【のんのんびより】かずねえこと宮内一穂がかわいい！生徒よりもだらしない先生？

のんのんびよりは旭丘分校に通う生徒たちを中心に描かれる物語ですが、生徒たちだけではなくそれを取り巻く人物が魅力的に描かれています。そんなキャラクターのひとりが、旭丘分校の教師であるかずねえこと宮内一穂です。この記事ではかずねえこと宮内一穂の魅力やかわいい部分について紹介します。

のんのんびよりはあっとさんが描いた漫画で、KADOKAWAの「月刊コミックアライブ」の2009年11月号から2021年4月号まで連載されました。一話完結のほのぼのとした日常漫画で、田舎の学校に通う少女たちの日常生活が描かれている人気作品です。

2009年から連載スタートした「のんのんびより」は、2013年10月からアニメ版が放送されました。アニメ「のんのんびより」は人気となり、2015年に第2期の「のんのんびよりリピート」、2021年に第3期の「のんのんびよりのんすとっぷ」が放送されています。また、2018年には映画化され「劇場版のんのんびよりばけーしょん」が公開されました。

小学生5年生の一条蛍は、両親の都合で東京から引っ越しをして旭丘分校に転校しました。旭丘分校は全校生徒わずか5人の小中併設校で、蛍は東京の学校とあまりにも違う旭丘分校の様子に最初は戸惑います。しかし、一緒に学校に通う越谷姉妹や宮内れんげたちと仲良くなり、楽しい日常生活を送ります。

かずねえこと宮内一穂は旭丘分校の卒業生で教師をしており、年齢は24歳です。小学1年生の宮内れんげとは年齢差がありますが姉妹です。越谷小鞠・夏美姉妹にはかずねえと呼ばれていますが、れんげからは「ねえねえ」と呼ばれています。性格はとてもマイペースで、教師にも関わらず朝寝坊をして授業をすっぽかすことがしばしばあります。

ここからはかずねえのかわいい魅力について紹介します。まず最初に紹介する魅力は、授業中に居眠りしてしまう点です。学園ものや日常もので生徒が居眠りしてしまうシーンはたくさん描かれていますが、旭丘分校では生徒ではなく教師のかずねえがよく居眠りしています。そんなかずねえは、蛍が転校してきた初日から緊張感なく居眠りします。

続いて紹介するかずねえのかわいい魅力は、田植えを遠足と言い張るシーンです。事前に遠足に行くと言われてテンションが上がるれんげたち、しかしその遠足とは田植えの体験でした。田植え作業を手伝わせることに成功したかずねえは満面の笑みですが、生徒たちは不満げです。しかし、蛍は大好きな小鞠のおにぎりを目標にもくもくと田植えを頑張ります。

かずねえ熟睡するとなかなか目を覚ましません。年齢的にれんげよりかなり上のかずねえですが、年下の妹であるれんげに朝起こしてもらっています。それでもなかなか起きないかずねえに対してれんげは髪を鷲掴みにしてひっぱります。そこまでやられても起きないのがかずねえの魅力のひとつです。

旭丘分校のメンバーで海水浴に行った際のエピソードです。ジュースを買いに行った小鞠がなかなか帰ってこないときに「ナンパされてたりして」とかずねえが言いました。ちなみに小鞠は迷子センターにいました。そのときに引率の立場であるにも関わらず「先生ではなくみんなの友達としてきてまして」と責任逃れをしようとしたところがかずねえらしくてかわいいと評判です。

分校で飼育しているウサギが小屋から逃げ出したときに、蛍とれんげはトウモロコシでうさぎをおびき寄せようとします。しかし、その作戦が失敗しふたりは逆に小屋の中に閉じ込められてしまいました。途方にくれるふたりは助けを待ちますが、そこに現れたのがかずねえです。しかし、かずねえふたりを心配して探したのではなく、トウモロコシに釣られてやってきただけでした。そんな姿がかずねえらしいと人気です。

