【トリニティセブン】春日聖の正体は？かわいい魅力やアラタとの関係とは？

「トリニティセブン」の春日聖とは、主人公・春日アラタの従妹であり、その正体は、マスター・リベルの指示で、アラタの監視・抹殺を命じられた福音探究会の一員です。以下では、「トリニティセブン」の春日聖の正体ネタバレをはじめ、聖のかわいい魅力やアラタとの関係、春日聖のアニメ声優などを作品のネタバレを交えながら紹介します。

「トリニティセブン 7人の魔書使い」は、パソコンゲームのシナリオライターとして知られるサイトウケンジ原作・奈央晃徳作画による漫画作品で、2011年から「月刊ドラゴンエイジ」で連載されています。単行本は、2020年6月時点で計23巻が刊行され、ライトノベル作家としても活動するサイトウケンジ先生執筆による小説版も発表されています。

「トリニティセブン」は、ローファンタジーに分類される現代ファンタジー作品である一方、美少女・ラブコメ要素も盛り込んだ異色の作風が注目されました。そして、2014年に10月には「トリニティセブン」のタイトルでテレビアニメの放送が行われ、2017年・2019年には劇場版アニメが上映されました。

主人公のアラタは、同居する春日聖と共に何気ない日常を送っていたある日、太陽が黒く見えたことから、世界の違和感を察します。同時に、聖は姿を変え、混乱するアラタの目の前に、武器を持った謎の少女が出現します。少女によると、この世界は崩壊現象によってすでに失われていたこと、そして現在の世界は、アラタの願いによって作り出されたことを語ります。

そして、魔導書をアラタに託した聖は異世界へ消えていき、残されたアラタは、崩壊現象の解明と、聖を救出するべく、魔道士を目指して王立ビブリア学園に入学します。学園では、秘奥義を習得した7人の魔道士・トリニティセブンが待ち構えており、アラタと彼女たちの学園生活が幕をあけました。

トリニティセブンに登場する春日聖（ひじり）は、元王立リベル学園の魔導士であり、マスター・リベルの指示により、アラタの監視・抹殺を命じられた福音探究会の一員です。専用術式は、聖儀術（カオシック・ルーン）、書庫は憤怒（イラ）、テーマは、創造（パルタム）・崩壊（ルイーナ）・分解（アナシス）、「イーリアス断章」と「アスティルの写本」の元所有者です。

アラタとは、父方の従兄妹同士であり、両親の事故死によりアラタの家に同居している設定となっています。しかし、事故死したのはアラタの両親であったものの、これらの出来事がきっかけで、アラタが魔王に目覚めることを防ぐために暗示をかけた結果でした。普段は、世話好きで口うるさいものの、アラタに対して好意を持っており、アラタが魔王候補としての力がなければ、彼のお嫁さんになることを夢見ていました。

「トリニティセブン」の初期にて、春日聖は崩壊現象によって消えたと思われていましたが、物語の後半にて再登場を果たし、その正体や聖の目的が明らかにされました。以下では、「トリニティセブン」の春日聖の正体をネタバレ紹介します。

学校の屋上にて、太陽の話をしていた聖でしたが、アラタが昔書いた絵と現在の太陽の色が違うことを指摘します。そして、目の前にいる春日聖がニセモノだと気づかれた瞬間、聖の姿に変身していた魔道書「アスティルの写本」のソラが現れます。ソラの指鳴りと共に、景色は次々と崩壊していき、アラタは世界の現実を突きつけられます。

ソラは、崩壊現象は重力振動によって飲みこまれたことで発生し、3日前にこの地域一帯で起きたことを説明し、人々は黒い太陽の光を受け次々と飲みこまれる現象が起きています。そして、魔道書をアラタに託した聖は、その直後、無の世界へと飛ばされてしまいました。

崩壊現象後、消えたと思われていた春日聖でしたが、アニメ8話で聖に似たキャラクターが登場しました。しかし、その人物は本当の春日聖ではなく、その正体は魔道書「イーリアス断章」が聖の姿をしていたものと判明しています。そして、本当の春日聖は、アニメ10話の最後に登場しました。

アラタの目の前に現れた春日聖は、魔王因子を取り入れて、世界を滅ぼそうとする魔導士へと変貌していました。そして、魔王因子の影響で、書庫「憤怒」に分類される3つのテーマ・創造・分解・破壊を極めた春日聖は、トリニティでもありました。

