【トニカクカワイイ】由崎司の正体を考察！「ハヤテのごとく」のヒナギクに似てる？

トニカクカワイイに登場する司とは、本作のヒロインキャラクターです。トニカクカワイイでは、そのタイトル通り「とにかく可愛い奥さん」と主人公とのラブラブな生活が描かれています。そんな日常系ラブコメのヒロインとして人気を博している司というキャラクター。そんな司には、かわいいだけではない正体が隠されていると話題となっています。ここでは、トニカクカワイイの司の正体について考察していきます。

トニカクカワイイのヒロインキャラクター・司の正体や魅力について迫っていく前に、トニカクカワイイの作品情報を紹介していきます。トニカクカワイイとは、2018年から週刊少年サンデーにて連載されている漫画作品で、主人公とその妻であるヒロインとのラブラブな日常を描いた、ラブコメ作品として人気を博しています。作者は「ハヤテのごとく!」などの人気作品でも知られている漫画家の、畑健二郎です。

2018年から週刊少年サンデーにて連載されているトニカクカワイイは、連載開始直後に人気に火が付いた作品です。連載開始の2年後である2020年に早くもテレビアニメ化を果たしたトニカクカワイイ。コミックスは2020年現在10月13巻まで刊行されています。トニカクカワイイのコミックスは、8巻発売時点で累計発行部数180万部を突破するという好成績も記録しています。

トニカクカワイイは、タイトルにも表れているようにヒロインである奥さんが「とにかく可愛い」人物である事が最大の特徴となっています。そんなトニカクカワイイのヒロイン・司なのですが、一般的なラブコメのヒロインとは一線を画す正体を隠していそうだと話題となっているのです。不老不死では？とも噂されている司の正体について、作中の伏線から詳しく考察していきます。

トニカクカワイイの主人公由崎星空（ナサ）は、ある日運命の出会いを果たします。とにかく可愛い少女・月読司に一目惚れしたナサは、声をかけようとしたところトラックに気づかずに撥ねられそうになります。司に助けられたナサは、重傷を負いながらも彼女に告白します。そんなナサに司は「結婚するなら付き合う」と返します。それから数年後、ナサの元に司が婚姻届を持ってやってきて、二人の新婚生活が始まります。

週刊少年サンデーにて連載中の、トニカクカワイイ。そんなトニカクカワイイのモデルは作者なのではないか？と言われています。トニカクカワイイの作者・畑健二郎はこの作品を発表前に結婚しており、トニカクカワイイ連載開始時には新婚の状態でした。その為、トニカクカワイイは作者の結婚生活をモデルに執筆しているという噂もささやかれているのです。

トニカクカワイイのヒロイン・由崎司のプロフィールを紹介します。由崎司は、主人公ナサが一目惚れした相手であり、16歳の可愛い少女です。クールで美少女といった印象の司に、ナサが告白する所からストーリーが始まりました。長く淡い桃色の髪の毛をしており、家事など何でもそつなくこなす万能なキャラクターです。理想の奥さんといった司ですが、その正体は謎に包まれているのです。

トニカクカワイイのヒロイン・司の正体について紹介します。トニカクカワイイのヒロイン・司は、不老不死ではないかと考えられています。これは、物語冒頭でナサをトラックから救った場面で、ナサよりも重傷を負って瀕死になるはずの司は、次の場面ではすっかり傷が治っているのです。怪我や病気をしないとされている司なので、人外の力によって不老不死なのではないかと考えられるようになったのです。

トニカクカワイイの司が不老不死と考えられている理由には、彼女の姿が変化しない事も挙げられます。司はトニカクカワイイの他のキャラクターとの関係も掘り下げられていきますが、そんな中で千歳の幼少期には今と変わらない姿で登場しています。そもそも、ナサと出会った時点から数年後に再登場した司ですが、この時も全く見た目に変化はありませんでした。この事から、不老不死では？と言われているのです。

