【俺ガイル】玉縄くんは意識高い系キャラ？面白いセリフや担当声優も紹介

俺ガイルの作中で海浜総合高校の生徒会長を務める玉縄くん。海浜総合高校の生徒会長を務める玉縄くんは単行本9巻で初登場したキャラクターであり、比企谷八幡と一色いろはと共に合同クリスマスイベントを開催しようとします。しかし玉縄くんは意識高い系であるため、度々意味不明で面白いセリフを連発しています。本記事ではそんな玉縄くんについて面白い意識高い系のセリフや下の名前、声優などをまとめてご紹介します。

では意識高い系の玉縄くんの面白いセリフや下の名前、声優などをご紹介する前に、玉縄くんが登場する俺ガイルの作品情報について簡単にご紹介していきます。玉縄くんが登場する俺ガイルことやはり俺の青春ラブコメはまちがっている。とは2011年に刊行された渡航のライトノベル作品です。渡航の俺ガイルは｢奉仕部｣を舞台に捻くれ者の主人公とかわいいヒロイン達の学園ラブコメディを描いた作品であり、2019年に完結しました。

2019年に完結した俺ガイルは短編も含めて全17巻の単行本が刊行されており、1000万部を越える累計発行部数を記録するほど非常に高い人気を博してます。そんな俺ガイルは2012年の9月にメディアコミックス化が決まり、2013年にはアニメが放送されることになりました。アニメの放送によって俺ガイルは一躍注目を集め、2020年12月現在までに合計3期に及ぶアニメやスピンオフ作品といったメディア作品が多数制作されています。

千葉市立総武高校に通う俺ガイルの主人公・比企谷八幡は屁理屈ばかり言う捻くれた性格をしたキャラクターであり、誰一人として友達といえる存在がいませんでした。そんな姿を見かねた生活指導の平塚先生は比企谷八幡を｢奉仕部｣に無理矢理入部させます。そこで比企谷八幡は学園一の美少女である雪ノ下雪乃と運命の出会いを果たします。この出会いがきっかけとなり、比企谷八幡の高校生活は大きく変わっていくことになるのでした。

本記事で面白いセリフや下の名前、アニメの声優などをご紹介する玉縄くんとは俺ガイルに登場するキャラクターの1人です。俺ガイルに登場する玉縄くんは海浜総合高校で生徒会長を務めるキャラクターであり、細身の大人っぽい容姿が特徴となっています。海浜総合高校の生徒会長である玉縄くんは誕生日や下の名前などが無いモブキャラクターです。しかし意識高い系な面白いセリフを連発するため、非常に強い印象を残しています。

意識高い系の玉縄くんは俺ガイルの第9巻で初登場を飾り、合同クリスマスイベントを行なうため比企谷八幡や一色いろはがいる会議に出席します。そこで玉縄くんは捻くれ者の比企谷八幡さえ呆然とさせるほどの面白いセリフを連発します。ではここからは玉縄くんが俺ガイルの作中に残した面白い名言・セリフをまとめてご紹介していきます。まず最初にご紹介する面白い名言は玉縄くんが初登場した時のセリフです。

俺ガイルに登場する玉縄くんは意識高い系の高校生であるため、基本セリフに英単語を入れて喋ります。上記のセリフは元気な新人生徒会長と企画が出来て嬉しいという意味が込められています。この見るからに意識が高いセリフを聞いた比企谷八幡は癖の強さに引いてしまいました。

俺ガイルで初登場を飾った玉縄くんは上記の面白いセリフを言い、比企谷八幡や一色いろはと仲良くなりたいと伝えます。上記のセリフにあるリスペクトは尊敬という意味があり、パートナーシップの日本語は信頼関係です。またシナジー効果は相乗効果の英語です。なので直訳すると上記の玉縄くんのセリフはお互いが尊敬し合う信頼関係を作り、相乗効果を生みたいという内容になります。

合同クリスマスイベントの開催に向けて、生徒会長である玉縄くんは真面目に企画を作ろうとします。この時玉縄くんは上記の面白いセリフを発し、企画に向けた意見を集います。しかし英語ばかりの意識が高いセリフとなっているため、全く玉縄くんの真面目さが伝わってきません。ちなみに上記の面白いセリフを訳すと｢みんなで意見を出し合おう。議題はイベントの方向性と内容面の考え出しから｣といった内容になります。

俺ガイルに登場する玉縄くんはただ英語を入れて喋るだけだと普通の意識高い系です。しかし玉縄くんはなぜか同じ意味の英語と日本語を並べて喋るといった面白い特徴があります。例えば上記の面白いセリフは日本語にすると｢論理的思考で論理的に考えるべき｣と訳すことが出来、文法が成り立っていません。おそらく玉縄くんは英語を理解しておらず、ただかっこをつけたいだけで意識高い系の発言をしているのでしょう。

