【名探偵コナン】コナンが蘭と風呂に入ったのは何話？裸を見て鼻血を出した回も紹介

『名探偵コナン』は、小学館の『週刊少年サンデー』に連載中の推理漫画です。『名探偵コナン』の主人公は「江戸川コナン」という名前で、様々な事件を解決する名探偵として活躍します。江戸川コナンは小学校1年生という設定で、毛利蘭の家に居候しています。毛利蘭は工藤新一の幼馴染です。毛利蘭の父親は探偵業を営む毛利小五郎です。『名探偵コナン』は事情を知っている隣人の阿笠博士とともに、事件を解決していきます。

『名探偵コナン』は鳥取県出身の漫画家である青山剛昌（あおやまごうしょう）による推理漫画です。『名探偵コナン』は1994年に小学館の『週刊少年サンデー』で連載を開始しました。当時、講談社の『週刊少年マガジン』に連載されていた『金田一少年の事件簿』がヒットしていて、編集者から同じ路線の漫画を企画されたのが作品を始めたきっかけとされています。青山剛昌はネタ切れですぐに終わる作品だろうと思っていました。

『名探偵コナン』は現在も連載中の作品です。2020年4月現在で『名探偵コナン』の原作コミックは98巻まで刊行されており、世界25か国で翻訳版が発売されています。『名探偵コナン』は1996年にテレビアニメ化され、40か国で放映されています。1997年から毎年4月に『名探偵コナン』の劇場版アニメ映画が公開されています。スピンオフ作品もヒットし、ゲームや小説化、実写テレビドラマ版や舞台化などもされています。

ある事件がきっかけで身体だけが小学1年生の小ささに退行してしまった高校生名探偵の工藤新一は、工藤家隣人の変人発明家の阿笠博士の遠い親戚の子供である江戸川コナンとして、毛利蘭の家に居候することになります。毛利蘭の父親である小五郎は探偵であり、情報が得られると考えたからです。コナンは唯一事情を知る阿笠博士の協力のもと、工藤新一の身体に戻るために黒の組織の陰謀を追いつつ、様々な事件を解決していきます。

江戸川コナンの本名は、工藤新一です。工藤新一は、東京都米花市米花区米花町2丁目21番地に住んでいました。誕生日は5月4日で、身長は174㎝です。工藤新一は帝丹高校2年生で17歳でした。これに対して江戸川コナンは身長102㎝で体重は18㎏です。血液型は毛利蘭と同じです。父は推理小説家の工藤優作、母は元女優の有希子で、二人ともロサンゼルスに住んでいます。頭脳だけではなく、サッカー選手としても高い能力があります。

蘭の父は元刑事で現在は探偵業を営んでいる毛利小五郎で、母は現在別居中の弁護士である妃英理です。夫婦喧嘩をして家を出た母親に代わって、蘭は毛利家の家事全般をこなしています。また居候となったコナンの世話もしています。保育園時代から工藤新一とは幼馴染で、相思相愛です。工藤新一とは高校でも同級生であり、蘭は空手部主将です。蘭は独特な髪形をしていますが、美人で裸になるとグラマーな女性で明るく人気者です。

国民的漫画といわれる『ドラえもん』であっても、ヒロインの源静香のお風呂シーンが何話もあります。子供向けの漫画なので、お風呂シーンであっても裸は無邪気に描かれていましたが、近年は様々な問題があり制限されています。実は『名探偵コナン』でも、主人公の江戸川コナンと毛利蘭との裸のお風呂シーンが何話か見られます。世話好きの毛利蘭が小さな弟の世話をするかのごとく、コナンと裸でお風呂に入るのです。

コナンと蘭が初めて一緒にお風呂に入ったシーンがあるのは、原作コミックの第9巻に掲載されている84話から86話の回です。アニメ版『名探偵コナン』だと第27話と第28話の回でした。タイトルは「小五郎の同窓会殺人事件（前編・後編）」です。栃木県の温泉パークで同窓会に付き添ったコナンと蘭が、露天風呂で裸で背中を流しあいます。コナンの素性を知っている工藤有希子は蘭からこの話を聞いて、コナンをからかいました。

