2020年09月09日公開
2020年09月09日更新
【黒子のバスケ】降旗光樹の地味だけど人気キャラ?活躍シーンやアニメ版声優も
「黒子のバスケ」に登場する降旗光樹は誠凛高校の1年生で地味キャラとして知られていますが、ファンの間では密かな人気を誇っています。今回はそんな降旗光樹のかっこいいと評判の活躍シーンや名言・名セリフを紹介し、アニメ版声優の水谷直樹さんについてみていきます。さらに、降旗光樹のかっこいい・かわいい魅力を紹介し、その性格やプレイスタイル、赤司征十郎との関係などを考察していきます。
降旗光樹は地味だけど人気キャラ?
黒子のバスケの作品情報
今回は「黒子のバスケ」に登場するかわいくてかっこいいと人気の地味キャラ・降旗光樹のかっこいい活躍シーンや名言・名セリフを紹介し、アニメ声優の水谷直樹さんについてみていきます。また、降旗光樹とキセキの世代の1人である赤司征十郎との関係や、降旗光樹の性格、プレイスタイル、評判のキャラソンやグッズについてもみていきます。まず、ここでは「黒子のバスケ」の作品情報を紹介していきます。
黒子のバスケの概要
「黒子のバスケ」は藤巻忠俊先生によって描かれた高校バスケを題材にした学園スポーツ漫画で、2009年〜2014年の期間に週刊少年ジャンプで連載されていました。そして、アニメも2012年〜2015年の期間に第1期〜第3期がMBSなどの放送局で放送されました。さらに、2016年には「黒子のバスケ」のウインターカップのエピソードの総集編として劇場版アニメ3部作が公開されています。
また、原作漫画「黒子のバスケ」の本編の続編として「黒子のバスケ EXTRA GAME」も2014年〜2016年にかけて「少年ジャンプNEXT!!」で連載されていました。この続編では黒子テツヤ、火神大我、キセキの世代のメンバーが一緒のチームで出場した試合が描かれており、これを原作とした「劇場版 黒子のバスケ LAST GAME」も2017年に公開されました。
黒子のバスケのあらすじ
強豪・帝光中のバスケ部に10年に1人の才能を持つ天才選手が5人揃い、彼らはキセキの世代と呼ばれ、無敗を誇っていました。そんな彼らも卒業後はそれぞれ別の高校に入り、彼らから一目置かれていた幻の6人目こと黒子テツヤは創部2年目の誠凛高校に入学。そこで、帰国子女の天才選手・火神大我と出会った黒子テツヤは2人で独自のプレイスタイルを編み出し、キセキの世代を倒すことと誠凛の日本一を目標に奮闘していきます。
降旗光樹のプロフィール
「黒子のバスケ」に登場する降旗光樹(ふりはたこうき)は、誠凛高校のバスケットボール部に所属する1年生で、身長は170cm、体重は60kgと小柄で、誕生日は11月8日、星座は蠍座、血液型はO型、愛称は「フリ」です。その容姿の特徴は三白眼に茶髪で、同じチームの2年生・小金井慎二と外見が似ているとよく言われます。家族構成は両親と兄の4人家族となっています。
そして、バスケ部ではポイントガード(PG)を任され、背番号は「12」、得意なプレイはスクリーンプレイです。さらに、趣味は鉄道で特技は早口言葉、オフは買い物に行くなどして過ごすことが多く、座右の銘は「縁の下の力持ち」。好物はオムライスで、主人公の黒子テツヤと同じ図書委員を務めています。そんな降旗光樹はビビリな性格で知られ、大勢の前に立つことを苦手としています。
