2020年09月07日公開
2020年09月07日更新
【黒子のバスケ】高尾和成の声優はだれ?能力「ホークアイ」や性格・名言も紹介
「黒子のバスケ」に登場する高尾和成は、東京都の強豪校・秀徳高校の選手です。ポジションはポイントガードであり、キセキの世代の1人・緑間真太郎の相棒でもあります。コート上を真上から見たように認識する鷹の目(ホークアイ)という特殊能力を持っていました。この記事では、「黒子のバスケ」秀徳高校の高尾和成の性格や名言、アニメの声優のプロフィールや声優のその他の出演作などを紹介していきます。
高尾和成とは?
「黒子のバスケ」に登場する高尾和成は、歴戦の王などの異名を持つバスケットボールの強豪校・秀徳高校の選手です。1年生にしてキセキの世代・緑間真太郎と同様スタメンに選ばれています。一方でバスケットボールに対する情熱やチームメイトの信頼関係も築いており、作中でも数多くの名言を残しています。
コートの広範囲を認識する鷹の目(ホークアイ)という特殊な能力を持っており、チームの司令塔としての役割も担います。明るいムードメーカーで、よく周囲をからかっては楽しんでいます。声優・鈴木達央が歌うキャラソンも人気があります。
黒子のバスケの作品情報
黒子のバスケの概要
「黒子のバスケ」は、集英社の人気漫画雑誌「週間少年ジャンプ」で連載されていたバスケットボール漫画です。作者は「前衛のアーチャー」や「ROBOT×LASERBEAM」などを手がけた漫画家・藤巻忠俊です。2009年2号から2014年40号まで連載され、コミックスは全30巻発売されました。その後、季刊誌「少年ジャンプNEXT!!」2014vol.6から2016vol.1まで全8話となる続編「黒子のバスケ EXTRA GAME」が掲載されました。
テレビアニメは、1期が2012年4月から9月、2期が2013年10月から2014年3月、3期が2015年1月から6月にかけて放送されました。その後2017年には「黒子のバスケ EXTRA GAME」を原作とした映画「劇場版 黒子のバスケ LAST GAME」が公開されました。アニメーション制作はテレビアニメ、映画共にプロダクションI.Gが担当しています。「黒子のバスケ」は、現在でも新作グッズが登場しており、根強い人気を誇ります。
黒子のバスケのあらすじ
帝光中学校は、バスケットボールの強豪校として有名な学校でした。10年に1人の逸材とされる天才プレイヤーが偶然にも5人集結した代があり、この代はキセキの世代としてもてはやされました。パスの技術を駆使してキセキの世代と共にコートに立った幻の6人目・黒子テツヤは、創設されて間もない私立誠凛高校へと進学し、新たなチームメイトと共に全国制覇を目指します。
高尾和成のプロフィール
高尾和成は、秀徳高校バスケットボール部でポイントガードを務める選手です。センターわけのサラサラとした黒髪を持ちます。キセキの世代ナンバーワンシューターの緑間真太郎の相棒であり、「真ちゃん」というあだ名で呼んでいます。洛山高校との試合では、緑間真太郎がシュートモーションの体制で空中から高尾和成にパスをもらい、そのまま3Pシュートを入れるというコンビネーションを生かしたプレーを披露しました。
コート全体を認識する鷹の目(ホークアイ)の持ち主です。これは、伊月俊が持つ鷲の目(イーグルアイ)よりも広い視野で見渡すことができる能力でした。そのため、黒子テツヤが使う視線誘導(ミスディレクション)が通用しません。得意なプレーには、ノールックパスをあげています。血液型はO型、11月21日生まれの蠍座です。身長は176cm、体重は65kg、背番号は10でした。
好物はキムチ、趣味にはトレーディングカードをあげています。面白いことが大好きなようで、よく人をからかっているシーンがあります。こうした性分のためか、静かにしてることを苦手なことにあげています。運動神経がよく、バク転を特技にあげています。保健委員に所属しており、得意教科は英文法です。家族は両親の他に妹が1人います。
高尾和成のアニメ声優はだれ?
