2020年10月09日公開
2020年10月09日更新
【コードギアス 】シャムナのギアス能力を考察!ルルーシュとの戦いの結末は?
大人気アニメ『コードギアス』シリーズの劇場版3部作の続編となる『コードギアス 復活のルルーシュ』に登場するジルクスタン王国の美しき聖神官・シャムナのギアス能力を考察します。期待の劇場版最新作でもある本作は、何かと話題を生みましたが、シャムナのギアス能力が分かりづらいと言った指摘も挙がっていました。そこで、本記事ではシャムナの「死に戻り」と呼ばれるギアス能力やシャムナが「なりそこない」と呼ばれている所以について解説していますので、是非ご覧になってみて下さい!
シャムナとは?
大人気アニメ『コードギアス』シリーズの劇場版最新作『コードギアス 復活のルルーシュ』に登場する戦士の国・ジルクスタン王国の「聖神官」を務める王女・シャムナ。そんなシャムナの特殊能力(ギアス)が分かりずらいと、ネット上などで話題を集めています。シャムナが「死に戻り」・「なりそこない」と呼ばれる所以やギアスの能力について解説いたします。その前に劇場版シリーズ最新作の作品情報「概要」及び「あらすじ」をご覧下さい。
コードギアス 復活のルルーシュの作品情報
コードギアス 復活のルルーシュの概要
2019年2月9日に公開された劇場版『コードギアス 復活のルルーシュ』(上映時間113分)は、劇場版3部作(第1作目『コードギアス 反逆のルルーシュ Ⅰ 興道(こうどう)』・第2作目『コードギアス 反逆のルルーシュ Ⅱ 叛道(はんどう)』・第3作目『コードギアス 反逆のルルーシュ Ⅲ 皇道(おうどう)』)の続編に当たる内容となっており、テレビアニメ版の続編とは異なっています。
コードギアス 復活のルルーシュのあらすじ
主人公のルルーシュ・ランペルージによる「ゼロレクイエム」が遂行され、世界に平和が訪れた後(1年後)の光和2年。C.C.(シーツー)はジェレミア・ゴッドバルトとシャーリー・フェネットの協力を得てルルーシュの遺体を回収し、果たされなかった「ルルーシュとの約束」を果たすべく、ルルーシュ復活を企てます。しかし、Cの世界に接続できなくなったことでルルーシュは精神と肉体の再構築が不完全なままで蘇り、幼児退化してしまうことに。
C.C.はそんな状態のルルーシュを連れて、中東地区にある「戦士の国」と呼ばれるジルクスタン王国へ向かい、Cの世界に接続できる嘆きの大監獄・最下層「アラムの門」でルルーシュの再復活を果たします。時を同じくして、枢木スザク扮する「ゼロ」と世界人道支援機構の名誉顧問でルルーシュの妹・ナナリーたちは、視察で訪れた難民キャンプでジルクスタン王国の若き国王・シャリオ率いるナイトメア部隊の襲撃に遭い、連れ去られてしまいます。
シャムナのプロフィール
出典: https://geass.jp
- 名前:シャムナ
- 経歴:ジルクスタン王国の王女
- 役職:聖神官
- 家族:弟・シャリオ(ジルクスタン王国の現・国王)
- 身体的特徴:長いプラチナブロンド、青い瞳、豊満でスレンダーな体躯
- ギアス:「先読み」→「無限新生(自身の死が発動条件となり、精神が6時間前まで遡ることができるタイムリープ能力)」
- 声優:戸田恵子
ジルクスタン王国の王女・シャムナは、自身のギアス能力「先読みの力」を用いて聖神官として神事(予言)で国を統括し、若き国王の弟・シャリオは不自由な身体でありながら、人型機動兵器「ナイトメアフレーム(KMF)」を天才的に操る高い操縦技術を誇り、軍事を指揮しています。また、ジルクスタン王国にはギアス嚮団の分派に当たる「ファルラフ」の中枢があり、王家・軍上層部の者たちによって周知されています。
シャムナのギアス能力やコードを考察
ここからは本題となるシャムナのギアス能力について、順番に解説を交えながら考察していきたいと思います。劇場版『コードギアス 復活のルルーシュ』で、中東地区の小国・ジルクスタン王国を予言(ギアスの力)で導く聖神官・シャムナ王女。そんなシャムナが持つ特殊能力「ギアス」とは、一体どのような能力があるのでしょうか?
