2021年03月06日公開
2021年03月06日更新
【ジョジョ】マンハッタン・トランスファーの能力は?ジョンガリ・Aの強さと正体は?
ジョジョの奇妙な冒険6部ストーンオーシャンには、様々な個性的なスタンド使いが登場します。戦いの場がほとんど刑務所で、閉鎖空間内での熾烈な戦いが描かれています。ここでは、そんなジョジョ6部に登場した、ジョンガリ・Aのマンハッタン・トランスファーについて紹介します。ジョンガリ・Aのマンハッタン・トランスファーは、狙撃衛星と呼ばれる能力を持っています。マンハッタン・トランスファーの強さや元ネタもまとめます。
目次
ジョジョのジョンガリ・Aとは?
ジョジョ6部の作品情報
ジョジョのジョンガリ・Aとは、ジョジョの奇妙な冒険6部ストーンオーシャンに登場した、個性的な敵キャラクターでした。ジョンガリ・Aは、作中で非常に高い性能を誇るスタンド能力・マンハッタン・トランスファーの使い手でした。ここでは、ジョジョ6部のマンハッタン・トランスファーの強さや能力を掘り下げていきます。まず、ジョジョ6部の作品情報を紹介していきます。
ジョジョ6部の概要
ジョジョ6部の作品概要を紹介します。ジョジョの奇妙な冒険とは、1986年から週刊少年ジャンプにて連載されている人気の漫画作品です。ジョジョの奇妙な冒険は、連載開始時点のエピソードを第1部として、その後も主人公を交代しながら現在最新シリーズ8部まで連載されています。ジョジョ6部は、シリーズで初めて「ストーンオーシャン」というタイトルがつけられています。
ジョジョシリーズの主人公は、1部の主人公ジョナサン・ジョースターの血統を受け継いでいる事が特徴です。ジョジョ6部の主人公は、3部主人公承太郎の娘で、初めての女性主人公となりました。ジョジョシリーズでは、「人間賛歌」をテーマにした重厚で壮大なストーリーが描かれています。ジョジョの奇妙な冒険は独特のセリフ回しや効果音、癖のあるキャラクター等が高い人気を誇っている作品です。
ジョジョ6部のあらすじ
ジョジョ6部のあらすじを紹介します。ジョジョ6部の主人公徐倫は、無実の罪でグリーン・ドルフィン・ストリート刑務所に服役する事となりました。徐倫はスタンド能力を発現させ、様々なスタンド使いと出会います。徐倫の元に面会に来た父親・承太郎は、正体不明のスタンドに攻撃され記憶喪失になってしまいます。徐倫は父親を救うため、敵の正体を探っていきます。
ジョンガリ・Aのプロフィール
ジョジョ6部に登場するマンハッタン・トランスファーの使い手・ジョンガリ・Aのプロフィールを紹介していきます。ジョンガリ・Aは、ジョジョ6部の主人公徐倫も収監されているグリーン・ドルフィン・ストリート刑務所に服役中の囚人です。身長185cm、年齢は35歳。長い髪の毛と盲目の為色を失った目が特徴です。ジョンガリ・Aは元軍人で、凄腕のスナイパーでもありました。杖の中にライフルのパーツを仕込んでいます。
盲目と言う事でズボンを後ろ前逆に履いてしまう等、目が見えない不便さは感じていそうなジョンガリ・A。しかし、ジョンガリ・Aは狙撃の腕前に限れば異常な精密性を持っています。この狙撃の腕前にぴったりマッチするスタンド能力マンハッタン・トランスファーを操ります。ジョンガリ・Aはジョースター家の宿敵で、徐倫の父承太郎が倒したDIOに心酔していた人物です。かつてはDIOの仲間だったと考えられています。
DIOの狂信者だったジョンガリ・Aは、DIOを倒した承太郎を憎んでいました。その為、承太郎を殺害するため、グリーン・ドルフィン・ストリート刑務所に服役し、徐倫を使って承太郎をおびき寄せようとしていました。DIOと親交があったプッチ神父と共謀し、承太郎と徐倫親子を追い詰めました。
ジョジョのマンハッタン・トランスファーのスタンド能力や由来
マンハッタン・トランスファーのスタンド能力や強さ
ジョジョ6部には様々なつよあのスタンド能力が登場しています。マンハッタン・トランスファーの能力や強さを紹介していきます。ジョジョ6部に登場するスタンドの中でも、マンハッタン・トランスファーは特に精密性の高い能力であり、本体ジョンガリ・Aの強さとの親和性が高い能力でした。マンハッタン・トランスファーの本体・ジョンガリ・Aは、元軍人の狙撃手であり、非常に緻密な狙撃を可能としています。
ジョンガリ・Aは目の病のせいで盲目となっていますが、その為に空気の流れを敏感に感じ取る事が出来ます。狙撃にもこの空気を感じ取る能力を活かしており、目が見えないのに非常に高い狙撃の命中率を誇ります。風速20mの中でも狙撃が可能な強さを持つジョンガリ・A。マンハッタン・トランスファーはそんなジョンガリ・Aをサポートする「狙撃衛星」です。ジョンガリ・Aが放ったライフルの弾を受け、軌道を修正します。
マンハッタン・トランスファーはジョンガリ・Aのライフルの狙撃を受け、軌道を修正して敵に弾丸を運びます。また、マンハッタン・トランスファーも空気の流れを感知しており、敵の動きを読んだり位置を特定したりしています。ライフルの銃撃の軌道を変える能力を持つマンハッタン・トランスファーですが、小型のUFOのような独特の形をしており、四枚の羽根が付いています。
マンハッタン・トランスファーの持つ四枚の羽根は、甲冑のようなものであり、ライフルの弾を跳弾させてもダメージを受けません。マンハッタン・トランスファー自体を破壊しようと攻撃を加えても、巧みに身をかわしてしまいます。回避性能にも優れたマンハッタン・トランスファーは、スプリンクラーの水滴すら避けてしまいます。まさに攻守共に優れた強さを持つスタンド能力と言えます。
マンハッタン・トランスファーの名前の由来や元ネタ
ジョジョ6部に登場したマンハッタン・トランスファーの名前の元ネタ由来を紹介していきます。ジョジョの奇妙な冒険に登場するスタンドの名前には、様々な由来や元ネタが存在しています。ジョジョ6部に登場するスタンド達の名前の元ネタは、洋楽の楽曲の名前やアーティスト名が使用されている事が多いです。ジョンガリ・Aの使用するマンハッタン・トランスファーの名前の元ネタも、洋楽アーティストの名前でした。
マンハッタン・トランスファーの名前の元ネタは、アメリカのジャズ・コーラスグループ、「マンハッタン・トランスファー」です。トワイライトゾーンのテーマソングのカバー曲などが有名です。日本では、1980年代にサントリーのテレビCMに出演して有名になりました。
ジョンガリ・Aの名前の由来や元ネタ
ジョジョ6部に登場するスタンド名の元ネタは、洋楽アーティストの名前などが使用されていましたが、登場するキャラクター達の名前の元ネタは、ファッションブランドが多く使用されています。ジョジョ6部に登場するジョンガリ・Aの名前の元ネタは、ファッションデザイナーとして著名な「ジョン・ガリアーノ」です。ジョン・ガリアーノは、かつてクリスチャン・ディオールで活躍したデザイナーでした。
ジョジョのジョンガリ・Aの正体や最後を考察
考察①ジョンガリ・Aだけはホワイト・スネイクの正体を知っていた謎
ジョジョ6部に登場したマンハッタン・トランスファーの使い手・ジョンガリ・Aの正体や最後を考察していきます。ジョジョ6部にて、ジョンガリ・AはDIOを倒した承太郎に復讐するため、プッチ神父と共謀してグリーン・ドルフィン・ストリート刑務所に徐倫を服役させます。これによって、徐倫は無実の罪を着せられていたのです。ジョジョ6部の物語が始まるきっかけを作った人物と言える、ジョンガリ・A。
グリーン・ドルフィン・ストリート刑務所に承太郎をおびき寄せ、攻撃を仕掛けたジョンガリ・Aですが、最後は徐倫のストーン・フリーのラッシュによって気絶させられてしまいました。ジョンガリ・Aは徐倫がスタンド能力を発現していると知らなかったためです。結果的に徐倫に敗れてしまったジョンガリ・Aでしたが、ジョジョ6部のラスボスとなるプッチ神父の謎に包まれた能力、ホワイト・スネイクの正体を知っていました。
何故ジョンガリ・Aだけがホワイト・スネイクの正体を知っていたのか?それは、DIOとの関係によるものでした。かつてDIOの部下だったと思われるジョンガリ・Aは、DIOと親交があったプッチ神父がアメリカへと帰る時に、護衛につけられたと明かされていました。以前からプッチ神父とは面識があったという事になり、ジョンガリ・Aだけがホワイト・スネイクを知っていても不自然ではないと考察されています。
考察②ジョンガリ・Aの最後や死亡シーン
ジョジョ6部にて、精密な狙撃とマンハッタン・トランスファーの強さで、徐倫と承太郎を追い詰めたジョンガリ・A。承太郎はジョンガリ・Aの狙撃から徐倫をかばった為、後れを取ってしまいます。その結果、プチ神父のスタンド能力、ホワイト・スネイクの攻撃で記憶とスタンドをディスク化されてしまいました。記憶とスタンド能力両方を奪われた承太郎は昏睡状態になってしまいます。
徐倫は自身のスタンド能力ストーン・フリーでジョンガリ・Aに応戦。父親・承太郎譲りの強さでジョンガリ・AをKOしています。その後、ジョンガリ・Aはプッチ神父に殺害されてしまいます。ジョンガリ・Aは、ホワイト・スネイクの正体がプッチ神父だと知っていたため、口封じに殺されたのでした。ジョンガリ・Aは承太郎のディスクに関して「最強のスタンドが手に入った」と発言していました。
