【名探偵コナン】安室透がハーフと判明！国は？髪や肌の色などから考察

漫画『名探偵コナン』に登場する安室透（あむろとおる）とは、全国の公安警察の大元である警察庁警備局警備企画課に所属する降谷零（ふるやれい）と言う本名を持つ潜入捜査官のことです。金髪・色黒でその甘いマスクと鍛え抜かれた肉体を有するイケメン警官として、コナンファンの間では絶大な人気を誇っています。その大人気キャラクターである安室透の「ハーフ説」をたっぷりとお届けし、分かりやすく解説していますので、是非ご覧下さい！

漫画『名探偵コナン』は、漫画家・青山剛昌（あおやまごうしょう）氏が執筆する少年探偵漫画です。本作は小学館が発行する漫画雑誌『少年サンデー』に1994年5号から掲載されており、今現在も連載が続いている作品です。2014年6号において連載20周年を迎え、既に1000話目を超えた作品として『少年サンデー』史上で歴代最長を誇っています。

高校生探偵としてその名を轟かせていた工藤新一（くどうしんいち）は、幼馴染の女の子・毛利蘭（もうりらん）と遊園地に遊びに出掛け、そこで怪しげな黒ずくめの2人組の男とジェットコースターに乗り合わせ、事件に遭遇します。事件解決後、またしても遊園地内でその2人組の男を目撃した工藤新一は尾行し、謎の取引現場に遭遇します。背後から片割れの男に殴られて気を失い、ある組織が開発したと言う毒薬を飲まされてしまいます…。

• 名前：安室透（あむろとおる）、本名：降谷零（ふるやれい）
• 一人称：僕、俺（感情が高ぶった時）
• 年齢：29歳（独身）
• 身体的特徴：金髪、青目、褐色肌
• 利き手：右利き
• 職業：公安警察官
• 所属：警察庁警備局警備企画課（ゼロ）
• 黒の組織内コードネーム：バーボン
• 愛車：RX-7（ナンバー「新宿330と7310」）

安室透は、プラチナブロンドに近い淡い色合いの金髪と褐色肌が特徴的な優男風のイケメン好青年です。しかし、その名前は「偽名」であり、本名は「降谷零」と言います。黒の組織のメンバーで「探り屋」として活動する一方、私立探偵としての顔も持っています。その正体は、警察庁警備局警備企画課（通称「ゼロ」）に所属する公安警察官なのです。階級や役職などは不明で、生年月日などの詳しい情報も明らかになっていません。

ここからは本記事の最重要項目である安室透（降谷零）の「ハーフ説」についてご紹介していきます。「安室透がハーフと判明！国は？何人？」と題して、「安室透がハーフと判明したのは何話？」・「安室透は日本人とイギリス人のハーフ？」・「安室透は日本人とドイツ系アメリカ人のハーフ？」の3項目に分けて順番に考察し、何人とのハーフなのかを判明していきます。安室透に深く纏わりのある国も明らかになりますので、どうぞご覧下さい。

安室透こと降谷零がハーフだと判明したのは、原作漫画である小学館の少年サンデーコミックス『名探偵コナン』第95巻FILE.6「黒ウサギ亭にて」、FILE.7「バイバイだね」、FILE8.「あの女性の記憶」になります。また、テレビアニメでは2019年8月31日放送分の第952話「迷宮カクテル（全編）」、2019年9月7日放送分の第953話「迷宮カクテル（中編）」、2019年9月14日放送分の第954話「迷宮カクテル（後編）」で明らかになります。

安室透（降谷零）が何人とのハーフなのか？という事実が明らかになったきっかけは、安室透が「自身の過去（幼少時代）を回想した」ことで判明しました。その際、過去に関わりがあった「宮野エレーナ」と言う人物は、灰原哀（はいばらあい）こと宮野志保（みやのしほ）と姉・宮野明美（みやのあけみ）姉妹の母親になります。過去の回想で垣間見た幼少期の安室透に宮野エレーナを引き合わせた人物は、幼少期の宮野明美だったのです。

怪我をした幼少期の安室透は、宮野明美の両親が営む「宮野医院」に連れて来られます。その時、母親・宮野エレーナに「あら また君？ケンカ好きなのね…」と問われたことから、再度ここを訪れたであろうことが窺えます。そして、安室透はこの時に怪我をした経緯と自身の置かれた身の上を宮野エレーナに漏らしたことで、自身が日本人と外国人（この時、何人かは言っていません）の「ハーフ」である事実を公表し、判明するに至るのです。

