【鋼の錬金術師】ロイアイの公式エピソードまとめ！作者認定のカップル？

本記事では「鋼の錬金術師」に登場したロイアイの関係性や公式エピソードを紹介していきます！その他には、ロイアイに関する読者・視聴者の感想なども載せていきます。

ロイアイの関係性や公式エピソードを知る前に、まずは「鋼の錬金術師」の基本情報を紹介していきます！鋼の錬金術師は2001年から2010年まで「ガンガンコミックス」で連載されていた漫画が原作で、2003年と2009年にアニメが放送されていました。原作者の荒川弘は1999年から漫画家活動を行っている人物で、男性のようなペンネームを使っていますが性別は女性のようです。

エルリック兄弟は幼い頃に母親を亡くしており、母親を人体錬成で生き返らせようとしています。ですが人体錬成は禁忌と呼ばれている錬金術で、失敗したエルリック兄弟は体を失ってしまいます。そしてエルリック兄弟は体を取り戻すために「賢者の石」を探す旅に出ています。

ロイ・マスタングは東方司令部に勤務している軍人で、「焔」という二つ名を持っている国家錬金術師です。普段は女性好きでいい加減な性格を装っていますが、大総統になって軍を変えるという野望を抱いています。詳しい出自などは不明で、飲み屋を営む「クリス・マスタング」という養母がいる事が分かっています。

ロイ・マスタングはイシュヴァールの内乱に参加しており、多大な戦果を上げた事で「イシュヴァールの英雄」と呼ばれるようになります。ですがイシュヴァールではただの虐殺が行われていたため、そのような軍の在り方に疑問を抱くようになります。その後、人体錬成に失敗したエルリック兄弟と出会っており、絶望する2人を立ち直らせるきっかけを与えています。

リザ・ホークアイは東方司令部に勤めている軍人で、ロイ・マスタングの副官です。金髪にブラウンの目という特徴を持っており、仕事中は冷静沈着な姿が描かれています。また根は優しい性格をしているため、プライベートでは笑顔を見せる事も多いです。優れた狙撃技術を持っており、イシュヴァールの内乱で功績を上げた事で「鷹の眼」という異名を付けられています。

リザ・ホークアイの亡き父は錬金術師で、ロイ・マスタングの師匠だった事が判明しています。またリザ・ホークアイの背中には父の秘術が刻まれており、ロイ・マスタングを信じて秘術を託しています。その頃のリザ・ホークアイを一般人でしたが、士官学校を経てイシュヴァールでロイ・マスタングと再会しています。

ここからは「鋼の錬金術師」に登場したロイアイの関係性が分かる公式エピソードを紹介していきます！公式エピソードが描かれた話数や、ロイアイの行動なども解説していきます。作中では2人が軍人になった理由なども描写されているようです。

漫画「鋼の錬金術師」の2巻7話では、ロイ・マスタングに対するリザ・ホークアイの辛辣な言葉が描かれています。このエピソードではスカーとの戦闘が勃発しており、ロイ・マスタングは焔を使って攻撃を行おうとしています。ですがリザ・ホークアイがロイ・マスタングの足を払って攻撃を中止させ、「雨の日は無能なんですから下がっていてください」と言っていました。

リザ・ホークアイはロイ・マスタングの忠実な部下ですが、ロイ・マスタングを盲信している訳ではありません。そのためロイ・マスタングにとって不利な状況だと認識した上で苦言を呈していたようです。また他の部下もロイ・マスタングを馬鹿にするシーンが描かれているため、気を使わない良い信頼関係が出来上がっているようです。

漫画「鋼の錬金術師」の10巻39話ではホムンクルス・ラストとの戦いが描かれています。このエピソードの前にはロイ・マスタングの親友であるヒューズが殺されており、ロイ・マスタングは部下と研究所に乗り込んでいます。そこでラストに遭遇しており、ロイ・マスタングと部下は攻撃を受けて致命傷を負っています。

