【ワンピース】ビッグマムVSクイーン戦の結果は？まさかの瞬殺？おしるこ戦争を考察

ワンピースは1997年から尾田栄一郎先生が週刊少年ジャンプで連載している海賊を題材とした漫画です。その中のワノ国編は、偉大なる航路後半の海である新世界編突入後長らく繰り広げられてきた対四皇編の1つであり、新世界編から麦わらの一味に同行していた錦えもん達、侍の故郷であり、現在は四皇カイドウの本拠地となっている場所です。ルフィ達は侍達と共に四皇カイドウを倒し、ワノ国を解放するべく戦う事になります。

そこに元々因縁深く、直前まで戦う事になったビッグマムも介入、ルフィが新世界編から同盟を組んでいたロー、カイドウの元に囚われていた形のキッドなども混ざり、「最悪の世代」vs「四皇」の構図で描かれる事になります。

ビッグマム、本名シャーロット・リンリンは新世界に君臨する四皇の1人で、ビッグマム海賊団の船長にしてトットランドの女王です。懸賞金43億8800万ベリーで巨人族ではないにも関わらず幼少期から優れた体格を誇り、自身と自身の子供達を中心とした海賊団ですが、元々豪快かつ男勝りな性格をしており、子供達にすら恐れられている存在です。

元々ルフィ達とは魚人島にて因縁が出来た後、サンジを誘拐した事でホールケーキアイランドにルフィ達を招き入れる事になり結果的にルフィ達にホールケーキシャトーを破壊されるなどしてしまいました。ルフィ達を襲撃するべくワノ国にも突撃してくる事になります。ソルソルの実の能力者であり、人の魂を操り、また自身の魂から作った化身であるナポレオン、プロメテウス、ゼウスを操る事で天候を操る女とも言われています。

クイーンはビッグマムと同じ四皇に数えられる百獣海賊団の最高幹部、3人いる大看板の1人です。肥満体で金髪の弁髪が特徴的なキャラクターでノリを大事にするようなファンキーな性格をしたキャラクターです。疫災のクイーン」の異名でも知られており、モノ作りが好きでカラクリ武器作りやウイルスなどを作るなど見た目に反して研究者肌なキャラクターでもあります。

同時に動物系古代種リュウリュウというの実モデルブラキオサウルスの能力者でもあり、そちらの能力も組み合わせてかその懸賞金はビッグマム海賊団のカタクリを凌ぐ13億2000万ベリーとなっています。大幹部らしく指揮能力や場を取り仕切る能力も高く、鬼ヶ島で開催された宴ではMCを行い癖の強い百獣海賊団の面々を前に場を盛り上げていました。

ビッグマムとクイーンが戦うきっかけになったのが実はチョッパーの嘘がきっかけであったりします。元々ワノ国編にてワノ国に上陸しようとしたビッグマム海賊団、しかし滝登りをしていた所をキングに迎撃されビッグマムは記憶喪失になった上で部下であるビッグマム海賊団の子供達とはぐれてしまいワノ国に1人で上陸する事になりました。記憶喪失のビッグマムを偶然発見したチョッパー達は流れでビッグマムを助ける事になります。

ビッグマムを介抱する際に食べさせたのがおしるこでした。しかし少量しかなく満足出来なかったビッグマムにチョッパーは兎丼にあると嘘をついたのです。奇しくもこの兎丼を管理していたのがおしるこ好きのクイーンでした。おしるこを求めて暴れるビッグマムに対し大好きなおしるこを求めてきた事に怒ったクイーンが相対する事になったのです。

四皇でありホールケーキアイランド編にてルフィの攻撃を余裕で受けていたビッグマムと、四皇の最高幹部で同じくルフィの攻撃を簡単に受け止めていたクイーンの戦いは激戦になる事が予想されましたが、その対決はまさかのビッグマムの瞬殺劇でした。ブラキオサウルスに変化して応戦したクイーンに対し、ビッグマムは頭を掴んで地面に強く叩きつけたのです。

