【エリアの騎士】荒木竜一のプロフィールやモデルは？名言・アニメ声優も紹介

エリアの騎士に登場する荒木竜一は、主人公の逢沢駆と同じ高校の先輩で世代別日本代表に選ばれる優秀なプレイヤーです。また、エリアの騎士のキーパーソンである逢沢傑と関係性が深いです。また、荒木竜一はかっこいいだけではなく、太る・ダイエットといったキーワードで検索されることが多い人気キャラクターです。今回は、そんな荒木竜一について紹介するのでチェックしてください。

エリアの騎士は伊賀大晃さんが原作、月山可也さんが作画のサッカー漫画で、2006年から2017年まで「週刊少年マガジン」で連載されました。主人公の逢沢駆と彼が所属する江ノ島高等学校サッカー部の物語がメインで描かれるほか、年代別の日本代表に招集されたエピソード、高校生ながらJリーグのチームの特別指定選手として活躍するエピソードが描かれます。

逢沢駆は天才と呼ばれる兄の逢沢傑とは違い、ハートの弱さというフォワードとしての致命的な欠点をもっています。しかし、兄の傑は駆の才能を認めていていました。あるとき2人は事故に巻き込まれます。そして、駆は傑の心臓を移植されたことにより一命をとりとめます。兄の死を乗り越えた駆は、江の島高校でサッカーをし全国大会を目指します。

荒木竜一は江の島高校で駆の1年上の先輩で、傑とは年代別代表で一緒にプレーしていました。江の島高校で背番号10をつけていて、ポジションはミッドフィルダーです。天才と呼ばれる傑に認められる優秀なプレイヤーですが、太りやすい体質が欠点です。作中において何度も太るシーンが描かれていて、そのたびにダイエットをします。

サッカー選手としてはテクニシャンタイプで、江の島高校では「王様」を自称し司令塔として活躍します。また、ノリがよく自由奔放な性格をしていて、駆が江の島高校に入学した時点では漫才研究会に所属していました。

駆が入学した江の島高校には、江の島高校サッカークラブと江の島高校フットボールクラブのふたつが存在していました。高校代表として出場できるのは1つのクラブだけで、この2チームが代表を争うという異常な状態でした。駆は江の島高校フットボールクラブに在籍、そして太っていてサッカーから離れていた荒木を説得しチームメイトになります。

江の島高校フットボールクラブと江の島高校サッカークラブの対決は熱戦となり、おたがいのチームが認め合うことになります。その結果、2つのクラブが合併して江の島高校サッカー部として活動することになりました。合併した江の島高校サッカー部は、攻撃的なフォーメーション・戦術で地区大会、全国大会を戦い抜きます。

エリアの騎士に登場する荒木竜一は自称「王様」で、チームを手足のように動かす司令塔の役割を果たします。また「魔術師(マジシャン)」と呼ばれるプレイヤーで、相手を翻弄するドリプルや意外性のあるパスが得意です。不摂生から太ることが多い荒木の弱点はスタミナ面でしたが、江の島高校サッカー部の岩城の厳しい特訓により心肺機能の強化に成功しました。

まず最初に紹介する荒木竜一の名言は「オ オレは10番だ! どんなにしんどくても…」です。これは、エリアの騎士33巻に掲載されている蹴球学園との対戦のときの名言です。蹴球学園は「ブラジルの至宝」「ロナウジーニョの再来」と呼ばれるレオナルド・シルバが所属するチームで、高校トップクラスのチームです。江の島高校は全国高校サッカー選手権決勝で蹴球学園と対戦、厳しい戦いを強いられます。

心が折れそうになるほどの厳しい場面でしたが、荒木は「オ オレは10番だ! どんなにしんどくても…」と歯を食いしばり王者蹴球学園に挑み続けました。サッカーにおいて10番は重要な番号で、チームの中心選手として頑張らなくてはいけないという荒木の気持ちが現れているシーンとして人気があります。

続いて紹介する荒木竜一の名言は「舞台はお前が自分で創れ 演出は俺がしてみせる…」です。これは、江の島高校フットボールクラブと江の島高校サッカークラブの代表決定戦のときの名言。1点差に追いついた荒木と駆、そこで荒木が駆にこのセリフを言い同点を目指します。まだFWとして自信を持てない駆をこの名言で鼓舞したとともに、結果的に2人でゴールに結びつけました。