トニカクカワイイの司は、不老不死の少女でずっと昔から生きているのではと考えられています。作中で81歳の老女である時子を保護者代わりだと言いながらも、呼び捨てにして友人のように接したり、時子との出会いも戦後であったと明かされています。不老不死でもなければ、そのように何十年も前に時子と出会っているのは不自然です。このように様々な場面で、司が不老不死である事は示唆されています。

トニカクカワイイの司に関して、その正体はかぐや姫に関係しているという説が有力です。まず、トニカクカワイイ作中のプロローグにて、「かぐや姫」というキーワードが登場しています。前述した通り、司は不老不死と思えるような要素をいくつも持っています。作中でナサと京都へ行くエピソードでは、日本刀を扱えたり古文をすらすら読めたりと、かなり昔から生きているような描写がたくさん登場しました。

平安時代を懐かしむような様子も見せ、「山の形は1000年では変わらない」といったような、まさに不老不死をいうセリフも発している司。少なくとも平安時代には存在していたと考えられます。平安時代も、かぐや姫が登場する「竹取物語」が成立した時代であり、ここでも関連する点が登場しています。また、司は突然のナサの告白に「結婚」を要求しており、「結婚」という要素も強調されています。

かぐや姫の登場する竹取物語では、メインのストーリーに「かぐや姫の結婚」が据えられています。このようにかぐや姫とトニカクカワイイの司には、いくつも関連する点が存在しており、それらは作中でも伏線として描かれているのです。

不老不死の少女である司に正体は、かぐや姫という説の他にイザナミノミコトであるという説もあります。イザナミノミコトとは、日本の神話に登場している神様です。司がかぐや姫に関連しているという説の根拠として、平安時代に司が生きていたという点がありましたが、実は司はそれよりもずっと前から生きている可能性があるのです。

司はナサとの会話で、聖徳太子を知っているような発言もしています。聖徳太子を「あの人」と言っており、面識があるような司。そうすると、聖徳太子の生きた飛鳥時代にも存在していたという事になります。イザナミノミコトに関しては、自身から「ツクヨミ」を生み出した神話も残っており、司の旧姓「月読・ツクヨミ」との関係が示唆されます。また、イザナミノミコトも「結婚」を司る神様だと知られています。

トニカクカワイイのヒロインである司は、作者畑健二郎の過去作・ハヤテのごとく!のヒロインの一人・ヒナギクに似ていると言われているのです。ヒナギクとは、ハヤテのごとく!に登場したヒロインキャラクターの一人でした。サブキャラとして登場したヒナギクなのですが、その人気は作中屈指の高さであり、人気投票で1位にも輝くほどでした。

ヒナギクと司は、まず見た目が非常に似ており、腰のあたりまで伸びた長い髪の毛に、ピンク色の髪色まで共通しています。髪型は前髪やセットの方法が異なっており、全く一緒という訳ではありませんが、和服が似合う所など様々な共通点があります。

トニカクカワイイのヒロイン・司と、ハヤテのごとく!のヒナギクの共通点は、カラー絵で見るとよく分かります。司とヒナギクは、特徴的なピンクの髪の色が共通しています。髪型もカラーで見るとそっくりであり、司がヒナギクかと思ったという読者もいるほどでした。また、司もヒナギクも可愛らしさよりもクールな美人といった印象を与えるキャラクターであり、イメージも共通しています。

司とヒナギクは共に16歳前後の年齢設定なので、同世代のキャラクターと言えます。身長に関しては司よりもヒナギクの方が高い設定となっています。しかし、ヒナギクは非常に胸が小さかったのがチャームポイントでしたが、司はある程度大きな胸をしています。見た目に関しては細かな差はありましたが、最大の特徴であるピンクの髪の毛が共通しているため、とてもよく似ていると言われているのです。

