2021年03月11日公開
2021年03月11日更新
ハヤテのごとくの名言・名セリフ集!ハヤテやナギたちの印象的なシーンをまとめて紹介
ラブコメ要素やシリアス要素と賛否両論で別れる作品『ハヤテのごとく』。本作の魅力はコメディとシリアスの絶妙なバランスにあると言ってもよく、借金執事の主人公ハヤテと大富豪の令嬢である三千院ナギ、そしてその仲間たちが繰り広げる恋愛が描かれています。そこで今回は『ハヤテのごとく』で登場した名言集や名セリフ・名シーンを紹介。ハヤテやナギたちの名言や印象的なシーンをぜひご覧ください。
目次
ハヤテのごとくとは?
ハヤテのごとくの概要
『ハヤテのごとく』とは、畑健二郎によるラブコメ漫画およびそのメディアミックス作品です。2004年から2017年まで『週刊少年サンデー』にて連載され、単行本全52巻で完結しています。コミックス累計発行部数が2000万部を突破する人気作品であり、その人気から2007年にはテレビ東京と小学館プロダクションにてテレビアニメが放送されることになりました。
ハヤテのごとくのあらすじ
ここでは『ハヤテのごとく』のあらすじを簡単に見ていきましょう。主人公は平凡な公立高校に通う高校1年生の少年・綾崎ハヤテです。彼は賭博と酒が大好きな両親を持っていたことで、学費と生活費を稼ぐためにバイト漬けの毎日を送っていました。しかしそんなある日、両親が1通の置き手紙と借用書を残して失踪してしまいます。
その手紙には、なんと1億5680万4000円の借金があるという事実が記載されていたのです。こうして露頭に迷うことになったハヤテは、公園の自動販売機の前にひとりでいた大富豪の令嬢・三千院ナギと出会ったことで借金執事として働くことになりました。
ハヤテのごとくの名言集や名セリフ・名シーンランキングTOP10~4
それでは早速、『ハヤテのごとく』の名言集や名セリフ・名シーンをランキング形式で見ていきましょう。ここからはランキングTOP10~1位までを紹介していきますのでぜひ最後までご覧ください。
10位:「少しくらいワガママ…」
『ハヤテのごとく』の名言集や名セリフ・名シーンランキングTOP10位には、謙虚な姿勢を貫くハヤテに対してヒナギクが放ったセリフがランクイン。この名言が残されたシーンは、弁当を届けるためにナギが通う白皇学院にきたハヤテが、そこで初めて生徒会長のヒナギクと出会った回です。
「少しくらいワガママ言わないと…幸せつかみそこねるわよ。」
そしてヒナギクは生徒会長の権限で学院名物の時計塔に登らせてあげると提案し、それをハヤテが謙虚な姿勢で否定したためヒナギクがこのセリフを放つことになりました。
9位:「何事にも正しい…」
「何事にも正しい順序や方法がありますわ。」
『ハヤテのごとく』の名言集や名セリフ・名シーンランキングTOP9位には、アテネがハヤテに執事のノウハウを教えている際中に放ったセリフがランクイン。アテネはちょうど高価な家具などの特殊な清掃方法を教えていた時にこのセリフを残しており、このセリフがハヤテの中で根強く残ることになります。三千院家で有能な執事としてハヤテが活躍できているのは、彼女のおかげと言っても過言ではありません。
8位:「いいか!! 面白いかどうかなん…」
「いいか!! 面白いかどうかなんて、結局、主観だ!! どこまで行っても、まずは自分の目で確かめなきゃ、わかんねーんだ!!」
『ハヤテのごとく』の名言集や名セリフ・名シーンランキングTOP8位には、西沢がレンタルビデオショップの店長・ワタルに言われたセリフがランクイン。西沢がワタルに「面白い作品はどれか」と聞いたことでこのセリフが返ってきているわけですが、ワタルはまだ13歳です。そんな年齢にしてこの本質を突くような意見を述べているため、数々の作品を見てきた経験で鋭い観察眼を培っているのが分かります。
7位:「守りたいんだ…誰よりも速く…」
「守りたいんだ…誰よりも速く…誰よりも速く…君の元に駆けつけて!! 文字通り――――疾風のごとく!!」