安室透（降谷零）がハーフと分かったのは、コミックスでは「第95巻」に掲載され、テレビアニメでは「第952話」からその事実に触れられています。しかし、『名探偵コナン』の双方のストーリーでは、安室透が「何人とのハーフなのか？」と言う事実には一切触れておりません。ですが、唯一明らかになったのが安室透の「国」についてです。安室透自らが「日本人」であると答えていることから、国籍が「日本」だと想定できます。

自身がふと思い出した過去回想によって「ハーフ」と判明した安室透は、怪我をした理由を「自身の外見が原因」であることを宮野エレーナに漏らしています。その際に安室透は、自身の国について「ボクは、日本で生まれて日本で育った…日本人なのに…」と断言しています。このことから安室透は、日本で生まれ育ったことは間違いないようなのですが、ハーフである事実と照らし合わせると「生粋の日本人ではない」ことが分かります。

では、ハーフと判明したが生粋の日本人ではない安室透は、一体何人とのハーフなのでしょうか？日本で生まれて日本で育ったことから、「両親のどちらかは日本人である確率が高い」ことが窺えます。このことは幼少期の安室透と宮野エレーナとの会話（「ご両親のどちらかが外国人なのかしら？」）で判明しています。しかし、日本人と何人とのハーフなのか？ということが分かる記載はありません。

ですが、宮野エレーナは日本人とイギリス人のハーフであり、その子供である宮野姉妹（姉・明美、妹・志保）はクォーターになります。また、安室透のライバルでもある赤井秀一（あかいしゅういち）は、入国前の国籍はイギリスで、母親はイギリス情報部（MI6）のエージェントをしている日系イギリス人（ハーフ）であるメアリー・世良（せら）です。メアリー・世良は宮野エレーナの実姉で、宮野姉妹は母方の従妹になります。

このように安室透と関わりのある人物に「イギリス」と纏わりのある人物が深く関係しています。また、安室透と同じ公安警察の潜入捜査官として黒の組織に潜入していた「スコッチ」のコードネームを持つ警視庁公安部所属の諸伏景光（もろふしひろみつ）は、安室透（降谷零）の幼馴染であり警察学校時代の同期です。そのスコッチの名前は、英国スコットランドで製造されているお酒（ウイスキー）であり、これもイギリスと関わりがあります。

以上のことから、安室透とイギリスは深く関わりがあるとも言えます。しかしながら、それらのことが安室透が「日本人とイギリス人のハーフ」である事実に結び付いていないため、はっきりと「日本人と何人とのハーフ」と断定することはできません。ですが、片親が日本人だと判明した今、もう片方の親が何人であるのかという疑問に対して、それが「イギリス人」の可能性が無いとは言えないのではないでしょうか？

次に安室透が「日本人とドイツ系アメリカ人のハーフ」であることについて、これも同じように検証してみましょう。「ライ」のコードネームを持つ黒の組織の元・メンバーである赤井秀一はFBI捜査官ですが、同僚にアンドレ・キャメルと言う27歳のドイツ系アメリカ人がいます。テレビアニメの緋色シリーズ（第779話～第783話）において、安室透がアンドレ・キャメルに対して「ドイツ系の君はどうだ？」と問う場面があります。

わざわざ「ドイツ系の…」と指摘していることや原作コミックスでも安室透がアンドレ・キャメルに執拗に絡む場面があり、個人的に「ドイツ」と何かしらの関係があるような節が見られます。そして、安室透はドイツのH&K社（ヘッケラー&コック社）製の「P7M8」と言う銃を使用しています。このことから、安室透がドイツと接点があるようにも見え、「日本人とドイツ系アメリカ人のハーフ」であることも否めなくなります。

安室透がハーフであることが判明した後は、安室透の外見からその事実を実際に解き明かしていきます。「安室透の髪と目の色は？劣性遺伝が多い？」と題して、「安室透の髪色」・「安室透の目の色」・「安室透は劣性遺伝が多い？」・「安室透の両親は金髪だった？」・「安室透の親は色黒だった？」・「劣性遺伝が現れやすいのは血族同士？」の6項目から順番に解説していきます。興味のある方は、どうぞこのままご覧になってみて下さい。

