【はなかっぱ】わからんの花とはなに？狙われている理由や咲いた回は？

『はなかっぱ』とは、2010年からNHK教育テレビ（Eテレ）で放送されている、あきやまただし先生による絵本が原作のアニメです。頭に花が咲くかっぱの「はなかっぱ」を主人公に、やまびこ村での日常を描いた作品は子供だけでなく、一緒に見ている親もハマってしまうほど癒され、面白いアニメとして人気を博しています。

2013年4月には、『映画はなかっぱ 花さけ!パッカ〜ん♪ 蝶の国の大冒険』、『ザッツ・はなかっぱミュ一ジカル パンとごはん、どっちなの!?』のアニメ映画が公開されています。

やまびこ村に住むはなかっぱは、頭に花を咲かせることのできるはなかっぱ族の男の子です。はなかっぱ族は大人になると、頭にどの花を咲かせるのか決めるのですが、はなかっぱはまだ子供なので「とりあえずの花」というピンク色の可愛い花を咲かせています。

はなかっぱが咲かせることのできる「わからん（わか蘭）」という花が若返りの効果があるようで、がりぞーたちははなかっぱにどうにかし「わからん（わか蘭）」を咲かせるよう、奮闘します。

わからん（わか蘭）の花は、茎は長く、葉はあじさいの葉のような見た目で、肝心の花の部分はハテナの形をしています。はなかっぱ族が大人になるまでに、何度か咲かせることのできる花です。食べたり、光を浴びると若返る効果があります。また、わからん（わか蘭）の花は非常に繊細で、転ぶだけで抜けてしまうことも。希少な花なので、何もせずとも抜けることもあるそうです。

ちなみに、10年以上アニメが放送されているため、わからん（わか蘭）の花の色が少々変わっています。形がハテナなのは変わらないのですが、放送当初は花の色がピンク・水色・黄色に輝いていました。ですが、次第にピンク一色になりました。

わからん（わか蘭）の花が咲いた回は、何話あるのでしょうか？2020年までの間に、14回咲いたそうです。わからん（わか蘭）の花が何話に咲いたのかは、以下の通りです。

【わからんが何話で咲いたのか？一覧】

• 18話「咲いた，咲いた，わか蘭さいた」
• 130話「わか蘭，パッカ〜ん大作戦！？」
• 218話「わか蘭で若がえる！」
• 250話「お別れはつらいよ」
• 270話「まわせ！フラフープ」
• 295話「はなかっぱ，赤ちゃん？」
• 329話「サンタが落ちてきた！」

• 349話「感動しすぎ！」
• 368話「蝶兵衛，ついに食べた！」
• 387話「帽子の中にわか蘭？」
• 427話「ミツバチ」
• 452話「育て！わか蘭」
• 518話「未来の日記」
• 572話「若がえりのパワー」

わからん（わか蘭）の花が咲くシチュエーションは、運次第のようです。がりぞー曰く、「はなかっぱが朝から元気なとき」や「顔があちこちに向いているとき」が多いと考察しています。しかし、根拠はなく、明確にわからん（わか蘭）の花がいつ咲くのかはわかっていません。わからんの花だけに、発現条件はわからないことばかりで、謎に包まれています。

はなかっぱは、なぜわからん（わか蘭）の花を狙われるのでしょうか？それには、（わか蘭）の花に隠された効果に理由がありました。（わか蘭）の花は食べると若返る効果があるのです。食べるだけではなく、その光を浴びるだけでも若返ります。前述した「わからんの花が咲いた回は何話？」の中で、若返ったキャラクターは以下の通りです。

【わからん（わか蘭）で若返ったキャラクター一覧】

• はすじろう
• かすみ（2回）
• カエル
• 飛んでいる鳥
• はなかっぱ
• サンタクロース
• トナカイ

• 田中先生
• 黒羽屋蝶兵衛
• がりぞー
• アゲルちゃん
• 万事屋の梅さん
• かばのおばあさん（2回）
• 発明家の獅子じゅうろく博士
• ちぃかっぱのじいや

