【とある】食蜂操祈の過去とは？上条当麻との関係と悲しい恋の行方を考察

本記事では「とあるシリーズ」に登場した食蜂操祈の過去や行動を解説していきます。その他には、使用している能力や視聴者の感想なども一覧化して紹介していきます。

食蜂操祈の過去や能力を知る前に、まずは「とあるシリーズ」の基本情報を紹介していきます！とあるシリーズの原点である「とある魔術の禁書目録」は2004年から刊行されている小説が原作で、2008年からアニメの放送が開始しています。食蜂操祈が活躍している「とある科学の超電磁砲」は外伝に当たる作品で、本編に劣らない人気を誇っています。

とある魔術の禁書目録の主人公は上条当麻です。上条当麻は能力を無効化する「幻想殺し/イマジンブレイカー」という力を右手に宿しており、力と強い信念を持って敵と戦っています。本作は異能を持つ住人が住んでいる学園都市が舞台になっているため、能力者たちの激しいバトルが描かれています。

食蜂操祈は常盤台中学の2年生で、学園都市5位のレベル5です。我儘で自分勝手な性格をしており、中学最大派閥のリーダーという顔を持っています。また「十字形の星」という特徴的な瞳を持っており、普段はレース付きのソックスと手袋を着用しています。御坂美琴との関係はあまり良くなりませんが、白井黒子の事は高く評価しているようです。

食蜂操祈は「心理掌握」という能力を持っており、心理掌握は学園都市最強の精神系能力と言われています。記憶を読む事や人間を操る事ができる能力で、食蜂操祈は用途によってリモコンを使い分けているようです。また基本的には面倒事を他人任せにしているため、それが原因で身体能力が低くなってしまったようです。

能力を知った後は、とあるシリーズに登場した食蜂操祈の過去を解説していきます。食蜂操祈は自己顕示欲が強いキャラクターですが、その裏には悲しい過去が隠されている事が明らかになっています。食蜂操祈とドリー・上条当麻の関係性なども紹介していきます。

幼少期の食蜂操祈は「才人工房/クローンドリー」という研究所に所属していました。クローンドリーでは「天才や偉人級の人間を人工的に生み出す」という研究が行われており、生まれながらに特殊な能力を持つ食蜂操祈は実験の対象にされていました。そして研究者たちは「偉人を作るよりも洗脳した方が早い」という結論に至り、食蜂操祈の大脳皮質からエクステリアという装置が作られています。

研究者たちは誰でも人心掌握が可能になる「エクステリア」という装置を作り、都合良く利用されていた食蜂操祈は人間不信になっていきます。そんな中、食蜂操祈は同じ実験体であるドリーという少女と出会い、ドリーの友達「みーちゃん」を演じる事になります。そして食蜂操祈とドリーとの間には友情が芽生えていましたが、ドリーは体の限界を迎えた事で倒れてしまいます。

食蜂操祈は研究員たちに利用されていましたが、逆に少しずつ洗脳を行っており、最後には研究員たちを操る事に成功しています。またドリーは「ミサカネットワークのプロトタイプ」である事が判明したため、食蜂操祈はドリーやミサカネットワークのシスターズを守る事を決意します。そして数年後に同じ想いを持つライバル・御坂美琴と共闘する事になります。

中学生1年生の食蜂操祈は人間関係・記憶・思い出の全てに嫌気が差してしまい、自分の能力を使って頭の中をリセットしようとしていました。その時に中学3年生の上条当麻と出会っており、「上条当麻に下着を見られる」「心理掌握が効かない」というハプニングが起きた事でリセットする事を止めています。そして上条当麻との出会いが食蜂操祈が人間らしく生きるきっかけになりました。

食蜂操祈は余裕たっぷりで他人をおちょくるようなキャラクターですが、上条当麻と話す時にはムキになる姿が描かれています。この2人の関係性は上条当麻と御坂美琴との関係性によく似ており、上条当麻と話す時にだけ食蜂操祈は素直になれていたようです。

学園都市には7人のレベル5が存在していますが、研究材料として適任のレベル5はあらゆる機関から狙われています。レベル5の1人である食蜂操祈はデッドロックという集団に命を狙われており、デッドロックは特殊なヘルメットで心理掌握の能力を無効化しており、直接的な攻撃手段を持たない食蜂操祈は窮地に立たされてしまいます。

