2021年05月16日公開
2021年05月16日更新
【風の谷のナウシカ】「青き衣」の言い伝えは映画と原作で違う?セリフや意味を考察
30年以上も愛され続けている不朽の名作「風の谷のナウシカ」は、スタジオジブリ作品の中でも屈指の人気を誇っています。ここでは、風の谷のナウシカに登場する、大ババ様のセリフにある言い伝えについて、詳しく紹介します。大ババ様の「言い伝え」のセリフは、映画版と原作漫画版では少し言い回しが違っています。風の谷のナウシカの言い伝えのセリフや意味を考察して紹介していきます。
目次
風の谷のナウシカとは?
風の谷のナウシカの概要
風の谷のナウシカとは、1984年に劇場公開されスタジオジブリの代表作となった人気長編アニメーション作品です。ここでは風の谷のナウシカに登場する、「青き衣」の言い伝えについて詳しく紹介していきます。まず、風の谷のナウシカの作品概要を紹介します。風の谷のナウシカは、スタジオジブリの監督として著名な宮崎駿が監督を務めた長編アニメーション作品で、原作も宮崎駿が描いた漫画作品となっています。
宮崎駿は雑誌・アニメージュで漫画版風の谷のナウシカを連載しており、制作会社トップクラフトが映像化しています。風の谷のナウシカはトップクラフトが制作した作品なのですが、このトップクラフトには後にスタジオジブリのメインとなるスタッフが外っており、その為風の谷のナウシカは「スタジオジブリ作品」として認知されるようになっていきました。
劇場版風の谷のナウシカでは、原作漫画の前半部分までしか映像化されていません。そのため、劇場版と漫画版では、ストーリーの展開や登場キャラクター、ラストの結末が異なっています。劇場版にも原作漫画にも、「青き衣」の言い伝えの描写は登場しています。人気作品風の谷のナウシカに登場する、言い伝えのシーンの映画と原作との違いなどを詳しく紹介し、大ババ様のセリフの意味などを考察していきます。
風の谷のナウシカのあらすじ
出典: https://ciatr.jp
風の谷のナウシカのあらすじを紹介していきます。風の谷のナウシカの世界では、腐海と呼ばれる毒の胞子を飛ばす森に覆われて、人々は住む場所を追われていました。ナウシカは海風に守られている「風の谷」で暮らす少女で、民から慕われている姫でもありました。ナウシカ達は平和に暮らしていましたが、ある時大国トルメキアの船が風の谷に墜落し、大きな戦いに巻き込まれてしまいます。
風の谷のナウシカの「青き衣」の言い伝えとは?映画と原作で違う?
「青き衣」の言い伝えのセリフとは?
出典: https://note.com
「青き衣」の言い伝えのセリフとは、風の谷のナウシカという作品にとって、とても重要な意味を持つセリフです。風の谷のナウシカという作品は、映画版と原作漫画でストーリー展開や結末が異なっています。その為、この重要な「青き衣」の言い伝えのセリフも、映画版と漫画版では違った場面で登場しています。ここでは、映画版と漫画版の「青き衣」のセリフの違いを説明していきます。
映画版での「青き衣」の言い伝え
「青き衣」の言い伝えのセリフは、映画版風の谷のナウシカ作中に登場する大ババ様というキャラクターのセリフでした。映画版風の谷のナウシカでは、大ババ様のこの言い伝えのセリフは、ストーリーの序盤に登場しています。大ババ様はナウシカに説明するようにこの言い伝えのセリフを語っており、ナウシカが一緒にセリフを言うというシーンとなっていました。
風の谷の人々に長い歴史の中で伝えられてきた言い伝えで、風の谷の長老である女性「大ババ様」が語り継いできたものでもありました。風の谷の人々は、この「青き衣」の人物が人々を導いてくれると信じていました。風の谷のナウシカのストーリー後半で、実はこの言い伝えの人物がナウシカであると判明します。ナウシカは戦争に巻き込まれながらも、懸命に人々の為に戦っていきます。
ナウシカのストーリーの後半では、王蟲の子供を囮に使って王蟲の大群の暴走が引き起こされてしまいます。ナウシカは王蟲の暴走を止めるため、王蟲の大群の前に降り立ちました。群れに子供を返したナウシカでしたが、暴走は止まらず王蟲達の群れと激突してしまいます。王蟲の大群に飲み込まれていったナウシカは、命を落としてしまったと思われました。
風の谷の民たちは、ナウシカが死んでしまったと思い悲しみました。しかし、その後すぐに王蟲達の目の色が青く変わっていき、暴走が止まったのでした。ナウシカは王蟲の伸ばす触手で傷を癒され、蘇ります。王蟲達の伸ばす触手は金色の野原のように見え、青い服を着たナウシカがその上を歩きます。この情景はまさに言い伝えにあった青き衣の人物に思われれ、大ババ様はナウシカが「青き衣の者」だと確信するのでした。
原作での「青き衣」の言い伝え
出典: https://ciatr.jp
