【ドラゴンボール】フュージョンとは？やり方・条件や合体キャラクターも紹介

『ドラゴンボール』の物語の中で非常に大きな影響力を持つ「フュージョン」。ここからは、フュージョンとは何なのか？という疑問を解消するために、フュージョンのやり方や失敗しないための条件、合体キャラクターなどを検証していきます。それではまず、ここで『ドラゴンボール』の作品情報を振り返っていきましょう。

『ドラゴンボール』は漫画家の鳥山明による格闘技・SF漫画です。1984年から「週刊少年ジャンプ」にて連載されており、この他にも番外編『TRUNKS THE STORY -たったひとりの戦士-』も掲載されていました。

そして、1986年から1996年までの間でテレビアニメ『ドラゴンボール』、『ドラゴンボールZ』がフジテレビ系列にて放送されています。さらに、連載終了後もアニメや映画、ゲームなどの作品も展開されており、映画『ドラゴンボール超 ブロリー』においては全世界興行収入135億円を突破する大人気作品となっていました。

今回、紹介するフュージョンが登場したのは『ドラゴンボールZ』の魔人ブウ編です。セルゲームから7年後が舞台となっており、その頃の悟飯は高校生になっています。一方、悟飯の父親・悟空はセルゲームの影響で死亡し、生き返りを拒否したためあの世にいたままでした。しかし、悟空は悟飯が天下一武道会に出場することを知ったため、自らも出場するために1日だけ現世に戻ることを決意します…

『ドラゴンボール』の作中で大きな影響力がある「フュージョン」ですが、フュージョンとは一体なんなのでしょうか？ここでは、フュージョンとはどんなものなのか詳細を確認していきます。まず、フュージョンはメタモル星人に伝わる合体技のことです。メタモル星人の戦士同士が合体することによって、より強力な戦士になることができます。

メタモル星人の戦士2人が融合することによってより強力な戦士になれるフュージョンですが、果たしてこの合体技はどのようにして誕生したのでしょうか？実は原作者である鳥山明と桂正和が会話をしている時に話した内容がフュージョン誕生のきっかけとなっています。その時の会話が、鳥山明の「超サイヤ人より強いものはない」という言葉に対して、桂正和が返した「合体するしかないんじゃないですか？」という内容です。

フュージョンが誕生した後に初登場したのが『ドラゴンボールZ』の魔人ブウ編の後編でした。物語のあらすじでは、支配者のバビディを殺害した魔人ブウが地球をめちゃくちゃに破壊する姿があります。魔人ブウの悪行を止めようと立ちはだかったのが、超サイヤ人3に変身した悟飯。

しかし、悟飯は膨大なエネルギー消費の影響で30分しか存在できなくなってしまいます。その時に悟空が現れ、トランクスと悟天にフュージョンを教え込んでいました。ただ、悟空は元からその場にいたわけではありませんでした。実はこの時の悟空は、セルが自爆して地球を破壊しようとしていた際に、それを止めるためにセルと共に界王星へと瞬間移動し、その自爆に巻き込まれて死亡していたのです。

ところが、その後天下一武闘会に出場するために占いババの力を使って、一日だけ現世に戻れるようにしていました。そして現世に戻った時に魔人ブウが地球を破壊していたため、トランクスと悟天を特訓させてフュージョンを教え込んだ、というのが悟空が登場するまでの大まかな流れです。

フュージョンとは、メタモル星人に伝わる合体技とお伝えしましたが、なぜ悟空はトランクスと悟飯にフュージョンの技を教えることができたのでしょうか？悟空がフュージョンを使える理由には「セルゲーム編」で悟空が死亡したことと関係しています。悟空は仲間たちにあの世で修行してもっと強くなりたいと伝えていました。

それが復活しなかった理由に繋がっているのですが、その時に悟空がおこなった修行でメタモル星人にフュージョンを教えてもらっています。そして修行でフュージョンを教えてもらったことがきっかけとなり、トランクスと悟天への伝授に繋がっていました。ただ、悟空がフュージョンを覚えた理由までは分かっていません。

• フュージョンをする者同士の背丈と気が同じ
• フュージョンをする際の動きをピッタリ合わせる
• フュージョンをする際の動きを完全にマスターしている

フュージョンを成功させるためには、いくつかの条件を満たす必要があるとされていました。その条件というのが上記の3要素です。まず、1つ目の条件は一見シンプルで失敗には繋がらないように見えますが、かなり難しい条件と言えるでしょう。トランクスと悟天は背丈と気が同じで条件を満たしているのですが、実際に特訓しているところを見るとかなり失敗していました。

次に2つ目の条件ですが、この条件がフュージョンを失敗させる大きな要因と言えるでしょう。やり方は2人が一定の距離を保ち、ダンスのような動きをした後に3歩近づいて指先を合わせるという流れでおこないます。文章でやり方を見ると失敗しなさそうに見えますが、実際にこのやり方をやってみると指先が合わずに失敗するなど、細かいミスであってもフュージョンの失敗に繋がってしまうため、かなり難しいやり方となっています。

作中ではこのやり方で失敗を繰り返し、イライラを募らせている2人の姿が描かれていました。しかし、高エネルギー消費ゆえに、フュージョンを保てる時間は30分しかありません。さらに、フュージョンが解けた後に再度フュージョンをおこなうためには、解けてから1時間が経過しなければならないといったデメリットもあります。

『ドラゴンボール』のフュージョンを成功・失敗させたことで誕生した1人目のキャラは、先に紹介した、悟空が悟飯とトランクスにフュージョンを伝授したことで誕生した「ゴテンクス」です。このフュージョンは純粋な融合によって誕生しています。

『ドラゴンボール』のフュージョンを成功・失敗させたことで誕生した2人目のキャラは、ゴテンクスがヒュージョンに失敗したことで誕生した「ゴタンクス」です。失敗によって誕生した戦士にも、それぞれの個性があるのかもしれません。

『ドラゴンボール』のフュージョンを成功・失敗させたことで誕生した3人目のキャラは、ゴタンクスと同じくゴテンクスが失敗したことで誕生した「トランテン」です。ゴタンクスの場合は肥満体質で誕生しているのに対し、トランテンの場合は痩せ型で誕生しています。

『ドラゴンボール』のフュージョンを成功・失敗させたことで誕生した4人目のキャラは、アニメ『ドラゴンボールZ 復活のフュージョン!!悟空とベジータ』で初登場を果たした「ゴジータ」です。ゴジータはアニメ『ドラゴンボールGT』にも登場しています。アニメタイトルから分かる通り、ゴジータは悟空とベジータが融合したことで誕生していました。

『ドラゴンボール』のフュージョンを成功・失敗させたことで誕生した5人目のキャラは、ゴジータの失敗系「ベクウ」です。どうやら、失敗系として誕生した融合戦士は元の戦闘力よりもかなり弱く、戦闘できるような状態ではないようです。しかし、一度失敗してしまえば一時間は元に戻らない状態になってしまうため、そのままの姿で戦うしかありません。

これまでにキャラクター同士の合体技「フュージョン」を紹介してきましたが、実はフュージョンと同じようにポタラを使っても合体することができます。ポタラとは、界王神やその付き人が付けているイヤリングです。

ポタラも大幅にパワーアップした1人の戦士を誕生させることが可能ですが、変身には制限時間が設けられています。また、ポタラによって合体した場合は、元のキャラクターの性格が変わり、自信過剰さや傲慢な振る舞いが目立つようになります。

ポタラで合体したキャラの1人目は、悟空とベジータが合体した「ベジット」です。魔人ブウ編で初登場を果たしており、服装と顔立ちは2人の特徴をそれぞれ引き継いでいます。性格は自信満々で挑戦的になりました。

ポタラで合体したキャラの2人目は、界王神と老いた魔女が合体した「老界王神」です。外見が一気に老け、それに伴って口調も個性的なものになっているのですが、その代わり魔女の特殊能力を得ていました。

ポタラで合体したキャラの3人目は、東の界王神・シンとキビトが合体した「キビト界王神」です。シンとキビトが合体したことで、2人の能力が使用できるようになっています。戦闘能力が大幅に向上したため、ゴテンクスを吸収した魔人ブウと互角に戦うことができると意気込んではいたのですが、それに対して老界王神が酷評していました。

ポタラで合体したキャラの4人目は、孫悟空とミスター・サタンが合体した「ゴタン」です。本来は悟飯が合体するはずだったのですが、悟飯がいなくなったことで焦った悟空が生み出した想像上の産物となっています。どうやら、一部のゲーム作品には登場しているようです。

ポタラで合体したキャラの5人目は、ザマスとゴクウブラックが合体した「合体ザマス」です。ザマスとゴクウブラックが合体したことで大幅な戦闘力の向上に繋がったのですが、性格がナルシスト寄りになってしまいました。さらに、ザマス本体だけであれば不死身だったのですが、悟空の肉体が融合したことで不死身の力が落ちてしまっています。

ポタラで合体したキャラの6人目は、女サイヤ人カリフラとケールが合体した「ケフラ」です。伝説の超サイヤ人と超サイヤ人が合体したため、特殊な超サイヤ人へと進化を果たしました。

ポタラで合体したキャラの7人目は、ベジータとトランクスが合体した「ベジークス」です。ベジータとトランクスが魔神トワに対抗するために合体した姿となっており、時の界王神のポタラを使って合体しています。

こちらは『ドラゴンボール』のフュージョンに関する感想です。フュージョンの正しいやり方について疑問に感じているようですが、これはフュージョンのやり方を間違って覚えている人が多いから抱いた感想なのでしょうか？やり方は簡単そうに見えて、難しいからこそ「正しいやり方」について考察しているのかもしれません。

こちらでは『ドラゴンボール』のフュージョンが簡単そうに見えて実は難しいと言われています。やはり、フュージョンのやり方は一見、簡単そうに見えるようです。やはりフュージョンは失敗する可能性の方が高いと言えるでしょう。しかし、強力な戦士が誕生するため、やり方をマスターすればかなり有効な合体技となっていました。

こちらでは『ドラゴンボール』のフュージョンのポーズに関する感想があがっています。どうやら、この方はやり方に加えてポーズにも注目しているようです。画像を見ると、トランクスと悟天はそれぞれが全く同じポーズをとっています。特に2番目のポーズがバランス感覚が重視されるため、かなり難しいのではないでしょうか？

『ドラゴンボール』に登場するフュージョンとはどんなものなのか？この疑問に迫るために、フュージョンの詳細ややり方・条件、合体キャラクターなどを交えながら解説してきましたがいかがでしたか？

フュージョンについてまとめると、フュージョンを失敗せずに成功させる条件は3つ存在し、やり方の重要なポイントが「一定の距離」「ダンスの動き」「3歩近づいた後に指先を合わせる」となっています。今回は、失敗しない条件・やり方に加えてフュージョンを成功させているキャラクターも紹介していますので、この機会に『ドラゴンボール』でフュージョンを使うシーンをチェックしてみてください。