2020年11月22日公開
2020年11月22日更新
【ガンゲイル・オンライン】主要キャラが愛用する銃器まとめ!性能や威力は?
多数の実在する銃が登場し活躍して人気を集めているのがガンゲイル・オンライン(GGO)です。元々はソードアート・オンライン(SAO)に登場する銃をメインに戦うゲームであり、スピンオフも作られる程の人気作品で、銃をメインに戦うゲームである事もありメインアーム、サブアームと指定が出来多くのキャラクターが複数の銃を使い分けて戦っています。今回はガンゲイル・オンライン(GGO)で登場する銃について、それぞれのキャラクターが使用する銃を一覧にしてまとめて紹介していきます。
目次
ガンゲイル・オンラインとは?
ガンゲイル・オンラインのファントム・バレット編の概要
ガンゲイル・オンライン(GGO)は元々2009年から川原礫先生が電撃文庫から刊行しているライトノベルシリーズ「ソードアート・オンライン(SAO)」の1つのエピソード、ファントム・バレット編に登場するゲームのタイトルです。それまでSAOではどちらかといえばファンタジーな世界観で剣と魔法をメインとした戦いをしていましたが、所変わって銃の世界が舞台となるエピソードとなっています。
SAOの主人公キリトはそれまでのエピソードの中で出会った総務省の菊岡から「VRMMORPGで実際に人が死亡する事件」についての調査の依頼を受ける形でガンゲイル・オンラインの世界にやってきます。そこでシノンと出会い、「死銃」との死闘が描かれる事になります。元々ソードアート・オンラインはエピソードそれぞれに舞台となるゲームが変わっており、ガンゲイル・オンラインはあくまでもその1つでしかありませんでした。
ガンゲイル・オンラインのスピンオフ作品の概要
上記で紹介したファントム・バレット編以降、ガンゲイル・オンラインはメインの舞台として使用される事はなく、稀にシノンがログインしている姿が描かれる程度に留まっていました。しかしソードアート・オンラインの人気の高さもありアニメ2期ではファントム・バレット編が放送され、そこからソードアート・オンラインの世界に関わるようになったのが「キノの旅」の作者として知られる時雨沢恵一先生です。
時雨沢恵一先生は描く作品には全て銃が登場する程の銃マニアとして知られる作家さんであり、川原礫先生の描いたガンゲイル・オンラインの世界の設定を気に入った事で各所から許可を得る形でガンゲイル・オンラインを主な舞台とするスピンオフ作品「ソードアート・オンラインオルタナティブガンゲイル・オンライン(SAOAGGO)」が展開される事になります。
ソードアート・オンラインオルタナティブガンゲイル・オンライン(SAOAGGO)は本編のファントム・バレット編以降に開催される事になったそれまで行われていなかったチームでの戦い「スクワッド・ジャム」を中心に描き、キリトやシノンの存在やファントム・バレット編で描かれたエピソードも踏襲しつつ本編とは独立した形で物語が展開されています。
ガンゲイル・オンラインの銃器の性能や威力一覧~ファントム・バレット編~
銃器一覧①シノンのメインアーム
ファントム・バレット編のヒロインで後々もソードアート・オンラインの中で大きな役割を果たす事になるシノンのメインアームは「ウルティマラティオ・ヘカートⅡ」作中では通称「ヘカートⅡ」と呼ばれる対物ライフルです。ヘカートⅡは現実にもフランス軍に正式採用されるような銃で通常の狙撃銃よりもさらに口径の大きい銃弾を使用するのが大きな特徴となっている銃です。
その大きさ故に使用には相応のSTRが必要になり、威力の高さは基本的に一撃で対象は破壊させられる程に高いです。ちなみにシノンはヘカートⅡを手に入れるまでのメインアームはFR-F2とこちらも狙撃銃であり生粋のスナイパースタイルでしたが、ヘカートⅡとの運命的な出会いによりよりそのスタイルが強調される事になり、シノンを一躍有名プレイヤーとする程になったシノン自身にも非常に思い入れのある銃になっています。
銃器一覧②シノンのサブアーム
シノンは対物ライフルという超遠距離戦で戦うメインアームを使用する為、サブアームとしてMP7A1を所有、主に腰に下げる形で携帯しています。しかしその大きさからシノンの体格には不釣り合いである事などが時雨沢恵一先生に指摘されアニメではロングマガジンを使用したグロッグ18に変更されています。シノンは相手に接近されてしまった場合などに左手で使用する場面が描かれました。
余談ですがアニメ化の際にサブアームが変更された後も原作でもアニメ版とまとめる事はせずにMP7A1を使用している事がユナイタル・リング(UR)編にて明らかになっています。
銃器一覧③キリトのサブアーム
主人公のキリトは元々剣で斬り合いが得意であり銃のゲームであるガンゲイル・オンラインでも実際に人が死ぬ可能性がある死銃事件の調査という危険性を考えて近接武器である光剣をメインアームにしています。光剣をメインアームに選んだ銃の知識に乏しいキリトに対しサブアームとしてシノンが勧めたのがFN Five-seveNと呼ばれるハンドガンです。