「シャムナのギアス能力やコードを考察」と題して、「考察①ギアス能力が「死に戻り」に変性したと分かった理由」・「考察②コードは誰から継承した?」・「考察③いつコード継承者になった?」・「考察④車椅子に乗っているのはなぜ?」・「考察⑤コードを継承した理由」の5項目に分けて詳しくお届けしますので、是非ご覧下さい。
考察①ギアス能力が「死に戻り」に変性したと分かった理由
ジルクスタン王国の聖神官・シャムナ王女は、特殊能力「ギアス」を持っています。その能力は「先読みの力(予言)」で未来を見通すことができ、国を導いてきました。しかし、ルルーシュが「Cの世界」と呼ばれる集合無意識(人の心と記憶が集まる世界)にギアスをかけて殺したことで、Cの世界の法則そのものが乱れてしまい、シャムナがコードを継承する際に「自身のギアスが変性する」という不測の事態が起こってしまいます。
Cの世界が不完全な形のままでコード継承を行ったため、シャムナのギアスが「先読み(予言)」から「無限新生(死に戻り)」へと生まれ変わってしまいます。こうして偶発的に変わってしまったギアス能力なのですが、当のシャムナ自身がこの事実に気付いた明確な詳細はありません。しかし、コード継承者になるために1度死ぬ必要があったのだとすれば、死んで生き返った際に時間が巻き戻っていたことにも気付けるのではないでしょうか。
考察②コードは誰から継承した?
「王の力」と呼ばれる他人の思考に干渉することができる特殊な能力である「ギアス」は、不老不死のコード(刻印)を持つ者の手によって発現することができる不思議な力です。コード所持者には、体のどこかに赤い鳥のような形の紋章があります。また、ジルクスタン王国には独自に存在してきたギアス組織「ファルラフ」の中枢があり、現在は王女であるシャムナがコードを継承し、その力を用いて事実上の指導者として国を統治しています。
ギアス嚮団の分派に当たる「ファルラフ」は、300年前にギアス嚮団から分かれたコード継承者が造り、その者を「嚮主」として独自に成り立ってきました。現在はコードを継承した王女・シャムナが、聖神官と兼務する形を取っています。ジルクスタン王国の暗殺部隊隊長で「敵と味方の姿が逆になる幻覚を見せる力(ギアス)」を持つクジャパットが、C.C.のことを「元嚮主様」と呼ぶなど、この国がギアスと繋がりが深いことを表しています。
考察③いつコード継承者になった?
聖神官として神事を行い、予言によって祖国(ジルクスタン王国)を導いてきた事実上の指導者である王女・シャムナもまた、特殊能力「ギアス」を持つ1人です。シャムナがコード継承者になったのは「自身のギアス能力が変性した時」で、元々は未来を見通すことができる「先読みの力」を持つギアスを有していましたが、コード継承を行った際に「死に戻り」することで発動する「無限新生の力」を持つギアスに変わってしまいました。
つまり、シャムナは「コード継承者になったことで自身のギアスが変性してしまった」のです。ギアスが変性した要因は、神聖ブリタニア帝国の皇帝・シャルルによって「嘘のない世界」を創生しようと計画した「ラグナレクの接続」を拒んだシャルルの息子・ルルーシュが、自身のギアス「絶対遵守の力」をCの世界にかけたことで秩序が乱れ、偶発的に起こりました。そのことから、ラグナレクの接続が失敗した以降ということになります。
考察④車椅子に乗っているのはなぜ?
