【七つの大罪】合技を一覧で紹介！能力・威力や最強の組み合わせを考察

『七つの大罪(ななつのだいざい)』は、人間と人間ならざる種族の世界が分かたれていなかった時代のストーリーが描かれた鈴木央による漫画作品です。『週刊少年マガジン』にて、2011年から読み切り作品として連載され、それから本格的に2012年から2020年まで連載されました。本編完結時点で累計発行部数が3700万部を突破しており、2015年には第39回講談社漫画賞の少年部門で受賞するなど大人気作品となっています。

ここでは『七つの大罪』の簡単なあらすじを紹介していきます。舞台はこの時代におけるブルタニアの大地。そこでは種族の世界が分かれていませんでした。そこで、七つの大罪人から組織された七つの大罪として伝説となっている騎士団の戦いが描かれています。ストーリーは10年前に聖騎士長殺しの濡れぎぬを着せられたメリオダスが、自らに救国の助命を乞うエリザベスとの出会いを果たしたことで始まりました。

『七つの大罪』の合技や必殺技の強さ一覧、1つ目はゴウセルとキング(神器)の「天空の光弓」です。ゴウセルは強力な魔力を持っており、それによって相手の心を読み取ったり記憶を操作したりなどの恐ろしい能力を使うことができます。そしてキングの武器(神器)は妖精界にある神樹から作られた槍で、鋼も越える強度を持っています。

この2つの要素を用いた合技「天空の光弓」はゴウセルの魔力が込められている光の矢に、キングの霊槍が持つパワーを複合させることで矢を放つというものです。破壊力が優れているだけではなく、精神的なダメージを与える付属効果も持っているためかなり強力な技と言えるでしょう。

『七つの大罪』の合技や必殺技の強さ一覧、2つ目はギルサンダーの必殺技「雷帝の粛清」とハウザーの必殺技「ライジングトルネード」を合わせたものです。ギルサンダーとハウザーは幼馴染の関係であり、2人共剣の腕だけでなく高魔力の持ち主として聖騎士に選ばれた騎士でもあります。幼馴染であり同じ境遇を持っていることから息がぴったりな上に、能力面でも相性が良い2人の必殺技を合わせていることで高い威力を誇ると言えるでしょう。

『七つの大罪』の合技や必殺技の強さ一覧、3つ目はギーラの炎をハウザーの竜巻に複合させた「ボム・サイクロン」です。ギーラは聖騎士見習いとして登場する女性キャラクターで、弟を守るために魔人族の血を飲んだ新世代の存在となっていました。

しかし、血を飲んだことで強力な力を得たものの、その反動で街の人々を殺戮するなど暴走してしまいます。そんなギーラの能力は炎の力を操る「爆炎(エクスプロージョン)」。ちなみにこの能力とギーラの合技であるボム・サイクロンはゲームアプリ『七つの大罪』で記載されているもののようです。

『七つの大罪』の合技や必殺技の強さ一覧、4つ目はギルサンダーとグリアモール、そしてハウザーの3人で繰り出す「六角の墓場」です。この合技はインデュラという敵を倒すために使用されていました。

インデュラは魔人族の7つの心臓の内、6つの心臓を闇に捧げたことによって強力な力を得たキャラクターです。そんなインデュラの前に立ちはだかった人物がギルサンダー達でした。グリアモールが使う強力な結界の中にインデュラを閉じ込め、その中でギルサンダーとハウザーの雷、竜巻を発生させています。

『七つの大罪』の合技や必殺技の強さ一覧、5つ目は女神族であるサリエルとタミエルによる「エンリルの天罰」です。タルミエルの恩寵と共に発動される技となっており、その恩寵によって竜巻や大海、雷による猛攻撃を展開させることができ、魔人族を分子レベルまで分解するほどの威力を持っています。

作り出した空間内に相手を閉じ込め、さらにその中で暴風を巻き起こすというのは六角の墓場に似た合技となっているのですが、威力においてはそれよりもさらに強力な合技と言えるでしょう。

