2021年02月25日公開
2021年02月25日更新
【怪物事変】蓼丸織(シキ)の過去・能力は?夏羽との関係や母親についても考察
蓼丸織(シキ)とは漫画怪物事変に登場するキャラクターの1人です。漫画怪物事変に登場する蓼丸織(シキ)は隠神探偵事務所に所属しており、そのかっこいい容姿や性格から非常に高い人気を博しているキャラクターです。その正体は蜘蛛(アラクネ)の母親と人間の父親の間に生まれた日下夏羽と同じ半妖であり、母親から受け継いだ血から糸を自在に操る能力を持っています。本記事ではそんな漫画怪物事変に登場する蓼丸織(シキ)について能力や過去、蜘蛛(アラクネ)の母親などをまとめてご紹介していきます。
目次
怪物事変のシキとは?
怪物事変の作品情報
漫画怪物事変の作中で隠神探偵事務所に所属している半妖のキャラクター・蓼丸織(シキ)。漫画怪物事変に登場する蓼丸織(シキ)は蜘蛛(アラクネ)の母親を持つ日下夏羽と同じ半妖のキャラクターであり、隠神鼓八千の探偵事務所に所属しています。しかし蓼丸織(シキ)はある過去が理由で母親に強い不信感を抱いています。本記事ではそんな蓼丸織(シキ)の能力や過去、蜘蛛(アラクネ)の母親などをまとめてご紹介します。
怪物事変の概要
では蓼丸織(シキ)の能力や過去、母親などをご紹介する前に、蓼丸織(シキ)が登場する漫画怪物事変の作品情報とストーリーのあらすじについて簡単にご紹介していきます。蓼丸織(シキ)が登場する怪物事変(けものじへん)とは2017年に「ジャンプスクエア」で連載がスタートした藍本松の漫画作品です。漫画怪物事変は2021年2月現在も「ジャンプスクエア」で連載が続いており、これまで合計13巻の単行本が刊行されています。
2021年2月現在も連載が続いている漫画怪物事変はある怪事件を通して半妖の主人公・日下夏羽と探偵の隠神鼓八千の姿を描いたオカルト・ファンタジー作品であり、140万部を超えるコミックスの累計発行部数を記録するほど非常に高い人気を博しています。そんな漫画怪物事変は2021年の1月にアニメ化されたことで一躍注目を集め、2021年2月現在漫画雑誌「ジャンプスクエア」を代表する漫画作品の1つに数えられています。
怪物事変のあらすじ
漫画怪物事変の世界は大昔より、「怪物(けもの)」と呼ばれる存在が影に隠れて生活を送っていました。そんな世界の片田舎である日、家畜が連続で殺害される事件が発生します。探偵をしている隠神鼓八千は連続家畜変死事件を追って田舎を訪れ、「泥田坊」とあだ名されて蔑まれる主人公・日下夏羽と出会います。この偶然の出会いにより、「泥田坊」こと日下夏羽の謎に包まれた正体や能力などが明らかになっていくのでした。
蓼丸織(シキ)のプロフィール
本記事で過去や能力、蜘蛛(アラクネ)の母親などをご紹介する蓼丸織(シキ)とは漫画怪物事変に登場するキャラクターの1人です。漫画怪物事変に登場する蓼丸織(シキ)は隠神鼓八千の探偵事務所に所属しているキャラクターの1人であり、白い髪の毛と少し目つきが悪い容姿が特徴となっています。漫画怪物事変の公式の設定では群馬県の綿糸郷で生まれたらしく、誕生日と年齢は11月10日生まれの14歳であることが分かっています。
