2021年03月17日公開
2021年03月17日更新
【不機嫌なモノノケ庵】芦屋花繪の正体と父親を考察!威光の能力が使える?
人気妖怪アニメ「不機嫌なモノノケ庵」の主人公・芦屋花繪の正体や能力についてネタバレをまとめていきます。芦屋花繪は、ひょんなことから妖怪に憑かれてしまい、妖怪を祓う安部晴齋と出会うこととなりました。そんな芦屋花繪と安部晴齋との関係や、行方不明の父親、そして、2期「不機嫌なモノノケ庵 續」で威光を放つ姿を見せた芦屋花繪のその正体などについてネタバレを含む考察をしていきます。「不機嫌なモノノケ庵」を復習したい方はもちろん予習をしたい方もぜひチェックしてみてください。
目次
不機嫌なモノノケ庵の芦屋とは?
不機嫌なモノノケ庵の作品情報
今回のまとめでは、妖怪漫画を原作とするアニメ「不機嫌なモノノケ庵」に登場する主人公の芦屋花繪(あしやはなえ)の正体や能力、威光や父親などについてネタバレ考察をしていきます。「不機嫌なモノノケ庵」の主人公・芦屋花繪とは一体どんな人物なのでしょうか?それでは、芦屋花繪の正体などについてまとめていく前に、アニメ「不機嫌なモノノケ庵」の作品概要や簡単なあらすじについて見ていきましょう。
不機嫌なモノノケ庵の概要
テレビアニメ「不機嫌なモノノケ庵」は、2016年夏に全13話で放送されていた妖怪コメディアニメです。原作となったのは、「ガンガンONLINE」にて2013年から2021年3月現在も連載されているワザワキリさんの漫画です。コミックは現在17巻までが刊行されており、2019年には2期となる「不機嫌なモノノケ庵 續」が放送されました。そのほか、「不機嫌なモノノケ庵」は舞台化もされるなど人気作として知られています。
不機嫌なモノノケ庵のあらすじ
戻橋高等学校に通う主人公の芦屋花繪は、ある夜、モジャモジャの形をした妖怪とおぼしきモノが見えるようになります。芦屋花繪はこのモジャモジャの妖怪、通称モジャに憑りつかれてしまったのです。憑りつかれてからというもの、高校に入学して間もなくだったにもかかわらず体調を崩すなど災難に見舞われた芦屋花繪は、ひょんなことから「妖怪祓い屋」の安倍晴齋(あべのはるいつき)と出会うことになりました。
芦屋花繪のプロフィール
それでは、「不機嫌なモノノケ庵」の主人公・芦屋花繪のプロフィールなどについて見ていきましょう。芦屋花繪は、戻橋高等学校1年のごく普通の少年で、幽霊や妖怪の類の存在を信じていませんでした。素直で温和、人当たりの良い一方、とても怖がりな性格をしています。母親の楢と2人で暮らしています。父親は実質行方不明として、テレビアニメ「不機嫌なモノノケ庵」ではあまり触れられていません。
ある夜、突然モジャと出会い憑りつかれてしまった芦屋花繪は、この不本意な出会いによって、体調を崩してしまうことになりました。モジャに憑りつかれてからとういもの、高校に入学したばかりの芦屋花繪はしばらくは保健室登校となってしまったのです。このことで、クラスメイトからは「保健室の花繪ちゃん」と呼ばれることになってしまいます。
その後、ひょんなことから妖怪を祓う物怪庵の安倍晴齋(あべのはるいつき)と出会い、モジャを祓ってもらったことをキッカケに、安倍晴齋が営んでいる物怪庵でバイトをすることになったのでした。
芦屋花繪が妖怪を視えるようになった理由
では、芦屋花繪はなぜ突然妖怪を視認する能力がついたのでしょうか?それは、芦屋花繪に憑りついたモジャとの出会いが理由として挙げられます。芦屋花繪は、これまで妖怪や幽霊の類を視認できないどころか、信じてもいませんでした。ですが、ある日突然、夜道でモジャと出会ったことで目が開いたと言えます。「不機嫌なモノノケ庵」に登場するモジャは、自分を視る能力を持った芦屋花繪の存在に気が付き憑りついたのです。
