2020年11月26日公開
2020年11月26日更新
【鬼灯の冷徹】ルリオはイケボなキジ!鬼灯・桃太郎との関係や声優情報も紹介
地獄を舞台にした『鬼灯の冷徹』。本記事では、『鬼灯の冷徹』に登場するルリオにスポットを当てて紹介していきます。ルリオは桃太郎にお供するキジで、昔話同様、犬と猿も登場します。『鬼灯の冷徹』におけるルリオと桃太郎の関係や、ルリオと鬼灯との関係、ルリオの仕事やイケボと言われるルリオの声優を務めた松山鷹志についてなど、『鬼灯の冷徹』のルリオについて徹底的に紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください!
目次
鬼灯の冷徹のルリオはイケボなキジ
ルリオとは『鬼灯の冷徹』に登場する、飛ぶことのできるキジです。イケボと言われるルリオの担当声優やプロフィール、ルリオと鬼灯、桃太郎との関係性やルリオたちの地獄での仕事について見ていく前に、まずは『鬼灯の冷徹』の作品情報について紹介していきます!
鬼灯の冷徹の作品情報
鬼灯の冷徹の概要
『鬼灯の冷徹』とは、2011年から2020年までモーニングにて連載されていた江口夏実原作の漫画です。『鬼灯の冷徹』の単行本は全31巻まで刊行され、2016年7月時点での累計発行部数は1000万部を突破しました。地獄の日常を面白おかしく描いた『鬼灯の冷徹』は多くのファンから支持されていましたが惜しまれつつも完結。人気の高さから2014年にはアニメ化され、2020年11月現在2期までが放送されています。
アニメ『鬼灯の冷徹』の3期が期待されるところですが、どうやら3期が放送する予定は2020年11月現在なく、2019年9月に発売された『鬼灯の冷徹』29巻、2020年3月に発売された『鬼灯の冷徹』30巻、そして2020年9月に発売された『鬼灯の冷徹』31巻(最終巻)の限定版にそれぞれ新作OADとして付属することになりました。
鬼灯の冷徹のあらすじ
舞台は地獄。戦後、地獄は亡者であふれかえり、地獄を管理する獄卒たちは人材不足に悩まされていました。混乱溢れる地獄で少し抜けている閻魔大王に代わり地獄の全部署をまとめているのが『鬼灯の冷徹』の主人公・鬼神の鬼灯です。鬼灯は閻魔大王にも容赦なくツッコミを入れ、金棒を振り回し地獄の秩序を守っています。そんな鬼灯や閻魔大王、桃太郎や仲間たちなどの日常をブラック・コメディに描いたのが『鬼灯の冷徹』です。
ルリオのプロフィール
『鬼灯の冷徹』に登場する自称「ロケットランチャー」なルリオは、鳳凰を見習って努力したことで飛べるようになったキジです。渋くてイケボなルリオは歌が得意で、ルリオの歌を聞いた者はつられて歌ってしまうという、いわゆる「魅惑のチキルーム」となっています。地獄に住む針口虫などの虫が好物で、太っていることを気にしているそうです。
ルリオは桃太郎ブラザーズの一員
そんなキジのルリオは、『鬼灯の冷徹』のキャラの中でも人気の高い、「桃太郎ブラザーズ」の一員です。「桃太郎ブラザーズ」とはその名の通り、桃太郎に仕えた犬のシロ、猿の柿助、キジのルリオの3匹のこと。この犬、猿、キジの3匹は一応霊力のある神獣だそうです。
桃太郎は死後、英雄として天国で暮らしていたため、お供の3匹も一緒に天国で暮らしていました。ちなみに桃太郎ブラザーズの賃金が室町時代と変わらないきび団子だったことに、3匹は不満を持っていたそうです。
犬のシロとは?
桃太郎ブラザーズの1匹・犬のシロとは、その名の通り白い色の犬です。思ったことをすぐ口に出したり行動するなど、好奇心旺盛な性格をしています。このせいでよく痛い目に遭いますが、懲りることはないようです。鬼灯を恐れつつも懐いているため、シロが非番の日でも鬼灯についていく姿が描かれることもありました。アニメでは小林由美子さんが声優を務めました。
猿の柿助とは?
桃太郎ブラザーズの1匹・猿の柿助とは、バンダナを首に巻き歯並びの悪い猿です。自称「チームのブレーン」なだけあり、慎重派で思慮深い性格をしています。
昔話の「さるかにがっせん」に登場する猿と同一人物のようで、カニへの罪滅ぼしのため、地蔵に導かれて桃太郎のお供となった経緯や、地獄へ行き鬼灯と出会った際に、600年前にカニの一家から傷害致死罪で訴えられていることが明らかになっています。アニメでは後藤ヒロキさんが声優を務めました。
鬼灯の冷徹のルリオと鬼灯・桃太郎の関係
ここまで『鬼灯の冷徹』の作品情報やキジのルリオのプロフィールを見てきました。ここからは、『鬼灯の冷徹』のルリオと鬼灯の関係、そしてルリオと元の主人・桃太郎との関係を見ていきましょう!