また身長は163cmであり、体重は48kgとなっています。そんな漫画怪物事変に登場する蓼丸織(シキ)は蜘蛛(アラクネ)の母親と人間の父親との間に生まれた半妖であり、蓼丸綾という父親違いの妹がいます。そのため蓼丸織(シキ)は糸を使った様々な能力を有しています。しかしある過去が理由で蓼丸織(シキ)は蜘蛛(アラクネ)の母親と離縁してしまい、叔父の蓼丸昭夫を経て隠神鼓八千の探偵事務所に所属することになりました。
怪物事変のシキの過去や家族・母親を考察
考察①母親は蜘蛛
ではここからは漫画怪物事変に登場する蓼丸織(シキ)の過去や母親についてご紹介していきます。漫画怪物事変の作中で隠神鼓八千の探偵事務所に所属している蓼丸織(シキ)は蜘蛛(アラクネ)の母親と人間の父親の間に生まれた半妖のキャラクターです。蓼丸織(シキ)の母親は組という名前であり、「綿蜘蛛伝説」が伝わる群馬県綿糸郷で蓼丸織(シキ)の父親と出会いました。そして2人は恋に落ち、蓼丸織(シキ)が生まれました。
しかし蓼丸織(シキ)の父親は森で足を滑らせ、転落死してしまいます。さらに蓼丸織(シキ)もインフルエンザを患い、床に伏せてしまいました。これにより母親の組は蓼丸織(シキ)を人間として育てると決意し、他の怪物と交配して大金を作ろうとします。これは蓼丸織(シキ)の叔父・蓼丸昭夫の考えであり、臓器までも治せる「治癒する糸」を完成させようとしました。ただ交配の現場を蓼丸織(シキ)は目撃してしまいます。
交配の現場を目撃したことを知った蓼丸昭夫は母親の組が死亡したことにし、蓼丸織(シキ)を密かに引き取りました。その後蓼丸織(シキ)は隠神鼓八千の下に行き、彼の探偵事務所に入りました。しかし蓼丸織(シキ)は当初、強いショックから過去の記憶を無くしていました。ただ蓼丸織(シキ)は隠神鼓八千の協力で過去の記憶を取り戻し、漫画怪物事変の作中で叔父の蓼丸昭夫の手から母親の組を奪還することに成功しました。
考察②父親違いの妹がいる
漫画怪物事変の作中で蓼丸織(シキ)は過去の記憶を取り戻して母親を奪還した時、自身に「蓼丸綾」という妹がいることを知ります。実は母親の組は他の怪物と交配する中で、1人の人間の姿をした子供を産んでいました。その子供こそが「蓼丸綾」であり、蓼丸織(シキ)と父親違いの兄妹という関係にあります。蓼丸綾は出生の過去や自分が妹であることを全て受け入れており、作中で兄の蓼丸織(シキ)と良好な関係を築き上げています。
怪物事変のシキの能力ネタバレ
考察①体液を蜘蛛のような糸に変化させる
ではここからは漫画怪物事変に登場する蓼丸織(シキ)の能力について詳しくご紹介していきます。上述の過去でご紹介した通り、漫画怪物事変に登場する蓼丸織(シキ)は蜘蛛(アラクネ)の母親を持つ半妖のキャラクターです。そのため蓼丸織(シキ)は蜘蛛の糸を自由に操ることが出来る能力を持っています。蓼丸織(シキ)は汗や唾などの体液から蜘蛛のような糸を作り出すことが出来、身体が無くならない限り無限に糸を使えます。
身体がある限り作ることが出来る蓼丸織(シキ)の糸は非常に粘着性が高く、簡単に対象の物質とくっつけることが可能となっています。さらに蓼丸織(シキ)の糸は溶解や凝固などの能力も持っており、様々な場面で使用することが出来ます。漫画怪物事変の作中で蓼丸織(シキ)はそんな能力を使い、熱を浴びると溶けて冷えると固まる糸や繊維で出来た靴を作れる糸、全身を包み込んで擬態出来る糸などを披露しています。
考察②透明人間にもなれる?
漫画怪物事変の作中で、糸を使った能力を度々披露している蓼丸織(シキ)。そんな蓼丸織(シキ)は漫画怪物事変の作中でバグバイト電子の調査をすることになります。蓼丸織(シキ)が能力で出した糸は人間を運んでも問題無いほどの高い強度と敵や味方に目視されない高い隠密性の両方を兼ね備えています。バグバイト電子の調査を担当した蓼丸織(シキ)は大量の水を体内にため込み、その体内の体液から糸を作り出しました。
そして蓼丸織(シキ)は体液から作った糸を使い、透明人間になることに成功します。これは虫の擬態方法をネットで調べたから出来たことでした。溶解や凝固、透明人間になることが出来るといった能力を持つ蓼丸織(シキ)の糸は漫画怪物事変の作中で一番便利な代物であるといえます。またネットで調べただけで透明人間になる能力を編み出した蓼丸織(シキ)も漫画怪物事変でトップクラスの実力者であるといっていいでしょう。
怪物事変のシキと夏羽の関係は?かっこいい魅力も紹介
かっこいい魅力①ツンデレな性格
ではここからは漫画怪物事変に登場する蓼丸織(シキ)のかっこいい魅力や日下夏羽との関係、ミハイとの関係などをまとめてご紹介していきます。漫画怪物事変に登場する蓼丸織(シキ)は少しやんちゃな見た目をしたキャラクターです。このやんちゃな見た目の通り、蓼丸織(シキ)は非常に強気な性格を持っています。なので蓼丸織(シキ)は当初、冷たい態度ばかり取って本作の主人公・日下夏羽を強くライバル視していました。
しかし本当は非常に心優しい性格の持ち主であり、蜘蛛(アラクネ)の母親・組や妹の蓼丸綾のことを心から大事にしています。そのため蓼丸織(シキ)は共に過ごす中でライバル視していた日下夏羽を仲間だと認めます。ただ蓼丸織(シキ)は典型的なツンデレキャラであり、作中内で手を繋ごうとした母親に恥ずかしそうなかわいい表情を浮べました。このかわいいツンデレな姿は蓼丸織(シキ)が人気を博す大きな理由となっています。
かっこいい魅力②隠神探偵事務所の従業員
上述でご紹介した通り、蓼丸織(シキ)は漫画怪物事変の作中で隠神鼓八千の探偵事務所に所属しています。隠神鼓八千の探偵事務所で蓼丸織(シキ)は雑務を担当している岩木山雪里白那之五十六子晶の後輩にあたり、現場での仕事を中心に任されています。そんな蓼丸織(シキ)は当初新人でライバルの日下夏羽を敵対視していました。しかし仲間と認めた後、蓼丸織(シキ)は非常に面倒見の良い姿を日下夏羽に見せています。
このことから蓼丸織(シキ)は隠神子八千の探偵事務所に必要不可欠な存在といっていいでしょう。しかし蓼丸織(シキ)は日下夏羽達の協力で母親と再会した後、引っ越すことになります。この時隠神鼓八千の探偵事務所の面々は蓼丸織(シキ)がいなくなるのではと心配しました。しかし日下夏羽達に助けて貰った義理堅い蓼丸織(シキ)は恩を返すため、隠神鼓八千の探偵事務所に帰ってきました。
かっこいい魅力③夏羽との関係
漫画怪物事変の主人公である日下夏羽は蓼丸織(シキ)と同じ半妖のキャラクターです。そのため当初隠神探偵事務所に入った日下夏羽を蓼丸織(シキ)はライバル視していました。基本2人は性格が全く真逆です。しかし蓼丸織(シキ)は段々と日下夏羽を仲間と認め、日下夏羽が知らないことを面倒見良く教えていきます。2021年2月現在は2人とも良好な関係を築き上げており、同じ探偵事務所の仲間として行動を共にしています。
かっこいい魅力④ミハイとの関係
漫画怪物事変に登場するミハイとは吸血鬼のキャラクターであり、隠神探偵事務所で情報通信技術を担当しています。吸血鬼のミハイはオンラインゲームにハマっており、1人部屋に引きこもっています。ただミハイはトップクラスの実力を有しているため、読者に天才と評されています。蓼丸織(シキ)は当初引きこもっているミハイと接点がありませんでした。