芦屋花繪と安倍の出会い
モジャをキッカケに妖怪が見えるようになった芦屋花繪は、安倍晴齋と出会うことになります。芦屋花繪は、モジャが憑りついたことで体調不良に見舞われ、日常生活が困難になってしまっていました。そんな時、「妖怪祓いスタッフ募集」という張り紙を見つけた芦屋花繪は、藁にも縋る思いで安部晴齋の門を叩くことになります。
芦屋花繪が電話で相談すると、保健室のドアを開けることを要求され、言われた通りにすると、保健室の先は安部晴齋のいる物怪庵へと繋がっていたのです。そして、非日常の空間へ足を運び入れた芦屋花繪は、安部晴齋にモジャを祓ってもらうことになりました。では、どうして芦屋花繪は物怪庵でバイトをすることになったのでしょうか?それは、モジャのお祓い料100万怨を請求されたからです。
”怨”とは、「不機嫌なモノノケ庵」に登場するの隠世(かくりよ)の通貨です。現世で生きる芦屋花繪はもちろん”怨”を払うことはできません。そのことから、物怪庵で奉仕活動という名のバイトをすることで借金を返済していくこととなったのでした。
不機嫌なモノノケ庵の芦屋の正体や能力を伏線から考察
考察①威光の能力が使える?
では、「不機嫌なモノノケ庵」の主人公・芦屋花繪の正体や能力などについて作中で張られている伏線からネタバレを含む考察をしていきます。ネタバレもしていますので、ネタバレが苦手な方はご注意ください。まず1つ目は、芦屋花繪が威光の能力が使えるという点についてです。それは、テレビアニメ2期「不機嫌なモノノケ庵 續」の第6話でのこと、妖狐のヤヒコが起こしても起きない芦屋花繪に強いオーラを纏いながら近づきます。
芦屋花繪はその気配が行政の物だと思いすぐさま起き上がったのです。すると、芦屋花繪はヤヒコに右手をかざし、威光を出しました。その威光を見たヤヒコは怯え、「ごめん」といい姿を元に戻したのでした。この時の芦屋花繪は、普段の温厚で優しい彼とは違っていたのもキーポイントとなります。
因みに、威光というのは、妖怪を強制的に命令に従わせることのできる力のことです。威光は、穏世の権力者である立法や司法、行政などでも有効な力だと言われているのです。威光を出したことに自覚がない芦屋花繪は、自分の正体や能力父親の正体についても何も知らない様子を見せています。
考察②芦屋花繪の正体は陰陽師の末裔?
続いて「不機嫌なモノノケ庵」の考察は、芦屋花繪の正体に関してです。安部晴齋は、芦屋花繪の「芦屋」という苗字に出会った時からピンときた表情を見せていました。安部晴齋は、名前から分かるように「安倍晴明」をモデルにしている可能性が高いです。そして、モデルとなったであろう安倍晴明には、「芦屋道満」というライバルがいました。このことから、芦屋花繪の「芦屋」という苗字に反応を示したことが考えられます。
また、テレビアニメ「不機嫌なモノノケ庵」ではまだはっきりとした登場はしていませんが、芦屋花繪の父親である芦屋榮(あしやさかえ)は、かつて物怪庵で奉公人として働いていました。この過去からも、芦屋という名前に反応したことが窺えます。そして、芦屋花繪は「芦屋道満」の子孫であり、陰陽師の末裔ではないかという考察が濃厚となっています。
考察③安倍晴齋との関係
続いて「不機嫌なモノノケ庵」の考察は、安部晴齋との芦屋花繪の関係についてです。先ほども触れたように、安部晴齋は安倍晴明がモデルであり、子孫であるという説が濃厚です。そして、芦屋花繪も同じく、安倍晴明のライバルであった陰陽師・芦屋道満の子孫であることが考えられます。初めて芦屋花繪に出会った時の態度から、芦屋花繪は芦屋道満の子孫であることに気が付いていると言ってもいいでしょう。