その上でブラキオサウルスとなって巨体になったクイーンを振り回した上で岩に激突させ気絶、結果瞬殺される事になったのです。その後目を覚ましたクイーンの頭突きを食らってしまうビッグマムですが記憶を取り戻すだけであり「あれ？頭いてぇ」で済むくらいしかダメージがなく、瞬殺でなかったとしても両者の実力差は圧倒的だったと考えられます。

ちなみにこの時のビッグマムは記憶喪失である為、その強さはフルに発揮されたわけではなく、反面おしるこを求めて「食い煩い」に近い状態でした。いずれにしても四皇の最高幹部のクイーンとはいえ、四皇本人であるビッグマムとの実力差は歴然だったといえます。

ちなみにビッグマムはクイーンによって最終的にカイドウの元に連行される事になるわけですが、それも疲れ果てて眠った所を猛獣用の麻酔を100本打たれた上で純度100%の海楼石の鎖で拘束するという厳重振りを見せています。クイーンもそれだけビッグマムの事を警戒していた事が分かる描写になっています。

ワノ国編でのビッグマムは今回紹介したおしるこを求めたクイーンとの戦いまでの間記憶喪失であり本来おしるこがどれだけ好きなのかについては不明です。元々ビッグマムは世界中の甘いお菓子を求めており、そのためならば戦争をする事も辞さない性格をしています。その為、おしるこも当然好きだったという可能性も0ではありません。ただおしるこがワノ国の物だとすればビッグマムは食べた事がなかった可能性もあります。

そんな記憶喪失の状態のビッグマムがおしるこを求めたのはワノ国編で食べさせてもらった事がきっかけです。少なくとも食い煩いを起こしかける程には気に入ったようですが、記憶喪失の間の記憶は残っていなさそうなので、今後もおしるこを求めるようになるのかは不明です。

対するクイーンはプロフィールでも「好物はおしるこ」と紹介される程、大のおしるこ好きです。その好きっぷりは強い執着を示すもので、「おしるこは俺にとって酸素」とまで発言しています。おしるこの為なら結果的に瞬殺される事になったビッグマム相手でも臆する事なく挑んでいく姿はそれほどまでにおしるこ好きであったという事を示す結果にもなっています。

ちなみにビッグマムを相手にする事は部下に止められていますが、それでもビッグマムがおしるこを求めていると知って（元々機嫌が悪かった事も影響して）激昂して挑んでしまった程でビッグマムとは違う意味でおしるこで機嫌が決まる厄介な性格をしていると言えます。

四皇として君臨するビッグマムですがその強さの根幹にあるのは「圧倒的な身体の丈夫さ」にあります。その身体の丈夫さはワンピース作中では「鉄の風船」と表現される程です。ルフィも銃弾系の攻撃は無効に出来ますがビッグマムの場合は規格外で食い煩いで暴れ街を破壊する時にも、砲弾や銃弾を受けても全くのノーダメージでかすり傷1つ負う事がありません。

もちろんその身体的特徴以外にもハイスペックで、覇気は3種類とも高いレベルで使いこなし、武装色の覇気はルフィのギア4による攻撃を余裕で受け止められる程です。加えてソルソルの実の力を使う事で奪った寿命を無生物に与えたホーミーズにする事で1人で集団戦もこなせ、遠距離戦にも近距離戦にも高いレベルで対応する事ができるのです。まさに怪物クラスの強さを誇っているといえます。

特にビッグマム自身の魂を分け与えた「プロメテウス」「ゼウス」「ナポレオン」の3人のホーミーズは強力でプロメテウスは炎、ゼウスは雷を操る事で天災ともいう規模の攻撃をする事が可能になっています。これらをあ操る姿はたった1人で天候さえも操っているという事であり、基礎能力でさえ厄介なのにそもそもその基礎能力を見る事すら簡単ではない程の強さを誇っています。