しかし蓼丸織(シキ)は日下夏羽と隠神鼓八千が四国屋島に向かっている時、天才のミハイに土下座しながら稽古をして欲しいとお願いしました。土下座のお願いをミハイは笑顔で承諾し、歩行型VR装置を使った「ミハイクエスト」という稽古を蓼丸織(シキ)に行います。この出来事がきっかけとなって蓼丸織(シキ)はミハイと仲間としての絆を結ぶことになりました。
怪物事変のシキのアニメ声優
花江夏樹のプロフィール
アニメ怪物事変で蓼丸織(シキ)を演じたのは日本の男性声優である花江夏樹です。花江夏樹とは1991年の6月26日に神奈川県で生まれたアクロスエンタテインメント所属の声優であり、「なっちゃん」や「花江っち」といった愛称で呼ばれています。そんな花江夏樹は2011年のアニメ「ゴールデン☆キッズ」でデビューしました。その後花江夏樹は2014年頃にブレイクし、2019年のアニメ「鬼滅の刃」の竈門炭治郎役で一躍時の人となりました。
花江夏樹の主な出演作品
- 2014年のアニメ「東京喰種シリーズ」:金木研役
- 2014年のアニメ「四月は君の嘘」:有馬公生役
- 2015年のアニメ「食戟のソーマシリーズ」:タクミ・アルディーニ役
- 2016年のアニメ「斉木楠雄のψ難」:鳥束零太役
- 2017年のアニメ「政宗くんのリベンジ」:真壁政宗役
- 2019年のアニメ「鬼滅の刃」:竈門炭治郎役
- 2020年のアニメ「進撃の巨人シリーズ」:ファルコ・グライス役
怪物事変のシキに関する感想や評価
怪物事変読んでるんだけど、話が進むほどシキがイイ男に成長してかっこいい
— KAKE☆ (@tranceine) February 7, 2021
漫画怪物事変に登場する蓼丸織(シキ)に関する感想では蓼丸織(シキ)がかっこいいといった感想が多く寄せられていました。当初蓼丸織(シキ)は日下夏羽をライバル視して噛みつくキャラクターでした。しかし蓼丸織(シキ)は日下夏羽と行動を共にする中で成長し、どんどんかっこいいキャラクターになっていきます。この成長する度にかっこよくなる姿から蓼丸織(シキ)は非常に高い人気を博しています。
シキめっちゃ可愛いじゃん…!!#怪物事変
— ひーん!!!! (@hhhhhiiiiiin) February 21, 2021
漫画怪物事変に登場する蓼丸織(シキ)に関する感想では蓼丸織(シキ)がかわいいといった感想も多く寄せられていました。本記事でご紹介した通り、蓼丸織(シキ)は少し不良っぽいキャラクターです。しかし蓼丸織(シキ)はツンデレな性格をしたキャラクターであり、度々恥ずかしがるかわいい姿を見せています。このかわいいツンデレな一面も蓼丸織(シキ)が人気を博す大きな理由の1つとなっています。
怪物事変のシキの母親の話、結構胸くそな話だった、、、
— まーしー (@MeMeMercyMe) February 21, 2021
漫画怪物事変の作中で蓼丸織(シキ)は日下夏羽達と協力し、母親と再会することに成功します。しかし蓼丸織(シキ)の母親は過去に蓼丸昭夫に利用され、他の怪物と交配してお金になる糸を作っていました。この光景を見たことで蓼丸織(シキ)は母親と離縁することになりました。そのため蓼丸織(シキ)に関する感想では母親との過去のエピソードが胸くそ悪いといった感想も多く寄せられていました。
怪物事変のシキまとめ
本記事では漫画怪物事変に登場する蓼丸織(シキ)について過去や能力、母親などをまとめてご紹介しました。蜘蛛(アラクネ)の母親と人間の父親との間に生まれた蓼丸織(シキ)は非常に便利な能力の使い手であり、隠神鼓八千の探偵事務所の1員として日下夏羽やミハイと良好な関係を築き上げています。今後の漫画怪物事変でも蓼丸織(シキ)は活躍すると考えられるので、ファンの皆様は彼の今後の活躍にご注目下さい。