【ヒロアカ】ラブラバの声優はだれ？個性やジェントル・クリミナルとの関係は？

ラブラバとは堀越耕平原作の漫画作品「僕のヒーローアカデミア」、略して「ヒロアカ」に登場する女の子。本名は相場愛美（あいばまなみ）といいます。機械に強く、特にハッキングの能力に長けており、愛するジェントルを有名人にするため動画編集の手伝いをしています。

ジェントルが行っているのは犯罪行為や迷惑行為なのですが、ジェントルに心底惚れこんでいるラブラバはそれも承知で彼を手伝っています。そんなラブラバとは一体どんなキャラで、どんな個性の持ち主なのか、など、アニメの声優情報や名言などを含めてご紹介していきます。

「僕のヒーローアカデミア」とは堀越耕平原作の漫画作品で、雑誌「週刊少年ジャンプ」の2014年の32号より連載しています。略してヒロアカという名前でも親しまれるこの漫画は2021年4月現在も連載が続いており、2021年の4月時点で全世界累計発行部数が5000万を突破する人気作品となっています。

ヒロアカは2016年4月からアニメ化もされ、既に4期までが放送済み。2021年3月からは5期がスタートしています。アニメは基本的に原作に忠実に作られていますが、一部アニメオリジナルストーリーなども含まれています。2018年にはアニメ劇場版「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE 〜2人の英雄〜」も公開されました。

ヒロアカの舞台は作中では「個性」と呼ばれる超能力を持つ人々が人口の８割を占める超人社会となった世界です。ヒロアカの世界では個性を悪用する者と、彼らを取り締まろうとする者がおり、悪事を働く者をヴィラン、彼らを取り締まる者をヒーローと呼んでいます。

作者の堀越はヒーローのかっこよさは「戦闘じゃなくて人を救うこと」を語っており、主人公の緑谷出久は彼の思いを体現したキャラクターとなっています。ヒロアカに登場するキャラはヴィラン側もヒーロー側も1人1人が信念を持っており、奥深いストーリーに加え、個性的なキャラクターの心の動きや成長も魅力的な作品です。

人類に個性というものが誕生して以来、多くの人が個性を使えるようになった時代。主人公の緑谷出久は個性を持たない無個性の少年でした。周囲にバカにされ、落ちこぼれだった出久ですが憧れのナンバーワンヒーローオールマイトに出会ったことで彼のヒーローへの道が始まります。個性あふれる時代に無個性の少年。そんな緑谷出久がトップヒーローになるまでの物語が「僕のヒーローアカデミア」です。

本名は相場愛美で、ラブラバというのはジェントルがつけたコードネームになります。身長は111センチと小柄、ツインテールに大きな目と見た目は幼い子供のようですが、年齢は21歳。血液型はB型で誕生日は2月14日です。

ジェントルの動画の撮影、編集など動画に関する仕事を一手に引き受けています。ハッキングが得意で侵入の際にセキュリティを解除するなど、システムに関する仕事をこなすのもラブラバの役目です。

非常に愛情深い性格です。愛情深さが度を過ぎて過去には辛い思いをしたこともありますが、現在はジェントル一筋でラブラバのことを受け入れてくれたジェントルのために人生を捧げています。ジェントルへの愛が強すぎるが故に犯罪行為に加担していますが、良識的な考えの持ち主でもあります。

ラブラバは非常に愛情深い性格であることをご紹介しましたが、この性格が悪い方へ作用してしまい、過去に深い傷を負っています。それは彼女が中学校1年生の頃。好きな男の子にラブレターを送ったのですが、彼への書き綴った分厚いラブレターを送ったことでストーカー扱いをされてしまい、大きなショックを受けます。

それ以来、人を信じず引きこもりに近い生活を送っており、一時は自殺も考えていたようです。しかし、そんな生活を送っていた或る日。彼女の目がジェントルの動画に留まります。ジェントルの動画を見て彼の大ファンとなってしまったラブラバは持ち前のハッキング能力でジェントルの住所を割り出し、手伝いをしたいと押しかけたのです。

ラブラバの熱意に粗相をしたジェントル、自分が犯罪行為に手を染めていることを理由に最初は手伝いを拒んでいました。しかし、ラブラバの熱意に根負けし、今では最高の相棒となっています。