玉縄くんが俺ガイルの作中で発した同じ意味を繰り返すセリフは｢ロジカルシンキング～｣のセリフだけではありません。上記のセリフもその1つであり、お客様目線とカスタマーサイド（お客様の立場）といった同じ意味を繰り返すセリフとなっています。しかし玉縄くんは知ってか知らずか堂々と同じ意味のセリフを連発します。なので捻くれ者の比企谷八幡が呆れてしまうのも仕方が無いといえます。

筋が通っていない面白いセリフばかりを連発する玉縄くんは同じ意識高い系の仲間と行動しており、全く合同クリスマスイベントの企画が決まりません。そのため比企谷八幡は意識高い系を装って玉縄くんに対抗します。しかし玉縄くんは｢ゲームを用いるようなやり方で楽しみながら｣と訳すことが出来る上記のセリフを言い、真面目に取り組みません。そのため合同クリスマスイベントの企画は一向に決まることがありませんでした。

上記の面白い名言は合同クリスマスイベントの企画が決まらない中で意識高い系のコーヒーを飲みながら発した玉縄くんのセリフです。上記のセリフにあるアポイントはいわば面会予約であり、ネゴシエーションは交渉の意味が込められています。そう玉縄くんは面会予約や交渉だけで企画を考えようとしなくなったのです。このことから玉縄くんはイベントなどの企画を任せるのにあまり適した人材といえないでしょう。

意識高い系のかっこをつけたセリフと言い逃ればかりの玉縄くんに比企谷八幡は遂に怒りを露わにします。しかし玉縄くんは冷静な表情を浮べながら上記のセリフを比企谷八幡へ伝えました。上記のセリフの日本語訳は｢みんなの労力をイベントに落とし込む枠組みが出来た｣です。簡単にいうと玉縄くんはかっこよくしらを切っただけなのです。このあり得ない返答に比企谷八幡は更に怒りを燃やすことになってしまいました。

日にちだけが過ぎて比企谷八幡や一色いろはが苛立つ中、意識高い系の玉縄くんは上記の面白いセリフを言い放ちます。クリエイティビティとは独創性という意味であり、ディスカッションは議論です。要約すると玉縄くんは何も決まっていないのに未だ独創的な部分を議論しようと言い出したのです。はたして玉縄くんは本当に合同クリスマスイベントの企画を考えようとしていたのでしょうか。

普通であれば必死に合同クリスマスイベントの企画を行なうはずです。しかし玉縄くんの意識高い系の面白いセリフは止まらず、上記のセリフを会議で発します。上記のセリフは｢分けると相乗効果が薄れてしまい、2つの失敗要因を抱えてしまう｣といった意味が込められています。この日本語訳を見ると分かる通り、玉縄くんは合同クリスマスイベントの失敗を心の底から恐れており、全く企画の案を出そうとしなかったのです。

一色いろはに協力している比企谷八幡は我慢が出来なくなり、どんどん合同クリスマスイベントの企画案を提案します。上記の面白い名言は企画案を出す比企谷八幡に発した玉縄くんのセリフです。ビジョンは未来像を指す英単語です。玉縄くんはこの期に及んでビジョンを共有し、協力し合おうと提案しました。しかし内容は希薄であり、玉縄くんが何も考えていないことがよく分かるセリフとなっています。

｢ビジョンを共有すれば～｣の発言の後、玉縄くんは続いて上記の面白いセリフを発します。イメージは皆さんご存知の通り印象であり、マストは必須を意味する英単語です。玉縄くんはイベントが近づいているにも関わらず、｢印象戦略からも合同イベントの大枠は必須である｣という訳の分からない発言をしたのです。結局玉縄くんは途中から加わった雪ノ下雪乃に厳しく注意され、イベントのために必死に頑張るようになりました。

上述で少しご紹介しましたが、主人公の比企谷八幡は俺ガイルの作中で玉縄くんに同じ意識高い系の言葉を使って意見します。ではここからは俺ガイルの玉縄くんに発した比企谷八幡の意識高い系のセリフをまとめてご紹介します。まず最初にご紹介する名言は比企谷八幡が意識高い系の真似をしながら最初に発したセリフです。

フラッシュアイディアはその名の通りたった今思い浮かんだという意味がある言葉であり、カウンターは反撃や対抗です。この意味を踏まえると比企谷八幡の上記のセリフは｢これは今思い浮かんだことだが、さっきの提案の対抗策として｣と訳すことが出来ます。比企谷八幡は文系が非常に得意なキャラクターです。なので英語を交えた意識高い系の言葉も玉縄くんと違ってしっかりとした文法になっています。