ホワイト・スネイクのスタンド能力でディスク化する事は知っていた様子でしたが、プッチ神父の真の目的であった承太郎の記憶ディスクには言及していませんでした。この事から、プッチ神父からは「天国へ行く方法」などの、重要な内容は教えられていなかったと考えられます。
ジョジョのジョンガリ・Aの名言や名セリフ集
名言①「風が『蝿』の動きだ…」
風が「蝿」の動きだ
ジョジョ6部で徐倫や承太郎を追い詰める強さを見せつけたジョンガリ・Aの名言を紹介していきます。まず、ジョンガリ・Aの強さが良く分かる名言が「風が…」という名言です。ジョンガリ・Aは、盲目のスナイパーと言うキャラクターでした。目がほとんど見えていないジョンガリ・Aでしたが、風の流れを読む能力に非常に長けており、この能力で目が見えない事のハンデを感じさせない強さを発揮していました。
この名言は発した時のジョンガリ・Aは、目の前を飛んでいる蝿を風の動きだけで感知していました。目で見えないはずの小さな蝿ですら、僅かな空気の動きで察知してしまうジョンガリ・A。この名言が登場するシーンでは、ジョンガリ・Aの敏感な察知能力と強さが強調されていました。
名言②「『筋肉』は信用できない…」
「筋肉」は信用できない
皮膚が「風」に
さらされる時
筋肉はストレスを感じ
微妙な伸縮をくり返す
それは肉体では
コントロールできない動きだ
ジョンガリ・Aの名言で「『筋肉』は…」という名言は、ジョンガリ・Aのスナイパーとしての信条が分かる名言です。ジョンガリ・Aは凄腕のスナイパーです。スタンド能力マンハッタン・トランスファーも、この狙撃性能を高めていった結果、獲得したものなのではないか?と考えられているほどでした。
名言③「『おまえらの血統にとどめを刺す時』オレの…」
「おまえらの血統に
とどめを刺す時」
オレの人生は
やっと始まるッ!
我が「心」のささえを
奪った復讐には
決着を
つけなくてはならないッ!!
「『おまえらの血統にとどめと刺す時』…」というジョンガリ・Aの名言は、承太郎を憎んでいるジョンガリ・Aの感情が表れている名言でした。DIOの狂信者だったジョンガリ・Aは、DIOを倒した承太郎に復讐するため登場しています。ジョジョの作者・荒木飛呂彦によると、「自分には関係なく襲ってくる先祖からの呪い」などが最も恐ろしいとの事でした。
ジョジョ6部では、主人公徐倫は全く知らなかった父親・承太郎にまつわる因縁のせいで、グリーン・ドルフィン・ストリート刑務所に収監され、激しい戦いに巻き込まれていきます。ジョジョ6部のジョンガリ・A戦は、このテーマが色濃く描かれているエピソードでした。
ジョジョのマンハッタン・トランスファーに関する感想や評価
ジョジョで一番好きなキャラはアナスイ、一番好きなスタンドはマンハッタン・トランスファー
— KurahA(クラハ) (@KurahA_0914) October 15, 2020
ジョジョ6部に登場するマンハッタン・トランスファーに関しての感想や評価を紹介していきます。マンハッタン・トランスファーに関しての感想では、ジョジョシリーズで一番好きなスタンドだという感想も見られていました。
JOJOのスタンドだと、マンハッタン・トランスファー推しです。デザインも性能も、本体も作中のシチュシーションから大好き。
— usubaorigeki (@usubaorigeki8) July 19, 2020
ジョジョ6部に登場したマンハッタン・トランスファーは、性能やデザインが好きだと言う高評価も獲得していました。無機質なUFOのようなマンハッタン・トランスファーは、奇妙でカッコいい、他にはないデザインをしています。
ジョンガリ・Aのマンハッタン・トランスファーなんかも本体の技能有りきだものね #jojo_anime
— ゆのくに♨ (@mndrop) January 9, 2015
ジョンガリ・Aの使うマンハッタン・トランスファーに関しては、スタンドを活用する本体の性能ありきの能力だという感想も挙がっていました。マンハッタン・トランスファーは、あくまでも銃弾の軌道を修正する能力で、これを操作して銃撃を命中させているのは本体であるジョンガリ・Aでした。
ジョジョのマンハッタン・トランスファーまとめ
ここでは、ジョジョ6部に登場したマンハッタン・トランスファーについてまとめています。是非、ジョジョ6部ストーンオーシャンをチェックして、カッコいいマンハッタン・トランスファーの活躍シーンに注目して見てください。