2021年02月19日公開
2021年02月19日更新
【ワンピース】しのぶの若い頃がかわいい?過去編での姿・能力から太った理由を考察
ワンピースにて過去編が描かれ、若い頃の姿に驚かれているのがしのぶです。現在の姿からは想像が付かない程で、かわいいという声も多くなっています。同時にこれだけ変わってしまったのは悪魔の実の副作用なのではないのかという声も多くなっています。今回はワンピースのしのぶの若い頃の姿について、太ってしまった理由や悪魔の実の能力について、アニメでの声優などまとめて紹介していきます。
目次
ワンピースのしのぶとは?
ワンピースの過去編で20年前の姿が明らかになり読者に衝撃を与えたキャラクターになっているのがしのぶです。今回はしのぶについてまとめて紹介していきます。
ワンピースの作品情報
ワンピースの概要
しのぶが活躍するワンピースは1997年から週刊少年ジャンプにて連載されている海賊を題材とした冒険バトル漫画です。個性豊かなキャラクターと深い世界観により高い人気を獲得し、日本国内外で高い人気を獲得。2021年2月には累計発行部数が4億部を突破しており2015年には「最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ」としてギネス記録にも認定される事になりました。
ワンピースはメディアミックスやタイアップも積極的に行われており、1999年から始まったアニメも何度か放送枠を変更しながらも2021年2月現在も放送中で、2000年から2019年までには劇場版も14作公開、単独ゲームも作られるなど幅広いメディアで人気を集める作品になっています。タイアップでも各種施設でのイベントが行われており特に「メモリアルログ」や「プレミア・サマー」などは定期的に行われるなどしています。
ワンピースのあらすじ
東の海(イーストブルー)のフーシャ村に住んでいたルフィは海賊赤髪のシャンクスと親しくなった事から海賊への憧れを募らせる事になります。ゴムゴムの実という悪魔の実を食べてしまったルフィですが、それから10年後、ルフィは海賊王を目指すべく冒険に出る事になります。数々の敵との戦いや仲間との出会いながらルフィは偉大なる航路(グランドライン)の最果てにあるとされるラフテルを目指すのでした。
しのぶのプロフィール
しのぶはワノ国編で登場したキャラクターで、元々は光月家に仕える家臣で錦えもんの妹分でした。光月家が組織していた忍者組織御庭番衆の一員で、おでんの先代である光月スキヤキの代から仕えていましたが御庭番衆が黒炭家に従う道を選んだ事で離反し、追われる身となっています。触れたものを腐敗させる能力を持っており、同時に忍者としての高い実力を持っています。
錦えもん達とは異なり光月トキの能力で未来に飛んではいない為、過去(20年前)と現在では姿が異なっており、現在の姿は小太りでもっさりとした忍者服を着ているベテランくノ一となっています。
ワンピースのしのぶの若い頃がかわいい?
考察①男殺しと呼ばれる程の美貌だった?
しのぶはワンピース本編の時間軸では小太りな体型でとても美人だとは言いづらいキャラクターになっています。しかし若い頃には「悩殺くノ一」「男殺しのしのぶ」と呼ばれる程の美貌の持ち主でした。しのぶの若い頃の姿はワノ国編の中で描かれた過去編、おでんの過去を描くエピソードの中で描かれる事になります。その若い頃の姿はその異名に相応しいかわいい姿になっています。
現在とのあまりのかわりようには読者の一部には「誰か分からなかった」と言われる程に若い頃と現在ではその姿に差があります。現在の姿は忍者をしているとは思えない程ですが、若い頃の姿はまさに実力者忍者として名を売っていても不思議ではない、動きやすそうなかわいい見た目をしています。
ワンピースでは年齢の経過での容姿の変化は珍しくない?
しのぶの若い頃から現在への姿の変化は読者に驚きを与えるものであったのは間違いありませんが、ワンピース全体で見れば年齢の経過で容姿が変化しているキャラクターは少なくはなく「若い頃はかわいい系、美人だった」というようなキャラクターは決して珍しくありません。SBSで描かれた事のある四皇の1人であるビッグ・マムや、海軍中将のおつるも映画公開で描かれた若い頃の姿は美人だった姿が描かれていたりします。
しのぶと同じくワンピース本編で過去編の中で若い頃が描かれているキャラクターに限っても、ウォーターセブン編に登場した海列車シフト駅の駅長であるココロさんや、ルフィやエースの育て親である山賊のダダンも若い頃は美人だった姿が描かれています。ワンピースでは時の流れを意識させるべく敢えて年齢の経過で容姿を大きく変更する例も何度か行われているのです。
考察②天然の自信家?