トニカクカワイイのヒロイン・司とヒナギクが似ているとされる点には、性格もあります。司もヒナギクも、初対面はクールで凛とした印象を与える美少女ですが、仲良くなって気を許すようになると可愛い部分も見せるようになっていきます。司は超然とした振る舞いでミステリアスな少女でしたが、ナサとの結婚生活では寂しがり屋な一面を見せ、甘えるようなシーンもあります。

ヒナギクも完璧と言えるクールな少女でしたが、ハヤテに惹かれていくうちに乙女な部分も出てくるようになりました。実は可愛く乙女な性格の女の子である点も、司とヒナギクとの共通点に挙げられています。

トニカクカワイイのヒロイン・司の魅力をいくつか紹介します。まず、主人公ナサとの出会いについて。このストーリー冒頭の二人の出会いにおいて、司は「とにかく可愛い」と紹介されています。実際に司は非常に可愛い見た目の少女であり、ナサは司に一目惚れします。一目見ただけでナサを夢中にさせるほど、司は美少女なのです。

トニカクカワイイの司の魅力には、その性格も挙げられます。クールでミステリアスな司は、不老不死を思わせる超然とした言動も見せています。見た目が可愛い司ですが、それだけではなく奥が深いキャラクターなのです。クールな性格の司が、ナサの前では照れたりやきもちを焼いたりする姿が、トニカクカワイイの見どころでもあります。

トニカクカワイイの司は、意外と俗っぽい所も持ち合わせています。不老不死を思わせ、普通の人間ではなさそうな司なのですが、ナサの家にテレビが無い事に嘆き悲しんだり、好きな映画やアニメをナサに布教しようとしたりと、意外とオタクっぽい部分も持っています。

トニカクカワイイのアニメで、ヒロイン・司の声を担当した声優を紹介していきます。司を担当した声優は、鬼頭明里です。鬼頭明里は1994年10月16日生まれの日本の女性声優で、歌手としても活躍している声優です。愛知県出身で、所属事務所はプロ・フィット。歌手活動の際のレコードレーベルはポニーキャニオンと契約しています。

声優鬼頭明里は、高校を卒業後プロ・フィット声優養成所を経て、声優としての活動をスタートさせました。2019年には声優としてだけではなく、歌手としての活動もスタートさせた鬼頭明里。数々のアニメ作品でメインキャラクターの声を担当している声優として人気となっています。

声優・鬼頭明里の出演作を紹介します。タイムボカン24のカレン役、タブー・タトゥーのアリヤバータ役、僕だけがいない街のヒロミ役、ようこそ実力至上主義の教室への堀北鈴音役、徒然チルドレンの飯島香奈役、ウマ娘・プリティーダービーのセイウンスカイ役、鬼滅の刃の竈門禰豆子役などが有名です。鬼頭明里は、数々の人気キャラクターを担当する声優として、今後も活躍が期待される声優です。

トニカクカワイイの司に関しての感想や評価を紹介していきます。まず、司のツンデレな所が好きだと言う感想が見られています。ツンデレはヒロインの可愛いポイントとして人気の属性ですが、司もナサに対してツンデレな所があり、そこが可愛くて好きだと人気を呼んでいます。

トニカクカワイイの司に関しては、可愛いといった感想や「理想の夫婦」だという感想が多く見られています。ナサと司のカップルは、見ていて和むと評価されており、多くのファンを癒しています。何でもそつなくこなして可愛い司は、理想の奥さんと人気を集めています。

トニカクカワイイの司は、クールでミステリアスな美少女です。そんなクールな司がナサに嫉妬してしまうエピソードでは、ギャップがあって可愛いとの感想が上がっていました。

ここでは、トニカクカワイイのヒロイン由崎司の、「とにかく可愛い」魅力とその正体を紹介しています。司の正体に関しては、「かぐや姫」に関係する説や、「神様」だとする説など様々な説が囁かれていました。是非、トニカクカワイイをチェックして、ヒロイン・司の魅力に注目して見てください。