『七つの大罪』の合技や必殺技の強さ一覧、6つ目はエリザベスの「聖櫃」とキングの「花粉園」、マーリンの「完璧なる立方体」を合わせた技です。こちらの合技は魔人王との戦いで使用されました。

エリザベスの聖櫃は女神族特有の光属性で、光の空間に敵を閉じ込めて倒すという戦い方が基本となっており、光属性と対照的な闇属性を持つ魔人族には強力な力を発揮することができます。この強力な3層の結界内に敵を閉じ込めて力を奪うことにより、絶大なダメージを与えることができるといえるでしょう。

『七つの大罪』の合技や必殺技の強さ一覧、7つ目は『七つの大罪』のゲームアプリで記載されているヘンドリクセンとドレファスの合技です。ダメージを与える攻撃系の能力のほかに相手の血液の40％を吸血する付属効果も持ち合わせています。

原作ではヘンドリクセンが吸血するシーンが見られませんが、以前吸血したシーンを考慮した上で編み出された必殺技なのかもしれません。ちなみに、聖騎士長であるドレファスとヘンドリクセンは一時的な敵対関係となっていたのですが、それもドレファスが憑依されていた時のことなので今では共に戦う仲間となっています。

『七つの大罪』の合技や必殺技の強さ一覧、8つ目は巨大な木に相手を閉じ込めてしまうグロキシニアとドロールの合技「鉱樹オルドーラ」です。グロキシニアは初代妖精王だったのですが、聖戦で妹と仲間を殺害された結果、人間に激しい憎悪を抱くようになったため十戒に加わることになりました。

人間側や七つの大罪と敵対してきたグロキシニアとドロールですが、その後、大罪のメンバーとの戦いによって考え方を改めたことにより十戒のメンバーを裏切ることとなります。その状況で大罪のメンバーをチャンドラーから逃がすためにこの合技が用いられました。

『七つの大罪』の合技や必殺技の強さ一覧、9つ目はキングの「神樹の衣」とゴウセルの「幻影庭園」、ディアンヌの「ドロールの舞」を合わせた技です。この合技は第6形態となった鎧の神器をキングが身に纏い、ゴウセルが魔力幻影庭園によって何人もの分身を作り、さらにディアンヌの舞によって闘級を高めて総攻撃を繰り出すというものです。

何人ものキングが素早く飛び回って相手を翻弄し何度も切りつけて圧倒するのが印象的。さらにディアンヌの舞によってキングの闘級は上がる一方だったため、現在の力を遥かに上回る実力を発揮します。場合によっては戦況も一変させることができるため非常に優れた合技と言えるでしょう。

ここまで『七つの大罪』で披露された合技や必殺技の強さ・威力を一覧形式で紹介してきました。では、実際に合技の最強の組み合わせとは一体何なのでしょうか？ここでは最強の合技の組み合わせを考察していきます。考察した最強の合技と前述した合技を比較し参考にしてみてください。

ここでは最強の合技である、メリオダスとエリザベスの「神喰い」について考察していきます。なぜ神喰いが最強と呼べるのか？それは、その名の通り神に匹敵するともいうべき、魔神王ですらも吹き飛ばす威力を持っているからです。この合技はメリオダスの神器「魔剣ロストヴェイン」と、女神族のエリザベスが使う必殺技「アーク(聖櫃)」という2つの対照的な力を込めて攻撃するというもの。

エリザベスの聖櫃はドルイドの必殺技「パージ(浄化)」よりも強力であり、さらに闇属性を持つ魔人族には絶大な威力となります。逆にメリオダスは魔人王と同じ闇属性です。これらの性質を利用し、闇属性である魔剣に光属性を込めることによって絶大なダメージを与えることが可能となりました。メリオダス自身も相当な実力者であるため、彼に光属性が加わったのであれば魔人族相手に対して最強の合技となると考察できます。

最強の合技「神喰い」について考察しましたが、ここからは実際にこの技が登場したシーンを見てみましょう。まず、神喰いが登場したシーンは、煉獄に囚われている魔神の長「魔神王」との戦いでした。