鈴木達央のプロフィール
アニメ「黒子のバスケ」で高尾和成役を演じた声優は、たっつんなどの愛称で親しまれている鈴木達央でした。1983年11月11日生まれ、出生地は千葉県、育った場所は愛知県です。達筆であり硬筆四段、毛筆五段などの資格を持ちます。所属声優事務所はアイムエンタープライズ、趣味にはゲーム鑑賞や読書などをあげています。2020年1月に、歌手のLiSAと結婚しています。
2003年4月から9月にかけて放送されたスポーツ漫画「DEAR BOYS」に出演し声優として活動を開始します。ファミ通アワード2016男性キャラクターボイス賞などの受賞歴を持ちます。さらに、2005年1月にリリースされたファーストシングル「Just a Survivor」にて歌手デビューを果たします。翌年の2006年9月には、ファーストアルバム「Turn of my life」をリリースしています。
鈴木達央の主な出演作品
鈴木達央の主な出演作に、「獣装機攻ダンクーガノヴァ」加門朔哉役、「図書館戦争」手塚光役、「ポケットモンスターダイヤモンド&パール」ジュン役、「そらのおとしもの」守形英四郎役、「殿といっしょシリーズ」伊達政宗役、「バカとテストと召喚獣」坂本雄二役、「BLOOD-C」時真慎一郎役、「となりの怪物くん」吉田春役、「境界の彼方」名瀬博臣役、「ノブナガン」ジャック役、「ドリフターズ」菅野直役などがあります。
高尾和成の能力「ホークアイ」や性格
高尾和成の能力・鷹の目(ホークアイ)
高尾和成は、「歴戦の王」と呼ばれる秀徳高校バスケットボール部のスタメンであり、ポジションはポイントガードです。鷹の目(ホークアイ)という、コートを上から見たように広範囲を把握する特殊能力を持っています。
誠凛高校バスケットボール部の伊月俊が持つ鷲の目(イーグルアイ)よりもさらに広範囲を認識できます。そのため、相手のマークから逃れる黒子テツヤの視線誘導(ミスディレクション)が効きません。インターハイ東京都予選では黒子テツヤのマークにつき、誠凛高校を追い詰めました。
高尾和成の性格
高尾和成は、ひょうきん者で明るくよく喋るムードメーカー的な人物です。中谷仁亮監督が昔馴染みの景虎から「マー坊」と呼ばれていたのを聞いた時は、今度どさくさに紛れて呼んでみようと企んでいました。コミュニケーション能力も高く、初対面の人にも気さくに話しかけます。
場の空気を読むのも得意で、他人の感情や思考を感じとる能力にも長けています。強豪校のスタメンというだけあり試合ではプロ意識の高さや勝利への執着、仲間への熱い信頼なども描かれています。
高尾和成のかっこいい魅力
かっこいい魅力①緑間真太郎の関係
緑間真太郎の高尾和成の第一印象は、「軽薄そう」というものでした。秀徳高校バスケットボール部の練習は厳しいもので、毎日のように部員は減っていきました。緑間真太郎が放課後自主練している時、高尾和成も決まって居残り練習をしていました。高尾和成は、中学時代に緑間真太郎たちキセキの世代のいる帝光中学校に大敗していました。緑間真太郎の方は、高尾和成のことを覚えていませんでした。
緑間真太郎らキセキの世代にリベンジを誓った高尾和成でしたが、偶然にも2人は同じ高校に進学していました。チームメイトとして認めてもらうため、高尾和成は努力を続けます。当初はそれが張り合っているように見えていた緑間真太郎でしたが、いつしかチームメイトとして強い信頼をおくようになります。
キセキの世代キャプテンだった赤司征十郎のいる洛山高校との戦いでは、空中でシュートモーションに入った緑間真太郎に高尾和成がパスを渡し、そのまま3Pシュートを決めるというコンビネーション技を使い、点を重ねていきました。緑間真太郎と高尾和成は、秀徳の光と影とも呼ばれています。
かっこいい魅力②チャリアカー
高尾和成と緑間真太郎は、移動の際チャリアカーを使って登場します。信号待ちの時にジャンケンして、負けた方がチャリアカーを漕ぎ、勝った方が荷台に乗るというルールがあります。しかし、緑間真太郎はジャンケンが強いらしく基本的に高尾和成がチャリアカーを漕いでいます。その様子は、側から見ても目立つようで、通行人は興味深そうに振り返りながら見ていました。
かっこいい魅力③人気投票の結果
公式で行われた「黒子のバスケ」人気キャラクター投票で高尾和成は、第1回が7位、第2回が12位、第3回が3位といずれも上位にランクインしています。主要キャラクターに比べると登場回数は少ないものの、普段の明るく人懐っこい性格に加え、試合中の選手としてのプロ意識の高さなどを魅力にあげる人が多くいます。他にも、緑間真太郎との信頼関係あってこその息のあったプレーなどが人気の理由のようです。