『ハヤテのごとく』の名言集や名セリフ・名シーンランキングTOP7位には、ナギのピンチに駆けつけたハヤテが放ったセリフがランクイン。ナギは三千院家に恨みを持つシスターに巨大ロボで襲撃されてしまいました。そんな絶対絶命のピンチに駆けつけたハヤテが彼女に対する強い想いと共にこのセリフを残しています。そしてこのシーンでようやく、ハヤテが超スピードの必殺技を習得するのに成功しました。
6位:「ここから先の未来は…」
『ハヤテのごとく』の名言集や名セリフ・名シーンランキングTOP6位には、お金を手放したナギがハヤテに向けて放ったセリフがランクイン。ナギは王玉がハヤテを苦しめていると知ったことで、躊躇なく王玉を破壊してしまいました。
「ここから先の未来は…お前が私を守ってくれ。」
実は、王玉が壊れるとナギは遺産を継げなくなってしまうのです。そんな王玉を壊したことで、ずっとナギを守ってきたお金と将来手にする何兆円ものお金を失ってしまいます。お金の価値というものを正しく理解しているからこそ、このような覚悟を表すことができると言えるでしょう。
5位:「人から見るとずいぶん不幸に…」
『ハヤテのごとく』の名言集や名セリフ・名シーンランキングTOP5位には、時計塔のてっぺんの生徒会室でハヤテがヒナギクに向けて放ったセリフがランクイン。高所恐怖症のヒナギクはテラスに一度も近づいたことはありませんでした。
「人から見るとずいぶん不幸に見えるかもしれませんし、心に深い傷もあるのかもしれません。でも…今いる場所(ここ)は…それほど悪くはないでしょ?」
このセリフはヒナギクがハヤテ同様に多額の借金を押し付けられて両親が失踪した事実を知ってしまったことで、心の整理がついていない彼女を落ち着かせるためにハヤテが連れてきた時に放っています。初めて見た綺麗な景色と、ハヤテの思いやりのある言葉によってヒナギクが恋心を自覚した瞬間となりました。
4位:「大丈夫、過去でも未来でも…」
「大丈夫、過去でも未来でも僕が君を守るから!」
『ハヤテのごとく』の名言集や名セリフ・名シーンランキングTOP4位には、過去にタイムスリップしたナギに対して放ったハヤテのセリフがランクイン。この名言が残されたシーンでは、トラブルに巻き込まれる幼いナギを全力で守る抜くハヤテの姿がありました。そして、ナギのことをこのセリフで守り抜くと宣言したハヤテのかっこいい姿が描かれています。
ハヤテのごとくの名言集や名セリフ・名シーンランキングTOP3
3位:「愛の足りないオタは…」
『ハヤテのごとく』の名言集や名セリフ・名シーンランキングTOP3位には、ふてくれていたナギがそれを反省して言ったセリフがランクイン。ナギが購入したラジコンで遊んでいた時の出来事がこのセリフに直結しており、彼女はラジコンの操作ミスで足にぶつけてしまったことでふてくされてしまいます。
「愛の足りないオタは…ただのマニアだ…。」
他人から見れば意味が分かりづらいセリフですが、ナギ本人は至って真面目に物は大切に扱うべきだと反省していました。ナギの成長が分かる貴重な名言となっています。
2位:「金ではどうにもできないからこそ…」
「金では、どうにも出来ないからこそ…そこに、本当の価値が生まれるのだ。」
『ハヤテのごとく』の名言集や名セリフ・名シーンランキングTOP2位には、ナギが商店街のバザーで売られていたカメラを購入した時に放ったセリフがランクイン。このセリフが残されたシーンでは、大富豪の令嬢であるナギがアルバイトで初給料を貰っていました。そしてその記念に商店街のバザーで買い物をすることになっています。大富豪の令嬢で豊かな暮らしを送っていたナギの成長がうかがえる名言となりました。
1位:「人生の9割は…」
人生の9割は、きっと、思い通りにならない事ばかりだから…その想いはどんなに頑張っても…届かないかも知れないわ。だから人は、どんな願いも叶えてくれる…神様の力みたいなものを求めてしまうけど…でも、いいのよ。想いも願いも通じなくても。たとえ…どんなに願いが通じなくても……悲しい夜に…側にいてくれる誰かがいるなら、その人はそんなに、不幸になったりはしないわ…