風の谷のナウシカの映画版と漫画版では、言い伝えのセリフを話す人物も異なっています。映画版では、このセリフは風の谷の長老・大ババ様のセリフでした。一方、漫画版では映画版には登場しない「僧正」というキャラクターが言い伝えのセリフを話しています。言い伝えのセリフが登場した場面も少し違っており、傷を負ったナウシカを王蟲が癒し、それを見た僧正がこのセリフを言っていました。
風の谷のナウシカの「青き衣」の言い伝えを言う大ババ様の声優
京田尚子のプロフィール
風の谷のナウシカに登場し、「青き衣」の言い伝えのセリフを言った大ババ様の声優情報を紹介していきます。大ババ様で印象深い演技を披露した声優は、京田尚子です。京田尚子は1935年生まれ東京都出身の女性声優・女優です。デビューしてすぐは斎藤尚子という芸名で活動していました。現在は東京俳優生活協同組合に所属しています。
京田尚子の主な出演作品
京田尚子の主な出演作品を紹介していきます。京田尚子の主な出演作には、ハクション大魔王のシャックリ、タイムボカンのワルジョ、ペリーヌ物語のブルトヌー夫人、エスパー魔美の陰木婦人、私のあしながおじさんのエリザ・センプル、シャーマンキングの麻倉木乃、無限の住人の八百比丘尼、はなかっぱのアジェガ、ポケットモンスター XYのハンナなどがあります。
風の谷のナウシカの「青き衣」の言い伝えに関する感想や評価
「その者青き衣をまといて金色の野に降りたつべし」
— リーフ🌿@チビクエ (@leaf610_green) May 7, 2021
ナウシカ好き
風の谷のナウシカに登場する、「青き衣」の言い伝えに関する感想や評価を紹介していきます。風の谷のナウシカに登場する言い伝えのセリフは、風の谷のナウシカのストーリーを象徴するような名言であり、とても印象深いものでした。その為、風の谷のナウシカが好きなファンの間でも、とても人気のある言葉となっています。風の谷のナウシカを語る上では欠かせない重要なセリフとなっていました。
おはようございます
— とし (@Cz5ezmXbbk9F5Hs) January 4, 2019
昨晩は久しぶりでナウシカ見た。
この話は深い。
結局は人間の欲が最大の敵って話。
最後 古の言い伝えとオームの触手の上でのナウシカが重なるシーンは何度見ても震える。
久しぶりでカリオストロの城 ラピュタ 紅の豚 この辺も見たくなった。
風の谷のナウシカのストーリーの序盤に登場した、「青き衣」の言い伝えのシーン。人々が言い伝えを語り継いでおり、また「青き衣」の人物の伝承を大切にしている事が良く分かります。風の谷のナウシカの世界観が良く表れた言い伝えのシーンでもありますが、この言い伝えがラストシーンに結びついていく所が非常に感動するとの評価もありました。
風の谷のナウシカは、スタジオジブリ作品の中でも屈指の人気を誇っていますが、この言い伝えの真相に触れるラストシーンも高い評価を獲得していました。大ババ様の語った言い伝えのシーンに登場する「青き衣」の人物を、ラストシーンでは大ババ様が子供達から伝えられ目撃する事となります。
その者、青き衣を纏いて金色の野に降り立つべしの伝説は誰もが男性だと思っていたのに王蟲の体液を浴びて服の色が変わったナウシカ(女性)だったっていうのが…泣
— ᎩᏬᎷᏋᎷᎥᎴᎧᏒᎥ🥤 (@super_optimism) May 11, 2021
姫姉さま最高やな…
(以前ジブリキャラ診断したらもののけ姫のサンだった人)
風の谷のナウシカに登場する「青き衣」の言い伝えですが、主人公であるナウシカがその人だったと判明します。この描写が出てくる風の谷のナウシカのラストシーンは、とても感動的なものとなっていました。風の谷で語られてきた伝承の「青き衣」の人物は、想像のシーンにもあるように「男性」と思われていました。そんな伝説の人物が女性であるナウシカだった所が良かったとの感想も見られていました。
風の谷のナウシカの「青き衣」の言い伝えまとめ
ここでは、スタジオジブリの人気作品・風の谷のナウシカに登場する「青き衣」の言い伝えについてまとめました。「青き衣」の言い伝えは、風の谷のナウシカに登場する主人公・ナウシカ達の集落「風の谷」で語り継がれてきた言い伝えで、大ババ様と言う長老が伝えてきたものでした。言い伝えのシーンは風の谷のナウシカの序盤に出てきますが、ラストシーンの展開に繋がっていく重要なものでした。
「青き衣」の言い伝えのシーンは、風の谷のナウシカを語る上で欠かせない要素でした。映画版風の谷のナウシカでは、大ババ様がこの言い伝えを教えるシーンがありましたが、原作漫画版では大ババ様ではなく「僧正」という人物が言ったセリフとして登場しています。是非、風の谷のナウシカをチェックして、印象深い「青き衣」の言い伝えのシーンに注目して見て下さい。