【ジョジョ】DIOの棺桶の謎と矛盾点を考察！二つ存在していた？

ジョジョに登場し、「棺桶の謎」という矛盾点が議論となったDIO（ディオ）とは、ジョジョ1部から登場する敵キャラクターです。ジョジョ1部のジョナサン・ジョースターの因縁の敵であり、ジョジョ3部では100年の眠りから覚めています。ここでは、DIOの棺桶の謎に迫っていきます。その前に、DIOの登場するジョジョの奇妙な冒険の作品情報を紹介します。

DIOの登場したジョジョ3部の作品概要をまとめます。ジョジョ3部とは、1986年から連載されている人気の漫画作品ジョジョの奇妙な冒険の3部です。ジョジョ3部では、ジョジョ1部で倒したはずの敵・DIOが復活し、再び世界を脅威にさらします。ジョジョ3部では、ジョジョ1部主人公・ジョナサンの孫の孫に当たる、空条承太郎がDIOを倒すために戦っていきます。

ジョジョの奇妙な冒険は、独特のセリフ回しや「波紋パワー」「スタンド能力」などの独自の能力設定、壮大なストーリーが高い評価を得ている漫画作品です。1986年から週刊少年ジャンプで連載されており、約35年が経過した現在でも衰えない人気を誇っている作品です。過去のシリーズも続々とテレビアニメ化されており、ジョジョ3部は2014年にテレビアニメ化されています。

ジョジョ3部のあらすじを紹介します。ジョジョ3部では100年の時を越えて、不死身の吸血鬼・DIOが復活を遂げます。その結果、ジョースター家の人々には不思議な「スタンド能力」が発現します。主人公・空条承太郎もその一人でした。かつてDIOと戦ったジョナサンの子孫・承太郎は、スタンド能力が暴走して命の危機に陥ってしまった母ホリィを助けるため、DIOを倒す旅に出るのでした。

ジョジョに登場するDIO（ディオ）のプロフィールを紹介していきます。DIOとは、本名をディオ・ブランドーと言います。第1部では貧しい出生の少年として登場し、ろくでなしだった父親が偶然知り合った資産家のジョースター家の養子になります。表向きは聡明で丁寧な物腰だったディオ少年ですが、実はジョースター家を乗っ取ると言う野望を持っており、ジョナサン・ジョースター対決します。

ジョジョ1部で謎の石仮面をかぶって無敵の吸血鬼となったDIO。ジョジョ3部では、吸血鬼でなおかつスタンド使いの強力な敵として立ちふさがります。DIOは金色の髪と美しい顔立ちで人気の、ジョジョシリーズを代表する悪役です。悪のカリスマや帝王として多くのファンから愛されているキャラクターです。

DIOの棺桶の謎や矛盾を紹介していきます。まずDIOの棺桶は二重底だったという説です。この二重底説では、ジョジョ1部のラストで爆発する船からエリナが生還したシーンで、棺桶に乗っていた事から囁かれるようになっていきました。船から脱出する時にエリナが使用したのも棺桶で、実は生きていたDIOが入っていたのも棺桶だった為です。

ジョジョ3部では、棺桶の中で生き延びていたDIOが復活しています。DIOの棺桶二重底説とは、エリナの乗っていた棺桶が二重底になっており、エリナの下にDIOが隠れていたのでは？という説です。しかし、この棺桶二重底説には、矛盾が生じてしまいます。いくら危機が迫る状況でも、聡明なエリナはディオと一緒の棺桶には入らないと考えられます。また、二重底の下にDIOが入るスペースもないと考えられます。

DIOの棺桶の謎について、二重底説では矛盾が生じています。また、もうひとつの矛盾として、DIOの棺桶とエリナの乗っていた棺桶は形が違うのです。エリナがジョジョ1部のラストで乗っていた棺桶は、角が四角くなっていたのに対し、DIOが入っていた棺桶は蓋が丸みを帯びています。また、アニメ化に際して判明した情報では、DIOの棺桶は黒いのに対し、エリナの棺桶は緑色をしていました。

