【七つの大罪】不気味な牙の聖騎士ルインの能力は？強さや最期を考察

ストーリー展開が早く魅力的なキャラクターの数々が描かれている作品『七つの大罪』ですが、圧倒的な強さを見せる主要キャラクター以外にも魅力のあるキャラクターが登場しており、そのキャラクターが描かれている戦闘シーンも面白いです。ここでは、不気味な牙に所属する聖騎士ルインに焦点を合わせました。それではまず、ルインのプロフィールを『七つの大罪』の作品情報と交えつつ紹介していきます。

『七つの大罪(ななつのたいざい)』とは、週刊少年マガジン(講談社)にて連載されていたハイ・ファンタジー作品です。作者は『ライジングインパクト』で連載デビューを果たした漫画家の鈴木 央(すずき なかば)。2020年17号まで連載されており、本編完結時点で累計発行部数が3700万部を突破しています。なお、2014年4月からはテレビアニメ化が発表され、現在は劇場アニメやスペシャルアニメなどを含む計5作品が製作されているようです。

ここからは『七つの大罪』の簡単なあらすじを紹介します。本作の舞台となるのはブリタニアの大地。そこには伝説の騎士団＜七つの大罪＞と言われる七人の大罪人が存在していました。

その7人の大罪人の1人である＜憤怒の罪＞のメリオダスは、聖騎士長殺しの濡れ衣を着せられたため身分を隠しながら移動酒場を経営していました。そしてある日、メリオダスの前に救国の助命を乞う第三王女エリザベスが現れます。それをきっかけに2人は互いの目的を果たすため、散り散りになった＜七つの大罪＞のメンバーの行方を探すことになりました。

• 誕生日：9月15日
• 身長：200㎝
• 騎士ランク：紅玉

『七つの大罪』に登場するルインはリオネス王国に所属する騎士です。ローブのような鎧を身に纏い、鈴が付いた錫杖を持っているのが特徴的。自称聖騎士を名乗る者達「不気味な牙(ウィーアードファング)」のメンバーの1人として、非公式でありながらも聖騎士のような活動をしています。そしてルインは不気味な牙の「バステ監獄」の守護にあたる聖騎士団です。

ルインが所属する不気味な牙とは、前述した通り非公式の聖騎士となっています。ここからは不気味な牙について具体的に見ていきましょう。まず、ルインを含めたメンバーは4人で構成されており、メンバーの見た目はルイン同様全身が鎧と兜に覆われている姿で素顔が分からない状態です。

そしてリオネス王国における重罪人を収容する施設として「バステ監獄」という所がありますが、そこを不気味な牙のメンバーが管理をしています。実際に＜七つの大罪＞のメンバーであるバンはルインが守るバステ監獄で拷問を受けたことがありました。非公式の聖騎士とはなっているのですが、実際はリオネス王国から管理を任されている立場にあるため、いわば国の影や闇の部分などの汚れ役をしている組織と言えるのかもしれません。

『七つの大罪』のルインは鈴が付いた錫杖を持っているとお伝えしましたが、この錫杖に付いている鈴が攻撃手段です。鈴を活用し相手に幻覚を見せる能力となっており、この能力によって精神攻撃を繰り出すことができます。他者を自分の姿に見えるように暗示をかけることによって精神攻撃を可能にしていました。

この幻覚を見せるのは敵の同士討ちを狙うためです。ルインはこのようなクセのある魔力を使った戦い方を得意とするため、初見では能力を見極めている間に混乱状態に陥ってしまい、精神攻撃の攻略に手間取ってしまうかもしれません。ちなみに、闘級は420となっており、それに比べて聖騎士になるには300以上無ければならないとされているため、この事情を考慮すればある程度の強さは持っていると言えるでしょう。

続いてルインの能力や強さについて特筆すべき点は、鍛え上げた肉体を持っているという所です。鍛え上げた肉体は鋼に勝るほど硬く、前述の精神攻撃の能力と合わせればかなりバランスが取れていると言えるのではないでしょうか？

『七つの大罪』のルインは不気味な牙のメンバーであるフリージアと共闘し、メリオダスとディアンヌ、そしてエリザベスを相手に戦いを繰り広げていました。まずその戦いでは、ルインが幻術能力を使ってディアンヌとメリオダスを混乱させ、2人を同士討ちさせようとしている様子が描かれています。

