【黒子のバスケ】キャラの名前の元ネタ・法則は?各高校の由来と共通点を考察

「黒子のバスケ」に登場する帝光中学の天才バスケットボールプレイヤー・キセキの世代は、それぞれの名前に色名が入っており、黒子以外髪の色も名前に入った色であるという共通点がありました。キセキの世代の他にも、誠凛高校は主要キャラの名前に曜日名が入っているなど名前に法則性がありました。この記事では、各高校ごとに「黒子のバスケ」登場キャラクターの名前の由来や法則性、元ネタなどを紹介していきます。

【黒子のバスケ】キャラの名前の元ネタ・法則は?各高校の由来と共通点を考察のイメージ

目次

  1. 黒子のバスケとは?
  2. 黒子のバスケのキャラの名前の元ネタ・法則~キセキの世代・無冠の五将~
  3. 黒子のバスケのキャラの名前の元ネタ・法則~誠凛高校・海常高校~
  4. 黒子のバスケのキャラの名前の元ネタ・法則~その他~
  5. 黒子のバスケのキャラの名前に関する感想や評価
  6. 黒子のバスケのキャラの名前まとめ

黒子のバスケとは?

黒子のバスケの概要

「黒子のバスケ」は、「週刊少年ジャンプ」で連載されていた藤巻忠俊が手がけたスポーツ漫画です。2009年2号から2014年40号まで連載され、コミックスは全30巻にのぼります。アニメ「黒子のバスケ」は1期が2012年4月から9月、2期は2013年10月から3月、3期は2015年1月から6月に放送されました。アニメーション制作はプロダクションI.G、監督は「星刻の竜騎士」、「スタミュ」などの監督も務めた多田俊介です。

アニメの放送に合わせてインターネットラジオも配信されており、ラジオパーソナリティは「黒子のバスケ」主人公・黒子テツヤ役の小野賢章、火神大我役の小野友樹が務めました。アニメ3期に続く物語である映画「劇場版 黒子のバスケ LAST GAME」は、2017年3月に公開されました。

黒子のバスケのあらすじ

バスケットボール部の強豪校として知られる帝光中学に、天才的才能を持つ10年に1人の逸材が5人揃った世代がありました。この世代は、キセキの世代と呼ばれ試合では負け知らずでした。存在感が薄い高校生・黒子テツヤは、その個性を生かした視線誘導(ミスディレクション)の能力を身につけ、シックスマンとしてチームを支えてきましたが、その影の薄さ故に「幻」の存在として噂されていました。

黒子のバスケ アニメ公式サイト

黒子のバスケのキャラの名前の元ネタ・法則~キセキの世代・無冠の五将~

キセキの世代の名前の元ネタ・法則は色?

キセキの世代とは、バスケットボール部の強豪校として名高い帝光中学校に集結した10年に1人の天才たちのことを指します。黄瀬涼太は、中学からバスケットボールをはじめ凄まじい成長速度でスタメンをとり、一度見た他人のプレーを模倣することができる完全無欠の模倣(パーフェクトコピー)の能力を持ちます。シューティングガードの緑間真太郎は、体制を崩されなければ完璧に3Pシュートを決めることができます。

青峰大輝は、予測できない自由で規格外なプレーをします。赤司征十郎は、相手の心拍や筋肉などの情報からその後の動きを予測したりアンクルブレイクを引き出したりする天帝の眼(エンペラーアイ)という特殊な能力を持ちます。

紫原敦は背の高さを生かした隙のないディフェンスやゴールを壊すほどのダンクができます。黒子テツヤは視線誘導(ミスディレクション)で存在感を消してパスを回し味方を支えます。マネージャーの桃井さつきは情報収集能力に優れている他、選手の成長を予想して対策を考える頭の良さを持ちます。

キセキの世代と彼らの中学時代の関係者らは、名前に全員色名がついていることでも有名です。主人公の黒子テツヤは「黒色」、キャプテンの赤司征十郎はリーダーらしい「赤色」、エースの青峰大輝は「青色」、緑間真太郎は「緑色」、黄瀬涼太は「黄色」、紫原敦は「紫色」、マネージャーの桃井さつきは「ピンク色」です。黒子テツヤは水色の髪ですが、彼以外は色名通りの髪色になっています。

赤司の前に帝光中学バスケットボール部のキャプテンを務めていた虹村修造は「虹色」、帝光中学バスケットボール部の監督・白金耕作は「白」、黄瀬の前にスタメンに入っており素行の悪さから部を追い出された灰崎祥吾は「灰色」です。

無冠の五将の名前の元ネタ・法則は木の構成要素?