このようにDIOの眠っていた棺桶と、エリナが脱出に使用した棺桶は、形状も色も違うのでした。その結果、棺桶は二つあったのではないか？という説も囁かれるようになりました。

DIOの棺桶の謎について、棺桶を最初から二つ持ち込んでいたのではないか？という説も囁かれていました。DIOは波紋のパワーを身につけたジョナサンにより、一度は負けています。その結果、首だけの姿となっていました。DIOの忠実な部下のワンチャンは、DIOを助けるために体を探す事となります。そして、ジョナサンの体を奪う事を思いついたのです。

ジョナサンを襲撃するために、船に乗り込む必要があったDIOとワンチャン。しかし、こっそりと潜り込むには無理があったため、棺桶に入って乗り込んだと考察されています。DIOとワンチャンとが一つの棺桶に入ったとは考えにくいため、別々の棺桶を用意していたのでは？と考えられているのです。

また、DIOの棺桶の謎には、ネームプレートの秘密もあります。ジョジョ3部で登場した、DIOの棺桶には「DIO」というネームプレートが付けられていました。ジョジョ1部で登場した棺桶には、このネームプレートがつけられていませんでした。このことから、ジョジョ1部で描写された棺桶と、ジョジョ3部で登場したDIOの棺桶は全く別物だと考えられます。

DIOのスタンド能力、ザ・ワールドについて紹介していきます。DIOのザ・ワールドは時間を止めることが出来る能力です。戦闘においては、止めた時間の中を自分だけが動けるという、非常に強力なスタンド能力となっています。また、ザ・ワールドは射程距離がとても長い事も特徴です。近距離パワー型なのに10メートルも攻撃が届くという、特例的なスタンドです。

DIOのザ・ワールドの由来は、タロットカードの21番目の「世界」です。ジョジョ3部に登場するスタンド能力は、タロットカードが元ネタとなっているものが多く、DIOのザ・ワールド「世界」は最後のカードになっています。

ジョジョのアニメでDIOの声を担当した声優を紹介します。DIOの声を担当した声優は、子安武人です。子安武人は1967年5月5日生まれの日本の男性声優で、神奈川県横浜市出身の人物です。ティーズファクトリー代表取締役を務めています。

DIOの声優・子安武人の代表作を紹介します。子安武人は姫ちゃんのリボンの有坂静役、新世紀エヴァンゲリオンの青葉シゲル役、魔術士オーフェンのフレイムハート役、∀ガンダムのギム・ギンガナム役、ボボボーボ・ボーボボのボボボーボ・ボーボボ役、マギ シンドバッドの冒険のバルバロッサ役、ヴァイオレット・エヴァーガーデンのクラウディア・ホッジンズ役でも人気です。

ジョジョのDIOに関しての感想や評価を紹介していきます。DIOはかっこいいと話題のキャラクターであり、悪のカリスマとして高い人気を誇っていました。DIOは見た目だけではなく、その野望の大きさやカリスマ性のある性格も支持されています。

ジョジョに登場する数々のキャラクターの中で、DIOが最も好きだと言うファンも多いです。DIOはジョジョ1部と3部でラスボスと務めたキャラクターで、数々の名言や名シーンを残しています。そんなDIOはジョジョシリーズの顔とも言える悪役です。

ジョジョのDIOに関しては、やはり棺桶の件が謎だと言う感想が挙がっていました。DIOの棺桶の謎については明確な答えが無いため、ジョジョファンの間では様々な憶測が飛び交っていました。

ここでは、ジョジョに登場したDIOの棺桶の謎について考察しています。DIOの棺桶は二重底だったという説がありましたが、この説は矛盾点があるため否定されていました。DIOの棺桶は最初から二つあったと言うのが有力な説です。是非ジョジョをチェックして、憶測飛び交う棺桶のシーンにも注目して見てください。