食蜂操祈は上条当麻に手を引かれながら逃げており、追い詰められた上条当麻は凶器を持つデッドロックの前に立ちふさがりました。その時にデッドロックから「お前も心理掌握を受けて助けている」と言われましたが、上条当麻は「今にも泣きだしそうな女の子を守る側に立てりゃあ、こっちはそれで本望なんだよ」と言い返し、この出来事が食蜂操祈が恋心を抱くきっかけになったようです。

上条当麻は「能力を無効化する能力」を持っていますが、デッドロックの凶器を無効化する事はできないため、脇腹に重傷を負って痙攣してしまいます。そのため食蜂操祈は能力で上条当麻に痛覚を遮断し、その間に救急隊員が処置を施した事で事なきを得ています。そしてデッドロックとの戦いは終わりましたが、食蜂操祈にとって悲しい結末を迎える事になります。

食蜂操祈の能力は「脳の水分を操って心理を操作する能力」のため、重傷を負っていた上条当麻に対しては全力を出す事ができず、後遺症で上条当麻は食蜂操祈に関する事象を記憶する事ができなくなってしまいます。そして何度会っても、何度話しても上条当麻は食蜂操祈の事を忘れてしまいますが、食蜂操祈は「いつか自分を思い出してくれる事」を信じて笑顔を浮かべています。

上条当麻は食蜂操祈の事を忘れてしまいましたが、食蜂操祈は別れ際に上条当麻の額にキスをしました。このエピソードは「新約とある魔術の禁書目録11巻」で描かれており、2020年時点ではまだアニメ化がされていない部分のため、新シリーズまたはスピンオフで描かれる可能性が高いようです。

能力やドリー・上条当麻との関係性を知った後は、とあるシリーズの作中で誕生した食蜂操祈の名言を一覧化して紹介していきます！食蜂操祈は見た目と行動のギャップが凄いキャラクターと言われているようです。

食蜂操祈は常盤台中学の女王様のような存在で、中学で一番大所帯である食蜂派閥を作っています。御坂美琴とは同じレベル5でありながらお互いに干渉する事はありませんでしたが、御坂美琴が転校生である婚后光子と仲良くなった事で態度を一変しています。そのため食蜂操祈は心理掌握を使って御坂美琴を操ろうとしましたが、御坂美琴の電気のバリアでそれを阻まれていました。

大覇星祭編で誕生した食蜂操祈の名言です。このエピソードの終盤では食蜂操祈が暗躍する組織を潰そうとしており、別の場所で同じ事件を解決しようとしている上条当麻の姿を目撃しています。前述したように上条当麻は食蜂操祈の事を覚えていませんが、食蜂操祈は現在でも上条当麻に対して恋心を抱いている事が分かります。

前述したように食蜂操祈は上条当麻に恋心を抱いており、作中では初めて出会った場所を見つめながら物思いにふけっています。食蜂操祈は奇跡が起こって上条当麻が記憶を取り戻す事を信じているため、今後何らかの理由で2人の関係性が変わっているかもしれません。普段は女王様のような振舞いをしている食蜂操祈の乙女な可愛い名言です。

能力・名言・上条当麻との関係性を知った後は、アニメ「とあるシリーズ」で食蜂操祈の声を演じている声優を紹介していきます！声優のプロフィールや、過去に出演した作品の情報などを載せていきます。

アニメ「とあるシリーズ」で食蜂操祈の声を演じたのは声優の浅倉杏美です。浅倉杏美は神奈川県出身で、2003年から声優活動を行っている人物です。美少女戦士セーラームーンのゲームで声優の存在を知っており、いつかゲームの収録をしたいと考えて演技の道に進んだ事を明かしています。その後、2003年に開催された所属事務所のオーディションに合格してプロデビューしたようです。

浅倉杏美はアニメ「中二病でも恋がしたい！」で五月七日くみんというキャラクターを演じています。五月七日くみんはアニメオリジナルキャラクターで、主人公の先輩です。昼寝が趣味のため「昼寝部」の設立を目指していましたが、部員が集まらなかったためヒロインが設立した部活の部員になっています。そんな五月七日くみんが登場した本作は2012年と2014年にアニメが放送されていました。