ディアンヌとメリオダスが同士討ちを始めた結果、1人でルインとフリージアと戦うことになったエリザベス。途中まではエリザベスがルインの精神攻撃によって不利な状況に立たされていたのですが、エリザベスがルインの鈴を取ったことでディアンヌとメリオダスにかけられた幻術が解かれてしまいました。

ルインの鈴を取ったことにより精神攻撃を防いだエリザベスでしたが、彼女には戦う気力が残っていませんでした。しかし、ここで精神攻撃から解放されたメリオダスがルインと戦うことになります。その後、ルインとメリオダスは拳での殴り合いをはじめ互角の勝負を繰り広げていました。

しかし、遂に勝負に決着がつきルインの最期が訪れます。ルインの強さの秘訣は能力と相性が良い鋼のような鍛え上げられた身体でしたが、メリオダスの拳の前には無力でした。あっさりと拳で肉体を貫かれてしまい、戦闘不能になってしまいます。そしてその後、フラウドリンに見つかり魂を抜かれて死亡、これがルインの最期になってしまいました。

• 名前：斧 アツシ(おの あつし)
• 出生地：神奈川県横浜市
• 生年月日：1961年9月9日
• 身長：178㎝
• 職業：声優、俳優、ナレーター
• 所属事務所：大沢事務所

『七つの大罪』の聖騎士ルインを演じた斧アツシは、大沢事務所で活動中の声優、俳優、ナレーターです。1999年代後半から名古屋でCMナレーションやドキュメンタリー番組などナレーター活動をしていたようですが、2003年に声優を目指し帰京したとのことでした。そして2004年に大沢事務所に所属しジュニア登録をした後に声優として活動を開始しています。

• 2007年～：爆丸バトルブローラーズ（ティグレス 役)
• 2008年～：狂乱家族日記（花山厳一郎 役)
• 2008年～：ソウルイーター（B・J〈ブッ叩き・ジョー〉 役)
• 2009年～：クイーンズブレイド シリーズ（ヴァンス伯爵 役)
• 2010年～：爆丸バトルブローラーズ ニューヴェストロイア（ベリアス 役)
• 2011年～：フリージング（アオイ＝源吾 役)
• 2012年～：輪廻のラグランジェ season2（サルエマ 役)
• 2015年～：機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ（ナディ・雪之丞・カッサパ 役)
• 2016年～：レガリア The Three Sacred Stars（アーベル・ルンテシュタット 役)
• 2017年～：Re:CREATORS（ブリッツ・トーカー 役)

こちらでは『七つの大罪』の聖騎士について感想が述べられています。聖騎士のキャラクターデザインが神と言われているのですが、その中でも特に聖騎士ルインのデザインが気に入っているようです。ルインの容姿が拷問器具のアイアンメイデンみたいな顔と言われており、一見すると怖い印象を受ける方が多いのかもしれません。ちなみにルインは見た目通りかなり嗜虐的な性格をしています。

こちらでは『七つの大罪』の世界がやばいと言われています。参考として聖騎士ルインの闘級420と一般的なリオネス王国の聖騎士の闘級300が記載されているのですが、これらの闘級を比較した理由は世界観の広さに注目したからなのでしょうか？

ルインの闘級は420と一般人と比較すれば強い方なのでしょうが、それでも『七つの大罪』に登場する敵には11万を越える存在もいるので、数字だけを見ると圧倒的な強さの差がありかなり世界が広いということが想像できます。

ここでは『七つの大罪』に登場するルインが、遂に倒され最期を迎えるシーンを想像し楽しみにしていると言われています。この感想を見る限り、ルインを応援している方ではないと言えるでしょう。

おそらくメリオダスの強さが明確に分かるシーンが見れるということで楽しみにしているのではないかと考えられます。最期はあっさりと倒されてしまったルインでしたが、メリオダスとの拳の打ち合いを展開していたので戦闘そのものは楽しめるはずです。

『七つの大罪』に登場する不気味な牙のメンバーである聖騎士ルインとはどのような人物なのかを能力や強さ、最期のシーンまでを交えつつ紹介してきましたがいかがでしたか？ルインが所属する不気味な牙とは、国が非公式で汚れ仕事を依頼している組織となっているため、ルインに対する印象はそれに付随するものとなっています。これを機に『七つの大罪』をご覧になる際はルインの活躍をチェックしてみると良いでしょう。