2020年11月17日公開
2020年11月17日更新
【鬼滅の刃】善逸はギャーギャーうるさい?うざい・嫌いと言われる理由は?
人気漫画作品『鬼滅の刃』。『鬼滅の刃』の中でも「我妻善逸」というキャラクターは多くのファン指示を受けている人気キャラとして知られています。少し臆病者でありながらも実は強いというギャップに魅力を感じる方も少なくありません。しかし、中には「善逸はうるさい」「うざい」「嫌い」といった声も。今回の記事では善逸がうるさいと言われてしまう理由について紹介。また同時に、アニメで善逸の声を担当した声優や、善逸の名セリフ等について紹介していきます。
目次
鬼滅の刃の善逸とは?
人気漫画作品として知られる『鬼滅の刃』。その中に登場する「我妻善逸」というキャラクターは、第2回人気投票で1位に輝くほど人気を集める人物として知られています。しかし中には「うざい」「嫌い」と感じるファンも。今回の記事では善逸がうるさいと言われてしまう理由について紹介。また同時に、アニメで善逸の声を担当した声優や、善逸の名セリフ等について紹介していきます。
鬼滅の刃の作品情報
鬼滅の刃の概要
我妻善逸について詳しく紹介する前に、彼が登場する『鬼滅の刃』という作品について簡単に説明します。『鬼滅の刃』は2016年から2020年の4年にかけて『週刊少年ジャンプ』で連載されていた少年漫画作品です。内容としては人食い鬼と人間が戦うダークファンタジーとされており、グロテスクな部分もありますが、2019年にアニメ化されたことにより大ブレイク。幅広い年齢層から支持される大人気作となりました。
2020年時点でコミックス累計発行部数は1億部を突破。海外からも多くのファンから支持されるようになりました。また2020年10月には、2019年に放映されたアニメの続きにあたる『無限列車編』が劇場版として公開。公開から僅か1ヶ月で興行収入が220億円を上回るなど、その人気は社会現象と呼ばれるに至りました。
鬼滅の刃のあらす
『鬼滅の刃』の主人公は大正時代の日本に生きる、竈門炭治郎。炭治郎は炭売りとして家族に囲まれ平和に暮らしていました。しかしある日、炭治郎の家族は鬼に惨殺されてしまい、唯一生き残った妹の禰豆子も人食い鬼へと変貌してしまいました。炭治郎は妹を人間へ戻す方法を探すため、鬼を退治する「鬼殺隊」に入隊することに。鬼殺隊員として炭治郎は様々な鬼と戦う事となりますが…というのが『鬼滅の刃』のあらすじとなります。
我妻善逸のプロフィール
ここからは我妻善逸について紹介していきます。まずは彼のプロフィールから。我妻善逸は9月3日生まれの東京府牛込區出身です。身長は164.5cm、体重は58kg。趣味は花札や双六。好きな食べ物は甘いものと高いものとされており、公式情報で「鬼殺隊員になっていなければ肥満児になっていた」と公表されています。また、物語の中で名前も与えられず捨てられた「捨て子」であったことが明らかにされました。
鬼滅の刃の善逸はうるさい?うざい・嫌いと言われる理由は?
善逸はうるさい?
ここからは、善逸が一部のファンから「うるさい」「嫌い」「うざい」と言われている理由について説明していきます。まず「うるさい」と言われている理由についてですが、これは善逸が「汚い高音」を発するキャラクターであることが大きな要因となっているようです。善逸は元々、かなり臆病でネガティブな人物として描かれています。その為、鬼と遭遇した際には恐怖のあまり叫んでしまう事も。
その際に放つ叫びが「汚い高音」であることが原作コミックスで描かれています。また、作品におけるギャグパートではツッコミを入れることも多々。音声のない漫画ですら「うるさい」と認識されることが多い人物となっているのです。更にこの「うるさい」という認識はアニメ化されたことにより多くのファンに広まる事に。それまで文字だけで表現されていた善逸のセリフが音声として多く方の耳に届くことになったのです。
文字なら頭の中で音声を想像するだけで済むところですが、アニメで音声がつくと否が応でも善逸のセリフが耳に入ってしまいます。また、絶叫のシーンはかなりの声量で演じられていた為、大音量が苦手な方には「うるさい」と感じられてしまったようです。「うるさい」という言葉は誉め言葉である場合もあるようですが、大音量が苦手な方にとって、善逸の長台詞は苦痛だったのかもしれません。
善逸が嫌いといわれている理由
次に善逸が「嫌い」と言われてしまっている理由についてですが、「うるさい」という要因の他に「ヘタレである」ということが大きな理由となっているようです。既に触れていますが、善逸はメインキャラクターの中ではかなり臆病な性格をしています。泣き叫ぶこともあれば、時には恐怖のあまり道に座り込んでしまう事も。
物語の中では、修行から何度も逃げ出そうとしたということも明らかにされていました。こうした「ヘタレ」な部分について、一部のファンからは「ヘタレキャラは嫌い」「イライラする」といった声も。「かわいい」「ヘタレなところが好き」という肯定的な意見も多いのですが、ヘタレキャラが好きになれないと言うファンも一定数いらっしゃるようです。