ラストはロイ・マスタングを殺したと思っていたため、リザ・ホークアイに「ロイは死んだ」と言いました。そのためリザ・ホークアイは取り乱してしまいますが、ロイ・マスタングは傷口を焼いて塞いで生きており、ラストに猛攻撃を行っています。そして賢者の石の効果が無くなった事でラストは消滅しています。

15巻58話では、ロイ・マスタングとリザ・ホークアイの過去が語られています。リザ・ホークアイは父が残した錬金術は人々を幸せにすると考えていましたが、イシュヴァールで虐殺が行われた事で絶望してしまいます。そのため背中の刺青を消す事を決め、新しい世代が幸福に生きられるように軍人になる事を決意しています。そしてロイ・マスタングとリザ・ホークアイはお互いの背中を預ける関係性になりました。

漫画「鋼の錬金術師」の23巻95話では、ロイ・マスタングがヒューズの仇であるホムンクルス・エンヴィーと対峙しています。復讐に憑りつかれているロイ・マスタングは怒りで我を忘れていましたが、リザ・ホークアイの言葉で心を落ち着かせています。そして賢者の石の効果が無くなった事でエンヴィーは消滅しています。

ホムンクルスは人柱を使って国土錬成陣を発動させようとしており、ロイ・マスタングが人柱の1人に選ばれています。そのためロイ・マスタングは戦いの途中で失明してしまいますが、最後の戦いではリザ・ホークアイがロイ・マスタングの目の代わりになっています。そして戦いが終わった後にロイ・マスタングは賢者の石で視力を取り戻しています。

公式エピソードを見た後は、ロイアイの恋愛の側面を紹介していきます！ロイアイは強い絆で繋がっている部下と上司ですが、作中では恋人のような姿も描かれているようです。

名コンビとして知られる鋼の錬金術師のロイアイですが、当初の公式の設定では「錬金術師ホークアイの弟子と娘」という関係性だったようです。ですがリザ・ホークアイは父が亡くなった時に秘術をロイ・マスタングに託しているため、その頃からロイ・マスタングを信頼していた事が分かります。またロイ・マスタングも「道を踏み外したら撃ち殺せ」と言っているため、お互いに強い信頼関係で繋がっているようです。

作中では「ロイアイが恋人関係」という描写はなく、あくまで上官と部下という関係性が描かれています。ですがホムンクルスのラストが「ロイは死んだ」と言った時に冷静沈着なリザ・ホークアイが取り乱しているため、ロイアイは上官・部下という関係を超えた感情を抱いている事が分かります。またホムンクルスからは「リザ・ホークアイはロイ・マスタングの大切な存在」としてマークされていたようです。

ロイアイは最後まで恋人・夫婦にはなっていないようです。読者から「ロイアイは結婚しないのか？」という質問が来た時には、原作者が「結婚しちゃうと、軍の規則で上司とその補佐ではいられなくなっちゃうんだよぅ」と答えていたようです。その答えからもロイアイが仕事だけの関係ではない事がよく分かります。

公式エピソードや恋愛関係について知った後は、アニメ「鋼の錬金術師」でロイアイの声を演じた声優を紹介していきます！鋼の錬金術師は2003年版・2009年版があるので、演じた声優を分けて載せていきます。

2003年版の「鋼の錬金術師」でロイ・マスタングの声を演じたのは声優・俳優の大川透です。大川透は鹿児島県出身で、1984年から芸能活動を行っている人物です。大学生時代から劇団に所属しており、1992年に声優デビューしているようです。2017年12月には病気療養で活動休止が発表されましたが、2018年7月頃から少しずつ仕事を再開しているようです。

大川透はこれまでに「ひぐらしのなく頃に」「のだめカンタービレ」「マクロスF」「ソードアート・オンライン」「サムライフラメンコ」「機動戦士ガンダム/鉄血のオルフェンズ」などの作品でもキャラクターの声を演じています。プライベートではゲームを趣味にしており、鹿児島県出身という事で焼酎を好んでいるようです。また2005年には45歳で長女が誕生しているようです。