また、好きなタイプは自分の世界を持っている女性で、バスケを始めたきっかけも「何かで日本一になったら付き合ってあげる」と好きな女性から言われたからです。
降旗光樹のかっこいい活躍シーンや名言
降旗光樹のかっこいい活躍シーン
降旗光樹はWC(ウインターカップ)の準決勝の海常高校戦で初めて試合に出場しました。悪くなった試合の流れを変えるため、監督は伊月俊と交代で降旗光樹を出場させたのです。
降旗光樹は突然の抜擢にビビりながらも何度も心の中で「落ち着け」と自分に言い聞かせていました。しかし、彼はコートに立った途端に極度の緊張のあまり、パニックを起こしてしまいます。そして、早速ボールを持ったまま転倒。海常高校側はなぜ伊月俊から降旗光樹に選手を交代させたのか、不思議がります。
しかし、この交代には監督なりの狙いがありました。監督は降旗光樹のビビリな性格について「それだけ用心深い」と語り、試合のペースを落とすために彼を抜擢したのでした。監督の狙い通り、降旗光樹は味方選手を助ける活躍で見事悪い試合の流れを断ち切り、自らシュートも決めます。このように、監督の抜擢に応えてチームに貢献した降旗光樹でしたが、この試合での活躍は降旗光樹本人にとっても大きな自信となりました。
降旗光樹のかっこいい名言や名セリフ集
「黒子のバスケ」作中で降旗光樹が発したかっこいいと評判の名言や名セリフの中でも、特にファンから支持されている名言・名セリフをここでは紹介していきます。
名言①「オレでも何かできることがあるんじゃないかって…」
降旗光樹の名言・名セリフ、1つ目は「オレでも何かできることがあるんじゃないかって…」です。降旗光樹がバスケ部を辞めようかと言い出す河原浩一に対して、他の1年生部員と一緒に励ましたシーンでのセリフです。河原浩一はチームメイトの黒子テツヤや火神大我、他の先輩部員たちと比べて、自分は練習についていくのもやっとでどれだけ頑張っても試合に出場できないかもしれないと嘆きます。
その発言に対し、降旗光樹は自分も同じように思ったことがあると告げながらも、黒子テツヤが身体能力が平均以下だったにも関わらず、独自のプレイスタイルを見つけ、レギュラーにまでなったことを挙げ、このセリフを言いました。
このセリフから、降旗光樹自身、黒子テツヤの凄さを認めながらも彼から勇気をもらったこと、このままレギュラー選手になれなかったとしても、自分にできることを見つけて自分を磨き、バスケ部の仲間とバスケをやり続けたいことなど、降旗光樹の強い意志が感じられる名言として知られています。
けど黒子見てると思うんだ。アイツもやっぱすげぇんだけど⋯オレでも何かできることがあるんじゃないかって。もし最後までベンチだったとしても⋯オレ、やっぱみんなとバスケやっていたい。辞めたら多分後悔する。
名言②「オレ…ほとんど…何もできなかったけど…」
降旗光樹の名言・名セリフ、2つ目は「オレ…ほとんど…何もできなかったけど…」です。悔しさでいっぱいの降旗光樹がベンチから黒子テツヤに対して発したセリフです。このセリフを受け、黒子テツヤは「…はい。ボクもです」と静かに返答していました。
黒子・・・オレ・・ほとんど・・何も出来なかった。まあ・・・わかってたんだけどさ・・。けど・・・悔しいよ・・・やっぱ
強くなりたい・・・もっと。みんなと一緒に戦えるように・・・・!
