【ナルト】傀儡の術・強さを考察!傀儡使いのキャラや傀儡人形も一覧で紹介

NARUTO(ナルト)作中の中でも一族関係なく使用者がいるのが傀儡の術です。通常の忍術とは違い事前に様々な仕掛けを仕込んだ傀儡人形を使用する傀儡の術の強さはいかほどのものなのでしょうか?今回はNARUTO(ナルト)作中に登場する傀儡の術について、傀儡の術を使用する傀儡師、それぞれの傀儡師が使用する傀儡人形など傀儡の術に関する情報を一覧にしてまとめて紹介していきます。

【ナルト】傀儡の術・強さを考察!傀儡使いのキャラや傀儡人形も一覧で紹介のイメージ

目次

  1. ナルトの傀儡とは?強さは?
  2. ナルトの傀儡人形による術一覧
  3. ナルトの傀儡の術を使う忍キャラ
  4. ナルトの傀儡人形一覧
  5. ナルトの傀儡に関する感想や評価
  6. ナルトの傀儡まとめ

ナルトの傀儡とは?強さは?

NARUTO(ナルト)に登場する中でも大掛かりな道具として登場するのが傀儡です。今回はNARUTO(ナルト)作中の傀儡について、使用される傀儡や使用者などの情報を一覧にしてまとめていきます。

NARUTO(ナルト)の作品情報

NARUTO(ナルト)の概要

傀儡が登場するNARUTO(ナルト)とは1999年から15年に渡って週刊少年ジャンプにて連載された忍者を題材としたバトル漫画です。超常的な忍術を様々に扱う個性豊かなキャラクターが登場しその独特な世界観の中と合わせて高い人気を獲得した漫画で、その高い人気から長らく週刊少年ジャンプの看板作品の1つとして愛される作品となっていました。

日本はもちろんその題材なども相まって海外でも高い人気を誇り、特に2002年から放送が開始され海外でも80ヶ国以上で展開されるアニメでは「ドラゴンボール」の後継作品として広く認知されるほどになっています。その他のメディアミックス展開でも軒並み実績を残す程で各メディアでも高い評価をあつめています。

NARUTO(ナルト)のあらすじ

落ちこぼれと言われた木の葉の里のうずまきナルトは恩師イルカ先生に認められた事で無事に下忍となり担当上忍はたけカカシの元でサスケなどともしのぎを削って徐々に成長していきます。そんなナルトはカカシ推薦の元、チームで中忍選抜試験を受ける事になります。その中忍選抜試験で初めて登場する事になるのがカンクロウを始めとした傀儡師です。

傀儡とは?

傀儡或いは傀儡人形とは傀儡師が傀儡の術を使用し、チャクラ糸で操作する人形の事です。忍具の中でもかなり大掛かりな物になっています。傀儡人形の操作には精密さが求められる為、傀儡師自身の戦闘能力はそこまで高くない場合が多く、接近戦を苦手としています。

反面、物陰に隠れて使用する事で一方的に攻撃が出来る点、傀儡には毒などを仕込む場合がほとんどである事、用途に合わせた傀儡人形を使用出来る点などのメリットが多くなっています。またNARUTO(ナルト)作中では傀儡師は2つに分類され傀儡を製作する「造形師」とその完成された傀儡を使用して戦う「操演者」に分けられています。

傀儡の強さ

傀儡自体の強さは上記でも紹介したように毒を仕込んだ攻撃や術者が安全圏に要られる事にありますが、傀儡師としての強さを図る1つの指標としてNARUTO(ナルト)作中では「使用できる傀儡の数でその傀儡師の能力を図る事ができる」とされています。

テレビ東京・あにてれ NARUTO-ナルト- 疾風伝

ナルトの傀儡人形による術一覧

傀儡の術

傀儡の術は傀儡師が傀儡人形を操る術の総称として用いられる名称で、チャクラ糸で傀儡を操る事を指しています。術の会得自体は中忍レベルであれば十分に出来るレベルであるとされていますが、それはあくまでも使えるというだけで傀儡師としての実力は如何に早く糸を繋ぎ変えられるか、1度に操れる傀儡の数などで決まってきます。今回紹介する傀儡系の術一覧のベースとなる術です。

ちなみに傀儡の術自体は元々二代目風影の沙門が大軍に寡兵で渡り合う為に開発した術であるとされています。

黒秘技機々一発

黒秘技機々一発(くろひぎききっぱつ)はカンクロウが手持ちの傀儡人形、烏と黒蟻を使用して使う傀儡忍術で、烏で敵を誘導して黒蟻で捕らえた後烏に仕込んだ7つの刃で黒蟻の中の敵に突き刺す技です。このため黒蟻には事前に最初から穴が開けられています。

