【ゴールデンカムイ】人斬り用一郎(土井新蔵)は岡田以蔵がモデル?人物像を紹介

ゴールデンカムイは様々な個性的なキャラクターが登場する事でも話題となった作品です。そんなゴールデンカムイに登場した人斬り用一郎(土井新蔵)は、よぼよぼの見た目から信じられない活躍シーンを残したキャラクターでした。ここでは、ゴールデンカムイの人斬り用一郎に関して、モデルとなった岡田以蔵について紹介していきます。また、人斬り用一郎の元ネタとなった岡田以蔵のエピソードも紹介していきます。

【ゴールデンカムイ】人斬り用一郎(土井新蔵)は岡田以蔵がモデル?人物像を紹介のイメージ

目次

  1. 人斬り用一郎(土井新蔵)とは?
  2. 人斬り用一郎のモデルや元ネタは岡田以蔵?
  3. 人斬り用一郎の人物像考察!土方歳三や先生との関係は?
  4. 人斬り用一郎の16巻での登場シーン
  5. 人斬り用一郎に関する感想や評価
  6. 人斬り用一郎まとめ

人斬り用一郎(土井新蔵)とは?

ゴールデンカムイの作品情報

人斬り用一郎(土井新蔵)とは、人気漫画作品ゴールデンカムイに登場するキャラクターの一人です。ここでは、印象深い活躍を見せた人斬り用一郎(土井新蔵)について、元ネタとなった人物などについてまとめていきます。まずはじめに、人斬り用一郎(土井新蔵)が登場するゴールデンカムイの作品情報を紹介します。

ゴールデンカムイの概要

ゴールデンカムイとは、週刊ヤングジャンプにて連載中の、漫画家・野田サトルによるサバイバルバトル漫画です。2014年から連載されているゴールデンカムイは、2020年現在23巻までコミックが刊行されており、累計発行部数は1400万部にも上るヒットを記録しています。ゴールデンカムイはテレビアニメ化もはたしており、2018年と2020年に放送されていました。

ゴールデンカムイは明治時代末期の北海道を舞台に、巨額の金塊を巡る争奪戦が描かれています。白熱のバトルシーンや、各陣営の思惑のぶつかり合いなど、シリアルな見どころも多いゴールデンカムイ。その一方で強烈すぎるキャラクターの活躍や、雄大な大自然で繰り広げられる狩りとジビエ料理のシーンも人気となっています。様々な要素で人気を博するゴールデンカムイは、今注目度の高い作品となっています。

ゴールデンカムイのあらすじ

ゴールデンカムイの主人公、杉本佐一は日露戦争から帰還した軍人です。戦争で失った親友の妻が病に伏せっている事を知った杉本は、治療費を稼ぐために北海道に砂金を探しにやってきます。そんな杉本は、かつてアイヌが隠した多額の埋蔵金の噂を耳にします。やがてアイヌの少女アシリパとめぐり合った杉本は、彼女と共にアイヌの埋蔵金を探すために奔走していきます。

人斬り用一郎のプロフィール

ゴールデンカムイに登場した人斬り用一郎のプロフィールを紹介します。人斬り用一郎とは、幕末の京都で暗躍した剣士で、勤皇派として数々の幕府側の要人を暗殺してきました。幕府側の要人を暗殺しすぎたために恨みを買っており、年老いて根室で暮らすようになってからも命を狙われる事になります。漁村で仕事をもらって働いていた人斬り用一郎ですが、よぼよぼの老人に見えて刺客を切り伏せる腕前は健在でした。

人斬り用一郎(土井新蔵)は、アシリパの父ウイルクと共に網走監獄に収監されていた囚人です。アイヌの埋蔵金に関わる刺青を入れられた囚人の一人でした。網走監獄襲撃騒動の際、土方が入手した手掛かりから、土方らは人斬り用一郎を追って根室までやってきました。

TVアニメ「ゴールデンカムイ」公式サイト

人斬り用一郎のモデルや元ネタは岡田以蔵?

人斬り用一郎のモデルは岡田以蔵

ゴールデンカムイに登場した人斬り用一郎(土井新蔵)のモデルや元ネタを紹介します。人斬り用一郎(土井新蔵)のモデルや元ネタになっていると考えられているのは、実際に幕末勤皇派として活動していた岡田以蔵だと考えられてます。岡田以蔵とは、土佐藩(現在の高知県)にて生まれた人物で、土佐勤皇党に所属していた人物です。

武市半平太という人物に指示していたのですが、この武市半平太がゴールデンカムイ作中で人斬り用一郎(土井新蔵)の回想に登場する「先生」の元ネタでモデルだと考えられます。岡田以蔵も幕末に政府の要人を暗殺し、「人斬り以蔵」と呼ばれるようになりました。