イニシアティブとは主導権という意味がある英単語です。なので上記の比企谷八幡のセリフは｢主導権がそれだととれない｣といった内容になります。この名言もまた玉縄くんと違ってしっかりと意味が通ったセリフとなっています。

ステークホルダーは企業や行政などとの利害関係といった意味がある中々聞き慣れない英単語です。またコンセンサスは同意という意味が込められています。この2つをつなぎ合わせると上記のセリフは｢利害関係者と同意を得るにしても｣といった内容に訳すことが出来ます。このあたりから比企谷八幡はだんだん自分でも何を言っているか分からなくなってしまいました。

マニフェストとは政治の世界で使用される公約という意味が込められた英単語です。そしてサジェスチョンが提案でパートナーシップは信頼関係と意味します。上記の比企谷八幡のセリフの訳は｢ぶれない公約をはっきり提案出来る信頼関係｣となります。比企谷八幡は何とかして意識高い系に合わせ、企画案を練ろうとしました。しかし玉縄くんには届かず、合同クリスマスイベントの企画はどんどん遅れることになってしまいました。

ではここからは俺ガイルに登場する玉縄くんの下の名前や名前に込められた作者の思いをご紹介します。残念ながら俺ガイルが完結した後も玉縄くんの下の名前は一切判明していません。玉縄くんはただのモブキャラクターであるため、下の名前が無いのも仕方ありません。もしかすると玉一郎や多摩といった面白い名前が付けられているかもしれません。逆に城（じょう）や清晴といった玉縄くんらしい名前の可能性もあります。

俺ガイルは歴史に関する名前が付けられたキャラクターが数多く登場しています。例えば主人公の比企谷八幡は八幡宮であり、材木座義輝は剣豪将軍として名高い｢足利義輝｣が名前のモデルとなっています。実は神奈川県鎌倉市の城廻には玉縄城という名前の城があります。おそらく俺ガイルの作者はこの玉縄城をモデルにして玉縄くんと名付けたのでしょう。ちなみに俺ガイルには城廻めぐりというキャラクターも登場しています。

ではここからはアニメ俺ガイルで玉縄くんを演じた声優についてご紹介します。アニメ俺ガイルで玉縄くんを演じた声優は日本の男性声優である日野聡です。玉縄くんの声優を務めた日野聡とは1997年にデビューしたベテラン声優であり、2020年12月現在アクセルワンで歌手としても活動しています。そんな日野聡はどんな年齢のキャラでも演じることが出来る高い演技力の持ち主であり、これまで多数の人気アニメに出演しています。

• 2005年のアニメ｢灼眼のシャナシリーズ｣：坂井悠二役
• 2006年のアニメ｢ゼロの使い魔シリーズ｣：平賀才人役
• 2007年のアニメ｢ナルトシリーズ｣：サイ役、初代水影役、シバ役
• 2009年のアニメ｢銀魂シリーズ｣：神威役
• 2011年のアニメ｢とある魔術の禁書目録シリーズ｣：浜面仕上役
• 2014年のアニメ｢ハイキュー！！シリーズ｣：澤村大地役
• 2019年のアニメ｢鬼滅の刃｣：煉獄杏寿郎役

俺ガイルに登場する玉縄くんに関する感想では玉縄くんが面白いといった感想が非常に多く寄せられていました。本記事でご紹介した通り玉縄くんはモブキャラクターであるものの、俺ガイルの作中で数多くの面白いセリフを残しています。また動きも非常に面白く、玉縄くんは俺ガイルファンから高い人気を博しています。

俺ガイルに登場する玉縄くんに関する感想では玉縄くんがうざいといった感想も多く寄せられていました。玉縄くんは確かにセリフが面白いのですが、動きや喋り方などうざい箇所の方が多いキャラクターとなっています。しかしある意味良い味を出しているキャラクターなので、玉縄くんは決して嫌われている訳ではありません。

俺ガイルに登場する玉縄くんに関する感想では玉縄くん見たいになりたくないといった感想も見受けられました。俺ガイルの世界では玉縄くんは非常に癖のある面白いキャラクターです。しかし現実世界であればおそらく1人も友達が出来ないでしょう。そのため玉縄くんになりたくないといった声も頷けます。

本記事では俺ガイルに登場する玉縄くんについて面白いセリフや下の名前、アニメの声優などをまとめてご紹介しました。日野聡が声優を務めた玉縄くんは数え切れないほどの面白い意識高い系のセリフを残しているキャラクターとなっており、俺ガイルの中でも特に強い印象をファンへ与えています。本記事をご覧の方でまだ玉縄くんを見たことが無い方は是非一度俺ガイルの意識高い系キャラ・玉縄くんをチェックしてみて下さい。