ちなみにしのぶ本人は自身の変化についてあまり認識していないようで、現在の姿を「熟女って凶器よね」と発言するなどしています。この事から自信家であるのであろうと考えられていますが、天然な一面も持ち合わせていると考えられており、或いはかわいいと言われる若い頃の自身のイメージがそのまま残っているのではないかとも考えられています。
ワンピースのしのぶの過去編での姿・能力から太った理由を考察
考察①悪魔の実の副作用で変わった?
しのぶは錦えもん達とは違い未来に渡ったキャラクターではない為、しのぶの容姿の変化については20年という時の流れを感じさせる要素の1つになっているのではないかともされています。その一方で全く別のベクトルから考えられているのが悪魔の実の副作用説です。しのぶは触れたものを腐敗させる能力を持っておりこれが悪魔の実なのではないかと考察されているのです。
元々ワノ国は鎖国しているという事もあってか悪魔の実の存在が知られていないのか、悪魔の実を「妖術」と、悪魔の実の能力者を「妖術使い」と呼んでいます。しのぶの持つ能力も悪魔の実の能力であるとは確定していませんが、しのぶも「熟々(ジュクジュク)妖艶の術」として使用しています。その術は忍術の域を超えており、建物に使われた木材を腐敗させて床を抜くなどといった使用法などもされています。
しのぶの悪魔の実の能力が人にまで作用するかは不明ですが、その能力が発動した状態で自身に触れた事で現在のような姿になってしまった、副作用なのではないかとも考察されています。事実若い頃の姿では悪魔の実の能力と思われる能力は使っておらず、ワノ国の情勢も考えると20年の間に悪魔の実を食べてしまいその副作用で現在の姿になったのではないかとも考察されているのです。
考察②若い頃と今は別人?
副作用説の他にもう1つ考えられているのが実は若い頃と現在ではしのぶは完全に「別人」なのではないかという説です。光月家が転落し、オロチとカイドウが支配するようになった20年間のワノ国では彼らに与する者以外は満足に食事も出来ない程に腐敗が進んでいました。しのぶは御庭番衆を辞めた事で追われる身となっているのでそのような状態で満足に食事が出来たのかは怪しくまして太る事ができるというのには違和感があるという声もあるのです。
ただこの全くの別人説は=しのぶがオロチのスパイ説とも直結しています。錦えもん達に近づく為にしのぶになりすましているという考え方です。元々この考察は「光月家側に裏切り者がいそう」という予想を元に考えられていましたが、その裏切り者がカン十郎だと判明した事で相対的に可能性は下がっています。
別人として生きてきた説もある?
上記の考察から派生して考察されている例としてしのぶは優秀な忍者であり、追われる身であったという境遇、「男殺し」とも言われる程の美貌なども含めて目立っていたという事も考えられ、読者から悪魔の実の副作用と言われる程の変化を敢えて自ら姿を変える事で生き延びようとしたのではないかという考察もあります。
光月家の家臣には甲突トキの最期の言葉である20年後にモモの助達が現れるとする言葉が残されており、この為に自らかわいい姿を捨ててでも生きようとしたのではないかとも考察されています。目的の為に自らの姿を変えるというのが忍者っぽくまたそのような目的であったとするなら現在の自身の姿に「自信家」な一面を持っているのも誇りがあると見えるのではないかともされているのです。
考察③他の能力者と比較
悪魔の実の能力者である事はほぼ確定的なしのぶですが、ワンピースには過去にも悪魔の実を食べた副作用で容姿が大きく変化したキャラクターがいました。それはワンピース初期に登場した「スベスベの実」の能力者であるアルビダです。元々アルビダは作中でも指摘される程の醜女でしたが悪魔の実を食べたことで「絶世の美女」になったという例があったのです。
悪魔の実には対になる能力を持つ実がある事も明らかになっており、実際アルビダはその能力で自身に触った事で別人のような姿にいわば悪魔の実の副作用で現在の姿になっているのです。その副作用的な変貌ぶりには醜女時代に出会った事のあるルフィもその変化に同一人物とは気づけ無い程でした。アルビダの「スベスベの実」と対になるのがしのぶの食べた悪魔の実なのではないかとも考えられています。