その後、アニメ版の第532話と533話の回でも、蘭がコナンを風呂に誘います。江戸川コナンが毛利蘭に風呂に誘われ赤面する回のタイトルは 「初恋の傷跡（前編・後編）」でした。また、アニメ『名探偵コナン』の第576話でもお風呂シーンがあります。この回のタイトルは『露天風呂に降る殺意』でした。水着着用の露天風呂なので、厳密にはお風呂のシーンとは言えないかもしれません。それでも蘭の姿に赤面するコナンが見られます。

青少年の性に対するはじらいの表現として、昔から少年の「鼻血」が描写されています。興奮度合いを表現する方法の一つですが、医学的には「性的興奮で鼻血がでるというのは俗説」とされています。漫画の世界では誇大表現や俗説であっても広く知れ渡っていることが重要です。『名探偵コナン』でも、毛利蘭から風呂に誘われた江戸川コナンが興奮して鼻血を出すシーンや、性的興奮状態にあるコナンが見られる回が何話かあります。

テレビアニメ版『名探偵コナン』の第21話で、興奮して赤面するコナンが見られます。すでに毛利蘭は居候としての江戸川コナンと生活しており、コナンとは家族としての関係を強めています。このため蘭は、小さな子供であるコナンに対しては警戒心がなく、目の前で着替えをすることも気にしていません。この回では、蘭が着替えているシーンが放映されていませんが、着替えを目撃してしまったことで赤面するコナンが見られます。

コナンが蘭と初めてお風呂に一緒に入ったのが、原作コミック版『名探偵コナン』の第9巻に掲載されていた84話から86話の回でした。テレビアニメ版『名探偵コナン』では27話と28話の回です。興奮が極限状態にあったことを描写するために、コナンの鼻血が噴き出るように演出されています。コナンが蘭の裸を見て鼻血を吹き出すのを見た蘭は家族としての目で「お風呂にのぼせたのかなぁ」程度にしか反応しませんでした。

怪盗キッドとの回でも、コナンは赤面しています。原作コミック版の『名探偵コナン』だと第16卷に掲載されている156話から159話の回、アニメ版『名探偵コナン』では第76話の回でのことでした。この回では、蘭に変装した怪盗キッドが、コナンに見破られます。その時、怪盗キッドは「身に着けているものは蘭のもの」とコナンに蘭のブラジャーを見せつけます。ノーブラで寝ている蘭を想像して、コナンは赤面してしまいます。

お色気シーンも、『名探偵コナン』でも何話か見ることができます。原作コミック版『名探偵コナン』の第12巻に収録されている114話から116話、アニメ版『名探偵コナン』の第54話の回です。毛利小五郎に向けていつものように撃った麻酔銃が、誤って蘭のお尻に刺さってしまいます。ポケットに荷札が入っていたために蘭は無事でしたが、コナンが見つからないように麻酔針を抜こうとしたときに蘭のお尻を触ってしまいます。

コナンが蘭の裸を直視してしまい、鼻血を吹き出して卒倒してしまうシーンがあります。原作コミック版『名探偵コナン』の82巻と83巻に収録されている872話から875話の回でした。アニメ版では第754話と第755話の回でした。世良真純に誘われて貸別荘に来た一行が殺人事件に巻き込まれます。脱衣所で蘭のピンクの下着を見て赤面したのち、コナンの目の前で蘭のバスタオルがはだけ落ち、蘭の裸を見てしまったのです。

『名探偵コナン』の原作コミック版でいうところの第91巻に収録されている話にも、お色気シーンがあります。何話かというと、第963話から965話です。アニメ版『名探偵コナン』では787話と788話です。開かない絡繰箱（からくりばこ）を開けようとヒントを探していた時のことです。梯子で高い所を探っていた蘭に対して原作では蘭のパンチラ、アニメでは蘭の太ももがアップとなりコナンが喜ぶシーンがあります。