ジルクスタン王国の若き国王・シャリオは、神事で国を統治する聖神官・シャムナ王女の弟です。目と身体が不自由なシャリオは、視力を補うためのゴーグルと専用の車椅子が必要な生活を余儀なくされていますが、KMFの高度な操縦技術を誇るパイロットとして、軍事を指揮しています。軍事国家としてしか成り立たない祖国と不自由な体を酷使して戦う弟を守るため、先読みの力(ギアス能力)で双方を支え続けるシャムナ。
ブリタニア帝国最強の騎士「ナイトオブワン」の称号を持つビスマルクを撃破したスザクにも匹敵する程の天才的なKMFの操縦技術を誇るシャリオは、第十世代相当に値する自身の専用機「ナギド・シュ・メイン」を操り、「民は僕のために、僕は民のために」と言う理念を掲げ、自ら戦場に赴きます。予言で国を支えるシャムナに対し、ある種の信仰に似た愛情を抱えるシャリオは姉と国民を守るため、最強の戦士を目指そうと固執していきます。
考察⑤コードを継承した理由
「先読みの力」と言う特殊能力(ギアス)を持つジルクスタン王国の聖神官を務める王女・シャムナは、その能力を使い「予言」として伝えることで国を有利に導いてきました。神事(予言)で国を支えるシャムナに対し、KMFを優れた操縦技術で操るとはいえ、不自由な身体を酷使して姉と国を守るために懸命に戦う弟・シャリオ。そんなシャリオに対して母親のような愛情を抱くシャムナは、入浴時には身体を洗ってあげる程に溺愛しています。
シャムナがコードを継承した理由は、「愛する弟・シャリオと祖国・ジルクスタン王国のため」でした。国土の9割を砂漠と荒野が占める天然資源にも乏しいこの国は、戦争以外に経済を支える術がない軍事国家でした。そんな先行きのない国と哀れな弟を救うべく、Cの世界に接続するための新しい門(システム)を築き、それを利用することで「人の世のやり直し」を目論むシャムナ。
そのためには、Cの世界に干渉することのできる「コード所持者になる必要があった」のです。不老不死のコードを持つブリタニア帝国皇帝・シャルルと精神の波長が似ているシャルルの娘・ナナリー自身を媒体にして建造した門を使い、ギアス能力「無限新生の力」の時間制限を取り除き、過去に遡ってシャリオと祖国を救済しようとします。
シャムナとルルーシュの勝負
ここからは、ネット上などで話題を集めた聖神官・シャムナの不可解なギアス能力についても触れていきたいと思います。類まれなる頭脳を誇り「天才的な戦術」と「卓越した心理戦」で相手を翻弄するルルーシュと、未来を見通す特殊能力(ギアス)を持つ「先読み」戦術で対抗するシャムナとの一進一退の攻防をじっくりと考察してみましょう。
「シャムナとルルーシュの勝負」と題して、「1度目の死に戻り」・「作戦失敗」・「C.C.に発破をかけられ新たな作戦を考案」・「2回目の死に戻り」・「ランダム作戦1の失敗」・「3回目の死に戻り」・「絞り込み継続」・「ランダム作戦3の失敗」・「違和感を感じるルルーシュ」・「策が尽きる」・「ギアス発動条件特定」の11項目に的をじっくりと絞って考察いたします。「頭脳戦」VS「死に戻り戦」の行方をどうぞご覧ください。
1度目の死に戻り
Cの世界に接続できる場所があるとされるジルクスタン王国にある嘆きの大監獄・最下層に存在する「アラムの門」に潜入したC.C.たちは、そこでルルーシュを無事に復活させます。その後、ルルーシュたちは王国に捕らわれた妹・ナナリーを救うべく、現地で調達した潜入部隊が各地でテロを起こすという陽動作戦を決行。ナナリーの居場所を特定したルルーシュがKMFで王国の宮殿に突入し、この国を神事で統治するシャムナと対峙します。
KMFで乗り込んできたルルーシュは、シャムナに対して降伏を迫るも逆に嘲笑され、目の前でナナリーの命を奪われそうになります。咄嗟にシャムナを攻撃しますが、この攻撃を受けて死んだシャムナのギアスが発動。この出来事の記憶を有したままシャムナは、自身の変性したギアス能力「無限新生の力」によって6時間前に遡り、将軍・フォーグナーにこれから起こる「テロ」の予言を伝え、国の警戒レベルを上げさせるのでした。