元々アルビダが登場した頃は悪魔の実について設定が固まっていなかったのではないかとも言われますが、悪魔の実によって容姿が変わるという伏線だったとするならその伏線をしのぶによって回収したのではないかとも考えられているのです。
ワンピースのしのぶの声優
山本百合子のプロフィール
山本百合子さんは1981年から声優として活動するベテラン声優さんです。上品で優しげなキャラクターを演じる事が多いと言われる声優さんですが、クールな役や気の強いキャラクターも演じるなど非常に演技の幅が広いです。元々歌手としてデビューした影響もあってキャラソンや主題歌を担当する事も多く、またナレーションを担当する事も増えています。
山本百合子の主な出演作品
山本百合子さんはこれまでに演じてきたキャラクターとしては「北斗の拳」のユリア役、「魔法使いサリー(1989年版)」の夢野サリー役、「シティーハンター」の小林みゆき役、「トランスフォーマー超神マスターフォース」のミネルバ役、「夢戦士ウイングマン」の森本桃子役などがあります。ワンピースにはしのぶ役の他、サンジの母親であるヴィンスモーク・ソラ役でも出演しています。
ワンピースのしのぶに関する感想や評価
しのぶちゃん、若い頃あんなに美人だったのに何があったんだよ、、、
— ぱすてぃーぬ伯爵 (@quwrofcandy) February 23, 2020
これじゃSBSの何かあった未来じゃねーかw#ワンピース
ここからは既にワンピースを視聴した人のしのぶに関しての感想を紹介していきます。過去編の中で若い頃の姿が描かれる事になるしのぶですがそのあまりの変貌ぶりは今回紹介したように、「ただの年齢の経過」ではない何かがあるのではないかと様々な考察が行われる程の変化であり驚いたとする声がかなり多くなっています。
ワンピースを初期から読んでいる人の中には醜女から美人になったアルビダの逆パターンを連想したとする声も多く、仮に悪魔の実の副作用で現在の姿になってしまったと考えるとつらいとする声も多くなっています。同時に現在の姿になっても自身の容姿に自信を持っているのも若い頃の事を考えれば納得感があるとする声も多くなっています。
待って若い頃のしのぶさんくっっっそかわいいんだが!!!???www
— 翠 (@sui_sui0747) September 20, 2020
ワンピース女子でツインテールって珍しくない!?
またワンピースのキャラクターで若い頃の姿、過去編での姿とはいえツインテールが珍しくてかわいい、新鮮だったという声も多くなっています。ちょうどこの過去編が描かれた前後、ワンピース本編時間軸ではナミと共に隠密活動をするタイミングであった事も相まってナミに似てるとする声やナミがツインテールだったらという連想をする読者も多くなっています。
ワンピース。なぜ、しのぶちゃん役に山本百合子さんかと思っていたけど、若い時のなまりっぷりとおでんの真実を語るシーンを考えたら楽しみしかない。 #ワンピース
— げいる (@geil_maxi) March 29, 2020
アニメワンピースにてしのぶ役の声優を担当した山本百合子さんに関してはヴィンスモーク・ソラの時以上にセリフも多くまた若い頃には「おでんの真実」を話すシーンなど作中でも重要なシーンがあるだけにどのように演じられるのか気になるという声も多くなっています。
ワンピースのしのぶの若い頃まとめ
ワンピースのしのぶは忍者として優秀ながらも現在は小太りな体型などはとてもかわいいと言われるキャラクターではありません。ただ過去編の中で描かれた若い頃の姿はかなりかわいいという声が多い非常にギャップのあるキャラクターになっています。現在の姿で描かれた「老眼」や「先端恐怖症」なども若い頃のかわいい姿ならかわいく思えるとする声も多くなっています。
一方で20年が経過しているとはいえそのあまりの変貌ぶりには時の流れ以外に何かあるのではないかとも考察されており、悪魔の実の副作用説や別人説なども考察される程になっています。今後何かこの容姿の変化に大きな意味が描かれる可能性もあるのでまだワンピースワノ国編を視聴していないという人はしのぶにも注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか?