ナウシカの「ランランララ」の曲名は?歌手の麻衣は久石譲の娘?怖いという感想も

風の谷のナウシカで度々登場する「ランランララ」というメロディーが特徴の曲。「怖い」「不安になる」といた声も上がるこの曲ですが、『王蟲との交流』『ナウシカレクイエム』という2つの曲名があるのはご存じでしょうか?こちらの記事ではそんな「ランランララ」のメロディーで有名なこの2曲の違いや曲を歌っている久石譲さんの娘・麻衣さんについて解説しています。またこの曲に対してのネットの感想も紹介しているので、宮崎駿監督ファンの人や風の谷のナウシカが好きな人はぜひチェックしてみてください!

ナウシカの「ランランララ」の曲名は?歌手の麻衣は久石譲の娘?怖いという感想ものイメージ

目次

  1. 風の谷のナウシカとは?
  2. 風の谷のナウシカの「ランランララ」の曲名は2つある?
  3. 風の谷のナウシカの「ランランララ」の歌手の麻衣は久石譲の娘?
  4. 風の谷のナウシカの「ランランララ」の曲の原曲
  5. 風の谷のナウシカの「ランランララ」の曲は怖い?感想や評価を紹介
  6. 風の谷のナウシカの「ランランララ」の曲まとめ

風の谷のナウシカとは?

風の谷のナウシカの概要

こちらの記事でご紹介する『風の谷のナウシカ』は1984年に劇場公開された宮崎駿(みやざきはやお)監督のアニメ―ション映画。風の谷のナウシカは宮崎駿監督が描いた漫画が原作となっており、アニメ情報誌『アニメージュ』に連載していたものを、宮崎駿監督本人が映画監督として作成した作品です。原作漫画は1700万部以上を売り上げ、日本のみならず海外でも出版されています。

風の谷のナウシカの物語は戦争によって科学文明が衰退した世界が舞台となっており、主人公・ナウシカの人と自然のあり方を追い求める姿が描かれています。映画版・風の谷のナウシカは原作漫画の一部を抜粋して作られ、映画の物語のその後は原作漫画にて描かれています。

風の谷のナウシカのあらすじ

人類の大規模戦争によって荒廃した世界。人々は腐海と呼ばれる猛毒を生み出す森と巨大な蟲に怯え生活していました。しかし、風の谷を治める族長の娘・ナウシカは蟲たちと共存できる未来を追い求めます。そんなある日、ナウシカは風の谷に墜落した船に搭乗していた王女から「巨神兵」という兵器を操ることができる石を受け取ります。そしてその石を奪おうとするトルメキア軍のクシャナ王女と対峙していくことになるのでした。

風の谷のナウシカ - スタジオジブリ|STUDIO GHIBLI

風の谷のナウシカの「ランランララ」の曲名は2つある?

「ランランララ」の曲名①王蟲(オーム)との交流

「ランランララ」のフレーズで、風の谷のナウシカの物語の中で特に耳に残ると話題のこの曲。「ランランララ」と口ずさめば多くの人が「あの曲だ!」と分かるほどの名曲となりましたが、この「ランランララ」というメロディーが特徴的なこの曲の名前はご存じでしょうか?

この「ランランララ」の曲は『王蟲との交流』と『ナウシカレクイエム』という2つの名前となっており、メロディーは両者ともほぼ同じものとなっています。では何が違うのかというと、流れたシーンの場面によって曲調が若干変わっています。それに合わせ曲名もそれぞれ別々のものがつけられました。『王蟲との交流』は、ナウシカが子ども時代に王蟲をかばう名シーンで流れ、心なしか暗く怖い感じのする曲となっています。

「ランランララ」の曲名②ナウシカレクイエム

風の谷のナウシカの「ランランララ」の曲名2つ目は『ナウシカレクイエム』。『王蟲との交流』は子ども時代のナウシカが庇っていた王蟲を無理矢理連れて行かれてしまうシーンで流れ、その印象も相まって怖いイメージが定着しています。一方、『ナウシカレクイエム』は物語のラストで王蟲達がナウシカを生き返らせるシーンで流れている曲で、『王蟲との交流』よりも若干明るい曲調となっています。

「ランランララ」のメロディーは『王蟲との交流』『ナウシカレクイエム』両方とも殆ど同じものとなっていますが、より不気味さを感じさせる方の「ランランララ」が『王蟲との交流』、王蟲との交流よりも明るく神秘的なイメージの「ランランララ」が『ナウシカレクイエム』と覚えるとわかりやすいかもしれません。

ナウシカレクイエムは怖い曲として広まっている?

風の谷のナウシカの曲の中でも、印象に残る『王蟲との交流』と『ナウシカレクイエム』。物語の重要なシーンで流れるこの2曲ですが、世間では"怖い"というイメージが定着しているようです。バラエティ番組でも何か不吉な出来事が起きる前に流されたり、予想もできないようなことが起こった時にかかる曲として使われる傾向があります。

また曲名の『ナウシカレクイエム』の"レクイエム"とは、日本語に訳すと"鎮魂歌"という言葉になり、「死者の霊を鎮めるための歌」という意味となっています。そういった名前の由来も、『王蟲との交流』『ナウシカレクイエム』に対して"怖い"というイメージが定着する理由の1つと考えられます。

Thumb風の谷のナウシカで安田成美の歌が作中で使われない理由!都市伝説まとめ | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

風の谷のナウシカの「ランランララ」の歌手の麻衣は久石譲の娘?