善逸がうざいといわれている理由
続いて善逸が「うざい」と言われている理由について説明していきます。もう既に何度か触れていますが、善逸は臆病な性格。時には助けを求め仲間にしがみつくようなことも。また、ギャグパートではツッコミを入れたりと、1つ1つのセリフがとても長いキャラクターとなっています。言ってしまえば声だけではなく行動そのものが「うるさい」と言われてしまうキャラクターなのです。
「うざい」という感想についてどうしてそのような感想を抱いたのか詳細な説明は殆どありません。しかし、善逸のわめきたてるような行動の1つ1つがファンにとっては「うざい」と認識されているのかもしれません。しかしこの「うざい」という感想については、「嫌い」といった否定的な感想よりも「うざいところが好き」といった、肯定的な意見として感想をあげているファンの方が多いようです。
鬼滅の刃の善逸のかっこいい名言や名セリフ集
善逸の名言①「死ぬわ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ…」
言動から「うるさい」「嫌い」「うざい」と言われてしまうこともある我妻善逸。ここからはそんな彼の名セリフについて紹介していきます。まず紹介するのは鬼殺隊最終試験直後に放ったこのセリフです。他のキャラクターはこの時点ではあまりセリフを発していないのですが、善逸だけは1人でぶつぶつとネガティブな発言を繰り返していました。
炭治郎の同期に当たるキャラクターがどのような性格なのか、この時点ではまだ明らかにされていません。しかし、このセリフによって善逸が「少なくとも前向きな人物ではない」という印象を多くの読者に与えました。そういう意味ではこのセリフは善逸がどのような人物なのか分かりやすく説明する名セリフなのかもしれません。
善逸の名言②「いつ死ぬか分からないんだ俺は…」
次に紹介する善逸の名セリフは、道端で女性を口説いていた時のセリフです。鬼殺隊は人食い鬼と戦うため、いつ命を落としてもおかしくありません。臆病な善逸は、その事をよく理解していたのか、任務にあたる前によく知りもしない女性を口説いていました。口説くと言っても、このセリフを放った際の善逸の様子は上の画像の通り。泣いてすがると言う少し情けない姿として描かれました。
鬼殺隊入隊最終試験直後のセリフで「ネガティブなキャラクター」と印象付けされていた善逸は、ここから、多くのファンに「うざいキャラ」「うるさいヘタレキャラ」として認識されるようになっています。そういった意味合いから、この女性を口説くセリフも善逸と言いうキャラクターをよく表した名セリフだとされています。
善逸の名言③「お前が謝れ…
最後に紹介する善逸の名セリフは、蝶屋敷で機能回復訓練に参加する際に放ったこのセリフです。先に傷が癒えていた炭治郎や伊之助は、善逸よりも先に機能回復訓練に参加。しかし訓練では良い結果が出せず2人は訓練の後しょんぼりと病室に戻ってきていました。その様子を見ていた善逸は「いったいどんな訓練なんだ」と怯えてしまいます。しかし訓練の説明を受け、炭治郎や伊之助が女性隊員と一緒に訓練を受けていたことを知ると善逸は大激怒。
女性隊員と一緒に訓練をしていたのに、暗い顔を見せていたことを「謝れ」と大騒ぎし始めました。以前より「うるさいキャラ」「ヘタレで女好きのキャラ」と認識されていた善逸ですが、このセリフによってファンからは「ここまでくると笑える」と評価されることに。このセリフは善逸のコミカルな部分を現した名セリフとして高く評価されるようになりました。
鬼滅の刃の善逸のアニメ声優
下野紘のプロフィール
ここまでで善逸が一部のファンから「うるさい」「嫌い」「うざい」と言われてしまっている理由について説明しました。ここからはアニメ版『鬼滅の刃』で善逸の声を担当した声優について紹介していきます。アニメ版『鬼滅の刃』で善逸の声を担当したのは声優兼歌手として活動中の下野紘さんです。下野紘さんは1980年4月21日生まれで東京都出身。
2001年にゲーム『リリーのアトリエ』で声優デビューし、その後ブレイク。その歌唱力から声優ヴォーカルユニット「Root」リーダーとして活躍するようになりました。2012年には声優アワードで歌唱賞を受賞。演技力も高く多くのファンに支持されており、現在も人気声優として多くの作品で活躍されています。
アニメ版『鬼滅の刃』で善逸の声を担当した際には、ファンから「汚い高音選手権を制した声優」として話題に。また、叫ぶシーンを演じた際には「声量がすごいけど、喉は大丈夫?」「喉が潰れない?」と多くのファンから心配の声が挙げられていました。
下野紘の主な出演作品
高い演技力と歌唱力が評価されている声優の下野紘さん。彼の主な出演作としてはアニメ『おおきく振りかぶって』の「田島悠一郎」や『うたの☆プリンスさまっ♪』の「来栖翔」の他『進撃の巨人』の「コニー・スプリンガー」や『僕のヒーローアカデミア』の「荼毘」等が挙げられます。他にもゲームやアニメ問わず有名な作品に多数出演。地声の高音を活かし、青年役を担当されることが多いようです。
鬼滅の刃の善逸に関する感想や評価
善逸うざいなー!!
