男子高校生の日常のアニメOP曲「Shiny tale」がかっこいい!歌っているのは?

「男子高校生の日常」は、今でも「面白かった」「ギャグシーンが忘れられない」「2期が見たい」という声もあるアニメです。そのOPの曲の名前は「Shiny tale」で、歌手は「Mix Speaker's,Inc.」(バンド)のYUKIとMIKIです。アップテンポな鋭い曲調と壮大でかっこいい歌詞が、日常を描いた本編とのギャップで話題になりました。「男子高校生の日常」の内容や、OPがかっこいいと言われる理由、「Mix Speaker's,Inc.」について説明します。

男子高校生の日常のアニメOP曲「Shiny tale」がかっこいい!歌っているのは?のイメージ

目次

  1. 男子高校生の日常とは?
  2. 男子高校生の日常のOP曲「Shiny tale」がかっこいい
  3. 男子高校生の日常のED曲・主題歌
  4. 男子高校生の日常のアニメ2期はある?放送日は?
  5. 男子高校生の日常のOPに関する感想や評価
  6. 男子高校生の日常のOPまとめ

男子高校生の日常とは?

男子高校生の日常の概要

「男子高校生の日常」は、山内泰延がガンガンONLINEで2009年5月から2012年9月に連載した漫画で、全7巻です。2012年にアニメ化され、1月から3月に全12話が放送されました。高松信司が監督を務めたギャグアニメです。スクウェアエニックスとサンライズのコラボ作品で、「ドラゴンクエスト」や「機動戦士ガンダム」のパロディが見られます。

男子高校生の日常のあらすじ

○×県立真田北高校に通うタダクニ、ヒデノリ、ヨシタケを中心に、男子高校生たちが日常で遭遇するできごとを独特な切り口で解釈します。軽妙な会話やシュールな間、巧みな作り話や他愛のない嘘がリアルな現実をコミカルに彩ります。部活や恋愛などの劇的な展開はありませんが、彼らの姉妹や同じ学校の不良、生徒会の面々、他校の女子たち等、登場人物が増えると共に意外なつながりが明らかになります。

男子高校生の日常 | ガンガンONLINE | SQUARE ENIX

男子高校生の日常のOP曲「Shiny tale」がかっこいい

男子高校生の日常のOP曲の名前はShiny tale

「男子高校生の日常」のOP曲は「Shiny tale」という名前です。「Shiny」は「Shine」(光る、輝く)の形容詞で「キラキラした」等の意味です。「tale」は架空の「物語」を指します。このOPの歌詞は、仲間と共に困難を乗り越え冒険の旅に出る物語を綴ろう、というアグレッシブな内容です。

この狭い部屋で書いた物語が
紡ぐ小説のプロローグ

このOP曲の歌詞の1節のように、「男子高校生の日常」のキャラクターたちは豊かな想像力と迫真の演技で様々な作り話や嘘、日常に対する細やかな考察を披露し、それを膨らませたりツッコミを入れたりして展開していきます。実際には大きなできごとは起きずとも、彼らの意気込みや思考のスケールはOPのように壮大だという見方もできます。

「Shiny tale」はドラマチックなロックでテンポも速く、高音から低音をリズミックに行き来するヴォーカル、激しくトリッキーなドラムがかっこいい曲です。アニメのOPにふさわしく勢いと物語性があります。本当に冒険が始まるかのような本格的な楽曲で、「男子高校生の日常」のOPとしては「詐欺だ」と違和感を訴える声もありましたが、このギャップが「男子高校生の日常」らしいと受け入れられるようになりました。

男子高校生の日常のOP曲を歌う歌手はMix Speaker's,Inc.

OP「Shiny tale」は、「Mix Speaker's,Inc.」というヴィジュアル系バンドの曲です。歌手は同バンドのYUKIとMIKIです。「Shiny tale」のPVでは「Shiny海賊団」としてメンバー全員が海賊や幽霊、海のモンスターなどのファンタジックな仮装をし、本格的な船を背景に、あるいは船上で演奏して、戦闘シーン等も含め楽曲と同等に厚みのある物語を映像化しています。

このOPを作った「Mix Speaker's,Inc.」は「創作・表現者集団」と名乗り、「移動式遊園地の世界」等と時期ごとにテーマを決め、ストーリー性を重視した音楽活動を行いました。歌手のYUKIは2014年に脱退しています。バンドは2018年に解散しました。

男子高校生の日常のOP曲のCD情報

「Shiny tale」のシングルは2012年2月22日にリリースされました。仕様は3種類で、Type-AにはPVのDVDが、Type-Bにはメンバージャケットカード(全6種)が1枚ランダムで封入されました。Type-Cのジャケットは「男子高校生の日常」の主人公・タダクニの妹の描きおろしイラストです。Type-Cには、第3話「男子高校生と夏の思い出」の挿入歌「Capsule」も収録されています。Type-CはType-Aと共に初回限定アイテムです。

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男子高校生の日常のED曲・主題歌

ED曲①文学少女

アニメ第1話のED曲「文学少女」の歌手の名前はENAです。作曲・編曲はAudio Highsで、「男子高校生と文学少女」のエピソード中の登場人物たちのセリフがほぼそのまま歌詞になっています。OPとは異なり静かなバラードで、歌手ENAの細く高い女性ヴォーカルと、繊細なピアノ伴奏、木管楽器の副旋律が印象的です。作中の文学少女が理想とする世界観の表現が試みられました。

文学少女とは他校の女子高校生で、河原で遭遇したヒデノリの意味深な言動を自作小説の風使いの少年に重ね、かっこいい(と思う)世界観の実現を願ってヒデノリを困惑させます。「文学少女」という専用の曲が作られるほどこの一連の話は人気が高く、アニメでも「男子高校生と文学少女4」まで放送されました。

「文学少女」は元はWeb先行配信版第1話の楽曲です。当初は人格ラヂオの楽曲「引き算」が起用予定でしたが、同バンドメンバーの不適切な発言により一旦EDは未定状態となり、アニメ第1話では急遽「文学少女」が流用され、ラストにタダクニと文学少女のやりとり等が加えられました。エンドタイトルで、本来のエンディングが間に合わなかったという自虐ネタらしき内容のテロップが流れました。

ED曲②おひさま

「おひさま」はアニメ第2話~11話のED曲です。第12話(最終回)のみOPで流れました。ロックバンド「雨先案内人」の曲で、歌手の1人の名前は雨ノ地晴太郎、作詞・作曲も彼が手がけました。もう1人の歌手の名前は、同バンドの江口さっちゃんです。OP「Shiny tale」ほどアップテンポでなく、大股で行進しながら演奏するようなリズムのある明るい曲で、舌足らずな歌手2人の個性的な歌い方が特徴です。

時に音やタイミングをずらす自由な電子ピアノや、力強くも威圧的でないドラムも曲調に合っています。歌詞も「見えなくても心の中におひさまがあるように君もいる、息をして(生きて)いればそれだけで十分だ、いつかまた会える」という内容で、良い意味での脱力感と前向きさがあります。「雨先案内人」は「祭りスタイル」「みんなで唄う」と表現する音楽を目指し、「聴いていて楽しくなれる無邪気なサウンド」と評価されています。

「おひさま」は上記の「文学少女」緊急流用の後、「男子高校生の日常」のEDに採用されました。「雨先案内人」の1stアルバム『おいしい音楽』(2011年10月発売)に収録されています。「引き算」の記述が公式サイトから削除されたのが2011年12月4日、「おひさま」起用の発表が同年12月15日と変更が急で、アニメ第1話のEDは「文学少女」が担いました。2012年2月にシングル「おひさま/イエーイ!!」が発売されました。

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男子高校生の日常のアニメ2期はある?放送日は?

男子高校生の日常のアニメ2期はある?

「男子高校生の日常」の2期を期待する声は多いですが、既に1期で原作の大部分のエピソードを取り上げて放送していること、原作漫画の連載がアニメの放送と同年の2012年9月で終了したこと等から、2期の製作は難しいのではないかと目されています。また日常系の作品に散見される傾向ですが、アニメのDVD・BD等の売上が各巻1千~4千枚程に留まったようで、2期を作るには資金と会社を説得する材料が足りないとも言われました。

アニメ最終回では「また二期で会いましょう」という内容のメッセージが流れましたが、これはスタッフの冗談か、あるいは翌年の実写版映画を指していたと解釈されています。この実写版「男子高校生の日常」は2013年10月に公開されました。菅田将暉がタダクニ、野村周平がヨシタケ、吉沢亮がヒデノリを演じています。

原作者は「男子高校生の日常」はサザエさん方式だと公言しています。キャラクターたちの年齢が固定されると、時系列に縛られずに新しいエピソードを作りやすくなります。また「男子高校生の日常」は個性的なキャラクターとその組み合わせが豊富な作品です。2期を望む声が高まり続け、原作者やアニメ制作会社等に届けば、実現へと動き出す可能性はあります。

男子高校生の日常のアニメ2期の放送日はいつになる?

アニメ「男子高校生の日常」2期については、2021年3月現在公式には何の発表もないため、2021年中には放送は無いと予想されます。しかし「おそ松さん」が3期まで放送されているように、近年ギャグアニメが再注目され、また日常系アニメは常に何本か放映され続けているジャンルです。2期があるとすれば2022年以降、特に季節や行事の限定がない作品のため、春夏秋冬どのシーズンも開幕にふさわしいと言えます。

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男子高校生の日常のOPに関する感想や評価

「男子高校生の日常」のOP「Shiny tale」は、実際に歌ってみた人も多いようです。かっこいい曲調と歌詞のロックなので、歌えれば「かっこいい」と映りますし、アニメを知っている人とは本編の内容も思い出して楽しさを共有できます。アニメのタイトルを意識してこのOPを歌いたがる男子高校生もいるようです。

「Shiny tale」の本人映像として、「Mix Speaker's,Inc.」のPVが流れたようです。ヴィジュアル系バンドの美麗なメンバーが全員しっかりと仮装をし、舞台背景や小物にも凝った物語性の高い映像ですから、元々本編とギャップがあるかっこいいOPとして認識していたアニメ視聴者は、加えて衝撃を受けるのでしょう。

現在でも、「男子高校生の日常」を高く評価して2期を望む声があります。このように、放送された2012年当時は見逃していた、または深夜アニメを視聴する環境にいなかった人々も、動画配信サービスで全話を視聴できるようになりました。年数を経ても、面白いという感想が増え続けているようです。

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男子高校生の日常のOPまとめ

「男子高校生の日常」のOP曲「Shiny tale」について書きました。歌手の名前は「Mix Speaker's,Inc.」というバンドのYUKIとMIKIです。曲自体がかっこいいことと、本編とのギャップが面白いという理由で現在も話題になっています。OP曲や個性的なキャラクター、印象深いエピソード等、9年経っても人気を集める要素の多いアニメ「男子高校生の日常」は、ファンたちによって2期の実現が期待されています。

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