かっこいい魅力④名言「初めて会った時から…」
高尾和成は、「黒子のバスケ」作中で数多の名言を残しています。こちらの高尾和成の名言は、インターハイ東京都予選で誠凛高校と試合した時に登場した名言です。高尾和成は、コートを上から見たかのように広範囲を認識する鷹の目(ホークアイ)という能力を持っています。この能力は、誠凛高校バスケットボール部の副キャプテン・伊月俊が持つ鷲の目(イーグルアイ)よりも性能が上であるとされています。
初めて会った時から思ってたんだよ。 オレとお前は同じ人種だって
監督は、黒子テツヤのマークを高尾和成に任せます。黒子テツヤのマークについた高尾和成は、この名言をいい負けたくないと闘争心を燃やします。鷹の目(ホークアイ)の能力によって、黒子テツヤの武器である視線誘導(ミスディレクション)は通用しなくなりました。視線誘導(ミスディレクション)を攻略されたことにより、誠凛高校は追い詰められることになります。
黒子テツヤと高尾和成は、性格は全く異なりますが、エースを支える影という同じ役割をになっています。黒子テツヤと火神大我は、誠凛の光と影と呼ばれています。一方で、高尾和成と緑間真太郎も、秀徳の光と影と呼ばれています。同じ人種であると感じた理由は、この役割によるものでした。高尾和成の負けず嫌いな性格や、バスケットボールに対するプロ意識の高さが感じ取れるかっこいい名言でした。
かっこいい魅力⑤キャラソン
「黒子のバスケ」高尾和成(声優・鈴木達央)のキャラソンも発売されています。2012年6月20日にリリースされた「TVアニメ黒子のバスケキャラクターソング SOLO SERIES Vol.5」は、高尾和成というキャラクターが現れた「セイシュンTIP-OFF!!~MVP高尾ver.」、高尾和成のプレースタイルが描かれた「F.O.V」、相棒の緑間真太郎のことを称えた「エース様に万歳」のソロ3曲が収録されています。
もう一つは、「TVアニメ黒子のバスケキャラクターソングDUET SERIES Vol.3」に収録されている緑間真太郎役の声優・小野大輔とのデュエット曲です。収録曲は、2人の仲の良さが感じられる「とある信者の果敢な毎日」、前を向いて成長していこうとする歌詞が魅力の「明日へ連れて」、チームメイトの信頼関係が現れた「セイシュンTIP-OFF!!~MVP光&影ver.side秀徳」の3曲になります。
高尾和成の声優に関する感想や評価
高尾の曲がかっこいいわ。鈴木達央さんがイケボすぎる!!初めて聞いたー♪( ´▽`)
— sEnRi (@sakura0902) July 18, 2012
アニメ「黒子のバスケ」で高尾和成役を演じた声優は、歌手としても活躍する鈴木達央でした。「境界の彼方」名瀬博臣役、「Free!」橘真琴役、「スカーレッドライダーゼクス」駒江クリストフ・ヨウスケ役などでも知られています。鈴木達央の声がかっこいいといった感想も多くありました。
高尾ちゃんのキャラソン聞いてテンション上がったので今日も頑張りましょ👏👏
— 柚珠 (@yuzu_suzuaya) August 27, 2020
高尾和成(声優・鈴木達央)のキャラソンは、ソロ楽曲の3曲が収録された「TVアニメ黒子のバスケキャラクターソング SOLO SERIES Vol.5」と、緑間真太郎とデュエットした3曲が収録された「TVアニメ黒子のバスケキャラクターソングDUET SERIES Vol.3」がリリースされています。テンポの良い楽曲が多く、テンションが上がるといった意見も多くあります。
緑間君と高尾君のキャラソン試聴してきたwwwwww 高尾君ラップカッコよすぎだろおおおおおおおおおおおおおおおおおお
— 綾瀬 (@akiimo_0502) September 23, 2012
「TVアニメ黒子のバスケキャラクターソングDUET SERIES Vol.3」は、相棒である緑間真太郎(声優・小野大輔)とのデュエット曲が収録されています。収録曲の一つである「とある信者の果敢な毎日」は、高尾和成(声優・鈴木達央)のラップがかっこいいと評判でした。
高尾和成の声優まとめ
「黒子のバスケ」高尾和成のかっこいい魅力や名言、声優・鈴木達央のプロフィールやその他の声優としての代表的な出演作などを紹介してきました。秀徳高校のキセキの世代の1人・緑間真太郎の良き相棒として活躍しています。