エリアの騎士に登場するキャラクターは、モデルの選手がいると言われています。荒木竜一のモデルになったとされるのは、「イタリアの至宝」と呼ばれた世界的な名選手のロベルト・バッジョです。イタリア代表選手として3度のワールドカップに出場したほか、「ユヴェントス」「ACミラン」といった世界的なクラブチームの主力選手として長年活躍しました。

ロベルト・バッジョのプレイスタイルはファンタジスタと呼ばれるもので、優れたテクニックと予想できないパスやシュートで世界を魅了しました。エリアの騎士に登場する荒木竜一は、ロベルト・バッジョと同じファンタジスタタイプの選手なので、モデルで間違いないと言われています。

また、作中ではモデルが誰かということが言及されていないため、荒木竜一のモデルがロベルト・バッジョと確定しているわけではありません。そのため、モデルはポール・ガスコインではないかという声があるようです。ポール・ガスコインはロベルト・バッジョと同世代の選手で、イングランド代表のテクニシャンとして活躍しました。

太めの体型ながら高いテクニックでパス・シュートを繰り広げる姿は、太ることが多い荒木竜一と似ているという感想があります。

エリアの騎士で荒木竜一役を演じるのは石田彰さんです。石田彰さんは子供のころにガンダムを見たことで声優にあこがれたそうです。そんな石田彰さんは1990年にアニメ声優としてデビュー、そして2002年に「機動戦士ガンダムSEED」のアスラン・ザラ役を演じました。また、2007年の第1回声優アワードサブキャラクター賞男優部門を「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」アスラン・ザラ役で受賞している人気声優です。

石田彰さんは長年第一線で活躍している声優で、主な出演作品は「新世紀エヴァンゲリオンシリーズ」の渚カヲル役、「ケロロ軍曹」のサブロー役、「戦国BASARAシリーズ」の竹中半兵衛訳などがあります。

荒木竜一のかっこいい魅力の一つは、逢沢駆との関係です。逢沢駆は兄の傑にストライカーとしての才能があると言われていましたが、本人はその自信がありませんでした。また、チームメイトにケガをさせたトラウマから長期間のスランプに陥ります。そんな駆とコンビを組むのが荒木竜一で、2人のコンビは得点を量産し江の島高校サッカー部が勝ち抜く原動力になりました。

荒木竜一は天才肌のプレイヤーで、試合シーンでは痩せている姿のことが多いです。しかし気を抜くとすぐに太る体質で、作中ではなんども太る、そしてダイエットを繰り返します。太る体質の荒木竜一はそれが原因なのかスタミナ不足が欠点でしたが、猛特訓の末に克服しています。また、ダイエットができていない段階でプレイするシーンが描かれますが、天才肌なプレイは健在でした。

荒木竜一はエリアの騎士に登場するキャラクターのなかでもとくに人気があります。それは公式で行われた人気投票からわかります。荒木竜一は「エリアの騎士第1回キャラクター人気投票」で第3位、「エリアの騎士」第2回キャラクター人気投票」で第2位になっています。また、ベストイレブン投票ではミッドフィルダー部門で見事に1位に輝きました。このほか、ネット上でファンの間で行われた人気投票でも上位に入賞しています。

荒木竜一からダイエットを意識する方が多いようです。ネット上には、荒木竜一をきっかけにダイエットを成功させた方が複数います。

荒木竜一はエリアの騎士に登場するキャラクターのなかでもとくにテクニックがある選手とされています。そんな荒木竜一のプレイスタイルをみて「かっこいい」と感じる方が多いようです。

エリアの騎士の荒木竜一は太ったり痩せたりを繰り返します。痩せているときはかっこいいけど太っているときはコミカルという声があるほか、太っていてもかっこいいという声があります。

エリアの騎士の荒木竜一のかっこよさや声優、モデルといった情報について紹介しました。主人公の駆との関係や、王様として君臨するプレイスタイルが魅力たっぷりと評判です。荒木竜一に注目してエリアの騎士を視聴してみてはいかがでしょうか?