【ワンピース】トータルバウンティ（総合懸賞金額）ランキング！麦わらの一味の推移は？

ワンピースの強さの指標の1つになっている懸賞金。個人に設定される数値ではありますが、組織の影響力も関係しており、トータルバウンティも重要になっています。今回はそんなワンピースのトータルバウンティについてランキング形式でまとめて紹介していきます。

ワンピースは1997年から2021年3月現在まで週刊少年ジャンプにて尾田栄一郎先生が連載している海洋ロマン漫画です。ジャンプの王道なストーリー構成や個性豊かなキャラクター性が高い人気を集め、長年ジャンプを支え続ける看板作品で、日本国内はもちろん海外でも高い人気を誇る作品になっています。

ワンピースはメディアミックス展開も積極的に行われており、アニメや映画、小説などの各種媒体でも高い評価を集めています。またタイアップ企画やコラボ企画も多く、各施設でのイベントなども度々開催されています。

海賊王を夢見る少年モンキー・D・ルフィは故郷のフーシャ村を飛び出し、冒険の旅への出発します。それぞれの島で仲間を増やすルフィは東の海（イーストブルー）を超える頃には、東の海では最高額であり、初手配書にしても異例な3000万ベリーの懸賞金が懸けられる事になります。当初は麦わらの一味の中でもルフィだけが賞金首でしたが、やがて麦わらの一味全員が賞金首になる事になるのでした。

ワンピースの世界には、「世界政府に対しての危険度」を示す数値として設定されている対象を捕まえて世界政府に引き渡した際に得られるの懸賞金制度があります。この懸賞金は通常、船長に対してかけられるものですが、海賊団の規模の大きさや影響力、知名度などから船員などにも懸けられるようになっていきます。特定の組織のこの懸賞金の合計金額がトータルバウンティです。

トータルバウンティランキング第10位は西の海にある「花ノ国」のギャングで麦わら大船団の一員でもある八宝水軍です。トータルバウンティは7億5200万ベリーでその内訳は第13代棟梁のサイが2億1000万ベリー、第12代棟梁で現在は隠居しているチンジャオが5億4200万ベリーです。その他にもキャラクターとしては副棟梁でサイの弟であるブーが共に登場していますが彼の懸賞金は明らかになっていません。

またチンジャオの懸賞金に関しては30年前のデータであり、現在は変わっている可能性も0ではありません。ただし本人が引退（隠居）を表明していても懸賞金が取り消される事はないのでチンジャオの懸賞金が無効になっているという事はありえなくなっています。一方で副棟梁であるブーの懸賞金が明らかになっていない事からもまだ「船長だけに懸賞金がかけられている」タイプの組織であると言えます。

トータルバウンティランキング第9位は革命軍です。懸賞金が判明しているのは参謀総長でありNo2であるサボと、元幹部であるバーソロミュー・くまの2人だけでトータルバウンティは8億9800万ベリーとなっています。内訳はサボが6億200万ベリー、くまが2億9600万ベリーとなっています。ただしくまは七武海に加入した時点で抹消されており、現在の扱いが不明になっています。

世界会議（レヴェリー）編にて七武海制度が撤廃されているので懸賞金は復活するはずですが、くまは天竜人の奴隷になっている状態なので「既に世界政府に捕まっている」状態である可能性も否定出来ません。また組織としてもトップであるドラゴンを始め世界会議編でまとめて登場した各方面軍の軍団長などの懸賞金も明らかになっておらずトータルバウンティの伸び代はかなり高いといえます。

トータルバウンティランキング第8位はドフラミンゴファミリーです。多くのメンバーの懸賞金が明らかになっている事がトータルバウンティを高める大きな要因となっており、その額は10億800万ベリーとなっています。ただし途中加入であるベラミーを除けばドフラミンゴが七武海に加入するまでの数値であり、ドフラミンゴの暗躍を考えればもっと高くても不思議ではない組織になっています。

内訳は船長であるドフラミンゴが一番高く3億4000万ベリー、途中加入であるベラミーが1億9500万ベリーと高く、最高幹部のトレーボル、ティアマンテ、ピーカがそれぞれ9900万ベリー、その他幹部ではラオGが6100万ベリー、セニョール・ピンクが5800万ベリー、グラディウスが3100万ベリー、デリンジャー1500万ベリー、マッハ・バイスが1100万ベリーとなっています。

トータルバウンティランキング第7位は黒ひげ海賊団です。様々な暗躍を行っている黒ひげ海賊団ですが、懸賞金はほとんど明らかにされておらずトータルバウンティは24億4580万ベリーとなっています。実質的にその数値のほとんどを示すのは船長の黒ひげで、その金額は22億4760万ベリーとなっています。

その他判明しているメンバーは黒ひげ海賊団初期メンバーの4人でドクQが7200万ベリー、オーガーが6400万ベリー、ラフィット4220万ベリー、バージェス2000万ベリーとなっていますがその数値はいずれも新世界編突入前の数値であり、インペルダウンで加入したメンバーも加味するとトータルバウンティの伸び代がかなり多くまとめるとランキング上位に食い込むのではないかとされる組織となっています。