ルリオと鬼灯との関係
まずはルリオと『鬼灯の冷徹』の主人公・鬼灯の関係を見て聞きましょう。ルリオと鬼灯が初めて出会ったのは、桃太郎に付き添い地獄まで鬼退治をしにやって来たときです。このとき、様子を見るために桃太郎は、鬼灯の前にルリオ達を差し出します。鬼灯はそんな桃太郎ブラザーズの3匹に口撃で応じます。ちなみにルリオには以下の言葉を投げかけていました。
鬼灯に口でも力でも勝つことのできなかった桃太郎やルリオたち桃太郎ブラザーズは戦意喪失。この件で鬼灯にスカウトされたルリオたちは「不喜処地獄」という、動物をいじめた者が落ちる地獄へ就職し、地獄で仕事をすることになるのでした。ルリオは桃太郎を慕ってはいるものの、鬼灯のことも認めているようです。
思ったよりでかい鳥だなぁ、と思った以外とくにありません
ルリオと桃太郎との関係
ルリオは前述した通り、桃太郎と共に鬼退治に出たお供のうちの1匹のキジです。死後も桃太郎と一緒に天国で暮らしていましたが、桃太郎が鬼退治をしようと地獄に行ったことにより、地獄で仕事をすることになります。口では桃太郎に色々言っているルリオではありますが、忠義の心が強いキャラクターなため桃太郎を最も慕っているようです。
桃太郎とは?
桃太郎とは、昔話「ももたろう」に登場する主人公の桃太郎です。『鬼灯の冷徹』の世界での「ももたろう」のお話は、実は酒に酔いつぶれた鬼を退治したという、ビギナーズラックだったことがシロの口から明かされています。その栄光から死後は天国で暮らしていましたが、過去の栄光に縋り再び鬼退治をしようと地獄へやってきて鬼灯と出会い、敗北。その後は心を入れ替え、桃源郷の仙桃農園の管理人として仕事をすることになります。
鬼灯の冷徹のルリオのアニメ声優
ここまで『鬼灯の冷徹』の第1話に登場した桃太郎と桃太郎ブラザーズの1匹・ルリオとの関係や、鬼灯とルリオとの関係を見てきました。ここからはアニメ『鬼灯の冷徹』にてルリオの声優を務めた松山鷹志さんのプロフィールや主な出演作品について見ていきましょう!
松山鷹志のプロフィール
アニメ『鬼灯の冷徹』でルリオの声優を務めたのは松山鷹志さんです。松山鷹志さんは1960年4月2日生まれ、東京都出身、青二プロダクション所属。1986年から俳優として活動を開始したのち、1990年から声優としても活動を開始します。中学時代にバレーボールに励み、明治大学付属中野高校へ進学、その後は文学座の養成所に入りますが準劇団員にはなれなかったといいます。
明治大学付属中野高校時代の2つ下の後輩に川合俊一さんがおり、よく彼をしぼっていたそうです。また『太陽にほえろ!』シリーズの脚本家である大川俊道さんは松山鷹志さんの大学の先輩で、大川俊道作品のほとんどに出演しています。
松山鷹志の主な出演作品
松山鷹志さんの声優としての主な出演作品には、『将太の寿司』の大政(藤田政二)役、『仙界伝 封神演義』の聞仲役、『トランスフォーマー カーロボット』のゴッドマグナス役、『テニスの王子様』の越前南次郎役、『SAMURAI DEEPER KYO』の霧隠才蔵役、『ハングリーハート WILD STRIKER』の村上監督役、『PEACE MAKER鐵』の斎藤一役、『ゾイドジェネシス』のラ・カン役があります。
その他にも『人造昆虫カブトボーグ V×V』の天野河大輝/ビッグバン役、『ガンダムさん』のハロ男役、『暗殺教室』のロヴロ・ブロフスキ役、『北斗の拳 イチゴ味』のフドウ、ラオウ役、『とんかつDJアゲ太郎』の溝黒五郎役、『信長の忍び』の浅井久政役、『エガオノダイカ』のゲイル・オーウェンズ役、『警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課-トクナナ-』の枇杷島泰介役などがあります。
鬼灯の冷徹のルリオの好物や性格・仕事
『鬼灯の冷徹』のルリオの声優を務めた松山鷹志さんについて紹介してきました。声優として活動を開始する前に俳優として活躍していたため、渋い演技力を持ち合わせている方でした。それではここから、『鬼灯の冷徹』のルリオの好物や、ルリオの性格、そして地獄へやってきてからの仕事について見ていきましょう!