降旗光樹のアニメ版声優
水谷直樹のプロフィール
アニメ「黒子のバスケ」で降旗光樹の声を担当したのは声優の水谷直樹さん(上の画像の右側)です。降旗光樹のアニメ声優・水谷直樹さんは1985年2月26日生まれ、三重県出身で2008年から声優として活動しています。また、降旗光樹のアニメ声優・水谷直樹さんの所属事務所について、2012年3月まではマウスプロモーションに在籍していましたが、2014年10月からはワンダースペースに移籍しました。
水谷直樹の主な出演作品
降旗光樹のアニメ声優・水谷直樹さんの主な出演作品をみていくと、アニメでは「ハートキャッチプリキュア!」大塚たつや役、「ヨスガノソラ」「ギルティクラウン」「ダンボール戦機」「ささみさん@がんばらない」などです。ゲームでは「ガチトラ! 〜暴れん坊教師 in High School〜」「侍道4」「マクロストライアングルフロンティア」などです。
また、洋画・海外ドラマの吹き替えでは「ドラゴン桜(韓国版)」ホン・チャンドゥ役、「プライベート・プラクティス4」「ブラザーズ&シスターズ」「恋愛兵法」で、ラジオ番組「アクターズゲート メガ×ポジradio」にも出演していました。さらに、自主ラジオとして2012年10月からは「スリーオン○○!」の放送を行っていました。
降旗光樹のかっこいい魅力
かっこいい魅力①仲間思いな性格
「黒子のバスケ」の降旗光樹のかっこいい魅力、1つ目は仲間思いな性格です。主人公の黒子テツヤや火神大我の所属する誠凛高校のバスケットボール部の1年生において、降旗光樹はまとめ役のような存在です。部活のない日にストバス大会に出場する提案をするなどして、チームメイトを上手くまとめています。
さらに、同じ1年生でチームメイトの河原浩一が気弱になったときに福田寛と共に励ましの言葉をかけたり、誠凛高校のバスケットボール部の過去を知った降旗光樹はそれ以降、自ら勝って出て木吉鉄平にテーピングをしたりするなど、仲間思いな一面もあります。
しかし、降旗光樹にはビビリな一面があり、トレーニングの一環として相田景虎の提案でケイドロ(ドロケイ)をすることになった際には、警察役の小金井慎二から追いかけられ、泥棒役の彼は涙目になっていました。また、キセキの世代を目の前にして立ちすくんだり、試合に初めて出場したときも緊張し過ぎてコート上でこけてしまったりするなど、誠凛高校のバスケットボール部で一番のビビリとして知られています。
かっこいい魅力②目立たない?
「黒子のバスケ」の降旗光樹のかっこいい魅力、2つ目は目立たないところです。降旗光樹は他のレギュラー選手と比較して、実力が足りないところがあります。そのため、同じチームメイトの1年生河原浩一や福田寛と一緒に試合をベンチから応援している方が多いです。彼ら3人は1年生トリオと認識されており、原作でもアニメでも登場回は多いですが、主だった活躍があまりなく、目立たないことで知られています。
その一方で、降旗光樹と同じ1年生でありながら、主人公の黒子テツヤと彼の相棒である火神大我は誠凛高校のレギュラー選手であり、多くの試合に出場しています。そのため、1年生トリオの降旗光樹ら3人はこの2人との実力の差が圧倒的だとして悩んでいたこともありました。しかし、それでも彼らは腐らずに懸命に練習を重ね、ベンチでの応援も全力で行います。
その結果、努力が認められた降旗光樹は決勝戦で少しの時間ながら、とうとう試合に出場することが叶いました。また、降旗光樹はこの1年生トリオの中で、最も単独での言動が多く、作者からも「秀徳の宮地清志」や「陽泉の福井健介」と同様に地味な存在ながら人気の高いキャラであるとコメントされたほどです。
かっこいい魅力③プレイスタイル
「黒子のバスケ」の降旗光樹のかっこいい魅力、3つ目はプレイスタイルです。降旗光樹はそのビビリな性格ゆえに、良くも悪くも慎重で味方のピンチを察知する能力が高いと言われています。そのため、スローテンポなゲーム展開を作ることに長けたポイントガード(PG)として、試合の流れを変えたい時に起用されます。