作戦失敗
ルルーシュの攻撃を受けて死んだシャムナは、自身のギアス能力が発動して6時間前に「死に戻り」を果たします。記憶を保持したまま「死に戻り」することができるので、これから計画されるルルーシュのナナリー救出作戦を阻止することが可能となります。こちらの作戦が全て見抜かれていることを露ほども知らないルルーシュは、万全の対策を取られて成す術もありません。その事態に驚愕したルルーシュは、激しく凹むことになるのでした。
C.C.に発破をかけられ新たな作戦を考案
狼狽し激しく凹むルルーシュを前に、C.C.はルルーシュに発破をかけます。冷静さを取り戻したルルーシュは、新たな作戦「ランダム作戦」を考案します。それは敵がギアス能力者であることを想定し、ギアスが効かないC.C.に考案しておいた幾つかの作戦をランダムに実行させるというものでした。これは敵の保持するギアスによって、ルルーシュの思考が読まれたことを想定したものです。これによって、敵のギアス能力を探りにかかります。
2回目の死に戻り
C.C.が選んだランダム作戦「アーニャによる宮殿背後からの攻撃」を実行し、宮殿付近までKMFが侵入することに成功します。フォーグナーによって避難するように進言されたシャムナでしたが、一刻も早くCの世界に接続できる門の完成を急ぐシャムナは、フォーグナーの目の前で「死に戻り(2回目)」を行うのでした。
ランダム作戦1の失敗
避難を促すフォーグナーの目の前で自ら命を絶ち、2回目の「死に戻り」をしたシャムナ。1回目の「死に戻り」同様、6時間前に時を遡ることのできるシャムナによって、またもやこの作戦が敵の懐に知られることとなります。C.C.が選んだランダム作戦1「アーニャによる宮殿背後からの攻撃」の成功は、これにより無かったことになるのでした。
3回目の死に戻り
ランダム作戦1「アーニャによる宮殿背後からの攻撃」の失敗の報せを受けたC.C.は、ランダム作戦2「ジェレミアが発電所を襲撃して停電させる」を始動させます。発電所が攻撃を受けたことで停電し、システムの完成を遅延させられることになってしまったシャムナ。発電所の復旧にかかる時間をも惜しむシャムナは、ここで再び「死に戻り(3回目)」を決行します。これにより、またしてもランダム作戦2の成功も無かったことになります。
絞り込み継続
出典: https://abema.tv
ギアスが効かないC.C.によるランダム作戦がことごとく失敗に終わる中、ルルーシュは敵のギアス能力者の能力が「特定の人間の思考を読む能力」ではないことを悟ります。そして、そのギアス能力者は国家を指揮することができる人物であり、限りなく中枢に近い場所にいる人物であると断定したルルーシュ。最強の戦士を目指すシャリオは、ブリタニア帝国最強の騎士を倒したスザクに執着し過ぎるために該当者から除外します。
シャリオの実姉であり、ジルクスタン王国の聖神官を務めるシャムナと将軍であるフォーグナーを含む国家の上層部の人間であると狙いを定めたルルーシュは、考えられる敵のギアス能力を22パターンに絞り込んでいきます。そして、その後も絞り込みを継続していくことになります。
ランダム作戦3の失敗
出典: https://festy.jp
再びC.C.によるランダム作戦3が決行されますが、侵入を阻止するための突貫工事による封鎖が行われ、これによりまたもや作戦が失敗に終わります。ランダム作戦3からはシャムナによる「死に戻り」のシーンは省略されているので、シャムナが確実に「死に戻り」をしたかを見ることはできません。しかし、このランダム作戦3も失敗しているので、シャムナによる「死に戻り対策」が行われた…ということになります。