岡田以蔵の拷問と自白

人斬り用一郎(土井新蔵)のモデルや元ネタとなった岡田以蔵のエピソードで、拷問と自白のエピソードがあります。人斬りとして暗躍した岡田以蔵は、やがて捕まって拷問にかけられる事となります。仲間の情報を吐かせるためだったのですが、まだ軽い拷問だったにも関わらずにすぐに根を上げてしまったのです。その結果、仲間たちは次々に捕まってしまい、危機を感じた土佐勤皇党が毒殺を計画したほどです。

ゴールデンカムイ作中では人斬り用一郎は死ぬ間際、楽に死ぬのは「自分だけ申し訳ない」と言い残して苦しみながら死んでいきました。これは、自分の自白のせいで仲間が捕まった岡田以蔵のエピソードが元ネタとなっていると考えられています。

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人斬り用一郎の人物像考察!土方歳三や先生との関係は?

人斬り用一郎は幕末に土方歳三と面識があった?

人斬り用一郎は、幕末の京都で土方歳三と出会っていた描写がされていました。土方歳三は幕末の京都で、新撰組として活動しており、京都の巡回をしていました。幕府派の新撰組はこの頃、反幕府派の取り締まりを強化していたので、人斬り用一郎は幕府の敵として追われていた可能性もあります。作中では土方歳三と対峙していた人斬り用一郎でしたが、実際に戦ったのかまでは描かれていませんでした。

人斬り用一郎と先生との関係

人斬り用一郎は、回想の中で「先生」と呼ばれる人物に語りかけていました。若かりし頃の人斬り用一郎は、先生に裏切られたと涙を流し、両手を縛られて捕まっていたシーンが登場します。勤皇派の理想を信じて暗殺を行ってきた人斬り用一郎でしたが、先生に利用されていたのだと考察されています。

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人斬り用一郎の16巻での登場シーン

登場シーン①入れ墨の囚人として登場

人斬り用一郎は、ゴールデンカムイ16巻に登場したキャラクターです。アイヌの埋蔵金を巡る争奪戦では、ウイルクが刺青を入れた囚人たちの刺青の図面が必要となってきます。その為、土方歳三らは網走刑務所で発見した手掛かりをもとに、人斬り用一郎を追って根室へと向かいます。かつては凄腕の剣豪として暗躍した人斬り用一郎でしたが、現在は年老いてもう先長くないと噂される状態となっていました。

土方が入手した謎の手掛かりは、根室に生息する渡り鳥のくちばしの一部だと判明します。これは人斬り用一郎が根室でアイヌの女性と暮らしていた時、妻となったアイヌの女性が彼に渡したものでした。晩年の人斬り用一郎は、さらわれた妻を助けるために殺人を犯して網走刑務所に収監されたのでした。

登場シーン②剣を向けられると人が変わる

よぼよぼの老人となっていた人斬り用一郎は、アイヌのコタンの側にある漁村で働いていました。しかし、体力も衰えており足手まといのような扱いを受けています。雇い主からも出ていくように言い渡された人斬り用一郎。そんな時、かつて暗殺した要人の敵を討つため、刺客がやってきます。

「人斬り用一郎」と呼びかけられ、周りの人々は信じられないと言った様子。そんな中、剣を向けられた人斬り用一郎は、ギラギラと目の輝きを取り戻し、俊敏な動きで刺客たちを切り伏せたのでした。しかし、最後には土方歳三と引き結び、命を落としました。

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人斬り用一郎に関する感想や評価

ゴールデンカムイに登場する人斬り用一郎に関しての感想や評価を紹介していきます。人斬り用一郎はすでに年老いた老人の姿で登場し、現実と過去の回想の区別がついていないような状況で描写されていました。その為、現在では老人の人斬り用一郎や土方歳三が、まだ若々しい姿で対峙しているようなシーンも登場します。幕末の京都に場面が切り替わるようなシーンはとてもカッコいいと高評価を獲得していました。

ゴールデンカムイに人斬り用一郎が登場した時、老いてなお戦う土方歳三と、戦いを終えて死を選んだ人斬り用一郎が対比されるように描かれていました。人斬り用一郎は現役を退いた後、根室に流れ着いてアイヌの女性と暮らしていました。死に際が分かるうちに死にたいと願った人斬り用一郎は、まだ走れると言って戦っている土方歳三と逆の選択をしたのでした。

人斬り用一郎に関しては、モデルが誰なのかと話題になりました。幕末に有名になった「人斬り」の異名を持った人物は何人かいましたが、エピソードなどから人斬り用一郎のモデルは岡田以蔵であると考察されていました。

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人斬り用一郎まとめ

ここでは、ゴールデンカムイ作中に登場した人斬り用一郎・土井新蔵の情報を紹介しています。人斬り用一郎のモデルや元ネタとなった岡田以蔵についても詳しくまとめています。是非、ゴールデンカムイをチェックして、かっこいい活躍シーンを残した人斬り用一郎にも注目して見てください。

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