ルリオの好物
『鬼灯の冷徹』に登場するルリオは、針口虫が好物のようです。仏教では、針口虫は十六小地獄の糞屎泥に住む虫と言われていますが、この針口虫のキャラ弁を作るピーチ・マキの姿が描かれていました。
ルリオの性格
ルリオの性格は、真面目だといえます。ルリオ以外の桃太郎ブラザーズの2匹に振り回されることも多いルリオは気苦労も多いようで、個性の強い2匹に比べて影が薄いことも気にしているようです。また努力家な一面も持ち合わせています。キジは本来飛ぶことのできない鳥ですが、ルリオは空を飛ぶことが出来ます。
鳳凰を見習い努力をした結果飛べるようになったということですので、このエピソードだけでも相当な努力家だということがわかります。
ルリオの現在の仕事
ルリオたちは元々、桃太郎とともに天国で暮らしていましたが過去の栄光に縋った桃太郎により地獄へとやってきます。そして鬼灯と出会った桃太郎たちは、地獄で仕事をすることになるのです。前述した通り、桃太郎は桃源郷へ、そしてルリオたち桃太郎ブラザーズは「不喜処地獄」という動物をいじめた者が堕ちる地獄で仕事をすることに。
この「不喜処地獄」で亡者が受ける罰とは、鳥、犬、猿などの動物たちに体の隅々まで…骨の髄まで食べられることだそうです。ルリオたち桃太郎ブラザーズはこの「不喜処地獄」にて、亡者たちを骨の髄まで食べるという仕事をしています。そのためこの地獄で仕事をするものは太りやすく、実際に太ってしまったルリオはこの体系を気にしている、という描写がありました。
鬼灯の冷徹のルリオに関する感想や評価
ルリオがいちいち不憫www フォルムと目つきの悪さが可愛い過ぎる! #鬼灯の冷徹 #ルリオ pic.twitter.com/b40ogQTCUi
— 神楽女舞 (@kagurame28) December 4, 2017
ここからは『鬼灯の冷徹』のルリオに関する感想や評価を見ていきましょう!こちらの方は「ルリオがいちいち不憫」「フォルムと目つきの悪さがかわいすぎる!」という感想を持たれています。渋いイケボなルリオですが、ファンからは「可愛い」という評価が多いようです。こちらの方の他にも、「ルリオ可愛い」「ルリオが1番好き」という感想を持つ方がいらっしゃいました。
あのね。
— wa猫aw (@waaaw03467428) May 23, 2019
たかがキジだよ。
桃太郎の仲間のキジなんだけどさ。
なんだけどさ、
ルリオの声がハスキーすぎて萌えるw
#鬼灯の冷徹 #ルリオ pic.twitter.com/hidxhFOpAb
こちらの方は「たかがキジなのに、桃太郎に出てくるキジなのにルリオの声がハスキーすぎて萌える」という感想を持たれています。「可愛い」と評価されることの多いルリオですが、同じくらい「声がいい!」「ルリオさんイケボすぎる」「ハスキーすぎて萌える」という、声に関する感想も多く見ることができました。
鏡をみて
— てるみん (@handymantru) June 2, 2015
まだ大丈夫!と思い始めたら
それはすでにデブデビュー
だと心に刺さりますw#鬼灯の冷徹#デブデビュー#ルリオ#心に刺さる言葉 pic.twitter.com/1BQGWBqFo4
こちらの方は、地獄での仕事のせいで太ってしまったルリオの名言「「まだ大丈夫」と思い始めたら…」を見て「心に刺さります」という感想を持たれています。仕事のせいとはいえ、すでに太ってしまったルリオのセリフだけあって、ダイエット中の方や体重を気にし始めたかたには刺さるセリフだったようです。
『鬼灯の冷徹』31巻。鬼灯様が大好きで。シロ、ルリオ、唐瓜、茄子、お香さん、烏頭さん、蓬さん、漢さんも大好きで。もっと読めると思っていたので最終巻なのが本当に寂しい。 pic.twitter.com/TFAdt4EjCf
— キラ (@kirara1245) September 26, 2020
こちらの方は、『鬼灯の冷徹』の主人公「鬼灯が大好きで、シロやルリオも大好きで…」と登場キャラへの愛を語ったうえで、完結してしまった『鬼灯の冷徹』に対して寂しいという感想を持たれていました。1話から登場し、最終話にも出てきたルリオたち。地獄での日常を描いた作品だった故に「ずっと続くと思っていたのに…」「もっと読めると思っていたのに寂しい」という感想は非常に多く見ることができました。
鬼灯の冷徹のルリオまとめ
ここまで『鬼灯の冷徹』に登場する桃太郎ブラザーズの1匹・ルリオにスポットを当てて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?ルリオはなんだかんだ言っても桃太郎に一番忠誠を誓っている義理堅いキジで、鬼灯の紹介により桃太郎とは離れ離れになりましたが犬のシロ、猿の柿助と共に地獄で仕事をしています。
イケボなルリオの声優を務めたのは、俳優としても活躍している松山鷹志さんです。原作の『鬼灯の冷徹』は完結してしまいましたが、アニメ版『鬼灯の冷徹』は2期まで放送されています。本記事を読んで『鬼灯の冷徹』のルリオが気になった方は、漫画版、アニメ版、どちらでも楽しめるため、『鬼灯の冷徹』をご覧になってみてはいかがでしょうか?