魔神王はメリオダスが死ぬたびに感情を引き抜いて復活を繰り返しており、さらにメリオダスを新たな魔神王に据えることを狙っていたかに思えたのですが、その真意はメリオダスの肉体を器にして自分が復活するということが明らかになりました。その目的を果たす途中でメリオダスらと再三に渡って交戦しており、その戦闘の中でエリザベスが聖櫃をロストヴェインに付与させたことで、神喰いを発動し魔神王に大ダメージを与えています。

魔神王とメリオダスの戦いを考察すると、かなり一方的にメリオダスが有利な展開をしていると考られます。しかしメリオダスはゼルドリスを救おうとしていたため、魔神王はその真意を見抜いたことで勝機を見出した様子が描かれていました。魔神王はまだ完全体ではないと考察できるのですが、過ぎていく時間と共に力を発揮するような状態であるため、その後さらに強くなるかもしれません。

『七つの大罪』の合技や最強の合技を考察し紹介してきましたが、ここからは合技を使うキャラの強さをランキング形式で見ていきましょう。ランキングTOP3と題して3位～1位までを紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

『七つの大罪』のキャラの強さランキングTOP3位にランクインしたのは煉獄から帰還したバンです。彼は不死身の肉体を持っているため、現世の時間と時間の流れが違う煉獄で千年以上もの時を過ごしていました。

そんな彼を見たメリオダスは「ぷはっ！」と笑ったのですが、これはバンを馬鹿にしたのではなく、十戒すらも相手にならないほどの実力を持っていることに対して驚いた反応だったのです。実際に現世に蘇った魔神王と互角に渡り合っているということから、かなりの実力を持っていると言えるでしょう。

『七つの大罪』のキャラの強さランキングTOP2位にランクインしたのは現世に復活を果たした魔神王です。彼はメリオダスや七つの大罪、バンによって倒されました。

現世に復活する前、つまりメリオダスの肉体を依り代にしていた時はバンと互角の勝負を繰り広げていたのですが、時間の経過と共にバンが劣勢に陥ってしまいます。最終的にはメリオダスの精神を肉体から追い出したことによって決着がついたのですが、さすが魔神王というだけあってかなりの実力を有していました。

『七つの大罪』のキャラの強さランキング堂々の1位にランクインしたのは、本作の主人公であるメリオダスです。メリオダスは魔人族であるため基礎能力が高く、ある時の闘級は14万越えをしていたなどかなりの実力者。さらにアサルトモードの状態ではエスカノールとの戦闘で優位に立っていました。

そして魔神王となったメリオダスにおいては、あまりの強さにブルタニアの大地が天変地異になってしまうなどかなりの影響力を持つ強さだと言えるでしょう。その影響力を考慮した結果、魔界に行くなどまさに次元が違う強さを持っています。

こちらではメリオダスとエリザベスの合技「神喰い」についてツイートされています。神喰いがかっこいいと言われており、さらにその技を使うメリオダスが魔神化状態ではないためかなり驚いていることが分かります。

こちらではゴウセルの最強説と最弱説に関する内容がツイートされています。ゴウセルは一覧で紹介したように、多くの合技がありました。この感想による考察においては10分間周りの人間の動きが止めれるチート技を持っているということから、かなりの強さがあるのではないかと考察しているのが分かります。

こちらでは七つの大罪合技がかっこよすぎるとツイートされています。バンとメリオダスのコンビがかっこいいともいわれているので、キャラの強さランキングを参考に強さを比較してみてはいかがでしょうか？

『七つの大罪』の合技や必殺技の能力・威力、最強の合技の考察、キャラの強さランキングTOP3までを紹介してきましたがいかがでしたか？本作に登場するキャラクターは非常に戦闘能力が高く、個人でも一国を相手にできるほどの世界観が描かれていました。そんな個人がさらに破壊力・威力を上げることができる技が合技となっているのです。