侵入を阻止するための封鎖を行う突貫工事に違和感を感じたルルーシュは、この時点で絞り込んだ22パターンの敵のギアス能力の内、「時間を巻き戻している」という案に行き着きます。そして、巻き戻せる時間もせいぜい9時間以下であると推察するに至ります。ちなみに「ランダム作戦3の失敗」は「違和感を感じるルルーシュ」の後に行われるので、この点(訂正あり)を注意して下さい。
違和感を感じるルルーシュ
敵のギアス能力を絞り込んでいくルルーシュは、ジルクスタン王国が行う対応に違和感を感じます。ジルクスタン王国の通信をハッキングしているため、5時間後に黒の騎士団が上陸してくることが判明します。しかし、不思議なことにジルクスタン王国はそのための対抗措置(国を守るための動き)を取ることを行いませんでした。加えて、捕らえているナナリーを交渉の道具として利用することも一向にしなかったのです。
ナナリーという人質を抱えるジルクスタン王国側は、立場上では優位にあるにも関わらず、ナナリーを交渉の材料にしませんでした。おまけにその存在(人質)すら公表しないことにますます違和感を感じたルルーシュは、ナナリーそのものを使って何かを目論んでいると考えます。ジルクスタン王国側が国を守るための動きを一切しなかったことで、国が無くなる心配をしていないのだという結論に辿り着きます(この後に「ランダム作戦3」を決行)。
策が尽きる
考案しておいた幾つかの作戦を実行し、ギアス能力者が恐らくはシャムナであるであろうことを特定するに至ったルルーシュ。そして、絞り込んだギアス能力を2つまで特定するに至るも、どちらか一方に絞り込む前に考案しておいた幾つかの作戦が尽きてしまいます。ギアス発動条件すら分からないまま、ルルーシュは自分に憤慨しながらKMFで宮殿に乗り込み、ギアス能力者だと特定したシャムナとの直接対決に持ち込むのでした。
ギアス発動条件特定
KMFで宮殿に乗り込んだルルーシュは、あろうことか対峙するシャムナに対してハッタリを噛まします。「俺と同じギアスを持っている奴がいるとはな…」と言い放つことで、シャムナを動揺させてギアス発動条件を探ろうとするルルーシュ。そんなルルーシュの策に落ちたシャムナは、自身のギアス発動条件を示唆してしまい、「9時間以下という時間制限付きの死に戻りする能力」であることをルルーシュに断定されてしまう羽目になります。
ギアス発動条件が分かってしまえばシャムナの命を奪うことさえしなければ良いので、ルルーシュは自身のギアス能力(絶対遵守の力)によって「眠り続けろ」と言う命令をシャムナにかけ、眠らせることに成功します。こうしてシャムナの計画は失敗に終わり、10時間後には宮殿ごと爆破させられて儚く散っていきました(肉体は死亡、精神は無限ループ状態)。
シャムナは何のなりそこないなのか考察
「先読み」から「無限新生」へと変性したシャムナの死に戻り(ギアス能力)は、まさに圧巻の能力です。しかし、戦術と策略に長けたルルーシュの方が1枚上手でした。こうして一進一退の攻防に幕を下ろすこととなりましたが、今度はシャムナが「なりそこない」と言われた所以について見てみましょう。
続きましては「シャムナは何のなりそこないか考察」と題して、「考察①ギアス能力者のなりそこない」・「考察②達成人のなりそこない」・「考察③コード継承者のなりそこない」の3項目からご紹介したいと思いますので、是非ご覧になってみて下さい。
考察①ギアス能力者のなりそこない
シャムナが聖神官を務める祖国・ジルクスタン王国には、300年前にギアス嚮団から離別した分派に当たるギアス組織「ファルラフ」の中枢が存在しており、C.C.やV.V.(ヴイツー)とは違うコード継承者が「嚮主」として君臨していました。シャムナは元々「先読み」ができるギアスを有しており、それによって祖国を導いてきました。ギアス能力が突如変性しましたが、ギアスは使えるので「ギアス能力者のなりそこないではない」と考察できます。
