【黒子のバスケ】紫原敦がゾーンに入れた理由は?驚異の身体能力や性格も考察

「黒子のバスケ」に登場する紫原敦は、秋田県所在の陽泉高校バスケットボール部でセンターを務める身長2mを超える選手です。帝光中学時代はキセキの世代の1人として黒子たちと共にコートにたちました。バスケットボールは向いているからやっているだけであり、決して好きではないと口にしていました。そのため、ゾーンには入れないと思われていましたが、ウィンターカップ誠凛高校との試合終盤でゾーンに入ります。この記事では、紫原敦がゾーンに入れた理由や、かっこいい名言などを紹介していきます。

【黒子のバスケ】紫原敦がゾーンに入れた理由は?驚異の身体能力や性格も考察のイメージ

目次

  1. 紫原敦とは?
  2. 紫原敦がゾーンに入れた理由
  3. 紫原敦の驚異の身体能力・性格や過去・今後
  4. 紫原敦のかっこいい名言や名セリフ集
  5. 紫原敦に関する感想や評価
  6. 紫原敦のゾーンまとめ

紫原敦とは?

紫原敦は、キセキの世代の1人であり、秋田県にある陽泉高校バスケットボール部でセンターを務めるかっこいい選手です。陽泉高校は、紫原敦を含め身長2mを超える選手が3人おり、ディフェンス型のチームとして知られています。陽泉高校の監督は、元全日本代表選手でもある荒木雅子です。紫原敦の身長は2mを超え、筋力もあり手足も長く反射神経もずば抜けています。

キセキの世代エース・青峰大輝ですら、彼から点をとるのは難しいと発言しています。ディフェンスだけでなくオフェンスも得意としており、力強く回転してダンクを決める破壊の鉄槌 (トールハンマー)というシュート技も持ちます。

バスケットボール選手としての才能に恵まれていますが、向いているからやっているだけで好きではないといいます。理由はどうであれ、やる気や熱意はあるけれどセンスや才能のないバスケットボール選手のことは毛嫌いしており、度々辛辣な言葉を投げかけています。非常に素直かつマイペースであり、バスケットボール以外のネジはゆるいと黒子テツヤにも評されています。

黒子のバスケの作品情報

黒子のバスケの概要

「黒子のバスケ」は、集英社が刊行する少年誌「週刊少年ジャンプ」で2009年2号から2014年40号まで連載されていたバスケットボール漫画です。舞台化や小説化、ゲーム化など様々な媒体で取り上げられた人気作であり、このマンガがすごい! 2012年版男性部門6位、第12回東京アニメアワードテレビ部門優秀作品賞などの受賞歴があります。

アニメーション制作をプロダクションI.Gが担当したテレビアニメは、第3期まで制作・放送されました。続編として、「黒子のバスケ EXTRA GAME」が季刊誌「少年ジャンプNEXT!!」で2014vol.6から2016vol.1まで連載されました。本作は、アメリカのストバスチーム・ジャバウォックとキセキの世代、火神大我らが対戦する物語となります。

黒子のバスケのあらすじ

帝光中学校は、バスケットボールの強豪として名高い学校でした。10年に1人の天才が5人集まった世代はキセキの世代と呼ばれ、周知されるようになります。パスを専門とした幻の6人目としてキセキの世代と共に戦ってきた黒子テツヤは、新設されて間もない私立誠凛高校へと進学します。そこで、キセキの世代と同等の実力を持つ天才プレイヤー・火神大我らチームメイトと共に全国制覇を目指します。

紫原敦のプロフィール

紫原敦は、帝光中学校キセキの世代の1人で、高校は秋田県にある陽泉高校に進学しました。紫原敦の血液型はO型、誕生日は10月9日、星座は天秤座です。高い身長と長い紫色の髪が特徴です。バスケットボールのポジションはセンターです。性格は素直でマイペースかつめんどくさがりです。お菓子が大好きで、趣味には駄菓子屋めぐりをあげています。嫌いな食べ物は人参、特技は射的や金魚すくいです。

過去に大好きなお菓子をとられた経験から、カラスを嫌いなものにあげています。バスケットボールは好きではありませんが、才能があるからやっているといいます。逆に理由はどうであれ才能がないのにやる気がある熱血タイプを嫌っています。委員会は、保健委員会に所属しています。勉強はできる方で、得意な科目は物理です。手先の器用さを必要とすることや、歌唱などは苦手としています。

陽泉高校バスケ部監督の荒木雅子のことは「まさ子ちん」、チームメイトの氷室辰也のことは「室ちん」、唯一言うことを聞く赤司征十郎のことは「赤ちん」、緑間真太郎のことは「ミドチン」、黒子テツヤのことは「黒ちん」  黄瀬涼太のことは「黄瀬ちん」 、青峰大輝のことは「峰ちん」、 元マネージャーの桃井さつきのことは「さっちん」とそれぞれ呼んでいます 。