黒秘技機々三発

黒秘技機々三発(くろひぎききさんぱつ)は黒秘技機々一発を強化した技で2体の黒蟻を同時に使って2人の相手をそれぞれに拘束、串刺しにする技になっています。

黒秘技山椒魚

黒秘技山椒魚(くろひぎさんしょううお)は山椒魚を地中に隠しておいた上で相手を誘導し敵を拘束するのにカンクロウが使用しています。

赤秘技・機々三角

赤秘技・機々三角(あかひぎ・ききさんかく)カンクロウが使用した技でサソリの両手と胴体から無数のクナイを射出する技になっています。

機光盾封

機光盾封(きこうじゅんぷう)は傀儡人形にシオンだ機構を開く事でチャクラの壁を作り出し相手の攻撃を防ぐ技です。NARUTO(ナルト)作中ではカンクロウとチヨバアが使用しています。

千手操武

千手操武(せんしゅそうぶ)は傀儡人形の手に仕込んだ札から無数の手を出現させる術です。サソリが使用した技で、サソリはこの技を多彩に使い、檻のようにして敵の動きを封じたり、攻撃を見えにくくした上でクナイを敵に投げつけたり、毒ガスを噴射したりしています。

三宝吸潰

チヨバアが使用する十機近松の集を用いて使用される傀儡術が三宝吸潰(さんぽうきゅうかい)です。3つの傀儡を三角形に配置し、それぞれの機構を開く事で術が発動、竜巻を発生させて陣の中央に相手を吸い込み、中央部で圧縮したうえで射出する技になっています。

操演・人身冴功

今回の術一覧の中で唯一傀儡人形を用いないのが操演・人身冴功(そうえん・ひとみごくう)です。人体にチャクラの糸をつなげて操る術でチヨバアがサソリ戦でサクラに使用してサポートした他、サソリも使用しています。元々は戦場で傀儡を失った傀儡師が死体を用いて戦った事で生まれた技になっています。

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ナルトの傀儡の術を使う忍キャラ

カンクロウ

NARUTO(ナルト)作中最初に登場した傀儡師が砂隠れの里のカンクロウです。中忍選抜試験編にて我愛羅、テマリと共に登場し、当時は烏のみを使用していましたが後に黒蟻を同時併用するように、さらに第二部に入ると山椒魚を用いるようになりました。また五影会談ではサソリをも自身の傀儡人形に加えています。手持ちの傀儡人形は全て砂隠れの時代のサソリが作り上げたものです。

チヨバア

初登場時既に引退した身でありながらかつてな砂隠れの里屈指の傀儡師として知られたのがチヨバアです。指1つで1つの傀儡を操る事が出来る事から1度に10体もの傀儡を操る事が出来ます。基本的には傀儡師は指で傀儡人形を操るためチヨバアの操る10体が最高なのではないかと考えられていました。サソリの育ての親でもあり師匠でもあります。

赤砂のサソリ

砂隠れの里所属時代には天才造形師とも言われ数々の傀儡人形を作り出したのが赤砂のサソリです。自身の肉体すらも傀儡人形に改造しており、その見た目は砂隠れを抜けた15歳当時から変わっていません。傀儡師としての実力も抜きん出ており、さらには人を傀儡に改造する事が出来る唯一の人物でもあります。傀儡師としては自身の肉体を改造した事で可能になった100体もの傀儡を同時に使用する事が出来ます。

モンザエモン

モンザエモンは詳細は不明ながらもチヨバアが「白秘技・十機近松の集」で操る10体の傀儡を作り出した存在、そしてサソリが戦ってみたい相手として名前を上げた傀儡師です。名前だけの登場でありNARUTO(ナルト)本編には未登場になっています。

その他の傀儡師

名前が明確に描かれている傀儡師は上記の一覧で紹介した4名ですが、砂隠れの里では「傀儡部隊」が運用されており、モブの傀儡師が複数登場しています。またベースとなる術である傀儡の術を考案したのが二代目風影という事もあって砂隠れの里所属の者が大半になっています。

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ナルトの傀儡人形一覧

烏(カラス)はカンクロウが使用する傀儡人形で、カンクロウの持つ傀儡人形の中でも特に攻撃する事に特化している傀儡人形になっています。毒針や毒煙玉などの多数の隠し武器を仕込んである他、パーツそれぞれがバラバラになり仕込み刃なども搭載しています。製作者は砂隠れ時代のサソリです。