考察②達成人のなりそこない
ブリタニア帝国のシャルル皇帝は、コード継承者である双子の兄・V.V.によってギアス能力「記憶を書き換える力」が発現しました。C.C.が去ったギアス嚮団の現・嚮主として君臨するV.V.は、後に弟・シャルルに見限られ、コードを奪われてしまいます。コードを奪い取った者を「達成人」と呼び、「ファルラフ」を築いた始祖である旧・嚮主からコードを継承(どのようにして継承したかは不明)したシャムナはコード継承者となります。
コード継承者には、自身の肉体にコード継承者の証である刻印(ギアスの紋章)が浮かび上がるので、下腹部(C.C.は額、ルルーシュは首元)にその刻印があるシャムナは無事に達成人となったことを示し、「達成人のなりそこないではない」と考察できます。
考察③コード継承者のなりそこない
ギアス能力者はコード継承者からコードを受け継いだり、強制的に奪ったりして自身がコード継承者になってしまうと引き換えにギアス能力を失ってしまいます。しかし、コード継承者となったシャムナは「先読み」のギアスを失ったにも関わらず、「先読み」が変性した「無限新生」のギアスが使えるようになります。ギアスを失わずに新たなギアスを手に入れたシャムナは、Cの世界で遭遇したC.C.に「なりそこない」なのかと問われます。
質問を投げかけられたシャムナは、C.C.に自身のギアス能力の変性と「なりそこない」であることを告げるのでした。その原因について、Cの世界の理が乱れていたせいで起こったのだとC.C.は答えます。従って、シャムナはコード継承者になったにも関わらず、ギアス能力が使える「コード継承者のなりそこないである」と言えます。
シャムナのアニメ声優
ここからは、ジルクスタン王国の聖神官・シャムナのアニメ声優についてご紹介いたします。シャムナの声を担当するのは、誰もがご存じのあの有名なベテラン声優です。大変聞き覚えのある声で、声優だけでなく女優など幅広い役を演じています。テレビでもお馴染みの顔ですので、どうぞお楽しみ下さい。
戸田恵子のプロフィール
- 名前:戸田恵子(とだけいこ)
- 旧芸名:あゆ朱美(あけみ)
- 生年月日:1957年9月12日
- 血液型:O型
- 身長:154cm
- 出身地:愛知県
- 職業:声優、女優、ナレーター、歌手、タレント
- 所属事務所:㈱ルックアップ
戸田恵子の主な出演作品
【テレビアニメ】
- 機動戦士ガンダム(マチルダ・アジャン役)
- ベルサイユのばら(カトリーヌ役)
- 伝説巨神イデオン(カララ・アジバ役)
- 新竹取物語 1000年女王(雨森始役)
- 新・ど根性ガエル(山中ヨシコ役)
- キャッツ♥アイ(来生瞳役)
- ゲゲゲの鬼太郎(第3作/鬼太郎役)
- それいけ!アンパンマン(アンパンマン役)
- ルパン三世 愛のダ・カーポ~FUJIKO'S Unlucky Days~(ロザリア役)
- きかんしゃトーマス(トーマス役)
【テレビドラマ】
- ショムニ(シリーズ/徳永あずさ役)
- お水の花道、新・お水の花道(港乃よおこ役)
- HERO(2001年/国会議員秘書・森脇加奈子役)
- ちゅらさん(下柳聡子役)
- 純情きらり(松井かね役)
- なつぞら(煙カスミ役)
- 徳川綱吉 イヌと呼ばれた男(桂昌院役)
- バンビ~ノ!(野上京子役)
- 5→9~私に恋したお坊さん~(桜庭恵子役)
- 遺留捜査(第4シリーズ/佐倉路花役)
シャムナに関する感想や評価
さて、ここからは声優・戸田恵子が熱演したシャムナの話題に触れてみましょう。「シャムナに関する感想や評価」と題して、主にTwitter上からその評価を集めてみました。どのような感想や評価が持たれているのか気になる方は、是非チェックしてみて下さい。
知っておきたいコードギアス。
— エンデ (@endeternal00) February 25, 2019
