【はじめの一歩】デンプシーロールの強さ・弱点を考察!完成形や進化の過程を紹介

『はじめの一歩』に登場する「デンプシーロール」は主人公・幕之内が鴨川会長と共に編み出した必殺技です。攻防一体型のスタイルで無限(∞)の字を描くようなウェービングからフックを打ちこむという、一歩のフィッシュブローの1つとなっていました。当記事では『はじめの一歩』のデンプシーロールの強さやデンプシーロール破りなどの弱点を考察していきます。また、初めて披露された時から進化した「完成形デンプシーロール」や「新型デンプシーロール」も紹介していきます。

【はじめの一歩】デンプシーロールの強さ・弱点を考察!完成形や進化の過程を紹介のイメージ

目次

  1. はじめの一歩の幕之内一歩とは?
  2. はじめの一歩のデンプシーロールの強さや弱点
  3. はじめの一歩のデンプシーロールの完成形や進化の過程
  4. はじめの一歩のデンプシーロールを使う幕之内一歩の性格や実績
  5. はじめの一歩のデンプシーロールに関する感想や評価
  6. はじめの一歩のデンプシーロールまとめ

はじめの一歩の幕之内一歩とは?

『はじめの一歩』の幕之内一歩とは破壊力抜群のパンチ力を持ち、日本タイトルマッチで連続KOストップによって初黒星を挙げた本作の主人公です。そんな一歩が得意とする必殺技が「デンプシーロール」でした。ここからは『はじめの一歩』の作品情報を交えつつ、デンプシーロールの強さ・弱点に迫っていきます。

はじめの一歩の作品情報

はじめの一歩の概要

『はじめの一歩』とは、漫画家・森川ジョージが手掛けたボクシングを題材にした格闘漫画です。1989年から「週刊少年マガジン(講談社)」にて連載中の作品で、各話数の見通し番号の表記は「Round.〇〇」とそれぞれ表示されています。

原作漫画を基に2000年から2002年までテレビアニメ『はじめの一歩』が放送されており、その続編となる『はじめの一歩 Champion Road』と『はじめの一歩 New Challenger』、『はじめの一歩 Rising』の3つのアニメも制作されました。

はじめの一歩のあらすじ

ここでは『はじめの一歩』のあらすじを簡単に紹介していきます。主人公は母子家庭のいじめられっ子である幕之内一歩ですが、作者曰く「登場人物全員が主人公です」とのことでした。物語は主人公・一歩がプロボクサーの鷹村守と出会った時からスタートしています。その後、鴨川ボクシングジムに入門した一歩は、「強いとは何か?」と自分に問いかけながらプロボクサーとしての成長を遂げていきます。

幕之内一歩のプロフィール

  • 名前:幕之内 一歩(まくのうち いっぽ)
  • 生年月日:1973年11月23日(25歳)
  • 身長:164㎝
  • リーチ:167㎝
  • チェスト:101㎝

今回ご紹介する「デンプシーロール」は本作の主人公・幕之内一歩が編み出した必殺技です。一歩は鴨川ジムに入門したことによって、パンチ力を始めとする天性の肉体能力や鴨川源二に仕込まれたテクニックを駆使しプロボクサーとして無敗を誇る選手となりました。しかし、当時の日本フェザー級チャンピオンの伊達英二との試合で初の敗北を経験しています。

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はじめの一歩のデンプシーロールの強さや弱点

デンプシーロール破りをした相手

一歩の必殺技「デンプシーロール」は伊達英二との試合で敗北した後に、打たれる前に打つことを心掛けて練習したことによって編み出した、一歩の唯一のラッシュ法です。デンプシーロールは、無限(∞)の字を描くようにウェービングし続けることで相手の攻撃を回避し、そのまま前進しながら相手にフックを連続で叩き込みます。

そしてこのデンプシーロール破りを果たす可能性のある人物として名前が挙がったのが島袋、沢村竜兵、アルフレド ゴンザレスでした。結局デンプシーロール破りに成功したのはカウンターの名手・沢村となりました。最終的には一歩のデンプシーロールに倒されてしまいます。

ただ、デンプシーロール破りを実行した沢村によって、一歩は捻れて動作に入っている状態で無理やり止まってタイミングをずらしているため、かなりの荒技に出ていました。デンプシーロール破りをされた場合は、筋肉が軋んでいるように見えるため、選手生命を縮ませてしまいかねない危険なリスクを伴います。

デンプシーロールに弱点はあった?

