プロデュースで、作曲を岡村靖幸、歌詞をDAOKOが担当しています。

「ステップアップLOVE」の魅力

「ステップアップLOVE」の魅力はなんといってもそのMVです。前述にもありましたが、DAOKOと岡村靖幸のダンスバトルが圧巻です。ダンスの振り付けは、星野源の「恋ダンス」やPerfumeの振り付けで有名なMIKOTOが担当しています。DAOKOのバックダンサーとして登場するのは、ダンスカンパニー・ELEVENPLAYです。

Thumb血界戦線のチェイン・皇の可愛い魅力を紹介!スティーブンとの関係は? | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

血界戦線のOPの歌手や歌詞まとめ

人気アニメ「血界戦線」、第2期「血界戦線 & BEYOND」のOPやEDを、動画やアーティスト情報とともにその魅力をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか?現在も原作「血界戦線 Back 2 Back」がジャンプSQ.RISEで連載中です。アニメ第3期の制作があるかは今のところ未定ですが、次回作もクオリティの高いOP・EDが期待されています。

関連するまとめ

人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