キリトは装備を整えてすぐにBoBに参加している為、実戦経験は少ない為、銃の腕前は素人レベルである一方で基本的には光剣の間合いが足りない場合の補助して左手で持って牽制に使用する場合が多くなっています。装填数が20とハンドガンにしては多く、またプラスチック製のパーツを使用する事により重量が617gしかないなどの特徴がキリトのスタイルにもマッチしていました。
銃器一覧④デスガンのメインアーム
ファントム・バレット編におけるラスボスでありキリトがガンゲイル・オンラインの世界に足を踏み入れるきっかけを作った死銃(デスガン)がメインアームとして使用しているのがL115A3です。イギリス軍が正式採用した事もある狙撃銃でデスガンはこれにサイレンサーを装着して使用しています。システム的にサイレンサーを付けると精度が下がるにも関わらずそれを腕前でカバーしてしまう程に使いこなしています。
シノンとのスナイパー対決ではシノンのヘカートⅡと打ち合いになり両者スコープを破壊し合っている事からもデスガンの実力はもちろんL115A3の性能の高さも如実に描かれる結果となっています。
銃器一覧⑤デスガンのサブアーム
デスガンはサブアームとして2つの武器を携帯しています。1つは対キリト戦で使用した銃剣スキルで作る事ができるエストニックで、もう1つはデスガンをデスガン足らしめているハンドガン「トカレフT33(別名54式拳銃)」です。元々はソ連で開発された銃でその後中国でも「黒星」の名で生産される事になりました。中国で大量生産された結果日本でも比較的に見る機会のある銃になっています。
奇しくもその銃はシノンのトラウマそのものであり、シノンは見ただけでPDSDの発作を起こしてしまう程でした。
銃器一覧⑥その他のキャラのメインアーム
ファントム・バレット編の主要なキャラクターのメインアーム・サブアームは上記の通りですが、サブキャラの中にも使用している銃の名前が明確に描かれている物もあります。名前が判明している銃としては死銃最初の犠牲者であるゼクシードがXM29、3人目の犠牲者ペイルライダーのアーマライトAR17、シノンが所属したスコードロンのリーダーダインのSIGSG550、闇風のM900A、ベヒミスのM134などが明らかになっています。
ガンゲイル・オンラインの銃器の性能や威力一覧~スピンオフ作品~
銃器一覧①レンのメインアーム
ソードアート・オンラインオルタナティブガンゲイル・オンライン(SAOAGGO)の主人公レンが使用するメインアームはベルギー製の「FNP90」です。キリトが使用したハンドガンも製造したメーカーが個人防衛火器という新カテゴリーとして回圧した銃ですがガンゲイル・オンラインにはサブマシンガンのくくりで登場しています。一目惚れしたレンにより「ぴーちゃん」の愛称で親しまれています。
スクワッド・ジャムに出場する度になんらかの手段で破壊されてしまいますがその度にレンは買い直しており、同時に自身のイメージカラーとなったピンクに染めるのも忘れていません。
銃器一覧②Mのメインアーム
スクワッド・ジャムにレンの相棒としてピトフーイから紹介されたMのメインアームはアメリカ軍が正式に再余殃した事もあるM14の改良型M14EBRです。スナイパーライフルの一種でM自身がリアルでも銃を撃つ訓練を行った事もあって高い命中率を誇っています。またメインアームがスナイパーライフルという性質上かサブアームにはHK45も所有しています。
銃器一覧③フカ次郎のメインアーム
レンの地元の親友であり普段はALOプレイヤーであるフカ次郎のメインアームは六連装グレネードランチャー「MGL-140」です。フカ次郎はALOで鍛えたSTRを生かし2丁持ちで使用しています。アメリカ軍にも正式に採用されるグレネードランチャーで1つ6kgもするのでフカ次郎は銃だけで12kgもの装備をしている事になります。
ちなみに一応サブアームとして名称不明のハンドガンも所有していますが、元々がALOのプレイヤーである事に加えてあまり練習していない為、命中率は論外レベルであり、実戦では使用されていません。
ガンゲイル・オンラインのスピンオフ作品の主要キャラ一覧
主要キャラ一覧①レン
ソードアート・オンラインオルタナティブガンゲイル・オンライン(SAOAGGO)の主人公であるレンはリアルで高身長に悩む女子大生で、VRMMORPGで自動生成される低身長アバターを探し求めてガンゲイル・オンラインの世界に辿り着いた経緯を持つキャラクターです。俊敏性に特化したステータスになっており、低身長アバターであるという点も合わさって奇襲性が非常に高く、また近距離戦闘を得意としています。
ちなみに今回銃をまとめて紹介したキャラを含むSAOに登場するキャラクターの中では社会人キャラを除いて唯一「ゲームよりリアル優先」な中の人なのでガンゲイル・オンラインから離れている期間があると明確に描かれているキャラクターにもなっています。
主要キャラ一覧②ピトフーイ