王立リベル学園の魔導士だった春日聖は、「魔王討伐」を目的とする福音探究会に所属しており、魔王候補であるアラタの元へ派遣されました。そして、トリニティセブンと出会った魔王は世界を滅ぼすと言われ、世界が新たに生まれ変わっても、両者の出会いによる世界の破滅のループは避けることが出来ませんでした。

そして、春日聖とアラタの関係も、トリニティセブンと魔王候補となり、本来ならば敵同士の関係になります。しかし、聖はアラタを殺すことはせず、アラタを救うべく奮闘します。作中では、アラタを異空間に閉じ込めようとするも失敗し、アラタ・リリスの「メテオ・ドラグナー」を喰らいます。聖には目立った外傷はなかったものの、回復に時間がかかるとのことで、マスターリベルによって身柄を回収されました。

作中では、主人公・アラタの敵と判明した春日聖ですが、穏やかな性格で見た目もかわいいと、ファンからは高い人気を誇るクキャラクターの1人です。以下では、「トリニティセブン」の春日聖のかわいい魅力やアラタとの関係をネタバレ紹介します。

春日聖のかわいい魅力と言えば、アラタのラッキースケベを受けて顔を赤らめるシーンは欠かせません。また、小さい頃に描いた絵を、家に飾ってあることに慌てふためくなど、意外な一面も、春日聖のかわいい魅力を引き立てています。

また、本来であれば敵であるはずのアラタに対して、そして崩壊現象により消えていくアラタに対して、聖は自分のことをわすれないようにと、言い残しています。春日聖自身は、始めからアラタが魔王候補と知った上で、アラタ宅で同居していましたが、時にはアラタを心配するなど、敵味方を越えた関係性を見せています。

以下では、「トリニティセブン」の春日聖のアニメ声優・諏訪彩花さんのプロフィールや主な出演作品を紹介します。

春日聖のアニメ声優・諏訪彩花さんは、1988年生まれ、愛知県出身の声優で、大学在学中に日本ナレーション演技研究所に入所、2011年にアニメ「グラール騎士団」で声優デビューを果たします。2014年には、アニメ「悪魔のリドル」のオーディションで、主人公・東兎角に抜擢され、初主演を果たしました。

声優・諏訪彩花さんの主な出演作品は、アニメ「弱虫ペダル」の寒咲幹役、「暗殺教室」の矢田桃花役、「ブギーポップは笑わない」の紙木城直子役、「Fairy gone フェアリーゴーン」のクラーラ・キセナリア役などです。また、アニメ作品以外にも、ゲームやドラマCD、ラジオ、舞台・朗読劇など、様々なジャンルの作品に出演する声優の1人です。

アラタと取り巻くトリニティセブンと並ぶ可愛さや人気を誇る、「トリニティセブン」の春日聖に関する感想や評価を紹介します。

トリニティセブンのネタバレで紹介したように、春日聖は主人公・アラタとは敵対関係にある人物ですが、アラタを破滅のループから救うべく奮闘したり、時には笑顔を向けるなど、かわいいキャラクターとして人気を集めています。作中での登場回数は少なかったものの、他の女性キャラにはない、やわらかい雰囲気がファンに癒しを与えているでしょう。

5月27日は、春日聖のアニメ声優・諏訪彩花さんの誕生日であり、SNSでは諏訪さんの誕生日を祝福するメッセージが投稿されています。SNSの投稿には、「トリニティセブン」の春日聖の画像も載せられ、諏訪さんの代表作として高い認知を誇っています。ファンからは「諏訪ちゃん」の愛称で親しまれており、声優・諏訪彩花さんの今後の活躍が期待されています。

「トリニティセブン」は、今回紹介したアニメ版だけでなく、原作漫画も高い人気を誇り、感動のあまり泣いたという感想も寄せられています。原作漫画は、2020年8月現在も連載が継続されており、もっと「トリニティセブン」の世界観を知りたい、アニメ版だけでは物足りないというファンにおすすめの作品です。

「トリニティセブン」の春日聖のプロフィール、正体ネタバレ、かわいい魅力やアラタとの関係、アニメ声優などをネタバレ紹介しました。聖とアラタは、本来は敵同士であるものの、従兄妹同士という設定や、アラタのことを心配するなど、女の子らしい性格やかわいい外見が、春日聖の魅力でしょう。