黒蟻

黒蟻(クロアリ)はカンクロウが使用する傀儡人形の中でも特に相手の捕獲に長けた傀儡人形です。一応攻撃手段として手足の仕込み刃は設けられていますが、基本的には捕獲した相手に烏で攻撃を加えるといったような運用方法が想定されています。製作者は砂隠れ時代のサソリですが量産もされているのか、カンクロウが2体の黒蟻を同時使用する場面も見られました。

山椒魚

山椒魚(サンショウウオ)はカンクロウが使用する傀儡人形の中でも大型で四足歩行の動物のような見た目をした傀儡人形です。こちらもサソリが砂隠れ時代に作った傀儡人形でその巨体を活かした防御などに使用される他、敵を拘束するのにも使用されます。その防御力は瓦礫の衝撃を受けてもびくともしない程ですが関節部はどうしても弱いという弱点も抱えています。

ヒルコ

今回の傀儡人形一覧の中でも一際異質な存在と言えるのがヒルコです。元々は砂隠れの里とは別の里の忍をベースにした人傀儡で、その最大の特徴は傀儡師が内部に入り込んで使用する点にあります。サソリが作り出した傀儡人形でありサソリは普段の活動ではこの中に入っている事が多いです。砂隠れ時代から使用していたようですが一部は改造されており見た目も変わっています。

サソリ

サソリが自身を改造する事で作り出した人傀儡である蠍(サソリ)は核となる心臓部以外は全て傀儡に改造され様々な仕込みが行われていた傀儡人形です。サソリの死後は核が入っていた心臓部こそ抜かれていますがそのままカンクロウが使用しています。

三代目風影

サソリがかつて暗殺した三代目風影の肉体をベースに作った傀儡人形です。今回紹介する傀儡人形一覧の中でも唯一生前のチャクラをそのまま残してある傀儡人形であり、三代目風影が作り出した磁遁を使用する事ができます。

父と母

第三次忍界大戦にて死亡したサソリの両親をベースにして作られた傀儡人形でサソリが初めて作り出した傀儡人形になっています。サソリが里を抜ける際に持っていかなかった事からチヨバアが所有しており、一部に変更を加えてサソリ戦で使用されました。チヨバアの死後はカンクロウが引き継いでいます。

十機近松の集

上記でも紹介したモンザエモンが作成した傑作と言われる10体の傀儡人形をまとめる総称が十機近松の集です。NARUTO(ナルト)作中ではチヨバアが使用しています。

百機の操演

サソリが使用する100体の傀儡人形の総称で同時に技名でもあります。100体もの傀儡人形を同時に操るという関係上、1体1体の傀儡人形はシンプルな動きしか出来ないという欠点こそありますがその威力は一国を落とした事がある程になっています。

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ナルトの傀儡に関する感想や評価

ここからは既にNARUTO(ナルト)を視聴した人の傀儡に関しての感想を紹介していきます。今回一覧でも紹介したように傀儡は基本的には0から作られる所謂人形ですが、サソリが人傀儡を作った事もあり、NARUTO(ナルト)作中には数多くの人をベースにした傀儡が登場しています。こういう設定を何気なく使用される当たりがNARUTO(ナルト)の作風を現しているとする声が多く上がる結果となっています。

またNARUTO(ナルト)作中で登場する道具や忍具の中では一番複雑な存在である事からどのように作られているのか気になるとする声も非常に多いです。黒蟻などを量産出来ている例からも何か設計図のようなものが残されるのか、或いは口伝のような物があるのかが気になるとする声も多くなっています。

傀儡師の戦いというとやはりクローズアップされるのがサクラ・チヨバアvsサソリ戦です。特にサソリは人傀儡を作り出したり、様々な悪事に手を染め、挙句の果てには自身の肉体すらも傀儡に変えていったにも関わらず心に僅かに残った隙によって敗れてしまうという展開自体が傀儡師という存在を体現していたのではないかとさえ言われています。

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ナルトの傀儡まとめ

NARUTO(ナルト)に登場する傀儡は、チャクラの糸で操る忍具の1つです。基本的には木製などですが、中には人をベースにして作られた物も存在するなど、重苦しい設定を持つ存在にもなっています。傀儡を操る術が生まれた経緯も相まって主に砂隠れの里で利用されており、専用の部隊「傀儡部隊」も存在しているなどしっかりとした運用がなされている存在でもあります。

忍具でありながら様々な用途に用いる事が出来る故に奇襲性も高い一方で術者が無防備になりがちなど弱点も分かりやすい存在になっています。使用する者も長期に渡って登場するのでまだNARUTO(ナルト)を視聴していない人は傀儡師や使用される傀儡人形にも注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか?

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