「ランランララ」の曲を歌うのは久石譲の娘の麻衣

子どもの声で「ランランララ」と歌われている『王蟲との交流』と『ナウシカレクイエム』。この曲のボーカルを担当しているのは、風の谷のナウシカを始めとする多くの宮崎駿監督作品の音楽を手がけてきた久石譲(ひさいしじょう)さんの娘・麻衣(まい)さんです。

久石譲さんは、この曲をボーイソプラノで収録しようと考えていたそうですが、当時4歳だった娘の麻衣さんにこの曲を歌わせてみたところ、よく録れていたため麻衣さんの歌声での起用が決まったそうです。まだ幼い子だと音程が合わないことも多いですが、麻衣さんは父親が音楽家ということや、ピアノを習っていたこともあり、子どもながら正確な歌声で録れたと言われています。

久石譲の娘の麻衣はその後成長してプロの歌手になった?

風の谷のナウシカの「ランランララ」の曲の歌手として活躍した久石譲さんの娘・麻衣さん。風の谷のナウシカの「ランランララ」を歌っていた時には正式な歌手活動はされていませんでしたが、6歳の時にNHK東京児童合唱団に入団しました。その後もコーラスグループに所属したり、作曲活動やライブも行うようになっていきました。

麻衣さんの有名な参加作品には『ハリーポッターと死の秘宝 Part 2』のオープニング曲や、劇中歌「リリーのテーマ」のボーカルなどがあります。他にもドラマ『ハンチョウ〜警視庁安積班〜』の挿入歌「IN MISERY」やゲーム『二ノ国』の「心のかけら」「希望の未来」など、様々な作品に参加されています。現在は父親の久石譲さんと同じく作曲をしたり、シンガーソングライターとして音楽活動をされています。

Thumb【風の谷のナウシカ】ナウシカの年齢設定は何歳?登場人物の年齢も一覧で紹介 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

風の谷のナウシカの「ランランララ」の曲の原曲

「ランランララ」の曲の原曲は「遠い日々」

「ランランララ」という耳に残るメロディーで話題となった『王蟲との交流』と『ナウシカレクイエム』ですが、この2曲は『遠い日々』という楽曲が元となっています。『王蟲との交流』は怖いイメージがあり、『ナウシカレクイエム』は神秘的なイメージの曲ですが、『遠い日々』はナウシカレクイエムよりも更に明るい印象をうける曲調となっています。

『遠い日々』も『王蟲との交流』と『ナウシカレクイエム』と同じように「ランランララ」というメロディーで歌われている曲ですが、『遠い日々』の歌手は久石譲さんの娘・麻衣さんではなく、大人の女性が担当しています。

「ランランララ」の曲の原曲「遠い日々」のボーカルは誰?

風の谷のナウシカの「ランランララ」のメロディーが印象的な『王蟲との交流』『ナウシカレクイエム』の原曲『遠い日々』。こちらの楽曲は"大人の女性の声"ということのみ判明しており、誰が歌ったのかは公表されていません。ナウシカファンの間では「風の谷のナウシカで音楽に携わった無名シンガー」「麻衣さんのような久石譲さんの身近な人物」といった予想が出ていますが、その真偽は未だ明かされていません。

Thumb【風の谷のナウシカ】原作漫画の最後をネタバレ!映画では描かれなかった結末とは? | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

風の谷のナウシカの「ランランララ」の曲は怖い?感想や評価を紹介

ナウシカレクイエムは名曲だけどちょっと怖い

風の谷のナウシカを実際に見たことのない人でも1度は耳にしたことがあるであろう『ナウシカレクイエム』。蘇ったナウシカが王蟲の触手の上を歩く名シーンで流れていますが、「子どもの幼い歌声が相まってなんだか不気味」という声もあがっています。

テレビのバラエティ番組など、風の谷のナウシカの作品以外で流れる際には、誰かに良くない出来事が降りかかるシーンや、出演者が衝撃を受けた時に使われることも多いため、ナウシカレクイエムに"怖い"というイメージを持っている視聴者も少なくないようです。

ナウシカレクイエムは楽器演奏でも人気の一曲

宮崎駿監督の映画作品で必ずと言っていいほど起用されている音楽家・久石譲さんの名曲たち。その楽曲は様々な楽器の楽譜としても登場しています。アレンジも様々なバージョンがあり、原曲とはまたひと味違った印象の曲になっているバージョンもあります。「怖い」という意見も多い『ナウシカレクイエム』と『王蟲との交流』ですが、楽譜次第ではそんな怖さを感じさせない演奏ができるものがあるかもしれません。

一度思い出すと止まらないナウシカレクイエム

「ランランララ」と口ずさみやすいメロディーのナウシカレクイエム。風の谷のナウシカが公開された当時4歳だった麻衣さんが歌い上げたこの曲は、老若男女問わず様々な年代の人が覚えやすい曲となっています。そのため「一度思い出すと止まらなくなる」といった中毒症状を起こしている人も多い曲となっています。

Thumb【風の谷のナウシカ】巨神兵のビームの名前と威力は?強さ・戦闘力を考察 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

風の谷のナウシカの「ランランララ」の曲まとめ

以上、風の谷のナウシカに登場する「ランランララ」の歌の曲名や歌手についてご紹介してきました。元になった原曲は久石譲さんの『遠い日々』という曲でメロディーも同じものを使っていますが、作中のシーンに合わせたアレンジによって『王蟲との交流』『ナウシカレクイエム』の2つの曲名に分かれています。「怖い」という声も多いこの曲ですが、風の谷のナウシカを語る上で外せない名曲の1つです。

関連するまとめ

新着一覧

最近公開されたまとめ