「黒子のバスケ」に登場する無冠の五将とは、キセキの世代に次ぐ実力を持つ5人の選手のことです。内3人は、京都府にある洛山高校にいます。洛山高校の無冠の五将の1人である葉山小太郎は、目で追うことができない高速のドリブルをする雷轟の(ライトニング)ドリブルが使えます。洛山高校の実渕玲央は、高い技術を持って「天」、「地」、「虚空」の3つの特殊なシュートを使い分けることで知られています。

洛山高校の根武谷永吉は特殊な能力などはありませんが、身長190cm、体重94kgという恵まれた体格を生かしたパワフルなプレーができます。霧崎第一高校の花宮真は、相手選手を精神的に追い込むプレーをする他、あらゆるパスを完璧にスティールする能力を持ちます。誠凛高校の木吉鉄平は、大きな掌を生かしボールを打つ方向を変更する後出しの権利などの能力を持ちます。

無冠の五将の名前の元ネタは、木の構成要素が由来であるとされています。洛山高校の葉山小太郎は「葉」、実渕玲央は「実」、根武谷永吉は「根」、霧崎第一高校の花宮真は「花」、誠凛高校の木吉鉄平は「木」です。誠凛高校バスケットボール部の主要メンバーも、名前に曜日名がついているという法則があり、木吉鉄平はこちらにも当てはまっています。

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黒子のバスケのキャラの名前の元ネタ・法則~誠凛高校・海常高校~

誠凛高校の名前の元ネタ・法則は曜日?

誠凛高校とは、「黒子のバスケ」主人公の黒子テツヤと火神大我のいる創設されて2年目の新しい学校です。そのため、3年生はおらず1年生と2年生のみのチームになります。黒子と火神が入学する昨年度は、インターハイ東京都予選の決勝まで勝ち進みました。無冠の五将の1人でもある木吉鉄平がいることでも知られています。誠凛高校バスケットボール部の選手は、名前に曜日が入っているという法則があります。

キャプテンの日向順平は「日曜日」、ポイントガードの伊月俊は「月曜日」、エースの火神大我は「火曜日」、センターの水戸部凛之助は「水曜日」、前年度エースだった無冠の五将の1人・木吉鉄平は「木曜日」、高校からバスケットボールをはじめた小金井慎二は「金曜日」、パワーフォワードの土田聡史は「土曜日」です。

誠凛高校バスケットボール部には、他にもマネージャーと監督を務める2年生の相田リコ、1年生の黒子テツヤ、センターの福田寛、ポイントガードの降旗光樹、スモールフォワードの河原浩一、顧問教師の武田健司がいますが、彼らの名前の由来や法則は不明です。

海常高校の名前の元ネタ・法則は川?

「黒子のバスケ」に登場する神奈川県にある海常高校は、選手の苗字が川の名前になっているという法則があります。キセキの世代の黄瀬涼太は静岡県御殿場市にある「黄瀬川」、早川充洋は神奈川や山梨県等にある早川、森山由孝は鹿児島県志布志市にある森山川、小堀浩志は千葉県香取市にある小堀川、中村真也は神奈川県や青森県にある「中村川」です。

キャプテンの笠松幸男は例外で、笠松川という川は現段階で存在しませんが、岐阜県羽島郡笠松町の笠松川まつりというお祭りはあります。川の名前の他に、橋の名前という共通点もあります。キセキの世代の黄瀬は岐阜県東白川村や青森県十和田市にある「黄瀬橋」、キャプテンの笠松は熊本県八代市東陽町に所在する「笠松橋」、2年の元気なパワーフォワードの早川は山梨県南巨摩郡身延町にある「早川橋」です。

シューティングガードの中村は神奈川県横浜市南区にある「中村橋」、副キャプテンの優しい小堀は千葉県香取市に所在する「小堀川橋」、変則的なシュートをする森山は島根県松江市などにある「森山橋」です。しかし、名前に規則性があると公式発表しているのは、色名がついたキセキの世代と、曜日名がついた誠凛高校のメンバーです。海常高校に川の名前や橋の名前の苗字が集まったのは、偶然という可能性もあります。

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黒子のバスケのキャラの名前の元ネタ・法則~その他~

名前の元ネタや由来・共通点①秀徳高校

「黒子のバスケ」に登場する秀徳高校は、キセキの世代・緑間のいる世田谷区あたりに位置する学校です。東京都の三大王者と呼ばれており、昨年度は全国ベスト8に入ったほどの名高い強豪校です。キセキの世代・緑間は除外されますが、秀徳高校のメンバーは全員山の名前という共通点があります。

監督の中谷仁亮は滋賀県長浜市の「中谷山砦」、緑間の相棒である高尾和成は東京都八王子市にある「高尾山」、怖い先輩で努力家としても知られる宮地清志は神奈川県足柄上群松田町の「宮地山」、坊主頭が特徴の木村信介は岡山県総社市にある「木村山」、キャプテンの大坪泰介は千葉県富津市にある「大坪山」です。

名前の元ネタや由来・共通点②桐皇学園高校

「黒子のバスケ」に登場する桐皇学園は、キセキの世代のエース・青峰がいる東京都所在の学校です。近年各地から有力な選手を引き入れ成長したオフェンス型のチームで、優勝候補の学校といわれています。桐皇学園高校の選手の名前の由来は、神社仏閣です。

キセキの世代の青峰大輝は香川県高松市にある「青峰山根香寺」、マネージャーの桃井さつきは群馬県北群馬郡榛東村にある「新井八幡宮」気弱な1年生の桜井良は兵庫県や大阪府などにもある「桜井神社」、キャプテンの今吉翔一は鳥取県西伯郡日吉津村にある「蚊屋島神社」、副キャプテンの諏佐佳典は島根県出雲市にある「須佐神社」、声が大きいセンターの若松孝輔は長崎県や滋賀県にある「若松神社」です。

名前の元ネタや由来・共通点③霧崎第一高校

「黒子のバスケ」に登場する霧崎第一高校は、無冠の五将の1人である花宮真がいる学校です。わざとコート内で有力な選手を怪我させ退場させるといったラフプレーをする学校です。霧崎第一高校バスケットボール部の選手の名前の共通点は、病院の名前といわれています。

キャプテンと監督を務める花宮真は山口県萩市に所在する「花宮医院」、シューティングガードの山崎弘は全国複数箇所にある山崎病院、生気のない目が特徴の古橋康次郎は茨城県下妻市に所在する「古橋医院」、前髪で目元を隠している原一哉は全国複数箇所にある「原病院」、額の中心にホクロがある瀬戸健太郎は日本全国に所在する「瀬戸病院」です。

名前の元ネタや由来・共通点④正邦高校

「黒子のバスケ」に登場する正邦高校は、古武術を取り入れた独特のプレイスタイルをとる北の王者という異名を持つ東京都の強豪校です。誠凛高校とは、インターハイ予選準決勝で対戦しました。正邦高校バスケットボール部のメンバーの名前の由来は、城の名前です。

監督の松本郁憲は長野県松本市の「松本城」、キャプテンの岩村務は岐阜県恵那市にある「岩村城」、スモールフォワードの坂本健二郎は滋賀県大津市にある「坂本城」、ポイントガードの春日隆平は栃木県や長野県にある「春日城」、シューティングガードの1年生・津川智紀は新潟県東蒲原郡阿賀町にある「津川城」、たらこ唇が特徴のパワーフォワード・大室義一は群馬県前橋市にある「大室城」です。

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黒子のバスケのキャラの名前に関する感想や評価

「黒子のバスケ」のキセキの世代が全員色名が入っているという法則は有名です。しかし、誠凛高校バスケットボール部の主要キャラクターの名前に曜日名が入っていることに気づいた人は、あまり多くありませんでした。気づいて納得する声や、驚く声も多くありました。

「黒子のバスケ」に登場する無冠の五将とは、キセキの世代に次ぐ実力ある5人の選手のことです。洛山高校の実渕玲央、葉山小太郎、根武谷永吉、誠凛高校の木吉鉄平、霧崎第一高校の花宮真がいます。無冠の五将の名前の共通点は、木の構成要素でした。共通点が植物なのは、何か意味があるのか疑問に感じる意見も多く見られました。

「黒子のバスケ」に登場する陽泉高校はキセキの世代・紫原敦のいる秋田県の学校で、洛山高校はキセキの世代キャプテン・赤司征十郎がいる京都府の学校です。陽泉高校や洛山高校などのバスケットボール部選手の名前にも、法則や共通点、由来があるのか気になるといった意見もありました。

「黒子のバスケ」に登場する桐皇学園高校は、キセキの世代エースだった青峰大輝が進学した東京都にある学校です。桐皇学園高校バスケットボール部選手の名前の由来は、神社仏閣であるといわれています。好きなキャラクターの神社仏閣に行ってみたいといった意見も多くありました。

「黒子のバスケ」に登場する黛千尋は、洛山高校バスケットボール部に所属する選手です。赤司征十郎が黒子テツヤと同じ素質があることを見出し、スカウトした選手です。黒子テツヤと同じくパス回しでチームメイトをサポートしています。黒子テツヤの代わりということで、名前は「黒」と「代」を掛け合わせた「黛」という名前になっています。発想がすごいといった意見も多くありました。

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黒子のバスケのキャラの名前まとめ

「黒子のバスケ」に登場するキャラクターの名前の由来や共通点などを紹介してきました。公式が公表しているのは、色名という法則性があるキセキの世代と、曜日名という法則性がある私立誠凛高校バスケットボール部だけです。その他は意図的なものなのか偶然なのかは不明で、ファンの憶測によるものとなっています。

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