【フェアリーテイル】エンジェル（ソラノ・アグリア）がかわいい！性格や強さは？

フェアリーテイルに数多く登場する女性キャラクターの中でもかわいいと人気が高いのがエンジェル（ソラノ・アグリア）です。今回はフェアリーテイルのエンジェル（ソラノ・アグリア）についてまとめて紹介していきます。

フェアリーテイルは2006年から2017年の間、真島ヒロさんが週刊少年マガジンで連載していたファンタジーバトル漫画です。世界中にいくつも存在する魔道士ギルドが存在する世界を舞台にした作品で、個性豊かなキャラクター達と数多く登場する魔法の数々が高い人気を集める作品となりました。

フェアリーテイルは日本はもちろん海外でも高い評価を受けている作品で、日本では第33回講談社漫画賞少年部門受賞している他、フランスで開催されるジャパンエキスポにて「ジャパンエキスポアワード2009少年漫画部門最優秀少年漫画賞」を受賞している他、ドイツの漫画賞「ゾンデルマンコミック賞マンガ部門最優秀国際漫画賞」を受賞した経験も持っています。

メディアミックス展開も盛んに行われており、アニメはオリジナルストーリーを加えながらも原作第1話から最終回までしっかりとアニメ化されている人気作品です。

立派な魔道士になる事を願う少女、ルーシィは火の滅竜魔導士であるナツと、喋る青い猫であるハッピーと出会い、彼が所属している魔道士ギルド、「妖精の尻尾（フェアリーテイル）」に加入します。王国最強と言われる「妖精の尻尾」ですが同時に問題児が集まるギルドでもありました。そんなギルドでルーシィはナツ、ハッピーとチームを組んで依頼に挑んでいく事になります。

エンジェルは闇ギルド六魔将軍（オラシオンセイス）に所属した星霊魔導士です。エンジェルという名前は六魔将軍でのコードネームで本名はソラノ・アグリアと言います。六魔将軍時代はそのコードネーム通り天使を連想させるような服装をしていました。黄道十二門の精霊、ジェミニとアリエス、スコーピオンの3体を使役しており、2体同時開門をする事も出来ます。

語尾に「（だ）ゾ」を付けて喋るのが特徴的で銀髪の髪に幼い頃から黒いリボンを付けています。また他の六魔将軍のメンバーと同じく「楽園の塔」の出身者でもあります。剣咬の虎のユキノ・アグリアは生き別れの妹であり、溺愛していますが、罪を犯した意識から当初は姉と呼ぶ事を拒む一面も見せていました。最終話にて赦免を受けて正規の魔道士として認められ剣咬の虎に加入しました。

闇ギルドに所属しているという事もあり初期には非常に残忍な性格を見せていたのがエンジェルです。精霊の扱いについても「使役する」という考え方が強く酷使する傾向にあります。とはいえ表立った性格は非常に軽い性格をしていると言えます。

そんなエンジェル（ソラノ・アグリア）ですが、過去には当時青い天馬に所属していた星霊魔導士、カレン・リリカを殺し当時カレン・リリカと契約していた黄道十二門の精霊アリエスを奪ったという過去を持っています。アニメでは2体同時開門をしようとして失敗したカレン・リリカにトドメを刺すというシーンが描写されています。

ニルヴァーナ編にて六魔将軍の一角として連合と対峙したエンジェル（ソラノ・アグリア）は同じ星霊魔導士のルーシィと交戦します。カレン・リリカから奪ったアリエスを含む自身の持つ星霊を2体同時開門するなどして戦いますが、自身の能力でルーシィをコピーして思考をしったジェミニの戦意喪失した事、ルーシィが「ウラノ・メトリア」を発動させた事で敗北する事になりました。

フェアリーテイルに登場する星霊魔導士は二分すると精霊を道具のように扱い使役するという考え方が強いエンジェル（ソラノ・アグリア）やカレン・リリカのようなタイプとルーシィやユキノのように友達として接するタイプがおり、結果的に黄道十二門の精霊だけ見てもルーシィの元に10体、残りの2体がユキノの元に集まる事になります。

エンジェルが持っていた3体の黄道十二門、加えて彫刻具座のカエルムと契約、エンジェルが逮捕された後は黄道十二門の3体はルーシィの元に渡っていますが星霊魔導士に取って星霊の契約数が増える事はそれだけ戦力の増強につながる為、3体持っていた事も十分に凄いのではないかと考えられています。

星霊魔導士としての力量を示す1つの指標となるのが同時に精霊を呼び出せる数が増える「2体同時開門」です。エンジェルは六魔将軍として初登場した時点でこの2体同時開門を行っていました。これは交戦したカレン・リリカにも出来ず、ルーシィも後々ウルティアの力で「第二魔法源」を解放してようやく出来るようになった技であり、それだけエンジェルの強さが際立つ結果となっています。

ルーシィとの戦いで黄道十二門との契約を失ったエンジェル（ソラノ・アグリア）が代わりに使用した魔法が天使魔法です。元々はアニメオリジナルエピソードである「星空の鍵編」で再登場した技で自身の命を代価にして天使を呼び出す魔法ですが、呼び出すのは天使とはとても呼べないような邪悪な姿の化け物でした。後に天使魔法のリスクについてはなくなったと思われる描写も見られています。

フェアリーテイルにてエンジェル（ソラノ・アグリア）役を務めた緒乃冬華さんは2001年から活動している声優さんです。フェアリーテイルでエンジェル役を務めた頃は、大浦冬華（本名）名義で活動していましたが2016年に改名しました。明朗活発な少年役から可憐な少女、気の強い少女、成人女性まで幅広く演じ分けられる実力派声優として知られています。ちなみにフェアリーテイルでは妹であるユキノ・アグリア役も務めています。

緒乃冬華さんがこれまでに出演した作品としては「ToLOVEる」のレン及びルン役、「伝説の勇者の伝説」のキファ・ノールズ役、「さらい屋五葉」のおたけ役、「学園アリス」の飛田裕役、「怪物少女」の日和見日郎役、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」の本間イレーヌ役、「流星のロックマン」の星河スバル役などを務めています。

ここからは既にフェアリーテイルを視聴している人のエンジェル（ソラノ・アグリア）についての感想を紹介していきます。エンジェルは見た目がかわいいという声も多いと同時に語尾の「（だ）ゾ」がかわいいという声も多いキャラクターになっています。特に六魔将軍時代には紅一点だった事もあり、非常に目立った存在になっていたとする声も多いです。

特にエンジェルとルーシィによる星霊魔導士対決は、その後フェアリーテイルの話が進んだ後も、好きな戦いに名前を上げる人が多い程の人気の高い戦いになっています。星霊に対しての考え方の差が一番描かれている戦いでもある事が、人気の理由になっています。

また声優を務めた緒乃冬華さんに関してはエンジェルと同時にユキノも演じている事に驚いたとする声も多くなっています。またこれまで演じているキャラクターの幅も広く、キャラクターのイメージにも合っているという声が多くなっています。

フェアリーテイルは個性豊かで魅力的な女性キャラクターが多くそれは味方キャラクターはもちろん敵キャラに関しても同様です。中でもエンジェルは見た目はもちろん喋り方やフェアリーテイル作中での変遷もありかわいいと人気を集めるキャラクターになっています。活躍する場面も多いのでまだフェアリーテイルを視聴していない人はエンジェルにも注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか？