2020年10月14日公開
2020年10月14日更新
【キングダム】金毛の活躍シーンを振り返る!慶舎の副官としての実力や最後は?
キングダムは中国の戦国時代を描いた壮大なストーリーで大人気となっている漫画です。そんな大人気漫画キングダムに登場する金毛について紹介していきます。金毛は慶舎に仕える副官です。仁淡兄弟の淡により討たれて死亡しています。圧倒的な強さは無く地味なイメージですが非常に有能な武将です。金毛の黒羊の戦いでの活躍と実力、飛信隊との関係、そして金毛の最後の死亡シーンを紹介していきます。さらに金毛に関する感想や評価をまとめました。キングダムの隠れた名将金毛に迫ります。
キングダムの金毛とは?
キングダムに登場する金毛とは、慶舎の副官です。黒羊丘の戦いにて登場しています。慶舎が信に打たれた後も覚られぬよう戦闘を継続しています。しかし、桓騎軍の離眼城虐殺の脅迫に負けた紀彗の軍勢が趙軍から離脱してしまい、退却しています。
そして、朱海平原の戦いでは信が率いる飛信隊と交戦していました。飛信隊の要の軍師である河了貂を討つ為、小隊を編成し河了貂を追い詰めます。しかし、仁淡兄弟により討ち取る事は出来ませんでした。それでも諦めず戦い続けました。そして、金毛は淡の矢で射貫かれて死亡しています。
キングダムの作品情報
キングダムの作品情報について紹介していきます。キングダムは、原泰久さん原作の漫画作品です。2006年から週刊ヤングジャンプにて連載されています。古代中国の春秋戦国時代を舞台にした作品で第17回手塚治虫文化賞のマンガ大賞を受賞した作品です。
キングダムの累計発行部数は、累計6800万部を突破しています。2012年にアニメ化され2012年から2013年にかけて第1シリーズ、2013年から2014年にかけて第2シリーズが放送され、2020年4月より第3シリーズが放送されています。
2019年には劇場版として実写映画化され2020年に続編が製作される事が分かっています。2008年にVOMICにて全8回のラジオドラマが放送されました。2010年はゲーム化されました。また、史上最多で描きあげたマンガとしてギネス世界記録に認定されています。
キングダムの概要
キングダムの作品概要について紹介していきます。キングダムは原泰久さん原作による歴史漫画です。週刊ヤングジャンプにて2006年より連載されています。2012年6月にはテレビアニメ化され2013年2月まで第1シリーズ全38話が放送され、2013年6月から2014年3月まで第2シリーズとして全39話が放送されました。
2019年4月には実写映画となり劇場公開されました。興業収入57億円となり邦画ランキング3位を記録した作品です。2020年5月29日には映画続編の制作が発表されています。キングダムは歴史書の史記や戦国策に記されている史実に基づいて構成されていますが、大胆な創作も加えられた作品で少年漫画の要素が強い作品でもあります。
キングダムのあらすじ
キングダムのあらすじを紹介していきます。キングダムは古代中国の動乱期である春秋戦国時代が舞台となっています。戦争により孤児となった少年「信」が「天下の大将軍」を目指す物語です。信が率いる飛信隊が、趙・魏・楚という国々と合戦を重ねていき各地で武功を挙げ、立身出世を成し遂げるまでを描いた物語です。
金毛のプロフィール
キングダムに登場する金毛は、黒羊丘の戦いで慶舎の副官として登場しています。本能型の慶舎に対して副官である金毛は冷静な判断ができる有能な武将です。圧倒的な強さはなく地味ですが、堅実な戦法で桓騎軍の摩論と互角に渡り合いました。しかし、慶舎が信により討たれ、桓騎軍の離眼城虐殺の脅迫に負けた紀彗の軍勢が趙軍から離脱してしまい、金毛は退却しています。
朱海平原の戦いでは信が率いる飛信隊と交戦しています。金毛は飛信隊に追い詰められ、軍師である河了貂を討つ為、小隊を率いて進軍しています。河了貂を追い詰め討ち取る寸前で仁淡兄弟の淡の矢で死亡しています。矢を射貫かれて死亡したかに思えた金毛だが、最期まで信念を貫き通し命をかけて河了貂に説教をした武将です。
キングダムの金毛の黒羊の戦いでの活躍・実力
キングダムに登場する金毛は慶舎の副官です。本能型の慶舎と違い冷静に戦況を判断できる有能な武将です。金毛は信が率いる飛信隊とも朱海平原で交戦しています。最後は仁淡兄弟の淡の矢に射貫かれ死亡しています。そんな金毛の黒羊の戦いでの活躍と実力について紹介していきます慶舎の副官として活躍は岳嬰を叱責したり紀彗にも釘を刺したりしています。金毛の活躍と実力を見ていきましょう。
活躍①慶舎の副官として活躍
キングダムに登場する金毛の黒羊の戦いでの活躍や実力について、金毛の活躍は慶舎の副官として活躍した事が挙げられます。黒羊の戦いにおいて、桓騎軍の武将である摩論軍と戦っていた金毛は負けてはいなかったが、退却しています。
それは紀彗の故郷で生まれ育った城、離眼城が虐殺されるかもしれない窮地に立たされてしまったからです。紀彗が黒羊の戦いの戦線から離脱してしまいます。金毛は慶舎の副官であったが、慶舎が信に討たれた事もあり、慶舎の副官ながらも趙軍を率いて戦線を離脱する大きな決断をし活躍をしています。
活躍②岳嬰を叱る
キングダムの金毛の活躍と実力について、岳嬰を叱るという事が挙げられます。金毛が黒羊の戦いで退却をしたのには、主君である大将の慶舎が死亡した事、そして、桓騎軍の離眼城虐殺という脅迫に折れた紀彗の軍が趙軍から撤退し
てしまった為です。ここで、紀彗と金毛の撤退を巡る問答があり、今さら退却なんて身勝手は許さない、そして、ここで貴様を殺してでも止めてやると脅迫に出たのが岳嬰でした。金毛は恫喝していた岳嬰を見て叱ります。
金毛は戦いの勝敗の決め手が紀彗である事を見抜き、離眼衆の行動が勝敗を分ける事、さらに、故郷を守りたいという紀彗の想いと立場を理解していました。その事を岳嬰にも分かってもらう為、恫喝して無理強いしようとする岳雷を叱りそれすら分からんなら兵卒からやり直せと一喝しています。戦争の勝敗を見据え紀彗の立場に理解を示す金毛の行動は実力のある武将といって過言ではありません。
活躍③紀彗にも釘を刺す
キングダムに登場する金毛の活躍と実力について、紀彗にも釘を刺すという事が挙げられます。金毛は紀彗に対し、我々慶舎軍は、離眼の為ではなく趙国を守る為に黒羊の戦いに来た。事実、ここを失えば黒羊を拠点に周囲一帯が秦軍の侵略を受けるだろうと語ります。さらに、離眼はその中の一城に過ぎず、実際そうなった時、どれほどの趙人の血が流れるか命を失うか予測すら立たないと続きます。
金毛は行く末を理解し戦いに挑んでいる事が分かります。そして、金毛は紀彗にそれを防ぐ為に皆は戦い血を流しその大義の為に死んでいったのだ。黒羊を放棄して離眼を救う事で、趙の西半分が深刻な侵略の脅威に曝されるその重さを理解した上で決断してくれと語り紀彗に釘を刺しつつ厳しく重い選択を迫っています。
金毛の慶舎の副官としての実力
キングダムに登場する金毛の慶舎の副官としての実力について、金毛は黒羊の戦いで撤退を余儀なくされ、仕えていた上官である慶舎は死亡してしまい結果的に敗戦という屈辱を味わいます。
しかし金毛にとってこの撤退という判断は非常に優れた判断で、実力のある有能な武将である事を証明した結果となりました。本来ならば、総大将の慶舎が下す命令を副官として冷静に判断し実行に移しました。金毛は慶舎の副官として実力、人格ともに優れた武将だという事が分かります。
キングダムの金毛の最後・死亡シーン
キングダムに登場する金毛の最後・死亡シーンについて紹介していきます。金毛の最後は仁淡兄弟の淡による弓の一撃です。金毛は最後に命を賭して仁淡兄弟に説教を開始しています。仁淡兄弟に語った説教とは?そして金毛が蒼淡に射抜かれて死亡したシーンとは?有能な武将である金毛の最後と死亡シーンに迫ります!
最後①命を賭して仁淡兄弟に説教を開始
キングダムに登場する金毛の最後と死亡シーンについて、金毛の最後は命を賭して仁淡兄弟に説教をしています。金毛は淡に矢で胸を貫かれてしまいます。しかし、金毛はまだ死亡していませんでした。
息も絶え絶え最後の力を振り絞り金毛は「お前達のようなガキが戦場に夢を見るから戦乱はおわらない」と説教を開始します。金毛の最後の説教は戦乱を終わらせたいという願いが込められています。幼くして戦場に立つ愚かさを自身の命を賭けて説教している事が分かります。
最後②蒼淡に射抜かれて死亡
キングダムに登場する金毛の最後と死亡シーンについて、金毛の最後は、小隊を組み河了貂を討ちに向かった飛信隊との戦いです。河了貂を追い込み討ち取る寸前に、飛信隊の弓使いである仁淡兄弟が河了貂を救いました。河了貂は窮地を脱したかに思えたが、仁の弓は限界を超えてしまい壊れてしまいます。
仁が殺されかけた時、弟の淡が、兄の仁を救います。淡が初めて矢を射りました。淡は穏やかで優しい心を持ち、今まで人に対して矢を射る事が出来ませんでした。その淡が放った矢は、驚異的な威力を発揮し敵を次々と射貫いていきます。金毛は瀕死の状態であったがそれでも河了貂を討とうとし、淡の矢に射貫かれて死亡しました。
キングダムの金毛の飛信隊との関係
キングダムに登場する金毛と飛信隊との関係について紹介していきます。金毛の飛信隊との戦いで最後を迎えています。金毛と飛信隊との関係について、朱海平原の戦いがあります。朱海平原の戦い、そして金毛が最も危険視した河了貂との問答を紹介していきます。金毛と飛信隊との関係を見ていきましょう。
関係①朱海平原の戦いで飛信隊を足止め
キングダムに登場する金毛と飛信隊との関係について、朱海平原の戦いが挙げられます。朱海平原の戦いで飛信隊を足止めしたのが金毛の部隊でした。信が率いる飛信隊が勢いに乗り秦軍右翼を撃破し突破口を開き、李牧を挟撃しようします。
しかし、そこへ現れたのが金毛の部隊でした。これにより、飛信隊が李牧軍を攻撃するだけでなく金毛の部隊の攻撃を防がねばなりません。結果、李牧を討てなくなり金毛の部隊は飛信隊を足止めする事に成功しています。
関係②河了貂との問答
キングダムに登場する金毛と飛信隊との関係について、河了貂との問答があります。朱海平原の戦いで飛信隊の足止めに成功した金毛ですが次第に押されていきます。金毛は飛信隊の弱点を見抜きます。それは、飛信隊の頭脳である河了貂でした。河了貂を殺す事で飛信隊を抑え込む事が出来ると考えた金毛は、部下が制止するのを振り切り小隊を編成します。河了貂を狙い奇襲をかけ河了貂を射程圏内に捉える事に成功します。
しかし、仁淡兄弟により、河了貂は救出されます。最後は矢を射貫かれて死亡しますが、河了貂との問答で河了貂は立場の違いもあり、結局は平行線を辿ると認め「だから、負けた人間の思いまで信は背負っていく」と発言します。この発言で負けた人間の思いを考えて来なかった金毛は自身の負けを悟ります。しかし、金毛は武人らしく死を承知の上で河了貂に襲いかかり淡の矢により死亡します。
キングダムの金毛に関する感想や評価
キングダムに登場する金毛に関する感想や評価について紹介していきます。飛信隊を苦しめた慶舎の副官である金毛は朱海平原の戦いにて最後を迎えています。危機的な状況に置かれても的確に判断した有能な武将金毛の評価や感想をまとめました。早速見ていきましょう。
キングダムの新刊買って仕事帰りに読んでいたんだけど、金毛の最期があまりにもかっこよ過ぎて鳥肌ものだった。こういう脇役キャラをきちんと育ててその人なりの生きた意味を作るところがこの作品の素晴らしい所だと思う。#キングダム
— 三浦宏文 MIURA Hirofumi (@HirMiura) March 24, 2020
キングダムに登場する金毛に関する感想や評価について、金毛の最後がかっこいいという感想が最も多くありました。有能な武将であり、脇役ながらもその壮絶な最後に鳥肌が立つほど感動したという感想も多くありました。金毛なりの生きた意味を与えるなど金毛を通してキングダムは高く評価され素晴らしい作品になっているという意見も数多くありました。
新刊読んだけどめっちゃ良かった〜!
— きょろ (@miwa_kyo) March 20, 2020
金毛もいい人やなって思ったし、キングダムは敵にも情が湧いてしまう😭
そしてキョウカイだけは死んで欲しくないと願いながら読んでました😢
最後あたりは少しわかりづらい展開やったけど今後分かっていくんかな…
あとはなぜ左目だけから涙なのかが気になる🤔
キングダムに登場する金毛に関する感想や評価について、金毛の人格についての評価が非常に高く敵ながら情が湧いてしまうという意見も多くありました。信達も戦乱を終わらす為に戦っているが金毛もまた戦乱を終わらす為、戦っている事が分かり金毛の人の良さが分かり金毛を好きになったという意見も数多くありました。
毎週の木曜の1番の楽しみはキングダムを読むことです。
— ミルクカルピス@ぷにたんず (@milkcalpis0605) October 17, 2019
個人的に義を重んじる金毛は敵ながら好きなキャラだったので、グッときました。来週は更に…でしょう。
キングダムに登場する金毛に関する感想や評価について、金毛の義理堅い所に好感が持てるという感想も数多くありました。仕えた慶舎の討ち死にを知りながら最後まで義に生きた武将としての評価も高く金毛の最後は泣けたという感想も数多くありました。
キングダムの金毛まとめ
キングダムに登場する金毛の活躍シーンを振り返り、慶舎の副官としての実力や最後についてを紹介していきました。金毛はキングダムに登場する脇役ながらも強烈な印象を残し壮絶な最後を迎えていました。
義理堅く忠誠心のある金毛は武将としては勿論、かなりの人格者であり有能な武将でした。先を見据える事が出来て重い判断を迫られながらも冷静な対応をした金毛は慶舎の副官としてだけでなく一国を考慮する事が出来る数少ないキャラクターの一人だといえます。