トータルバウンティランキング第6位はルフィ率いる麦わらの一味です。物語の中で推移してきた麦わらの一味のトータルバウンティですが、2021年3月時点、（ワノ国編前まで）でのトータルバウンティで31億6100万100ベリーとなっています。

ルフィがホールケーキアイランド編で一気に15億にジャンプアップした事と億3800万ベリーのジンベエの加入でワノ国前に一気にランキングを上げる事になりました。以下サンジが3億3000万ベリー、ゾロが3億2000万ベリー、ウソップが2億ベリー、ロビンが1億3000万ベリー、フランキーが9400万ベリー、ブルックが8300万ベリー、ナミが6600万ベリー、チョッパーが100ベリーとなっています。

トータルバウンティランキング第5位はシャンクス率いる赤髪海賊団で、トータルバウンティは41億4190万ベリーとなっています。内訳は船長のシャンクスが40億4890万ベリー、新入りのロックスターの9400万ベリーとなっており実質シャンクスしか判明していないといえます。幹部メンバーの懸賞金が明らかになっておらず伸び代はかなり高いと考えられています。

ちなみに赤髪海賊団は海軍では「懸賞金が高いアベレージを誇り、バランスが取れている」とされており、後述する他の四皇の海賊団のトータルバウンティを考えると全員の懸賞金をまとめるとランキング1位になる可能性も高いのではないかと考察されています。

同じく主要メンバー全員の懸賞金が明らかになるような事があれば1位になる可能性も高いとされているのがロジャー海賊団です。判明しているのは船長のロジャーだけですがその懸賞金は55億6480万ベリーとなっています。個人としてはこの金額は海賊史上で最高額とされておりたった1人で麦わらの一味のトータルバウンティを超える数値を叩き出しランキング入りする事になりました。

ワンピース作中に登場している中だけでもレイリーやクロッカス、ギャバンなどの船員が明らかになっており、彼らの懸賞金が明らかになるような事があればまとめてランキングが上がる可能性もあります。

トータルバウンティランキング第3位は白ひげ海賊団です。トータルバウンティは55億9600万ベリーで、その内訳は白ひげ（エドワード・ニューゲート）50億4600万ベリー、エース5億5000万ベリーです。白ひげ海賊団も幹部クラスいずれも懸賞金が明らかになっていない海賊団になっています。

既に解散した白ひげ海賊団ですがワノ国編ではマルコやイゾウが登場しており、トータルバウンティが増える可能性も少なくありません。

トータルバウンティランキング第2位は四皇の一角カイドウ率いる百獣海賊団でトータルバウンティは72億5110万ベリーとなっています。内訳はカイドウが46億1110万ベリー、クイーンが13億2000万ベリー、ジャックが10億ベリー、ホーキンス3億2000万ベリーとなっています。ちなみに海軍の潜入捜査だったドレークも2億2000万ベリーの賞金首でありそれも合わせるなら74億7110万ベリーとなります。

既にかなり高額な百獣海賊団ですがまだまだ伸び代を抱えており、大看板で唯一懸賞金が明らかになっていないキング、飛び六胞や真打ち、その他ギフターズやナンバーズなど懸賞金がかかっていてもおかしくない立場にいるものも多く、まだまだトータルバウンティが上がる可能性も孕んでのランキング2位となっています。

トータルバウンティランキング第1位は多くのメンバーの懸賞金が明らかになっているビッグ・マム海賊団でそのトータルバウンティは101億2150万ベリーとなっています。トップのビッグ・マム43億8800万ベリーを筆頭に、スイート3将星のカタクリが10億5700万ベリー、スムージーが9億3200万ベリー、クラッカーが8億6000万ベリー、ペロスペロー7億、スナック6億と続いています。

以下のメンバーも明らかになっているメンバーはいずれも1億を超える懸賞金となっている一方、兄弟でも懸賞金が明らかになっていないメンバーもおり、或いはさらにトータルバウンティが伸びる可能性もあります。

ワンピース作中、麦わらの一味の中でも最初に懸賞金がつけられたのがルフィでそのタイミングは東の海（イーストブルー）でアーロンを倒した後でその金額は3000万ベリーでした。その後アラバスタでクロコダイルを倒した事で1億、エニエスロビーでブルーノとルッチを倒しエニエスロビーを壊滅させた事で3億、マリンフォード頂上戦争後に4億、ドレスローザ編後に5億、そしてホールケーキアイランド編後に15億と推移しています。

麦わらの一味の船長という事もあって一番推移が多く、海軍が把握している事件の後には必ずといっていいほど上がる傾向にあります。

麦わらの一味の中で加入前から懸賞金がかかっていたメンバーを除いて唯一エニエスロビー編前に懸賞金がかけられたゾロ、最初に懸賞金がかけられたのはアラバスタ編後でMr.1（ダス・ボーネス）を殺した事とウィスキーピークでのBW社員100人切りをあわせて6000万ベリーの賞金首となります。

その後エニエスロビー編にてカクを倒した事で1億2000万ベリーにアップ、新世界編に突入後ドレスローザ編では最高幹部であるピーカを倒した事で懸賞金が3億2000万ベリーまでアップしています。

麦わらの一味の中では戦闘がメインではないナミに懸賞金がかけられたのはエニエスロビー編後でカリファを倒した事で1600万ベリーの懸賞金がかけられる事になります。その後ドレスローザ編後、麦わらの一味全体の危険度から一律アップが行われた事でまとめて5000万ベリーアップし、6600万ベリーとなっています。

ナミと同じく戦闘がメインではないウソップも懸賞金が懸けられたのはエニエスロビー編後で正義の旗を撃ち抜いた事から3000万ベリーの懸賞金がかけられています。その後ドレスローザ編にてシュガーを倒した事から一気に2億ベリーもの懸賞金がかけられる事になります。

麦わらの一味でも戦闘員としての側面も強いサンジですが、暗躍も多く目立ちにくい為か懸賞金がかけられたのはエニエスロビー後が初でその懸賞金額は7700万ベリーでした。以降ドレスローザ編にて麦わらの一味まとめてアップの影響とヴィンスモーク家からの圧力で1億7700万ベリーにアップ、ホールケーキアイランド編にて正式にヴィンスモーク家の一員と明らかになった事で3億3000万ベリーにアップする事になりました。

トータルバウンティランキングでは6位と少数精鋭の海賊団として圧倒的な高さを誇る麦わらの一味ですが懸賞金額という点において足を引っ張っているのがチョッパーです。その検証金額はエニエスロビー後で50、ドレスローザ編後に100となっています。これだけ低い理由は「ペット扱い」である為で、同じ理由でハートの海賊団のベポも低くなっています。

麦わらの一味加入前から懸賞金がかけられていたロビン。始めて懸賞金がかけられたのはオハラの生き残り、ポーネグリフを読めるという理由で8歳で7900万ベリーとかなり高額になっていました。その後懸賞金は更新されておらず、エニエス・ロビー編後に改めて8000万ベリーの懸賞金が懸けられる事になりました。その後ドレスローザ編後の麦わらの一味のまとめてアップの影響を受けて1億3000万ベリーになっています。

エニエス・ロビー編にて麦わらの一味に加わったフランキーはフクロウを撃破した事もあり4400万ベリーの懸賞金をかけられる事になります。その後ドレスローザ編ではセニョール・ピンクを撃破する事になりますが、他のドレスローザ組とは違い一律アップ側で9400万ベリーになっています。

同じく麦わらの一味加入時点で賞金首だったブルック、ルンバー海賊団の船長代理時代にかけられた懸賞金が3300万ベリーとなっていました。一応この懸賞金も有効だったようでドレスローザ編後の麦わらの一味のまとめてアップの影響で8300万ベリーに更新されています。

ワノ国編にて麦わらの一味に正式に加入したジンベエ。加入時点で4億3800万ベリーとなっているジンベエですが、何回かの懸賞金額が明らかになっています。始めて懸賞金をかけられたのがタイヨウの海賊団時代で7600万ベリー、その後タイヨウの海賊団2代目船長となり七武海に加入した時点で2億5000万ベリーだった事が明らかになっています。

ここからは既にワンピースを視聴している人のトータルバウンティについての感想を紹介していきます。新世界編以降、特に四皇の懸賞金が明らかになったあたりからその懸賞金は明らかに高騰しており、仮に誰かが捕まえたとして世界政府に払う力があるのかどうかが気になるという声も多くなっています。海賊に払う事はないとはいえ、元々払う気がないのではないかとする声も見られる程でそのインフレ具合が気になるという声も多いです。

ただワンピースの懸賞金が必ずしも強さを示すものではなく「危険度」を示しているという設定があるからこそ巨大な組織や縄張りを持つビッグ・マム海賊団や百獣海賊団の懸賞金が高いのも納得感があるとする声も多いです。

麦わらの一味のトータルバウンティに関しては少数精鋭にしては高くてびっくりという声が多い一方でチョッパーの低さが気になるという声も多いです。元々変身能力で戦う事から戦果が把握されてないのでは？ともされており、いつか高額になるのではないかともされています。

ワンピースのトータルバウンティはある種組織力の高さとも言われており、個人の懸賞金の額と共に注目サれる要素になっています。特に近年のワンピースでは最高金額であるとされる四皇の懸賞金なども明らかになってきた事で考察がまとめやすく天井が見えた事で推察しやすくなったという声も多くなっています。

今回のランキングでは既にワンピース作中で明らかになっているキャラクターの合計になっていますが、まだまだ懸賞金が不明なキャラクターも多く今後明らかになればランキングが変動する可能性も十分に高くなっています。今後のトータルバウンティなどにも注目しつつワンピースを視聴してみてはいかがでしょうか？