【ナルト】大筒木ハムラと日向一族の関係は?転生眼や強さ・名シーンも紹介

『NARUTO(ナルト)』には転生眼を持つ大筒木ハムラという人物が登場します。劇中で詳細はほとんど描かれなかったのですが、『陣の書』でハゴロモの弟であることが判明します。そして映画『THE LAST』やアニメオリジナルストーリーで大筒木ハムラについて詳しく語られ、ヒナタと関係があることも分かります。この記事では大筒木ハムラがどのような人物なのか、転生眼の強さや日向一族との関係性などを紹介します。

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目次

  1. 大筒木ハムラとは?
  2. 大筒木ハムラの家族や日向一族との関係・強さ
  3. 大筒木ハムラの名シーン・名言や名セリフ集
  4. 大筒木ハムラのアニメ声優
  5. 大筒木ハムラに関する感想や評価
  6. 大筒木ハムラまとめ

大筒木ハムラとは?

NARUTO(ナルト)の作品情報

大筒木ハムラとは『NARUTO(ナルト)』に登場するキャラクターです。異世界人である大筒木カグヤとテンジという人間の間に生まれた子どもです。多くは語られておらず終盤に登場したキャラクターなのですが、読者からは人気があります。ここではそんな大筒木ハムラについて詳しく紹介する前に、『NARUTO(ナルト)』の原作情報をまとめています。

NARUTO(ナルト)の概要

『NARUTO(ナルト)』とは岸本斉史によって15年間連載されていた漫画です。現在は全72巻で完結しているのですが、その後続編の『BORUTO(ボルト)』が、長年岸本斉史のアシスタントを務めてきた池本幹雄によって連載されています。『NARUTO(ナルト)』と『BORUTO(ボルト)』は漫画だけでなく、アニメ・映画・ゲームなど幅広いコンテンツで展開されている人気作品です。

NARUTO(ナルト)のあらすじ

『NARUTO(ナルト)』の主人公のうずまきナルトは九尾を封印された人柱力です。その九尾を十尾の復活を企むマダラに狙われ、ナルトの中の九尾を巡って第四次忍界大戦が勃発します。オビトを利用して六道仙人となったマダラでしたが、実はマダラもまた利用されていたことが判明します。マダラを利用していたのはかつて人間にチャクラを与えたといわれる大筒木カグヤだったのです。

大筒木ハムラのプロフィール

大筒木ハムラの誕生日は8月6日のしし座で年齢・体重・身長などは不明です。アニメでは185cmの7等身(青年期は6.9等身)で描かれています。母・カグヤ譲りの薄い水色の髪をもっており、額には角のようなものが生えています。兄のハゴロモから力を与えられるまではそこまでの強さはなかったものの、母譲りの白眼は使うことができました。

テレビ東京・あにてれ NARUTO-ナルト- 疾風伝

大筒木ハムラの家族や日向一族との関係・強さ

大筒木ハムラの家族

大筒木ハムラの母親は大筒木カグヤです。カグヤは異世界から来た者で、不思議な力を持っていました。そんなカグヤを捕まえたのが祖の国のテンジです。最初は敵国の刺客だと思われましたが、テンジはカグヤを保護することにしました。そんなカグヤの世話をするようになったのはアイノでした。平和を願うカグヤは最初こそ無口でしたが、やがてテンジやアイノには心を開いていきます。

しかし敵国に襲われたカグヤはアイノを守るために敵を殺してしまいました。平和主義のテンジは敵国と無駄な争いをしないように相手を殺せば首を切るとまで言った手前、カグヤを無視できなくなりました。テンジから命を狙われるようになったカグヤはアイノと共に神樹へと向かいます。アイノはこの時にカグヤが身ごもっている事を知り、カグヤを守って死んでしまいました。

アイノのおかげで神樹へとたどり着いたカグヤは絶望しながらもチャクラの実を食べ、テンジや敵国の人間達を「無限月読」にかけて自分がこの地を我が子と共に治めることを決意します。こうして生まれた双子が大筒木ハムラとハゴロモです。ハゴロモは兄で大筒木ハムラは弟です。

大筒木ハムラの生い立ちや幼少期

大筒木ハムラは双子の弟として生まれました。カグヤは「無限月読」をかけた後、何人かは記憶を消して何事もなかったかのように生活させていました。大筒木ハムラは地上を治めるカグヤの息子として人々から慕われていました。ハゴロモよりも力はありませんでしたが、それに嫉妬することなくむしろカグヤやハゴロモのことを尊敬していました。