『はなかっぱ』の番組内では、がりぞーが変装したり罠を仕掛けたりしてはなかっぱにわからん（わか蘭）の花を咲かせようと奮闘するのがお決まりになっています。そもそも、なぜがりぞーはわからん（わか蘭）の花を狙うのでしょうか？わからん（わか蘭）の花の若返りの効果を狙っているのは、がりぞーではなく黒羽屋蝶兵衛です。

がりぞーは黒羽屋蝶兵衛の部下なので、黒羽屋蝶兵衛の孫のアゲルちゃんとともにはなかっぱにわからん（わか蘭）の花を咲かせて、持ち帰ろうとしています。黒羽屋蝶兵衛は顔のシワが気になり、若返りたいと願っているのです。その報酬として、がりぞーはお菓子をもらっているのですが、毎回失敗するので「がりぞー！お菓子なーし！」と言われるのがオチとなっています。

しかし、前述した通り、黒羽屋蝶兵衛は368話「蝶兵衛，ついに食べた！」にてわからん（わか蘭）の花を口にしているのです。しかし、全て食べられなかったために効果は減少し、顔の半分と膝小僧だけ若返るという結果に。ちなみに、若返った全てのキャラクターが次の話では元の姿に戻っているため、わからん（わか蘭）の花の若返り効果は一時的なもののようです。

ここからは、『はなかっぱ』のわからん（わか蘭）の花に関する感想や評価を見ていきましょう！こちらの方は、わからん（わか蘭）の花が咲いたところを初めてみたようです。10年の間に14回ほどわからん（わか蘭）の花は咲いているので、1年に1回以上はわからん（わか蘭）の花が咲いている計算となりますが、視聴者もなかなか見ることが叶わないレア回のようです。

こちらの方は、「『はなかっぱ』を見始めて結構長いけど、今日やっとわからんが咲いた。明日からもがんばれそう」という感想を持たれています。年に1回わからん（わか蘭）の花が咲く計算ではありますが、近年の『はなかっぱ』は再放送をすることが多いため、下手したら年に1度もわからん（わか蘭）の花が咲いていない可能性があります。

そのため、長い間『はなかっぱ』を視聴していたとしても、わからん（わか蘭）の花が咲く日を見ることは非常に珍しいようです。「見られた日は、いいことがありそう」という感想を持つ方は他にも見られました。

こちらの方は、「ついにわからん咲いたのに、肝心ながりぞーとアゲルちゃんが出てこない。その為に日々がんばっているのに、残念」という感想を持たれています。『はなかっぱ』は基本、はなかっぱを中心に、やまびこ村の人々の普段の生活を描いたほのぼのアニメです。しかし、がりぞーとアゲルちゃんが知恵を働かせて、わからん（わか蘭）の花を咲かせようと懸命になっている姿も描かれています。

そのため、この方のようにせっかくわからん（わか蘭）の花が咲いてもがりぞーやアゲルちゃんがいないと、2人がかわいそうだという感想が見られました。

こちらの方は、「わからん見たすぎたけど、実際に見たらそうでもなかった」という感想を持たれています。わからん（わか蘭）の花が咲く回はレア回なので、「今日はいいことがありそう」という感想を持つ方がいる一方、期待していたほどではなかったと落胆する視聴者も、わずかながら見られました。

ここまで、『はなかっぱ』のわからん（わか蘭）の花とはなにか？わからん（わか蘭）の花が咲いたのは何話？その効果は？など、わからん（わか蘭）の花についてまとめてきましたが、いかがでしたでしょうか？わからん（わか蘭）の花には若返りの効果があり、食べたり、光を浴びるだけで一時的にですが若返ることができます。

その効果を狙った黒羽屋蝶兵衛によりがりぞーは、はなかっぱの頭にわからん（わか蘭）の花を咲かせようと画策するのです。『はなかっぱ』作中では、黒羽屋蝶兵衛含む何人かのキャラクターわからん（わか蘭）の花の効果で若返った姿を披露してくれました。わからん（わか蘭）の花が気になった方は、何話にわからん（わか蘭）の花が咲いたのかをチェックして、アニメをご覧になってみてはいかがでしょうか？