2009年版の「鋼の錬金術師」でロイ・マスタングの声を演じたのは声優の三木眞一郎です。三木眞一郎は東京都出身で、1989年から声優活動を行っている人物です。幼い頃から「声優になれる」という漠然とした考えを持っていましたが、家族からは反対されていたようです。その後、81プロデュースの研究生を経てプロデビューしているようです。

三木眞一郎はこれまでに「BLEACH」「機動戦士ガンダム00」「物語シリーズ」「キルラキル」「ゲートキーパーズ」などの作品でもキャラクターの声を演じています。またバイク・カーマニアとして知られており、2019年には声優仲間とレースチームを結成しているようです。三木眞一郎はキャラクターのイメージを大切にしているため、基本的には顔出しする事を避けているようです。

2003年版の「鋼の錬金術師」でリザ・ホークアイの声を演じたのは声優の根谷美智子です。根谷美智子は福井県出身で、1988年から声優活動を行っている人物です。学生時代に声優の存在を知っており、声優ファンの友人と演技の練習をしていたようです。親からは声優になる事を反対されていましたが、自身の出演作品を見せた事で許しを得る事ができたようです。

根谷美智子はこれまでに「超重神グラヴィオン」「僕のヒーローアカデミア」「交響詩篇エウレカセブン」「機動戦士ガンダム00」「ソウルイーター」などの作品でもキャラクターの声を演じています。元々は「アーツビジョン」に所属していましたが、1998頃からフリーで活動を行っているようです。

2009年版の「鋼の錬金術師」でリザ・ホークアイの声を演じたのは声優の折笠富美子です。折笠富美子は東京都出身で、1999年から声優活動を行っている人物です。高校生時代は軽音楽部に所属しており、声優になる前は音楽の道に進む事を考えていたようです。ですが三宅裕司主催の劇団に合格した事で演技の道に進んだ事を明かしています。

折笠富美子はこれまでに「黒子のバスケ」「スイートプリキュア♪」「イナズマイレブン」「ジンキ・エクステンド」「BLEACH」などの作品でもキャラクターの声を演じています。また同業者の「かかずゆみ」が部長の「着物部」に所属しており、着物姿でイベントに出席する事もあるようです。売れない頃は風呂なし・共同トイレのアパートで生活しており、一日中ジャージで過ごしていた事を明かしています。

公式エピソードや声優について知った後は、ロイアイに関する読者・視聴者の感想を紹介していきます！鋼の錬金術師は世界中でヒットを記録している作品のため、ファンから様々な感想が挙がっているようです。

作中でロイアイが結婚する事はありませんでしたが、ファンからは結婚して欲しいという感想が挙がっているようです。また信頼・尊敬しながらも上司を無能扱いするリザ・ホークアイが面白いという感想も挙がっているようです。

ロイアイはお互いの命を預けているため、2人の関係性がかっこいいという感想が挙がっているようです。最後の戦いではリザ・ホークアイが失明したロイ・マスタングの目になっていたため、共闘している2人がかっこいいという感想も挙がっているようです。

ロイ・マスタングは軍を正すために大総統を目指しており、物語終盤にはキング・ブラッドレイが命を落としています。ですが大総統になった姿は描かれていないため、その後のストーリーが気になるという感想が挙がっているようです。またロイ・マスタングとリザ・ホークアイの関係の進展も気になるという感想も挙がっているようです。

本記事では「鋼の錬金術師」に登場したロイアイの公式エピソードや恋愛関係を紹介していきましたがいかがだったでしょうか？ロイアイは最後まで恋人・夫婦になる事はありませんでしたが、ファンの間ではすでに恋人・夫婦のような扱いを受けているようです。そんなロイアイが活躍しているエピソードを見た事がない方も、本記事を参考にしながら是非ご覧下さい！