安室透の髪色は、プラチナブロンドであるベルモット（クリス・ヴィンヤード＝シャロン・ヴィンヤード）に近いベージュ寄りの金髪です。安室透は自身の過去回想の中で幼少期の自分の姿を思い出していますが、この時の安室透の髪色は現在と同じ色の髪色でした。このことから、安室透の髪は染めたものではなく「地毛」であることが分かり、髪色は外国人の片親（父親か母親かは不明）の遺伝を受け継いでいると思われます。

安室透の目の色は、本作の主人公・江戸川コナン（工藤新一）やその他の主要キャラクターと同じグレーがかった青です。原作コミックスとテレビアニメも同様にこの色合いが使用されており、日本人の色合いとして使われているようです。江戸川コナンや毛利蘭、少年探偵団の子供たちも同じ色合いをしていることから、目の色は日本人の片親（父親か母親かは不明）の遺伝を受け継いでいると思われます。しかし、この色を黒目と見るかは不明です。

では、次に安室透の遺伝的要因から見てみることにしましょう。見た目は如何にもハーフであることを物語っている安室透の外見ですが、実は安室透は劣性遺伝が多い？と話題になったことがあります。

通常、子供は親からそれぞれ1つずつの対になる遺伝子を受け継ぎますが、双方の親から違う遺伝子を受け継いだ場合の多くはどちらか一方の遺伝的情報の型が現れ、もう片方の型は現れません。型として現れにくい方の遺伝子を「劣性遺伝子（a）」、遺伝的情報が出やすい遺伝子を「優性遺伝子（A）」と言い、劣性遺伝子が優先されて現れることもあるそうです。双方の親を比較した場合、色素が濃い方が基本的には優性遺伝子になります。

• 髪の色・黒（A）＞髪の色・金髪（a/安室透こちらに該当）
• 髪の質・くせ毛（A）＞髪の質・直毛（a/安室透こちらに該当）
• 目の色・黒（A）＞目の色・青（a/安室透こちらに該当）
• 肌の色・褐色（A/安室透こちらに該当）＞肌の色・色白（a）

遺伝子情報から見て優性遺伝子（A）の方が子供に情報が現れやすいことから、黒髪と金髪では優性遺伝子に当たる黒髪の遺伝子が受け継ぎやすいということになりますが、安室透の場合は黒髪ではなく劣性遺伝である金髪として現れています。つまり、髪色は劣性遺伝子が優先的に現れたことになります。幼少期の安室透と宮野エレーナとの会話から、安室透の両親の片方が日本人であることは間違いないようなので、もう片方は間違いなく金髪です。

両親の一方は日本人であり、もう片方の親は何人かは分からないが外国人ということから、安室透は劣性遺伝を多く受け継いだことになります。しかし、安室透の肌色は色黒なので黄色人種の日本人の肌色ではなく、色黒の肌色を受け継ぎました。この場合は、色黒の方が優性遺伝子になるため、肌色だけは優性遺伝子が強く現れたようです。ですが、色黒と言っても外国人の肌色だとは言い切れません。

何故なら、作中に登場する西の高校生探偵・服部平次（はっとりへいじ）も安室透同様に色黒だからです。安室透の色黒肌は日焼けサロンなどで焼いたものではなく、生まれつきのものです。その証拠に幼少期の安室透の肌色は、現在の肌色と同じ色黒だったからです。つまり、服部平次のように色黒の日本人もいることから、安室透の色黒肌は外国人の片親の肌色を受け継いだ訳ではないとも言えます。

遺伝子情報的に劣性遺伝子が優先されて現れるケースというのは、非常に稀のようです。考えられやすいケースとして挙げられるのが、「両親は劣性遺伝子が優先されて現れるタイプ」・「遺伝子の組み合わせが非常に稀なケース」・「両親が近親婚」などがあるようです。近親婚の場合、同じ劣性遺伝子を持つ者同士の間に生まれた子供は遺伝的疾患などが現れやすく、劣性遺伝子が強く現れやすいそうです。

では、ここからは安室透が宮野エレーナと出会った幼少期を考察していきましょう。一部の『名探偵コナン』ファンの間で、安室透が「孤児」であると話題に上がっています。その噂は真実なのか…？「安室透は孤児？エレーナと出会った幼少期を考察」と題して、「安室透は孤児？」・「幼少期の安室透がいじめられていた理由」の2項目からご紹介していきます。幼き頃の可愛らしい安室透にも注目です！