一方で、火神大我や木吉鉄平のような苦手な熱血タイプは、あだ名ではなく苗字で呼んでいます。家族は、両親の他に兄3人と姉が1人います。好きな女性のタイプは、背の高い女性と回答していました。アニメで紫原敦役を演じた声優は、鈴村健一でした。

紫原敦の身長

帝光中学校入学したばかりの紫原敦の身長は、入学時で186cmもありました。その身長の高さから、部からすぐスカウトを受けています。陽泉高校に入った後の身長は、208cmです。身長が高いだけでなく筋力もあり、手足が長く反射神経もあるため、3Pライン内側全域を守備範囲としています。

黒子のバスケ アニメ公式サイト

紫原敦がゾーンに入れた理由

紫原敦はゾーンに入れた?

「黒子のバスケ」におけるゾーンとは、限られた天才プレイヤーのみが入れる集中状態のことを指します。この状態になると、目から光線のようなものが描かれます。偶発的に入れるものですが、例外として青峰大輝と赤司征十郎の2人は自分の意思で入ることができます。ゾーンに入ると身体能力が全て引出され、全神経がプレーに集中します。ゾーンに入るためには、バスケットボールが何よりも好きなことが必須条件となります。

しかし、紫原敦は、バスケットボールは背が高く才能もある自分に向いていたスポーツだからやっているだけで、決して好きではないと発言していました。天才的な才能を持ちながらもゾーンに入れる条件が満たされていないため、誰もが紫原敦がゾーンに入ることはないと予想していました。しかし、ウィンターカップで誠凛高校と試合した時、紫原敦はゾーンに入りました。

紫原敦がゾーンに入れた・バスケに夢中になれた理由

紫原敦がはじめてゾーンに入ったのは、ウィンターカップで誠凛高校と試合した時でした。誠凛高校バスケットボール部のエース・火神大我はゾーンに入ります。最初は陽泉高校から点をとるのに苦戦し点差が開いていましたが、終盤でようやく4点差に縮まり勝てる可能性もでてきます。しかし、ゾーンに入った火神大我を止められないことにいじけた紫原敦は、やる気をなくし交代して欲しいといい出します。

怒った氷室辰也は、紫原敦を殴りつけます。このことがきっかけとなり、紫原敦は髪を結んでやる気を出し、最後までコートにたち戦うことにします。終盤では体力回復に務めていた木吉鉄平も戻り、陽泉高校との点差は後1点になります。ここで、紫原敦はついにゾーンに入りました。

しかし、今までの試合で疲労が溜まっていたこともあり、シュートを決めることができず陽泉高校は敗北し悔し涙を流します。嫌いだと口にしていたバスケットボールでしたが、心のどこかに好きな気持ちがあったものと推測されます。黒子テツヤも、紫原敦が本当にバスケットボールを嫌いなわけがないと発言していました。

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紫原敦の驚異の身体能力・性格や過去・今後

紫原敦の驚異の身体能力

紫原敦は、身長208cmの大型選手であり、手足も長く筋力もあります。反射神経も高いため、3Pライン内側全てを守備範囲としています。キセキの世代のエース・青峰大輝も、紫原敦から点をとるのは難しいと発言していました。

負けず嫌いな性格のため、ディフェンスよりもオフェンスの方が得意としています。シュート技である破壊の鉄槌 (トールハンマー)は、回転しながらダンクを決めるもので、周囲にいる選手を吹き飛ばすほどの威力を持ちます。普段のマイペースさからとは打って変わって、凛々しく活躍する姿もかっこいいと評判です。

紫原敦の性格

紫原敦は、基本的に人の言うことは聞かず、マイペースで面倒くさがりです。バスケットボール以外のネジがゆるく、負けず嫌いで子供じみた挑発に乗る幼いところもあります。こうした性格からディフェンスよりもオフェンスの方が得意としています。裏表のない素直で純粋な性格のためか、黒子テツヤからは人間としては好きと評されています。

バスケットボールは好きではありませんが、才能があるからやっているだけといいます。一方で、才能やセンスがないのにやる気があるタイプを嫌っています。そのため、バスケットボールは好きだけれど能力が開花せず、独自の戦い方を見出すのに時間がかかった黒子テツヤとは、意見が衝突しがちでした。