そこからジェントルの動画再生数は飛躍的に伸び、アンチコメントばかり寄せられるものの良くも悪くも注目されるようになっていきました。警察にも目を付けられていますが、ラブラバの卓越したハッキングスキルと２人の個性で乗り切っている様です。

アニメでラブラバの声優を担当するのは、声優として活躍する堀江由衣です。声優・堀江由衣はほっちゃん、ゆいちゃんの愛称で親しまれており、声優だけではなく歌手としても活動しています。堀江由衣は声優ユニットAice5（アイス）のメンバーとしても活躍しています。

堀江由衣は1995年に声優専門誌『ボイスアニメージュ』の広告を見て、アーツビジョンの声優特待生新人オーディションを受け、特待生の1人に選抜されました。翌年にはSME・声優オーディションで、ナムコ賞を受賞、更に翌年の1997年にゲームから声優デビューを果たしています。

1998年には「鉄コミュニケイション」で声優としてテレビアニメ初主演。同時に主題歌も担当することとなり声優、歌手の両方で活躍するようになります。2000年の「ラブひな」のヒロイン、成瀬川なるにて声優として一躍有名となりました。

声優として、歌手としてライブ出演やツアーライブ開催もしており、2008年にアニソンライブイベント、通称アニサマに出場。2009年には「堀江由衣をめぐる冒険II」というツアーを声優としては4人目となる武道館での開催を実現しています。2010年には第4回声優アワードで助演女優賞を受賞も受賞するなど声優としての評価は高いようです。

堀江由衣は少女役を演じることが多いのですが、女性、少年役、と声優として幅広い演技力で高い評価を得ています。堀江由衣は声優として数多くの出演作品がありますので、以下に堀江由衣が声優を担当した作品をいくつかピックアップしてまとめてみました。

• 『シスター・プリンセス』咲耶
• 『ラブひな』成瀬川なる
• 『がくえんゆーとぴあ まなびストレート!』天宮学美
• 『Kanon』月宮あゆ
• 『とらドラ!』櫛枝実乃梨
• 『DOG DAYS』ミルヒオーレ・F・ビスコッティ
• 『魔法つかいプリキュア!』十六夜リコ／キュアマジカル
• 『化物語（シリーズ）』羽川翼
• 『フルーツバスケット』本田透

ハッキングが得意であることもラブラバの大きな特徴ですが、それとは別にラブラバ自身も個性を持っています。一体ラブラバの個性とは何なのか、そしてジェントルとの関係はどんな風なのか、ここからの記事でご紹介していきます。
 

ラブラバの個性は「愛」です。愛情深いラブラバらしい個性と言えそうです。この愛の能力ですが、愛する者に愛を告げることで対象を強化するという能力で、その度合いは愛の深さによります。また、追い詰められた状況ではその能力は更に跳ね上がります。

ラブラバの能力が発動時、２人はデクに追い詰められ危機的状況でした。ラブラバはジェントルのことを深く愛していたため、2つの条件が揃いジェントルの能力は数十倍にまで強化。デクと肉弾戦でやり合えるまで強くなりました。

ラブラバはジェントルのファン第一号です。動画を見て住所を割り出して押しかけてしまうくらいですから、その惚れこみっぷりは相当なものだったと言えるでしょう。

そんなラブラバをジェントルが受け入れてくれたことでラブラバの彼に対する愛情はもっと深まったと思われます。ラブラバはジェントルの一挙手一投足に大袈裟に感動し、作中でも発言に感動してひっくり返るシーンなどがあります。

2人で追い詰められた時は涙を流し、ジェントルのことを必死で守ろうとします。また、ジェントルもそんなラブラバを庇い、必死に助けようとします。2人は互いに深く強い愛情と絆で結ばれていることが良く分かるエピソードです。

ラブラバの個性「愛」ですが、弱点もあります。それは、制限時間が非常に短いこと、1日1回しか使えないこと、の2点です。長期戦には向かない能力のため、ここぞ、という時しか使うことはできません。普段は逃走用に使うことが多く、デクとの対戦時も最初はそのつもりでした。

しかし、デクの強さが予想をはるかに上回っていたために、能力を予想よりも早く使うこととなりました。結果的にはデクが勝利を収め2人は負けてしまうのですが、ラブラバは「私の愛が足りなかった」と嘆き、ジェントルは「君の想いが足りないなど誰が証明できよう」と互いを思い合っていました。