コナンの実態は高校生探偵の工藤新一です。黒の組織に毒薬を飲まされ、その副作用で神経（脳など含め）を除いたすべてが退行してしまいました。コナンの中身は普通の高校生である工藤新一なので、恋愛に関しても興味は持っています。毛利蘭とは幼馴染であり、鈍いながらも相思相愛の関係です。コナンと蘭や他の少女とのキスシーンが何話か存在したり、『名探偵コナン』の恋愛名場面といわれる新一と蘭とのキスシーンが存在します。

劇場版アニメ映画の第二作目となった1998年公開の『名探偵コナン・14番目の標的』で、窮地に陥った蘭とコナンがキスするシーンが見られます。海中レストランが爆破され取り残された蘭が動けなくなりました。そこへ助けに来たコナンは、息が続かなくなった蘭にペットボトルの空気を与えます。ところがコナンも溺れかけてしまい、蘭から口移しで空気をもらいます。これが蘭とコナンのキスシーンでした。

ロンドンに行ったときに、蘭は新一から正式に告白されました。それまでは恥じらいのために二人の仲をごまかしていましたが、ロンドン以来、否定することはなくなりました。それでも新一には告白に対しての返事はしていませんでしたが、新一が薬を飲んで参加した修学旅行で頬にキスすることで返事をしました。ネクタイを掴んでキスをするところが、淡い恋心をとても良く描いていると評判になった回でした。

『名探偵コナン』は青少年向けの漫画ではないため、過度なセクシー場面が扱われることはありません。入浴シーンやパンチラなどを子供の目線で「笑いを取るためのエッチなシーン」として描いています。蘭とコナンの裸で入浴するシーンやコナンが鼻血を吹き出すシーンは、何話か見られます。原作者の青山剛昌がファンとの集いで「蘭と一緒にお風呂に入りたい」とユーモアに語ったこともあります。

高校二年生のお姉ちゃんと小学1年生の子供が一緒にお風呂に入っていることは、昭和の家族描写としてはほのぼのとしたものとして扱われています。コナンの実態は恋愛には初心な工藤新一なので、リアクションとしては鼻血を吹き出したり、倒れることもある設定です。「新一でも倒れるのかな？」「コナンの状態だから可愛いのね」「懐かしい感じがする」など、高い評価や良い感想が見られます。

修学旅行に参加した工藤新一と中道との会話の中に、「一緒に風呂に入っている」とありました。居候として毛利家に来たとしているコナンなので、初めから蘭がコナンを風呂に入れていても違和感はありません。「コナン、蘭の飯食ったり、風呂に入れてもらったりしているよな」「コナンは初めから蘭の裸を見ているはず」など、細かい設定にこだわるファンも多く存在するようです。

江戸川コナンは高校2年生の工藤新一が小学1年生に退化した姿です。このため、コナンには新一の面影が残っています。コナンは、このことを隠すために普段は眼鏡をかけています。寝る時さえ眼鏡をかけたままでしたが、外しても蘭には気が付かれないと分かったのち、風呂や就寝時には外すようになりました。「こういう設定、うまいよね」「こだわりが見える」「伏線回収、素晴らしい」など、ファンには好評です。

「銭湯などで男児は何歳まで女風呂に入れるのか」ということが話題になることがあります。小学校1年生だと、微妙な年齢なのかもしれません。「見た目がちっちゃいコナンなら大丈夫でしょう」「102㎝しかないコナンなら、許されるでしょ」などという声もある反面、「今は無理なんじゃないの？」「うちの近所の銭湯は小1から入れないわ」などという声も見られました。

『名探偵コナン』の何話かに、蘭とコナンの裸で風呂に入るシーンなどが見られることがわかりました。また、蘭の着替えや裸を見て鼻血を出すコナンが描かれているシーンも何話か見られました。鼻血は漫画らしく放物線を描いて吹き出すものや赤面して鼻から垂れ落ちるシーンがあります。高2の心を持ちながら小1の身体をもつコナン・新一だからこその表現です。蘭とコナンと新一の可愛い関係を、ファンは今後も見守っていくでしょう。