テレビアニメ「不機嫌なモノノケ庵」では、物怪庵の主である安部晴齋とその奉公人である芦屋花繪という関係性ですが、2人の先祖はお互いに陰陽師であり、関係があったのではないか?と考察できます。また、そのことについて安部晴齋も気が付いている様子を見せています。
考察④名前から予想
続いて「不機嫌なモノノケ庵」の考察は、先述している安部晴齋と芦屋花繪についてです。2人の名前を見ると、安部晴齋の下の名前には安倍晴明の「晴」の文字が入っています。一方、陰陽師・芦屋道満の子孫ではないか?と言われている芦屋花繪の名前を見てみると、苗字は芦屋道満と同じですが、下の名前には道満と関連する文字が入っていません。同じく、父親である芦屋榮に関しても下の名前には関連性が見られません。
また、芦屋花繪の母親である楢は妖怪を視認することができないことが作中から窺えます。父親の榮は物怪庵の元奉公人であったことから、妖怪などを視認する能力が生まれつきあったことが明かされています。これらのことを踏まえると、芦屋家の人は、芦屋道満の子孫であることを知らない、もしくは隠したい・隠さなければいけない何らかの理由があることが考えられるのです。「不機嫌なモノノケ庵」の今後の展開に注目です。
不機嫌なモノノケ庵の芦屋の父親や母親をネタバレ考察
芦屋の母親と姉
続いては、「不機嫌なモノノケ庵」の主人公・芦屋花繪の母親や姉などの家族について見ていきましょう。まず、芦屋花繪の母親・楢(なら)は、お花屋さんを経営しています。先述していますが、母親の楢は妖怪などを視認することはできません。続いて、姉・千咲は、芦屋花繪たちの家を出て1人暮らしをしています。金髪ロングの外はねヘアー、笑顔が印象的です。
芦屋の父親は不明?
続いて、芦屋花繪の父親・榮です。榮はテレビアニメでは行方不明となっており、生死も分からない状態となっています。原作では、既に故人となっていることが明かされました。芦屋花繪と同じく、妖怪を視認することができますが、妖怪に対しては優しさをもたず冷淡に振舞っていたといいます。その理由としては、妖怪が見えることで、母親や姉妹が妖怪によって殺されるのを見てしまったからでした。
不機嫌なモノノケ庵の芦屋のアニメ声優
梶裕貴のプロフィール
続いては、テレビアニメ「不機嫌なモノノケ庵」で主人公の芦屋花繪の声優を務めた梶裕貴さんのプロフィールなどについて見ていきましょう。梶裕貴さんは、1985年9月3日生まれの埼玉県出身、ヴィムスに所属しています。声優のほかナレーターや歌手、YouTuberとしても活動しています。梶裕貴さんは「アーツビジョン無料新人育成オーディション」に17期特待生として合格し、その後2004年より声優活動を始めました。
声優として活動を始めてからは、「第3回声優アワード」にて新人男優賞を、「ファミ通アワード」で男性キャラクターボイス賞、「第7回声優アワード」では主演男優賞を受賞するなど、この他にも多くの賞を受賞する実力派声優として名を馳せています。私生活では2019年に同じく声優として活動する竹達彩奈さんと入籍したことを発表しました。「不機嫌なモノノケ庵」での演技もぜひ注目してみてください。
梶裕貴の主な出演作品
そんな梶裕貴さんの「不機嫌なモノノケ庵」以外のこれまでの主な出演作は、
- イナズマイレブン(一之瀬一哉、不動明王)
- 黒執事(フィニアン)
- デュラララ!!(遊馬崎ウォーカー)
- 青の祓魔師(三輪子猫丸)
- 花咲くいろは(種村孝一)
- 新世界より(朝比奈覚)
- マギ(アリババ・サルージャ)
- BROTHERS CONFLICT(朝日奈弥)
- 曇天に笑う(曇空丸)
- ハイキュー!!(孤爪研磨)
- 進撃の巨人(エレン・イェーガー)