『ハヤテのごとく』の名言集や名セリフ・名シーンランキング堂々の1位に輝いたのは、雪路がヒナギクを励ます時に放ったセリフです。ヒナギクは好意を抱いているハヤテがアテネのことを十年間思い続けていたのだと知り、落ち込んでいました。その際に雪路がこのセリフで励まし、雪路の素が出ているものの元気付けられるセリフとなっています。
ハヤテのごとくのアニメ声優一覧
綾崎ハヤテ役/白石涼子
出典: https://ciatr.jp
アニメ『ハヤテのごとく』に登場する綾崎ハヤテ役を演じた声優は、声優事務所「青二プロダクション」で声優、歌手として活動する白石涼子です。白石は2002年に放送されたアニメ『GetBackers-奪還屋-』の天野銀次役で声優デビューを果たし、その後『まほらば Heartful Days』の白鳥隆士役で初主演を務めています。
そして『ハヤテのごとく!』の綾崎ハヤテ役で人気を高め、『絶対可憐チルドレン』の野上葵役や『それでも町は廻っている』の針原春江役、『〈物語〉シリーズ』の影縫余弦役などの人気キャラを務めていました。
三千院ナギ役/釘宮理恵
アニメ『ハヤテのごとく』に登場する三千院ナギ役を演じた声優は、声優事務所「アイムエンタープライズ」で声優、歌手として活動する釘宮理恵です。
釘宮はゲーム『étude prologue 〜揺れ動く心のかたち〜/SS版』でデビューを果たした声優で、『鋼の錬金術師』シリーズのアルフォンス・エルリックに起用されたことで演技の幅を広げています。また、『ゼロの使い魔』シリーズのルイズなどのツンデレ系ヒロインに起用されることが多いためか「ツンデレの女王」という異名もあるようです。
マリア役/田中理恵
アニメ『ハヤテのごとく』に登場するマリア役を演じた声優は、声優事務所「オフィスアネモネ」で声優、歌手として活動する田中理恵です。田中は劇場版『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 維新志士への鎮魂歌』の端役でデビューを果たした声優で、事務所に所属してからのデビュー作は『デュアル!ぱられルンルン物語』となっています。
そして2006年に『働きマン』の松方弘子役で初主演を務めており、その他『機動戦士ガンダムSEED / SEED DESTINY』のラクス・クライン、ミーア・キャンベル役や『ローゼンメイデン』の水銀燈役、『ふたりはプリキュア Max Heart』の九条ひかり / シャイニールミナス役など数々の主要キャラを演じています。
桂ヒナギク役/伊藤静
アニメ『ハヤテのごとく』に登場する桂ヒナギク役を演じた声優は、声優事務所「賢プロダクション」で声優、歌手として活動する伊藤静です。伊藤は2003年から放送されたアニメ『TEXHNOLYZE』の欄を演じ声優デビューを果たしています。
その後、『D.Gray-man』のリナリー・リー役や『暗殺教室』のイリーナ・イェラビッチ役、『美少女戦士セーラームーンCrystal』の愛野美奈子/セーラーヴィーナス役など数々の代表作に出演していました。
桂雪路役/生天目仁美
アニメ『ハヤテのごとく』に登場する桂雪路役を演じた声優は、声優事務所「賢プロダクション」で声優、女優、歌手として活動する生天目仁美です。生天目はゲーム『サムライスピリッツ零』でデビューを果たした声優で、2003年から声優活動をスタートさせています。そして『真月譚 月姫』のヒロインであるアルクェイド役や『まぶらほ』の宮間夕菜役を演じたことで声優としてブレイクしていました。
鷺ノ宮伊澄役/松来未祐
アニメ『ハヤテのごとく』に登場する鷺ノ宮伊澄役を演じた声優は、声優事務所「81プロデュース」で声優、歌手、ラジオパーソナリティとして活動していた松来未祐です。松来はゲーム『御神楽少女探偵団』でデビューを果たした声優で、2002年には『七人のナナ』で初のアニメレギュラーを獲得しています。
そして2004年に『超変身コス∞プレイヤー』で初の主演を務め、その後『Strawberry Panic』の此花光莉役や『ひだまりスケッチ』の吉野屋先生役、『ポケットモンスター ベストウイッシュ シーズン2』のカトレア役などの主要キャラを演じています。