ここからはラブラバの名言、名セリフをご紹介します。ラブラバは人生をジェントルに捧げているのでジェントルに関わる台詞が多いです。その愛情の深さから思わずぐっとくるセリフなども。ここでは気になるセリフをいくつかピックアップしてご紹介します。

カメラとスマホを手にジェントルの再生数が伸び悩むことに憤りラブラバの一言です。ジェントルのやっていることは迷惑行為ばかりで、ファンはおろか、良い評価もつきません。初めは機械音痴のジェントルが１人で必死にやっていたため、再生数もスズメの涙だったようです。

ラブラバが来てから再生数は上がったものの、コメントはアンチコメントで荒れてばかり。ジェントルは世間が注目している、と前向きにとらえていますが、ラブラバはジェントルの素晴らしさが世間に伝わっていないことに納得がいかないようです。

ラブラバは雄英の生徒を心配しましたが、ジェントルの「侵入は警鐘であり、子どもたちを強くするもの」という発言に、ジェントルは雄英を憂いているのだ、と感激し、あっさりとその提案を受け入れてしまうのでした。

ジェントルが雄英に潜入するという動画を提案した時のラブラバの台詞です。雄英は度重なるヴィランからの襲撃により、世間からの信頼を失い批判の目を向けられている最中でした。もしここでジェントルが侵入してしまえば、雄英の信頼はがた落ちです。

ラブラバの個性、愛を使ってもジェントルはデクに勝つことはできませんでした。地面に伏すジェントルの元へラブラバが駆け寄ると、そこには敗北したジェントルの姿があり「逃げなさい」と言います。

ラブラバは泣き叫びながらデクをぽかぽかと殴ります。ジェントルといられることが最高の幸せであるラブラバにとって、彼と離れることは死に値するほどの出来事なのです。

ラブラバの想いを知るジェントルは、全てを受け入れて自主を申し出ました。その場にいたデクはジェントルの想いが自分のものと似ていることに気が付いたからか「少し揉めました」と告げたため、迷惑な動画投稿者と生徒が揉めた、程度の事態で収束したようです。その後、ジェントルにどんな処遇が下ったのかは不明となっています。

ヒロアカのアニメでは、ジェントルの声を声優の山寺宏一が担当しています。山寺宏一はベテラン声優として有名な人物であり、山寺宏一と堀江由衣の声優コンビが豪華だ、と話題になりました。堀江由衣は少年から少女まで幅広い演技で定評がある声優ですが、今回のラブラバは可愛いと評判でした。

ジェントルとラブラバの回は、社会からはみ出した２人という部分が多くのファンの共感を呼びました。この回へのファンからの期待も大きく、声優が堀江由衣と発表されたことで、どんな演技をするのか楽しみにしていたファンも大勢いたようです。

山寺宏一と堀江由衣の豪華声優コンビの登場は短く、勿体ない、という感想も寄せられました。2人のその後がどうなったのか気になっているファンも多く、後日談を望む声も見られます。原作もアニメもまた続くようですが、いつか2人が再登場する日も来るのでしょうか？

ラブラバのキャラクター情報について、ジェントルとの関係や、個性「愛」、声優の堀江由衣の情報をお届けしましたが、いかがだったでしょうか？この２人は出番が少ないながら、見る人の共感を呼ぶ部分が多く根強い人気があります。

元々ヒーロー科にいながら、成績が振るわず上手く自分の力をアピールすることができずに犯罪行為に走ったジェントル、自分の思いを受け入れて貰えず自分の殻に閉じこもってしまったラブラバ。どちらも社会の枠から外れてしまったものの、根はとても優しい2人です。

そんな2人の姿に、泣ける、という声が多く、どこか憎めないキャラとして多くのファンの印象に残っているようです。SNSやインターネット上には後日談を知りたい、という声や２人の再登場を望む声もありました。

原作では19巻から20巻、アニメでは第4期に登場しています。アニメ4期のEDにラブラバが登場しているので見逃した方はそちらも探してみてはいかがでしょうか？また、まだ見ていない方やラブラバが気になった方は、是非漫画、アニメをチェックしてみてください。