初日の出を見に行くかずねえたち。真冬なのでとても寒く、メンバー全員がしっかり防寒対策をしています。そのなかでももっともインパクトがある防寒対策をしたのがかずねえです。ダウンジャケットを着用するだけではなく、なんと目出し帽を着用しました。その姿はまるで不審者…。そんな姿もかずねえらしくてかわいいと人気です。

きれいな初日の出を見に行くために山登りをする一行、体力がないかずねえはなにをしゃべっているのかわからなくなるくらいグロッキーになってしまいます。そして駄菓子屋におんぶされているれんげを見たかずねえは、自分もおんぶしてほしいと妹のひかげに言います。しかし、小学1年生のれんげとは違うかずねえ、ひかげにあっさりと拒否され自分の足で登山することになりました。

大雪のため帰宅できなくなるかずねえや旭丘分校の生徒たち。そのため学校内で寝ることになります。しかし、布団が2組しかなく1人だけは寝袋で寝るしかありません。そんなときにいち早く行動したのはかずねえ。すぐに布団に入り眠りにつきます。そんな先生らしくない行動をとるかずねえに唖然とする蛍たち。しかし、蛍たちはそんなかずねえを寝袋に押し込んで無事に布団で寝ることができました。

いつも糸目の状態で描かれているかずねえですが、ファンの間では「開眼すれば美人ではないか」という声が上がっています。しかし、作中で開眼したかずねえが描かれることはありませんでした。

かずねえと宮内れんげは実の姉妹です。かずねえの年齢は24歳、宮内れんげは6歳なので18歳差も年齢差があります。基本的にかずねえがれんげの保護者のような役割を果たします。しかし、だらしないかずねえに対してれんげが生活態度を戒めるシーンが描かれているように、どちらが保護者かわからなくなることがあります。

宮内ひかげは宮内家の次女です。かずねえの実の妹で年齢は高校1年生のため15・16歳のどちらかです。かずねえとは8歳差ありますが、やはりだらしないかずねえに対して突っ込みを入れるシーンがたくさんあります。しかし、ひかげ自身もかずねえのようにしょうもないことをすることがあり、似た者姉妹といえます。ちなみに、ひかげはあっとさんの漫画「こあくまメレンゲ」に登場します。

越谷雪子は越谷姉妹の母親で、いつも勉強をせずに遊んでばかりいる娘の夏海を叱っています。雪子は幼いころのかずねえの面倒を見ていた人物で、いまでも夏休みのラジオ体操の監督をかずねえの代わりにすることがあります。

のんのんびよりのかずねえこと宮内一穂役を演じる声優は名塚佳織さんです。名塚佳織さんは小学生のころから子役としてミュージカルなどに出演、1999年に「おじゃる丸」でアニメ声優デビューを果たしました。部隊役者をしながら声優活動を続ける名塚佳織さんは、2009年に南砺市観光大使に任命されました。

1999年にアニメ声優として活動をはじめた名塚佳織さんは、同じ1999年に放送された「今、そこにいる僕」でヒロインであるララ・ルゥ役を演じました。その後は数々のヒロイン・メインキャラクターを演じた名塚佳織さん。主な出演作品は「交響詩篇エウレカセブン」のエウレカ役、「To LOVEる -とらぶる-」の古手川唯役、「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ」の美遊・エーデルフェルト役などです。

「のんのんびよりのんすとっぷ」の11話でお酒を飲んだかずねえ、駄菓子屋と一緒に泣き上戸なところがかわいいと評判です。

かずねえの魅力はなんといってもポンコツなところ、そんなところがかずねえらしくてかわいいという声がネット上にたくさんあります。

作中では開眼しなかったかずねえ、そんなかずねえが開眼したときのイメージ画像をつくられた方がいらっしゃいます。妹であるひかげの目をかずねえに足した画像、みなさんはどんな印象をもったでしょうか？

のんのんびよりのかずねえこと宮内一穂のかわいい魅力について紹介しました。長年愛されたのんのんびよりもいよいよ完結。かずねえのかわいい点に注目して見返してみてはいかがでしょうか？もちろん、まだのんのんびよりを見たことがない方は、かずねえやほかのキャラのかわいい魅力に注目してのんのんびよりを視聴してみてください。