大筒木ハムラと日向一族との関係

日向ヒナタはカグヤや大筒木ハムラと同じ白眼を使います。大筒木ハムラは外道魔像を見張るために月に行きましたが、その後月で暮らす大筒木ハムラの宗家がなんらかの理由で地上に戻り、そのままそこで暮らすようになったようです。『THE LAST』の小説版ではトネリが自由に地上へ行き来している姿も書かれているため、大筒木一族にとって月から地上への移動はさほど困難ではありません。

つまりヒナタは地上に残った宗家の血筋なので、大筒木ハムラの血を受け継いでいるというわけです。ヒナタの父や一部の宗家の者達は大筒木ハムラのことを知っていたようです。ちなみにハゴロモは白眼ではなく写輪眼を受け継いでいるので、ヒナタはハゴロモの子孫ではありません。

映画『THE LAST』では、大筒木ハムラとヒナタが精神世界で会うシーンがあります。その時は分家の末裔であるトネリの暴走を止めてほしいとヒナタに頼んでいました。

大筒木ハムラの転生眼や強さ

月に住処を移した大筒木ハムラは転生眼を開眼しました。転生眼を使って地上で人々がチャクラを正しく使えているのか見守っていました。転生眼はこのように元々は平和を守るためのものでした。しかしこの転生眼はただの目ではありません。子孫たちは千年もの間代々白眼の眼球を集め続け、大筒木ハムラの転生眼と共に封印することでエネルギーを溜めていました。

これにより転生眼は強大なエネルギーを持つようになります。その強さは地上で最強といわれている輪廻眼を上回るほどの強さがあります。この転生眼はヒナタ達日向一族の白眼と大筒木一族のチャクラをあわせることで開眼することができます。『THE LAST』でトネリはヒナタの妹のハナビから奪った白眼で輪廻眼を開眼させました。

その時はペインの重力を操る術のようにチャクラを使って物を動かしたり、六道仙人モードの時のような数珠が出現させるなど圧倒的な強さを見せていました。そんな強さを持つ転生眼ですが、宗家では大筒木ハムラの教えが受け継がれており、大筒木ハムラの死後もしばらくの間正しく扱われてきました。

しかし分家は間違った解釈をしたため、宗家と争うようになってしまいました。そして暴走した分家が転生眼を使って宗家を滅ぼしてしまいます。トネリはその分家の末裔でした。このように転生眼には単純な攻撃の強さだけでなく一族を滅ぼすほどの力もあります。ただ、滅ぼすだけでなくその名の通り蘇らせることもできます。その力は地球が滅んでしまっても回復させることができるほど強力です。

転生眼はいわば、地上の人々がチャクラを間違った使い方をして滅んだ場合の保険として開発されたものだといわれています。転生眼は滅ぼすほどの強さを持ち、それとは逆に蘇らせることもできる強さも持っている最強の瞳術なのです。ちなみに転生眼は『THE LAST』でヒナタとナルトがトネリを救出した時に消滅しますが、『BORUTO(ボルト)』ではボルトが転生眼を開眼させたのではないかといわれています。

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大筒木ハムラの名シーン・名言や名セリフ集

大筒木ハムラの名言①「俺は空から…」

『NARUTO(ナルト)』の大筒木ハムラには、「俺は空から…」という名言があります。この名言はアニメ682話で描かれました。682話ではいよいよカグヤとの戦いの決着がつきます。一時期カグヤに操られていた大筒木ハムラはカグヤの悲しい気持ちを感じ取っていました。その気持を無視できなかった大筒木ハムラは「六道・地爆天星」によって封印されて月となったカグヤの元で暮らすことを決めます。

この名言はその時にハゴロモに対して言ったセリフです。大筒木ハムラの心の優しさがわかる名言でした。最後にハゴロモから「たまには遊びに来い」と言われて二人は別れました。

俺は空から、兄者が作る世界を見守っているよ

大筒木ハムラの名言②「喋るカエルって…」

『NARUTO(ナルト)』の大筒木ハムラには、「喋るカエルって…」という名言があります。この名言はアニメ『NARUTO(ナルト)』の681話で描かれました。681話ではテンジと大筒木カグヤの間にできた双子が登場します。その双子が大筒木ハゴロモと大筒木ハムラです。二人は里の皆から慕われる存在で、ある時村人から助けてほしいと声をかけられます。

田んぼで水を巡って村人が喧嘩していると言うのです。話を聞くと、上流に田を持つ者が水を横取りしていると言います。しかし上流に住んでいる者は、いつものように田に水を引いただけだと言いました。大筒木ハムラとハゴロモは、今まできちんと下流の田まで水が来ていたのにいきなり川の水が足りなくなるのはおかしいと思います。

山の中には大きなクマがおり、最近でもけが人が出ていたため村人は安易に近づくことができませんでした。そこでカグヤの不思議な力を受け継いでいる大筒木ハムラとハゴロモが様子を見に山に入ることにします。すると山の奥の川の水を大きな岩が塞いでいるのを発見します。原因は分かったものの、前回山に入った時にはなかった岩がなぜこんなところに落ちているのかと二人は不思議に思います。

するとそんな二人に話しかける声が聞こえてきます。しかし周りに人は見当たらず、目の前にはカエルしかいません。最初はまさかカエルが喋るわけがないと思っていた二人でしたが、大筒木ハムラが白眼で隠れている人がいないことを確認します。腹話術ではなく実際にカエルが喋っていることに二人は驚きました。この名言はそんな驚いた大筒木ハムラのセリフでした。

大筒木ハムラが茶目っ気のある性格をしていることがよく分かるセリフです。ちなみにここで話しかけてきたカエルの正体は、後に大ガマ仙人といわれるようになるガマ丸でした。予知夢を見たガマ丸は二人に会うきっかけをつくるためにわざわざ川を大岩で塞いだのです。そして二人に神樹の危険性を語り、真実を知りたかったら峠の向こうを見てみるように言いました。

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大筒木ハムラのアニメ声優

江川央生のプロフィール

アニメ『NARUTO(ナルト)』で大筒木ハムラを演じている声優は江川央生です。江川央生とは1962年9月13日生まれの男性声優で、青二プロダクションに所属しています。アニメに限らず、特撮・ナレーション・吹き替えなど多数の作品に出演しているベテラン声優です。ちなみにアニメ『NARUTO(ナルト)』ではキラービー役も演じています。

江川央生の主な出演作品

江川央生の主な出演作品には『ハイキュー!!』の烏養繋心役、『からくりサーカス』の仲町信夫役、『モモキュンソード』の鉄鬼役、『ONE PIECE』のクロオビ役、『カイバ』のバニラ役、『銀魂』の西郷特盛役、『勇者指令ダグオン』の黒岩激役、『劇場版 どうぶつの森』のダルマン役、『刃牙』の柳龍光役、『7SEEDS』の柳踏青役、『炎神戦隊ゴーオンジャー』の炎神バスオン役などがあります。

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大筒木ハムラに関する感想や評価

大筒木ハムラとハゴロモがカグヤと戦ったストーリーはアニメオリジナルでした。これにより、二人がどのような青年期を送っていたのかが判明します。ハゴロモがガマ丸と修行をするようになってから何年か経ったような描写がありましたが、ハゴロモに比べて大筒木ハムラは全く老けていませんでした。おそらくハゴロモよりもカグヤの血を濃く受け継いでいるからなのではないかといわれています。

大筒木ハムラの青年期をアニメで観た方の中には、意外とお茶目な性格に驚いている方がたくさんいました。『陣の書』のプロフィールには性格欄のところに「厳格」と書かれているのですが、アニメでは厳格なだけでなく、お茶目で優しい性格をしていることが分かります。そんな大筒木ハムラの意志を分家は歪んだ解釈をしてしまったことで、その末裔のトネリも影響されてしまいました。

大筒木ハムラの子孫であるヒナタとナルトの子どものボルトには青い目が出現しました。この目については転生眼なのではないかという考察がされています。しかし転生眼は瞳の周りが白です。なぜボルトの瞳の周りは黒いのかについては、白眼と転生眼の複合型だからだといわれています。ちなみに通常の白眼は妹のヒマワリに受け継がれています。

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大筒木ハムラまとめ

『NARUTO(ナルト)』の大筒木ハムラはカグヤの子どもです。大筒木ハムラは兄のハゴロモと共にカグヤの暴走を止めました。そしてカグヤの悲しみを知った大筒木ハムラは、母と共にいることを選び月へと向かいました。その後転生眼で地上を見守ってきました。ヒナタはそんな大筒木ハムラの血を引く子孫でした。

『THE LAST』で転生眼は消滅しますが、ヒナタの息子であるボルトが転生眼を開眼したのではないかと考察されています。このように大筒木ハムラの血筋は長く受け継がれています。大筒木ハムラの活躍シーンはアニメの680話から682話と映画『THE LAST』で描かれているのでぜひ観てみてください。

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