浅倉杏美はアニメ「蒼の彼方のフォーリズム」で鳶沢みさきというキャラクターを演じています。鳶沢みさきは本作のメインキャラクターで、主人公の同級生です。気ままでマイペースな性格をしており、努力しなくてもスポーツ・勉強ができる天才肌な姿が描かれています。そんな鳶沢みさきが登場した本作は2014年に発売されたゲームが原作で、2016年にアニメが放送されていました。

浅倉杏美はその他にも、「魔法科高校の劣等生」「魔法先生ネギま！」「ロザリオとバンパイア」「四畳半神話大系」「悪魔のリドル」などの作品でキャラクターの声を演じています。プライベートでは2017年に結婚した事を発表しており、2019年に第1子を妊娠・出産したようです。

能力・名言・声優を知った後は、食蜂操祈とその他のキャラクターの関係性を紹介していきます！食蜂操祈は御坂美琴の敵になると思われていましたが、作中では意外な共闘を見せているようです。

食蜂操祈は派閥に興味がない御坂美琴を気にしていませんでしたが、婚后と仲良くなった事で裏番的地位を築かれる事を危惧しています。そのため2人はライバルのような関係性にありましたが、シスターズの事件では目的を同じにした事で共闘しています。このエピソードでは食蜂操祈が運動音痴というポンコツな部分を見せていたため、御坂美琴の警戒心が少し解かれる事になったようです。

帆風潤子は食蜂派閥のナンバー2的なキャラクターです。食蜂操祈に意見できる数少ない存在ですが、基本的には気付かない間に操られている事が多いようです。また食蜂操祈と同じ「才人工房」に所属していたようで、頭痛に苦しんでいた時に食蜂操祈の心理掌握で治療を受けた事が分かっています。御坂美琴と食蜂操祈が仲良くなる事を望んでいますが、今のところ上手くはいっていないようです。

御坂美琴・上条当麻との関係性や能力・名言を見た後は、食蜂操祈に関する視聴者の感想を紹介していきます！食蜂操祈は人気キャラクターのため、とあるシリーズのファンから様々な感想が挙がっているようです。

本記事で紹介したように上条当麻は後遺症で食蜂操祈に対する記憶を持つ事ができなくなった事が分かっています。それでも食蜂操祈は上条当麻に振り向いてもらえる日を待っているため、そんな食蜂操祈の想いや過去が切ないという感想が挙がっているようです。また当初は凶悪な思想を持っているという考察がなされていたため、食蜂操祈はギャップが凄いキャラクターと言われているようです。

食蜂操祈は研究所でドリーの「みーちゃん」という友達を演じており、当初はその関係性を煩わしく思っていましたが、だんだんと2人の間には友情が芽生えています。そして数年後にドリーやシスターズを助けるために命懸けで敵と戦っているため、そんな食蜂操祈の想いと行動が泣けるという感想が挙がっているようです。

食蜂操祈は御坂美琴に敵対する行動を取っていたため、当初は敵になるという考察がなされていました。ですが2人は「シスターズを守りたい」という同じ想いを持っていたため、意外過ぎる共闘が実現しています。そんな2人の共闘エピソードが熱いという感想が挙がっているようです。

食蜂操祈はリモコン1つで人間を意のままに操る事ができるため、能力が強すぎるという感想が挙がっているようです。また直接的な攻撃方法を持っていないため、食蜂操祈の能力は誰かと共闘する事に向いている事が分かります。

食蜂操祈はスタイル抜群な美少女キャラクターのため、とあるシリーズのファンにとても人気があるようです。また実は優しい心を持っているというギャップに惚れたという感想が挙がっているようです。ちなみに目のキラキラは遺伝のようで、目をいじられると怒る可愛い姿が描かれています。

本記事では「とあるシリーズ」に登場した食蜂操祈の過去・名言・能力を紹介していきましたがいかがだったでしょうか？当初の食蜂操祈は人を操る凶悪なキャラクターでしたが、実は心優しい一面を持っている事が明らかになっています。そんな食蜂操祈が活躍しているエピソードを見た事がない方も、本記事を参考にしながら是非ご覧下さい！