2020年09月03日公開
2022年11月10日更新
【黒子のバスケ】ラストゲームのその後は?続編の可能性と内容を考察
「黒子のバスケエクストラゲーム」は、本編の続編にあたるコミックスで、前編後編の2巻で完結しています。その後、「黒子のバスケエクストラゲーム」を原作とした映画「黒子のバスケラストゲーム」は 2017年3月18日に公開されました。物語ラストで、火神はプロになるためアメリカの強豪校にいくことを決め、黒子たちと別れます。この記事では、ラストゲームのその後、火神やキセキの世代、誠凛高校バスケットボール部はどうなったのか考察していきます。
目次
黒子のバスケとは?
黒子のバスケの概要
「黒子のバスケ」は、「週刊少年ジャンプ」で2009年から2014年まで連載されていたバスケットボール漫画です。作者はゴルフ漫画「ROBOT×LASERBEAM」などを手がけたことでも知られる藤巻忠俊です。話数は276話、コミックスは全30巻になります。続編として、「黒子のバスケ・エクストラゲーム」があり、こちらは話数が8話、前編後編の2巻で完結しました。
アニメーション制作をプロダクションI.Gが担当したテレビアニメは第3期まで制作・放送されました。第12回東京アニメアワードテレビ部門優秀作品賞などを受賞しています。映画「劇場版・黒子のバスケラストゲーム」は、2017年3月18日に公開されました。その他にも小説化、舞台化、ゲーム化などあらゆる媒体で展開されました。
黒子のバスケのあらすじ
帝光中学は、バスケットボールの強豪校として知られていました。その中でキセキの世代と呼ばれた10年に1人の逸材とされる天才プレイヤー5人は、それぞれ別の高校へと進学します。視線誘導(ミスディレクション)という特殊技能を用いてパスを回しチームを支えた幻の6人目の選手・黒子テツヤは、新設されて2年目の私立誠凛高校バスケットボール部に入部します。
黒子のバスケのラストゲーム(エクストラゲーム)のその後
その後①誠凛高校のバスケット部
「黒子のバスケ」の最終巻に続く物語は、「少年ジャンプNEXT!!」に掲載された「黒子のバスケ・エクストラゲーム」です。コミックス「黒子のバスケ・エクストラゲーム」を元にした映画「黒子のバスケ・ラストゲーム」は、2017年3月18日に公開されました。
「黒子のバスケのラストゲーム(エクストラゲーム)」の内容は、アメリカのストリートバスケチーム・ジャバウォックと、キセキの世代たちが対戦するストーリーとなっています。コミックスは全2巻、話数は全8話です。映画では物語終盤で、火神は日本を離れ、アレックスの紹介でアメリカのバスケットボールの強豪校に行きプロを目指すことに決めます。
ここでは、「黒子のバスケのラストゲーム」のその後の物語を予想していきます。無冠の五将の1人である木吉鉄平は、怪我の治療のためアメリカに渡っていました。木吉と火神が抜けた穴は大きく、誠凛高校バスケットボール部がその後キセキの世代のいる強豪校に勝つのは難しいと予想されます。
そうなると、キセキの世代に対抗できる新たな選手が必要になります。有力な選手が突如入部し、新たな誠凛高校バスケットボール部として始動していくとのではないかといった、その後の展開を予想する声も多くありました。
その後②キセキの世代たちの成長
「黒子のバスケのラストゲーム(エクストラゲーム)」で火神やキセキの世代たちは、アメリカストリートバスケのチーム・ジャバウォックと対戦し勝利します。その後、キセキの世代たちはどのように成長していくのか考察していきます。赤司征十郎は、人格が2つに別れたことから、天帝の眼(エンペラーアイ)の能力が分散され、完全に効力を発揮できていませんでした。
赤司征十郎の後から生まれたもう1人の人格は、勝利のために消失し、天帝の眼(エンペラーアイ)は能力を最大限に発揮しました。その後はこの力をチームのために役立てていくと考察されます。紫原敦は、破壊の鉄槌 (トールハンマー)という跳躍してパワフルなダンクを決める技ができました。さらに成長して力をつけた場合は、他のオフェンスの技も登場するのではないかと考察されます。
緑間真太郎は、体制が乱されなければ確実にシュートをいれる超長距離(スーパーロングレンジ)3Pシュートという能力がありました。これ以上成長する場合、体制を崩されてもシュートを決められるようになるのではないかと考察する声が多くあります。青峰大輝は、「黒子のバスケのラストゲーム(エクストラゲーム)」の中でパスが下手であることを黒子から指摘されています。
規格外の強さを持つことから、今まで個人プレーを重視してきたためのものと考察されます。チームプレーを意識するようになったため、今後はパスの技術も成長する可能性があります。黄瀬涼太の能力は、完全無欠の模倣(パーフェクトコピー)です。「黒子のバスケのラストゲーム(エクストラゲーム)」作中では、この能力とゾーンを使いチームを支えましたが、体力の限界を迎え交代となりました。
さらに体力をつけ、これまでより長くこの能力を使えるようになるのではないかと考察する声も多くあります。映画「黒子のバスケ・ラストゲーム」で、火神はプロを目指すためアメリカの学校にいきます。誠凛高校に新たな有力選手が入部するといった展開になった場合、主人公の黒子テツヤはその人物の影となって活躍するのではないかといった考察も散見されました。
黒子のバスケが完結した理由や続編の可能性と内容
黒子のバスケが完結した理由
「黒子のバスケ」は、「週刊少年ジャンプ」の看板作品として有名でした。しかし、コミックスは全30巻と、過去の「週刊少年ジャンプ」の人気作品と比べると早く終わってしまいました。その後、本編の後日談となる「黒子のバスケ・エクストラゲーム」が季刊誌「少年ジャンプNEXT!!」に掲載され全2巻で完結しました。
作者の藤巻忠俊は、「黒子のバスケ」を描く中で漫画として少し大袈裟な部分はあっても、リアリティを大切にしていたといいます。創作物において、主人公が立ち向かう敵はどんどん強くなっていくというのは恒例です。公式公開された作者のコメントによると、長く続けていくとなると、リアリティを持たせたまま描くのが難しくなっていくからといった説明がありました。
黒子のバスケの続編の可能性と内容を考察
「黒子のバスケ」の続編にあたる映画「黒子のバスケのラストゲーム」のラストで、火神はプロを目指すため日本を離れ、アメリカの強豪校へ向かいます。作者はコミックス「黒子のバスケ・エクストラゲーム」の中で、また描きたい気持ちがわいてきたといった内容のコメントをしています。
続編があるかないかは現時点で不明ですが、もしある場合は、火神を中心に世界を舞台とした試合が描かれるのではないかと予想する声が多くあります。キセキの世代がその後どういった進路を選択するかは不明ですが、全員プロになった場合は、キセキの世代同士の白熱した対戦がまた描かれる可能性もあります。
黒子のバスケのキャラの人気ランキングTOP3
3位:黄瀬涼太
「黒子のバスケ」人気キャラクターランキング第3位は、黄瀬涼太です。神奈川県にある海常高校のバスケットボール部に所属しています。中学2年生からバスケットボールを始めますが、すぐにスタメンをとるほどの高いセンスを持っています。バスケットボールのポジションはスモールフォワード、6月18日生まれの双子座、血液型はA型です。高校生の時の身長は189cm、体重は77kgです。
好きな食べ物はオニオングラタンスープ、反対に嫌いな食べ物は過去に骨が刺さった経験からうなぎをあげています。家族は、両親の他に姉が2人います。整った容姿をしており、モデルの仕事もしていました。人懐っこくて明るく、女性からも非常にモテます。能力は完全無欠の模倣(パーフェクトコピー)で、一度見た対象者の動きを真似することができます。
「黒子のバスケのラストゲーム(エクストラゲーム)」では、この能力とゾーンを両方使用して活躍していました。アニメの声優は、劇団ひまわりに所属する木村良平が担当しています。幼い頃から子役として幅広く活躍しており、2009年4月から6月にかけて放送されたノイタミナ枠のアニメ「東のエデン」の主人公・滝沢朗役で一躍注目を集めます。
2位:黒子テツヤ
「黒子のバスケ」人気キャラクターランキング第2位は、キセキの世代幻の6人目として活躍していた黒子テツヤです。創設されてまもない東京都にある誠凛高校へ進学します。1月31日生まれの水瓶座、血液型はA型です。高校生の時の身長は168cm、体重は57kgです。甘いものが好きらしく、好きな食べ物にバニラシェイクをあげています。炭酸飲料が苦手で、嫌いな食べ物はコーラです。
読書が好きで、中でも文学作品を好んで読み、休日は図書館に行くことが多いといいます。得意科目も、古文や現代文です。得意なものは手品です。両親の他に祖母と一緒に暮らしています。礼儀正しく常識があり、存在感が薄く大人しいタイプです。明らかに自分より強い相手でも物怖じせず、不良に絡まれている中学生を助けようとするなど強い正義感を持っています。
「黒子のバスケのラストゲーム(エクストラゲーム)」でも、キセキの世代や火神たちと共にジャバウォックと対戦しました。アニメ「黒子のバスケ」で黒子テツヤ役を演じた声優は、小野賢章でした。幼い頃から子役として活躍しており、J・K・ローリング原作の「ハリー・ポッターシリーズ」でハリー・ポッター役の吹き替えをきっかけに、声優としての仕事も増加します。
1位:赤司征十郎
「黒子のバスケ」人気キャラクターランキング第1位は、赤司征十郎でした。キセキの世代キャプテンを務めていた人物で、進学先の洛山高校でも1年生にしてバスケットボール部キャプテンと生徒会長の座につきます。血液型はAB型、12月20日生まれの射手座、好物は湯豆腐です。非常に頭がよく全ての科目をこなし、将棋やチェスなど知略を巡らせるボードゲームを得意としています。
名家の1人息子で、厳格な父親に英才教育を施されて育ちました。優しかった母親の死をきっかけに、父親の教育はさらに厳しいものとなり、赤司征十郎の中に第2の人格が生まれます。「黒子のバスケのラストゲーム(エクストラゲーム)」では、2つの人格があることで能力が分散され、「天帝の眼(エンペラーアイ)」が完全に効力を発揮できていないことが判明します。後から生まれた人格はチーム勝利のため消失し1つに戻りました。
アニメ「黒子のバスケ」で赤司征十郎役を演じた声優は、神谷浩史でした。青二プロダクション所属、数多のセレモニーで賞を獲得しています。1994年に声優として活動をはじめ、2000年代から注目を集めるようになります。2007年からは小野大輔と共にラジオ「DearGirl~Stories~」のパーソナリティも務めています。2009年にリリースされたファーストアルバム「ハレノヒ」で歌手としても活動を始めます。
黒子のバスケのラストゲームのその後に関する感想や評価
黒子のバスケの続編(映画後)とかあったら観てみたい気もするけど、多分そうなるとNBA選手が出てきて、強さが異次元過ぎて「これは現実のバスケとは違うスポーツです」みたいな新テニプリ的展開になりそうだから、やっぱり続編は観たくないかも。
— ノック (@notenock) October 13, 2019
「黒子のバスケのラストゲーム(エクストラゲーム)」は、その後が気になるといった声も多くあります。しかし、続編があればリアリティがなくなってしまい、今までの「黒子のバスケ」の世界観が崩れてしまうだろうといった意見も多くあります。
で、また黒バスみてたけどこれから誠凛どうなるんや…
— ≧Sera≦@リアル世界に逃走中/低浮上 (@s0e3r0a4) July 31, 2018
火神いなくなったら誠凛勝てないんじゃ…
ラストゲームっていうくらいやからまじでラストなんかもしれないけど、火神にとって日本でやるゲームがラストってことなんか…?
これで終わったらモヤモヤがぁ…
映画「黒子のバスケ・ラストゲーム」では、ジャバウォックとの対戦後、火神がみんなにアメリカの学校に行ってプロを目指すことを打ち明けます。最後は、黒子と火神が別れをいうシーンが描かれていました。火神が抜けたその後、誠凛高校バスケットボール部はどうなるのか気になるといった感想も多くありました。
黒バスグッズ増えてるし、ロボレザも完結したし、黒子のバスケ続編しないかな〜〜続編ってか、原作に描ききれなかったストーリーとかでもいい。帝光含め各学校の体育祭文化祭日常の日々とか
— 茶 和 子。 (@sawakomaru00) September 6, 2018
「黒子のバスケのラストゲーム(エクストラゲーム)」の続編情報は、今のところありません。しかし、「黒子のバスケ」の新作グッズは、度々販売されています。続編に期待する声も多くあり、続編でなくても他のキャラクターを中心とした物語なども見てみたいといった意見も散見されました。
黒子の映画観てきて号泣した…
— かなちき (@kana10hase) March 20, 2017
本当に良かった。。。
映画見終わった後に、映画特典の缶バッチ開けたら赤司くんだった。
自引きしてますます泣いた。
本当に黒子のバスケは良い
もう、続編はないだろうな。
素敵なラストゲームでした
ありがとう、黒子のバスケ
映画「黒子のバスケ・ラストゲーム」では、火神が日本を離れてアメリカの強豪校に入りプロを目指すという形で終わりました。黒子と火神は、空港で別れを告げています。続編はないのではないかといった意見も多くあります。
黒子のバスケのラストゲームのその後まとめ
「黒子のバスケのラストゲーム(エクストラゲーム)」のその後やキセキの世代たちはどう成長していくのか、続編はあるのかなどを考察してきました。続編の情報は今のところありませんが、新作グッズなども度々登場していることなどから、期待する声も多くありました。