そんなビッグマムにもホールケーキアイランド編にて「マザー・カルメル」という弱点がある事が明らかになっていますが、その弱点を突くのは特定の条件が整わなければならず簡単には弱点を突く事も出来ないと考えられています。

四皇の最高幹部であるクイーンすらも瞬殺する強さを誇るビッグマムですが、その今回にある身体的特徴は謎の存在になっています。幼少期から巨人族の子供達と同じような体躯を持ちますが、両親は少なくとも見た目は普通の人間でしたし、突然変異的な存在にしても不思議な存在であるとされています。

そのような不思議な存在という共通点でファンの間で関係性が疑われているのが自称「白ひげの息子」として白ひげ海賊団の残党を狩るウィーブルです。ワンピース本編中ではまだ戦闘シーンは描かれていませんが白ひげ海賊団の船長達を16人も倒せる程であり、その強さは海軍の黄猿も認める程になっています。

ファンによる考察ではビッグマムやウィーブルはワンピースの世界にかつて生きていた古代種族の血を受け継いでいるのではないかとする考察なども行われています。

ここからは既にワンピースを視聴した人のビッグマムとクイーンの戦いに関しての感想を紹介していきます。両者の戦いは読者にとっては展開的にある程度予期出来た戦いであり、「四皇vs四皇の最高幹部」という構図はどれだけ強さの差があるのか気になるという声も多くなっていました。中でもクイーンは敵対する組織のトップであるとはいえビッグマムの事をボロカスに言っており、それが面白かったとする声も多くなっています。

このシーンにはクイーンの虚勢も込められており、内心ではビッグマム相手にビビる気持ちもありながらも立場上譲るわけにはいかないという部分も込められていますが、それにしても言い過ぎであるとする声も多くなっています。

元々ビッグマムはホールケーキアイランド編での振る舞いなどもあってその強さと共にわがままな性格なども描かれており、いい印象を持たれているキャラクターではありませんでした。しかしそれはクイーンも同じで、むしろクイーンの方が印象が良くなかったとする声も見られます。それだけにビッグマムとクイーンの衝突がまさかの瞬殺だった事でスカッとしたとする声も多くなっています。

一方で四皇の最高幹部であるクイーンすらも圧倒するビッグマムの強さの底が見えないとも言われカイドウと同じく最終的にどのような形で倒される事になるのかが分からないとする声も多くなっています。

特にビッグマムは記憶喪失であり、この戦いの中で本来持つホーミーズの力などを使う事もなく、純粋な肉弾戦だけで勝利しています。この事に驚いたとする声も多く、いくらなんでも四皇と最高幹部の間に実力差がありすぎなのではないかとされる程でした。元来持つ力であるとはいえ、この肉体の強さの由来が気になるとする声がさらに増える結果になっています。

ワンピースの世界の過去に存在したとされる鬼との関係性や同じく圧倒的な身体能力を持っているように見えるウィーブルとの関係性が考察されるなどビッグマムは既に様々な事が描かれているキャラクターながらもまだまだ謎な部分が多いとされています。

おしるこをきっかけとしたビッグマムとクイーンの戦いは始まる前は四皇と四皇の最高幹部との衝突という事で注目を集めた戦いでしたが、まさかの瞬殺で驚いたとされるような戦いです。特にビッグマムが記憶喪失状態で全力じゃなかった上での瞬殺という事実、ワノ国編のエピソードでいえばメインの戦いではないとはいえその実力差には驚いたとする声も多くなっています。

瞬殺であった為、戦闘シーン自体は非常に短いですが、この両者の衝突はワンピース作中の序列を示すような戦いだったとする声も多く、特にビッグマム海賊団や百獣海賊団はビッグマム、カイドウのワンマンで成りなっているのかが分かるともされています。まだワンピースを視聴していない人はビッグマムとクイーンの対決に注目してみてはいかがでしょうか？