— ももたろう (@HAct6KfwLTvBnyN) February 13, 2018
※うざいは褒め言葉です。
こーゆー子は
急成長するんじゃないかしらねぇ…。
ダイにおけるポップみたいな。
ここからはファンからの我妻善逸についての感想・評価について紹介していきます。まず紹介する感想は「うざい」という感想です。既に紹介していますが、善逸はその言動から「うざい」と評価されることが多いキャラクター。しかしその「うざい」という言葉を誉め言葉として使っているファンも多く、肯定的な意味で善逸を「うざい」と評価している方も少なくないようです。
鬼滅の刃📺明日だった😱
— 🍀Akimbo🍀 (@Akimbo19741181) November 12, 2020
今日は木曜日でした( ̄▽ ̄;)
善逸登場回後で見なおそう😁鬼滅の刃の中では善逸が一番好きで何回も見てるけど~善逸が実際横にいるとうるさい👂💥んだろうなぁ(>д<*)嫌ァ~ヽ(;゚;Д;゚;; )ギャァァァ
次に紹介する評価・感想は「実際横にいるとうるさいんだろうな」というものです。『鬼滅の刃』に登場するキャラクターの中でも、特に人気の高い善逸。「キャラクターの中で1番好き」というファンも少なくはありません。しかし「好きだけどうるさい」「横にいたらうるさいんだろうな」と感じるファンが多いのも事実。アニメのキャラクターだからこそ多くのファンに愛されているのかもしれません。
はいちょっと静かにしてくださーい!!!のとこの善逸好きだわwww絶妙にうざいwww
— マツリカ (@matsurika126) February 3, 2020
最後に紹介する評価・感想は「絶妙にうざい」というものです。こちらも既に紹介していますが「うざい」という言葉を誉め言葉として挙げている善逸ファンは少なくありません。特に鼓屋敷での鬼との闘いの際には、泣いて喚く善逸の姿が炭治郎の脳裏に現れることも。「シリアスな場面がギャグに変わった」「この絶妙なうざさが好き」と感じたファンも数多くいらっしゃるようです。
鬼滅の刃の善逸まとめ
今回の記事では『鬼滅の刃』に登場する人気キャラクター「我妻善逸」が一部のファンから「うるさい」「嫌い」「うざい」と言われてしまう理由や担当した声優等について紹介しました。善逸は臆病である為、鬼と遭遇した際には叫んでしまう事も。また、長セリフが多く、逆パートではボケもツッコミもこなすキャラクターとして活躍します。そのため「うざい」「うるさい」と感じる方もいらっしゃるようです。
更に『鬼滅の刃』がアニメ化されたことにより、善逸のセリフが音声としてファンの耳に届くように。そしてそれ故「大音量が苦手」という方からは「善逸が嫌い」「苦手」といった感想が挙げられるようになったようです。しかし多くのファンからは「このうるささが好き」「絶妙なうざさがたまらない」といった肯定的な意見も。
多くのファンから愛されている『鬼滅の刃』ですので、意見が分かれるのも仕方のない事なのかもしれません。2020年11月現在、『鬼滅の刃 無限列車編』が劇場で公開されています。善逸も劇場版に登場しているそうですので、今回の記事で少しでも興味を持たれた方は、是非善逸のうるささやうざさについて注目して劇場版『鬼滅の刃』を観賞してみて下さい。