デンプシーロール破りをされた一歩ですが、そもそもこの必殺技には弱点があるのでしょうか?弱点については沢村が得意とするカウンターが挙げられます。デンプシーロールのフックを打ち出す段階ではウェービングのリズムが一定であるため、攻撃のタイミングを読んでバックステップをすれば、簡単にカウンターを合わせることができます。

さらにデンプシーロールとは、前進しながらパンチを打ち出す必殺技となっていましが、そもそも自分が前進しなければ技が成り立たず、相手が後退あるいは停止しなければ連撃が打ち出せないというのも弱点です。

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はじめの一歩のデンプシーロールの完成形や進化の過程

進化の過程①特訓により編み出した努力の賜物

『はじめの一歩』のデンプシーロールは、一歩が特訓により編み出した努力の賜物です。所属ジムの会長であり一歩のトレーナーでもある鴨川源二と特訓し編み出していました。一歩の実家が釣り船屋ということもあってか、強靭な足腰が要求される横から縦の連続ブローを可能にしており、さらに彼は幼少期から背筋と共に体感も鍛えていたためパンチ力を自然と磨いていたのです。それがデンプシーロールの強さを引き立たせています。

進化の過程②ポンチャイ戦で初めて登場

『はじめの一歩』のデンプシーロールが初めて登場したのはポンチャイ戦です。一歩がボクシングを始めてから3年目に伊達英二に負け、それから努力によって編み出したデンプシーロールを4年目のポンチャイとの試合で初めて使用しています。

そしてタフネスを誇る相手に対して珍しく、一歩が次で倒してきますと陣営に伝えて使っているためかなりの自信があったということなのでしょう。そして初めて使ったこの試合では、見事一歩が勝利を収めました。

進化の過程③千堂戦

一歩と千堂との対決となった千堂戦。初めてデンプシーロールを披露してから4カ月が経過した頃に試合がおこなわれていました。一歩と千堂の立場を入れ替えての再戦。日本王者として活躍する千堂を相手に、弱気な面も見せているのですが、遂に進化した「完成形デンプシーロール」を初めて披露します。結果は、進化した完成形デンプシーロールがその後の試合に影響し、最後に左右フックを炸裂させた一歩の勝利となりました。

進化の過程④新型デンプシーロールの完成

千堂戦で進化した「完成形デンプシーロール」を披露した一歩は、それからさらに進化させた「新型デンプシーロール」を完成させていました。新型デンプシーロールは、ゴンザレス戦での敗戦以前に会長から仕込まれていた技でした。いつもと違って悲壮感に包まれていた一歩がジムワークをしていた時に異変が起こっており、その時のデンプシーロールが新型デンプシーロールと考えられます。

完成形デンプシーロールは横のフックが多い技です。しかし、その時の一歩は横のウェービングができておらず、これは横のフックを入れて下からのアッパーを加えるための動きに異変が起きていたからだと考えられます。進化した新型デンプシーロールは横、縦の∞の動きになるのは間違いありません。

進化の過程⑤ゲバラ戦

ゲバラ戦では、いよいよ進化した「新型デンプシーロール」が初めて披露されると期待されていました。しかし、簡単にゲバラからダウンを奪ったものの、デンプシーロールを上手く使うことができませんでした。そして最終的には、新型デンプシーロールが披露されることなく、一歩の敗北という結果で終わります。

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はじめの一歩のデンプシーロールを使う幕之内一歩の性格や実績

幕之内一歩の性格

『はじめの一歩』でデンプシーロールを披露した幕之内一歩は、追い詰められなければ本来の実力を発揮できないと鷹村から指摘されていました。指摘された内容から分かる通り、一歩の性格は内気です。生真面目な一面もあるため、それがボクサーとして必要な欲の無さに繋がっていました。ただ、ボクサーとしての胆力とファイディングスピリッツは素晴らしく、会長から休養を命じられても休むことなく練習に真面目に取り組む努力家です。

幕之内一歩の実績

幕之内一歩はフェザー級選手として活動しているのですが、彼のパンチ力はフェザー級離れしたとんでもない破壊力を誇ります。そのため、一歩が勝利を収めた試合の全てがKOかTKOでの勝利となっており、苦戦した場合も一撃の重さによって一発逆転を成功させることが多いです。そんな迫力のある試合を見せるためファンも多く、タイトル戦では会場を満員にするほどの人気ボクサーとなっています。

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はじめの一歩のデンプシーロールに関する感想や評価

こちらでは『はじめの一歩』の強さに関する感想があがっています。やはり『はじめの一歩』の代名詞となっているだけあって、デンプシーロールが無類の強さを誇る必殺技というイメージが付いているようです。

こちらでは『はじめの一歩』のデンプシーロールと他のキャラクターが使う攻撃で比較されています。他の作品や現実のボクシング界でもデンプシーロールの名前が挙がっているため、かなりの知名度を誇る必殺技ということが分かります。

こちらは『はじめの一歩』のデンプシーロールに関する感想です。デンプシーロールの動きが好きな友達に付き合っていたとのことなので、印象的な必殺技の動きが高い知名度を誇る理由なのかもしれません。

はじめの一歩のデンプシーロールまとめ

『はじめの一歩』のデンプシーロールの強さ・弱点を考察してきましたがいかがでしたか?一歩は早い段階からデンプシーロールに頼り、次々とその技を進化させてきたことが分かりました。今ではセコンドとして活躍している一歩ですが、今後復帰する可能性のある様子を見せています。もし復帰する場合は、デンプシーロール破りを果たす可能性が高い天敵・宮田一郎との試合で新形デンプシーロールを披露してもらいたいものです。

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