幼少期の安室透は、怪我の絶えない子供だったようです。怪我をした安室透を幼少期の宮野明美が自身の両親が営む「宮野医院」に連れて行き、宮野夫妻と対面します。宮野明美の母親・宮野エレーナは、人見知りな性格故に患者であっても最低限の会話しかしないという無口な人だったようです。しかし、娘が連れて来た安室透が自身と同じハーフであると分かると、怪我の治療だけではなく自ら進んで会話をしたりするなど、気にかけていました。

頻繁に怪我をしては宮野医院を訪れていた安室透。子供が怪我をしたら、まず病院に連れて行かない親はいません。しかし、怪我をする度に自ら宮野医院を訪れていたことで、「病院に連れて行ってくれる親がいないのではないか？」といった意見が上がり、孤児説が浮上したようです。

幼少期の安室透は怪我の絶えない子供のようでしたが、怪我を負った要因として「自身の外見のことが原因でいじめられていた」そうです。自身の髪色（金髪）が変だと言ってからかう子（同級生か上級生かは分かりません）がいたようで、そのことで揉めて怪我をしたのでしょう。初回は宮野明美に連れて来られますが、以降は優しく接してくれる宮野エレーナ先生に好意を持った安室透が、わざと怪我をして治療に訪れるようになっています。

『名探偵コナン』に登場するキャラクターの中で人気投票「第1位」を獲得したのは、安室透こと降谷零です。劇場版『名探偵コナン ゼロの執行人』公開以降、その地位は更に不動のものとなり、社会現象まで巻き起こしてしまった安室透。そんな大人気キャラクターである安室透のハーフ説が遂に解き明かされましたが、その事実が公となったことで社会的評価はどうなっているのか？まずはご覧になってみて下さい。

ハーフと判明した安室透ですが、やはり読者やファンの人たちはその事実を知りたがっていたということが分かりました。『名探偵コナン』のキャラクターとLINEができるイベント「名探偵コナン 黒の名刺フェア（対象となるコミックスの購入者特典として貰えるQRコードが添付された名刺）」でも、安室透とLINEすることで実際に「ハーフ」だと教えてくれるので、その事実をわざわざ確認する人たちが後を絶たなかったそうです。

こちらは実際に原作を見て、安室透がハーフである事実を知った人によるコメントです。安室透が自身の過去を回想したシーンで、その事実が明らかになりました。それと同時に幼少期の安室透が「可愛い」と絶賛もされ、大いに話題を集めました。『名探偵コナン』の登場人物の中でハーフなのは、安室透や宮野エレーナ、メアリー・世良がおり、正確には灰原哀（宮野志保）、宮野明美、赤井秀一、世良真純はクォーターになります。

安室透がハーフだと判明し、それを物語る外見的特徴である「髪色」で疑問視する話題が上がりました。安室透の髪色は、実際には「金髪」なのか「茶髪」なのかで意見が分かれ、論議されるサイトも立ち上がったそうです。公式ノベライズでもその点ははっきりと明言されていないそうで、「明るい色の髪」はどちらでも取れそうな言い回しです。しかし、イラスト原画やテレビアニメなどは見た通り「金髪」として描かれている感じです。

最後に「安室透のハーフまとめ」と題して、簡単にまとめていきます。安室透（降谷零）がふと思い出した自身の過去回想において、幼少期に自身の身体的特徴が原因でいじめられていたことが判明します。そして、その時に怪我の治療にあたってくれた女医・宮野エレーナの言動により、安室透が自身の片親が外国人である旨を漏らします。しかし、安室透は自分が「日本で生まれて日本で育った日本人」だと言います。

そのことから、安室透は日本人と外国人（何人かは不明）のハーフであることが判明しました。ベージュ寄りの金髪である安室透は、見た目のままにハーフであろうと予測されやすいのですが、その金髪が染めたものか地毛なのかが分からなかったため、ファンの間で疑心暗鬼を生みました。ですが、過去回想で遂に明らかとなりました！過去回想で登場する幼少期の安室透はとても可愛いと好評なので、ハーフと判明する場面を是非ともご覧下さい。