上記で紹介した中でも唯一メインアーム・サブアーム共にはっきりしていないのがピトフーイです。レンとガンゲイル・オンラインの中で出会いスクワッド・ジャムに誘った張本人でもあります。ガンゲイル・オンラインのサービス開始時からプレイする最古参プレイヤーであり、今回まとめた主要なキャラクターを含むSAOAGGOのキャラクターの中ではトップクラスの実力を誇っています。
ちなみに今回の銃のまとめにピトフーイの銃がないのはピトフーイが特定の銃によらないオールラウンダーである為で実に多彩な武器を使用している為です。作中で使用が確認できる銃としては「HK69A1」「KTR-09」などがありますが、ピトフーイの場合はそれらも数ある選択肢の中の1つでしかありません。長身でポニーテールにまとめた長い黒髪、両頬の入れ墨など特徴的な見た目をしたキャラクターでもあります。
主要キャラ一覧③エム
ピトフーイの中の人に心酔するエムはピトフーイ程ではないにしろ高いスキルを持ったキャラクターで、作戦指揮を任される事も多いキャラクターになっています。リアルではピトフーイの中の人の恋人兼奴隷となっている元ストーカーであり、アバター名は彼女との関係性がそのまま反映される形になっています。
主要キャラ一覧④フカ次郎
ソードアート・オンラインオルタナティブガンゲイル・オンラインでも珍しくアバターであるフカ次郎よりも中の人である美優として登場したのがフカ次郎です。レンこと小比類巻香蓮の地元、北海道の大学に通う親友で、根っからのゲーマーでありメインのALO以外にも多数のゲームをやり込んでいます。SAOAGGOにおいては比較的常識人として描かれている側面もあります。
また普段ALOをプレイしているという設定も相まってSAOAGGOで初登場したキャラクターの中で数少ないSAO本編にも存在が描かれているキャラクターでもありキリト達程ではないにしろALOでもそこそこ有名なプレイヤーでありファンがいる程になっている他、アニメでは1対1をしていた絶剣ユウキに挑んだという設定もあります。
ガンゲイル・オンラインの銃器に関する感想や評価
多分銃とかに興味持ち出したのSAOのGGO編の時だった気がするw
— 【DBa】【soZ】ゆっくり夜影丸 (@Yuukurikagemaru) September 29, 2020
ここからはガンゲイル・オンラインに登場する銃器に関しての感想を紹介していきます。SAO本編のファントム・バレット編はそれまでの世界観とは打って変わった銃の世界である故に銃撃戦の動きなどはまだまだとされる一方でことキャラクターはもちろん銃器にスポットを当てたという点で評価されているエピソードにもなっています。今回まとめたようにそれぞれのキャラクターのこだわりなども描かれているのが良いという声も多いです。
一方でやはりキリトが主人公である故にSAO本編の時点では登場する実在する銃は多くとも活躍する銃の種類も少なくなっているのが惜しいという声が多くなっていました。ただファントム・バレット編で描かれたガンゲイル・オンラインの世界観と銃へのスポットの当て方の旨さで銃に興味を持ったという声も多くなっています。
SAOAGGO見てるとめちゃくちゃ銃の名前出てくるから、銃の名前画像検索かけながら読み進むの良き
— しななし (@syumiakanoisu) April 25, 2018
対してガンゲイル・オンラインをメインの舞台としてがっつり描いているソードアート・オンラインオルタナティブガンゲイル・オンライン(SAOAGGO)では描いている時雨沢恵一先生が大の銃マニアである事もあり多種多様な銃が登場して面白いという声が多くなっています。
SAOAGGO普通に面白かったー
— 吐く (@MCITXbqL66wcg47) January 10, 2019
SAO本編で銃要素が少なかったから色んなSMG、AR、LMGの名前が出るだけで大興奮でしたん!
今回一覧でまとめたようにSAO本編、SAOAGGOいずれにも多数実在する銃が登場し注目を集めた事は良かったという声も多くなっています。銃器に詳しくない人はもちろん銃器にある程度詳しい人でも楽しめるように作られているのが良いという声も多くなっています。
ガンゲイル・オンラインの主要キャラが愛用する銃器まとめ
ガンゲイル・オンラインはソードアート・オンライン(SAO)に登場するVRMMORPGの1つで、銃の世界を舞台としたゲームです。SAOに登場したゲームの中でも異質とも言える世界観を持ったガンゲイル・オンラインには多数の実際の銃が登場、今回まとめたように主要なキャラクターはもちろんサブキャラにもしっかりと使用する銃の種類が明示されたキャラクターが多くなっています。
今回のまとめでも紹介したように一部のキャラクターを除いては自身の銃に愛着やこだわりを持っているという点が強調される場面も多く、それが結果的に銃に興味を持つきっかけになったとする声も見られる程です。まだSAOのファントム・バレット編、SAOAGGOを視聴していないという人は使用する銃にも注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか?