【転スラ】カリュブディスは天空の支配者！強さは魔王に匹敵する？能力を考察

転スラこと転生したらスライムだった件の作中でファビオを媒介に復活した最強もモンスター・カリュブディス。カリュブディスとはS級の魔王に匹敵する能力を多数秘めた災厄級のモンスターであり、リムル率いるテンペストを圧倒するなど非常に強力な強さを持っています。本記事ではそんな転スラに登場するカリュブディスとはどのようなモンスターなのかについて能力や強さ、原作とアニメの登場シーンなどを交えながらご紹介します。

では能力や強さなどを交えながらカリュブディスとは何なのかご紹介する前に、カリュブディスが登場する転スラこと転生したらスライムだった件の原作情報について簡単にご紹介していきます。カリュブディスが登場する転生したらスライムだった件とはスライムの姿で異世界に転生した主人公の活躍を描く伏瀬のライトノベル作品であり、｢小説家になろう｣で連載されていた同名作品を原作に2014年から書籍が刊行されています。

2020年8月現在までに転生したらスライムだった件は合計16巻もの書籍が刊行されており、多くのファンから｢転スラ｣といった略称で愛されています。そんな転スラこと転生したらスライムだった件は非常に高い人気からアニメや漫画、スピンオフ作品など数々のメディア展開が行われており、1800万部を越える累計発行部数を記録していいます。2021年にはアニメ2期の放送が決定しており、熱烈なファンから注目が集まっています。

普通のサラリーマン生活を送る転スラの主人公・三上悟はある日、突然通り魔に刺されたことで37年という短い人生を閉じることになりました。しかし通り魔に刺された三上悟は見た事も無い異世界の洞窟にスライムの姿で転生してしまいます。転生した洞窟で三上悟はヴェルドラという竜と出会い、リムルという新たな名前を授りました。そしてリムルとなった三上悟は多くの仲間達と出会い、強大な一大国家を築き上げていくのでした。

本記事で能力や強さなどをご紹介するカリュブディスとは転スラこと転生したらスライムだった件に登場するモンスターの1つです。転スラに登場するカリュブディスはかつて空の全てを支配していたと伝えられている伝説のモンスターであり、非常に大きな身体で上空を常に飛んでいるのが特徴となっています。書籍を原作にしたアニメでは戦闘機のような見た目をしており、同じく書籍を原作にした漫画ではサメのような見た目をしてます。

モンスターのランクの中でカリュブディスは特A級の災厄級魔物に分類されており、S級の魔王に匹敵するほど強力な強さを秘めた能力を数多く持っています。この強さと知能が無くただ暴れ回る存在であることから｢天空の支配者｣といったあだ名で呼ばれています。転スラの作中でカリュブディスはファビオを媒介にして古から復活を果たし、リムル率いるジュラ・テンペスト連邦国と天翔騎士団の面々を10時間以上苦しめました。

ではここからは転スラこと転生したらスライムだった件に登場するカリュブディスの強さや能力についてまとめてご紹介していきます。まず最初にご紹介するカリュブディスの能力は魔力妨害です。カリュブディスが転スラの作中で使用した魔力妨害とはその名の通り魔法を使うのに必要な魔素を乱すことが出来る能力です。カリュブディスの魔力妨害は半径300mという大規模な効果範囲の能力であり、周囲の攻撃を全て無効化出来ます。

上述でもご紹介した通り、転スラに登場するカリュブディスは上空を飛ぶ巨大なモンスターです。なのでカリュブディスに攻撃する際は地上から攻撃するしかありません。しかし空から魔力妨害を行っているため、何も手が出せないままカリュブディスにやられてしまうといった結果に終わってしまいます。さらに付き従う巨大鮫の魔物にも魔力妨害の能力が備わっているため、ベニマルの強力な攻撃も通じることがありませんでした。

2つ目にご紹介するカリュブディスの能力は重力操作です。転スラこと転生したらスライムだった件に登場するカリュブディスは非常に大きな身体をした巨大なモンスターです。本来であればカリュブディスのような大きさだと上空をずっと飛行することが出来ません。またカリュブディスは魔力妨害を地上に行っているので、更に飛ぶ確率が低くなっています。ではなぜカリュブディスはずっと上空を飛ぶことが出来ているのでしょうか？

それは重力操作と呼ばれるエキストラスキルが大きく関係しています。このカリュブディスのエキストラスキルである重力操作とはその名の通り、重力を操ることが出来る能力です。カリュブディスは重力を操る重力操作の能力を発動することで、巨大な身体で魔力妨害の中上空を永遠と飛ぶことが出来ているのです。もし重力操作のエキストラスキルが無ければ、カリュブディスは地上のモンスターになっていたことでしょう。

3つ目にご紹介するカリュブディスの能力は超速再生です。超速再生とはその名の通り、カリュブディスがダメージを負っても一瞬で治すことが出来る能力です。転スラの作中でカリュブディスは超速再生と魔力妨害を上手く使い、規格外の強さを持つモンスターになっていました。これら3つの能力を見ると、カリュブディスは話が進んでいる原作の転スラでもトップクラスに入る最強のモンスターといえるでしょう。

ではここからは転スラこと転生したらスライムだった件に登場するカリュブディスの復活から最後までをまとめてご紹介していきます。原作版及びアニメ版転スラに登場するカリュブディスは物質では無く精神のみのモンスターであり、かつて強さを恐れた勇者の手によって封印されていました。もしカリュブディスの封印を解くには、誰かを媒介にしなければいけないといった条件がありました。

そこで魔王の1人であるカリオンの部下・ファビオがカリュブディス復活の媒介に選ばれることになります。ファビオは非常にプライドが高く、ミリムに完敗した際に強い復讐心を抱いていました。カリュブディス復活を掲げる中庸道化連はファビオに接近し、もし封印を解いたら魔王並みの力が手に入ると説得しました。これを聞いたファビオは媒介になることを承諾し、カリュブディスの媒介となってテンペストに攻撃を仕掛けるのでした。

ファビオを媒介に復活したカリュブディスの侵攻を受け、ジュラ・テンペスト連邦国と天翔騎士団は総力を挙げて迎え撃つことにしました。しかしカリュブディスの強さはチート級であり、10時間以上経っても倒すことが出来ませんでした。するとミリムが援軍に駆けつけ、カリュブディスへ｢竜星拡散爆（ドラゴ・バスター）｣という技を放ちました。

ミリムとは最古の魔王の1人であり、魔王の中でも規格外の強さを持つ竜魔人の少女です。そんなミリムの攻撃を受けたカリュブディスは一瞬で爆散します。その後リムルは｢変質者｣と｢暴食者｣というユニークスキルを使い、媒介となったファビオからカリュブディスを取り除くことに成功しました。これによりカリュブディスは完全に消滅し、無事騒動の幕が下りることになるのでした。

転スラに登場するカリュブディスに関する感想ではカリュブディス戦が面白いといった感想が寄せられていました。転スラの作中でカリュブディスが復活したことでジュラ・テンペストが窮地に立たされることになります。しかしミリムとリムルの活躍でカリュブディスを消滅させることに成功しました。カリュブディス戦はミリムの規格外の強さやリムルの頭脳戦など非常に見どころが多いシーンとなっています。

転スラに登場するカリュブディスに関する感想ではカリュブディスが弱いといった感想も寄せられていました。確かにカリュブディスは規格外の強さを持つ古のモンスターなのですが、転スラの作中で呆気なくミリムにやられてしまいます。これはカリュブディスが弱いのでは無く、ただミリムが強すぎるだけなのです。

転スラに登場するカリュブディスに関する感想ではもっとカリュブディスに苦戦して欲しかったといった感想も見受けられました。カリュブディスは当初チート級の敵として登場したものの、特に目立った活躍をすること無く退場してしまいました。そのため、このカリュブディス戦は一部の転スラ読者にあまり高く評価されていません。

本記事では転スラに登場するカリュブディスについて能力や強さ、原作とアニメの登場シーンなどをまとめてご紹介しました。残念ながらカリュブディスは原作とアニメ両方ですぐに退場してしまい、弱いイメージが付いてしまっています。しかし本当は最強クラスの強さを持っており、ラスボスになってもおかしくない存在でした。もしカリュブディスがもっと後半で出ておれば、規格外の強さを発揮していたやもしれません。