橘ワタル役/井上麻里奈
アニメ『ハヤテのごとく』に登場する橘ワタル役を演じた声優は、声優事務所「シグマ・セブン」で声優、歌手として活動する井上麻里奈です。井上はアニメ『コゼットの肖像』でデビューを果たしています。代表作には『スマイルプリキュア!』の緑川なお/キュアマーチ役や『天元突破グレンラガン』のヨーコ・リットナー役、『みなみけ』の南夏奈役、『僕は友達が少ない』の三日月夜空役、『図書館戦争』の笠原郁役などがあります。
貴嶋サキ役/中島沙樹
アニメ『ハヤテのごとく』に登場する貴嶋サキ役を演じた声優は、劇団「東京俳優生活協同組合(俳協)」で声優、ナレーターとして活動する中島沙樹です。中島は1998年に放送されたアニメ『快傑蒸気探偵団 TV ANIMATION SERIES』でデビューを果たした声優で、2002年には『東京ミュウミュウ』の桃宮いちご役で初主役を演じました。今ではアニメやゲーム、ナレーションを中心に声優活動をおこなっているようです。
ハヤテのごとくに関する感想や評価
「きっと最後に笑うのは、ひたむきでマジメなやつだから」
— 狐独⛩ (@_Kodoku_Fox_) December 14, 2019
ハヤテのごとくにて、帝が幼きハヤテに向かって言ったセリフ。
ハヤテはこの言葉を信じて一生懸命クソ親のために、そして自分のために頑張っていた。
今の私の「座右の銘」に近いものですね。
ここでは『ハヤテのごとく』に登場する帝の名言に関する感想があがっています。感想で評価されている名言「きっと最後に…」というセリフは今回のランキングでは紹介していませんが、かなり魅力的なセリフと言えるでしょう。これを機にぜひチェックしてみてください。
3.ハヤテのごとく、ハヤテ。
— 狐独⛩ (@_Kodoku_Fox_) October 19, 2019
ハヤテのの性格や生き方がとてもすきで、作品としても日常系とは思えないような名言の数々が出てくる。「最後に笑うのはきっとひたむきでマジメなやつだから」というこのセリフは、今の私の座右の銘として、未だに自分を支えてくれてる言葉。畑先生に出会えて良かった。
ここでは『ハヤテのごとく』に登場するハヤテと作品に関する感想があがっています。感想ではハヤテの性格と生き方が好きだと言われているのですが、やはりそんな魅力的な彼だからこそ数々の名言を残せていると言えるのではないでしょうか?
作品としても日常系とは思えないと言われているので、『ハヤテのごとく』の漫画やアニメで名言だけでなく名シーンを振り返ってみると良いでしょう。
3.ハヤテのごとく!
— シャル (@shall_p) July 7, 2018
オタクになった元凶
俺の2次元の初恋のヒナギクほか魅力的なヒロイン達と笑えるコメディ部分で、ハヤテは俺の中のラブコメ部門のトップ
畑先生と出会えて本当によかった
アテネ編がアニメ化してくれたら嬉し涙で脱水症状起こしかねないぐらいにアテネ編のアニメ化を待ち望んでいる pic.twitter.com/cRuRqOVVto
ここでは『ハヤテのごとく』の魅力に関する感想があがっています。この方にとって、どうやら本作はラブコメ部門のトップに位置する作品となっているようです。ヒナギクや他のヒロインたちが魅力的だと言われているので、興味を持たれた方は名言や名シーンに注目してみると良いでしょう。
ハヤテのごとくの名言や名セリフまとめ
『ハヤテのごとく』の名言・名セリフ集、ハヤテやナギたちの印象的なシーンをまとめて紹介してきましたがいかがでしたか?連載からついに13年の歴史に幕を下ろした本作ですが、ラブコメとブラックユーモアの要素が満載の執事コメディーとして今もなお人気を誇る人気作品となっています。
これを機に莫大な借金を抱えて露頭に迷った執事・ハヤテと彼を救った大富豪の令嬢・三千院ナギ、そして彼らを取り巻く個性豊かなキャラたちの名言や名シーンをぜひアニメと漫画でご覧ください。