- 甲鉄城のカバネリ(逞生)
- ジョジョの奇妙な冒険シリーズ(広瀬康一)
- 斉木楠雄のΨ難(明智透真)などがあります。
不機嫌なモノノケ庵の芦屋に関する感想や評価
感想や評価①大好き
私の大好きな「不機嫌なモノノケ庵」が来月最終回を迎えます。物怪が見える青年安倍晴齋と、物怪に憑かれやすい芦屋花繪とその周りが織り成す不器用で美しいヒューマンストーリーです………。アニメ化もしてます……オススメはしないけど取っ掛りにはいいと思います……どうか……
— しらあい (@silaai_nl) March 10, 2021
それでは、「不機嫌なモノノケ庵」の主人公・芦屋花繪に関する感想や評価について見ていきましょう。まず1つ目は、上記のものになります。アニメの原作となっている漫画「不機嫌なモノノケ庵」は、2021年4月で最終回を迎えることが発表されているということで、最終回を迎える「不機嫌なモノノケ庵」を宣伝するものでした。ジャンルは妖怪コメディですが、ヒューマンドラマとしても良いので、ぜひご覧ください。
感想や評価②かわいい
モノノケ庵はいいぞ……………、
— 🥺おむぎ🥺 (@1108_zuzz) March 3, 2020
芦屋がかわいい。かわいい。(芦屋だっけ、うろ覚え……………)
続いての「不機嫌なモノノケ庵」の主人公・芦屋花繪に関する感想や評価は、芦屋がかわいいというものでした。芦屋がかわいという感想は多く見られました。「不機嫌なモノノケ庵」の漫画はもちろん、テレビアニメでは元気で優しい芦屋が沢山描かれていますので、まだ漫画またはテレビアニメをご覧になったことのない方はぜひこの機会に「不機嫌なモノノケ庵」をチェックしてみてください。
感想や評価③初めのほう
モノノケ庵、1巻から読み返したら結構初めから芦屋威光出しててびっくり
— そちゃ (@marvelous04re) February 17, 2021
続いての「不機嫌なモノノケ庵」の主人公・芦屋花繪に関する感想や評価は、芦屋花繪が威光を出したのは原作ではストーリーのはじめの方だったことに驚いている感想です。テレビアニメでは2期で威光を出しましたが、原作漫画だと8巻で描かれているのです。現在漫画『不機嫌なモノノケ庵』17巻までが刊行されているので、『不機嫌なモノノケ庵』という作品全体で見ると最初の方で威光を出していることが窺えます。
感想や評価④威光を使う時の目
あれま、モノノケ庵読み返したら花繪が威光使ってる時の目って金色なんだなーって。目の色変わってるのはこう、無意識に力使ってる表現かなーとかおもってたんだけど榮が出てきてるからなのか!漫画はカラーじゃないから金色とか分からんもん…アニメも金眼になってるのかしら…
— アクア (@wisteria608) June 29, 2018
続いて、「不機嫌なモノノケ庵」の主人公・芦屋花繪に関する感想や評価は、上記のものになります。こちらの感想は父親に関するネタバレも含んでいますが、威光を使う時の芦屋花繪の目の色に関し、漫画では金色だということはわからなかったという感想でした。テレビアニメでは、威光を無意識に使った芦屋花繪の目の色は、金色というよりは目の瞳孔が開いたような作風と言った方が近いです。ぜひ、テレビアニメもご覧ください。
不機嫌なモノノケ庵の芦屋まとめ
以上、テレビアニメ「不機嫌なモノノケ庵」の主人公・芦屋花繪の正体や能力などについてネタバレを含めた考察まとめでした。「不機嫌なモノノケ庵」の原作はストーリーが進んでいるので、テレビアニメやネタバレを見て続きが気になった方はぜひ原作もチェックしてみてください。サイト内には、「不機嫌なモノノケ庵」に関する他のネタバレまとめもありますので、そちらもぜひ参考にしてみてください。