シャムナ=アンパンマン(CV.戸田恵子)#コードギアス #復活のルルーシュ#コードギアス復活のルルーシュ#シャムナ#ナムジャララタック 🤦♀️🤦♂️ pic.twitter.com/ktA6ZrKhof
声優・戸田恵子は、数多の声優陣の中でもキャリアのある有名な名声優として知られています。中でも有名な出演作品と言えば、ちびっ子たちに大人気のキャラクター「アンパンマン」や「ゲゲゲの鬼太郎」の声を務めていることで有名となっています。
そんな数あるキャラクターの中で既に定着したイメージを持つ声優・戸田恵子ですが、実は幼いキャラクターだけではなく、シャムナのような大人の女性の役もこなせるところに驚いたというファンがいるようです。
#コードギアス復活のルルーシュ
— sei (@sei_channmako) February 8, 2020
見終わりました。
バトルの迫力、頭脳戦、ギアス好きとしては充分な完成度でした。
ただCの世界の部分が謎すぎるし都合良すぎる。
頭脳戦も後半は大事なとこ以外全部省略した感じになってた。 pic.twitter.com/Eivxt92I94
劇場版『コードギアス 復活のルルーシュ』に登場するジルクスタン王国の聖神官・シャムナの感想や評価をTwitter上で調べてみると、意外にも目立つ評価は見つかりませんでした。ネット上にはシャムナのギアスに関する話題はありますが、Twitter上では意外にも話題にされていないようです。
それよりも本作の内容に関する話題ばかりが目立ちました。読者による熱い内容の感想が多く、この映画を待ち望んでいたファンの様子から、人気の高さが窺えます。
#コードギアス復活のルルーシュ
— ズッキー (@zukki0709) December 9, 2019
10分視聴中断。
ん?どーゆーこと?
ルルーシュ生きてるやん。
やば、絶対面白い。
Blu-rayだから画質もヤバい。
続き見よ#コードギアス #アニメ好きと繋がりたい #アニメ好きな人と繋がりたい
2000年代を代表する大人気テレビアニメとなった『コードギアス』シリーズは、その人気の高さから劇場版も3作品にまで及ぶ人気ぶりで、とにかく話題を集めました。主人公のルルーシュ・ランペルージが親友・枢木スザク扮する「ゼロ」に打たれてこの世を去って以降、「ルルーシュ・ロス」になるファンや読者が続出しました。ルルーシュ復活を待ち望む声が多く聞かれ、遂に待望の復活を果たした今回の劇場版の評価は相当なものです。
シャムナまとめ
劇場版『コードギアス 復活のルルーシュ』は、制作が決定してから上映が公開されるもの間、多くのファンたちが待ちに待ち望んでいた待望の作品です。それもそのはず、本作で遂に悲劇の主人公・ルルーシュが復活を果たすのです。そんな期待の劇場版最新作に登場するジルクスタン王国の聖神官・シャムナについて、最後にまとめていきたいと思います。シャムナは本作のキーパーソン的なキャラクターであり、言うまでもなくギアス所持者です。
未来を見通すことができるギアス「先読みの力」で、戦争でしか成り立たない軍事国家である祖国を予言(先読み)で導いてきました。身体が不自由な弟・シャリオは、KMFに乗り込み敵と戦う軍事を指揮する国王です。傷付きながらも懸命に戦う弟と先行きのない国を救うべく、シャリオはコード継承者となり、Cの世界にアクセスしようと目論みます。Cの世界のバランスが乱れたことで、シャムナのギアスは「無限新生の力」へと偶発的に変性します。
変性した新しいギアスは「無限新生の力」となり、自身が死ぬことでギアス能力が発動し、6時間前の時間にその時の記憶を保持したまま、時を遡ることができるタイムリープ能力となりました。つまり、シャムナには「死に戻り」能力が身に付いたという訳なのです。この能力で優位に立つジルクスタン王国側に、戦略の天才・ルルーシュはどう立ち向かうのか…?詳しい内容は是非、本作を直接ご覧になってみて下さい!