また、降旗光樹はビビリな性格ですが、ここぞという場面ではきちんとシュートを決めることができ、メンタルが決して弱いわけでないことが証明されています。
かっこいい魅力④赤司征十郎との関係
「黒子のバスケ」の降旗光樹のかっこいい魅力、4つ目は赤司征十郎との関係です。降旗光樹はキセキの世代の1人である赤司征十郎と決勝戦で対峙し、彼のオーラに圧倒され、かなり怯えていました。同じくキセキの世代の1人の青峰大輝はその様子を「ライオンとチワワ」のようだと表現していました。
また、降旗光樹は試合以外でも赤司征十郎と出会っています。コミック27巻の巻末に収録されたおまけの4コマ漫画にて、誠凛高校のバスケットボール部の選手がクリスマスパーティーを楽しむ様子が描かれています。そこに相田リコの計らいにより、赤司征十郎がサプライズのゲストとして現れ、降旗光樹にプレゼントを渡しました。しかし、そんな状況でも降旗光樹は非常にビビっているのでした。
他にも、アニメ版の黒子テツヤの誕生日会のエピソードでも、降旗光樹がインターホンの音を聞いてドアを開けると、黒子テツヤの連れてきたキセキの世代のメンバーが勢揃いしており、降旗光樹はかなり動揺した様子で「あ、赤、赤、赤司…!」と悲鳴を上げ、気絶してしまいました。降旗光樹は日頃からビビリな性格ですが、このように赤司征十郎が絡むと気を失ってしまうほど怯えてしまうのでした。
さらに、赤司征十郎はエンディングで、降旗光樹に対して「また対戦できるといいね」と声をかけています。それに対し、降旗光樹は涙目になりながら「はい!是非!」と返事していまいました。このように、ビビりながらも降旗光樹は赤司征十郎と交流を深めていることが分かります。
かっこいい魅力⑤グッズ
「黒子のバスケ」の降旗光樹のかっこいい魅力、5つ目はグッズです。降旗光樹もほかのキャラとと同様にフィギュアやキーホルダー、缶バッチなどのグッズが発売されており、人気となっています。
かっこいい魅力⑥キャラソン
「黒子のバスケ」の降旗光樹のかっこいい魅力、6つ目はキャラソンです。降旗光樹は「セイシュンTIP-OFF!!~MVP降旗ver.」というキャラソン1曲だけしか出していませんが、歌詞からは彼のビビリな性格とそれでも自分にできることをしっかりとやっていこうという強い意志を感じると言われています。そして、降旗光樹を応援したくなるキャラソンとして知られています。
降旗光樹に関する感想や評価
☆降旗光樹生誕☆
— ぜのん( ◉ ◉ ) (@emperor354121) November 7, 2013
降ちゃんお誕生日おめでとう!!
降ちゃんかわいい!!
もっと出番増えて\(^o^)/
降ちゃんおめでとーーー!!!! pic.twitter.com/HbLZnR7J27
こちらは「黒子のバスケ」に登場する降旗光樹に関するツイートです。降旗光樹がかわいいと評価されており、もっと出番が増えてほしいという感想となっています。
降旗光樹イケメンとかわいいの限界突破してる
— 岸沢 (@kisizawa_zawa) February 9, 2015
こちらも「黒子のバスケ」に登場する降旗光樹に関するツイートです。降旗光樹が非常にイケメンでかわいいと絶賛されています。
海常戦と洛山戦の降旗くん試合シーン読み返して泣いてた…
— 清水泉 (@izumi0scs) November 29, 2019
こちらも「黒子のバスケ」に登場する降旗光樹に関するツイートです。海常戦と洛山での降旗光樹の活躍に感動したという感想となっています。
降旗光樹まとめ
いかがでしたか?「黒子のバスケ」に登場する降旗光樹のかっこいい活躍シーンや名言・名セリフを紹介し、アニメ版声優の水谷直樹さんについてみてきました。さらに、降旗光樹の性格やプレイスタイル、赤司征十郎との関係やグッズやキャラソンなどのかっこいい・かわいい魅力を紹介してきました。
普段は目立たずビビリな性格ながら強い意志があり、ここぞという場面では決めること、試合のテンポを遅らせることが得意なこと、赤司征十郎に対しては気絶するほどビビることなどが分かりました。地味キャラながらもファンから人気のある降旗光樹に皆さんもぜひ注目してみて下さい!