紫原敦の過去

紫原敦がバスケットボールをはじめた理由は、ミニバスに勧誘されたからでした。帝光中学校では、1年生にしてすぐにスタメンとなります。中学2年生の時に、他のキセキの世代同様才能が開花しはじめました。キセキの世代は有名になり、学校側も宣伝になるからという理由で勝利至上主義的な方針に変わり、監督は試合に勝てるなら練習にはでなくてもいいと青峰大輝にいいます。

紫原敦は、試合に勝てればいいなら自分も練習にはでたくないとキャプテンの赤司征十郎にいいます。今まで赤司征十郎には勝てないから彼の言うことは従順に聞いてきました。しかし、才能が開花し自信がついたこともあり、はじめて彼に反抗しました。2人は1on1でどちらが強いか勝負しますが、後一歩のところで赤司征十郎の能力が目覚め、紫原敦は敗北します。

紫原敦の今後やその後

「黒子のバスケ」続編に、季刊誌「少年ジャンプNEXT!!」で連載されていた「黒子のバスケ EXTRA GAME」があります。本作は、アメリカのストリートバスケチーム・ジャバウォックとキセキの世代や火神たちが対戦する物語となっています。

紫原敦は、その長身から無意識に周囲に遠慮したプレーをしていました。しかし、この試合で、自分よりパワーも技術もあるジェイソン・シルバーと対戦し、はじめて全力でぶつかって試合ができることを心から楽しむ様子があります。黒子テツヤは、その様子を自分より強い選手と戦う火神大我に似ていると評していました。

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紫原敦のかっこいい名言や名セリフ集

紫原敦の名言①「不愉快すぎて吐きそうだ…」

不愉快すぎて吐きそうだ。お前らみたいなのが蠢いてるのは

紫原敦のかっこいい名言1つめは、ウィンターカップで黒子テツヤらがいる誠凛高校と対戦した時に登場した名言です。紫原敦は、バスケットボールは好きではありませんが、抜きんでたセンスや才能があるからしていました。しかし、センスも才能もないのに熱意がある選手のことを嫌っています。誠凛高校バスケットボール部の選手たちに苛立った紫原敦は、この名言を口にしました。

紫原敦の名言②「結局でかい奴が勝つようにできてる…」

結局でかい奴が勝つようにできてる それがこのクソスポーツの根本だろ

紫原敦のかっこいい名言2つめは、バスケットボールに関する名言です。紫原敦は、バスケットボールが好きではありませんが、恵まれた体格とセンス、才能を持ち合わせている理由があるからやっているといいます。バスケットボールは、身長が高い選手が有利なスポーツであり、理由はどうであれ熱意を持って取り組む選手たちに向けてこの名言を口にします。

紫原敦の名言③「そもそもバスケなんて欠陥競技じゃん…」

そもそもバスケなんて欠陥競技じゃん ゴールは3mの宙にある その時点で公平(フェア)なんて言葉はないんだよ

紫原敦のかっこいい名言3つめは、バスケットボールの不平さを語ったものです。ウィンターカップで誠凛高校と試合した時、紫原敦は理由はどうであれバスケットボールに情熱を持って取り組む選手たちに苛立ちを覚えます。破壊の鉄槌 (トールハンマー)でシュートを決めた紫原敦は、この名言を口にしました。

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紫原敦に関する感想や評価

本編に続く物語の「黒子のバスケ EXTRA GAME」では、火神大我やキセキの世代たちがアメリカのストバスチーム・ジャバウォックと試合します。紫原敦と相手選手のジェイソン・シルバーとの1on1のシーンもあります。白熱したこのシーンもかっこいいと評判でした。

紫原敦は、2mという高身長で、高いセンスとパワーも持ち合わせた天才バスケットボールプレイヤーです。しかし、バスケットボールは好きではないと発言しており、ゾーンには入れないと思われていました。ウィンターカップ誠凛高校とのにおいてはじめてゾーンに入り、本当はバスケットボールが好きだったことも判明します。敗北した時は悔し涙を浮かべており、このシーンに感動したといった意見も多くありました。

紫原敦は、チームメイトの氷室辰也に連れられ、ウィンターカップ決勝戦を見にきていました。帰りたがる紫原敦を引き止めるため、氷室辰也は彼の大好きなお菓子を渡しています。お菓子を受け取った紫原敦は、そのまま試合観戦をしていました。試合ではかっこいい活躍シーンが多くありますが、素直で子供っぽいところもかわいいと人気があります。

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紫原敦のゾーンまとめ

「黒子のバスケ」紫原敦のかっこいい魅力や名言、かっこいい能力、ゾーンに入れた理由などを紹介してきました。バスケットボールは好きじゃないと発言してきましたが、心のどこかで好きな気持ちを持っていた様子がうかがえます。その後の「黒子のバスケ EXTRA GAME」での活躍も好評でした。

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