【ナルト】歴代の風影一覧まとめ!初代から五代目我愛羅まで強さや戦闘能力を考察

『ナルト』に登場する我愛羅は、一尾の人柱力でありその点において九尾を宿すナルトと似たような特徴がある人物です。物語初期においては攻撃的で利己主義的な性格をしていたのですが、五代目風影に就任した頃には実力と人格共にかなりの成長を遂げていました。当記事ではそんな五代目風影の我愛羅を交えつつ歴代の風影を初代から一覧形式でまとめ、強さや戦闘能力を考察していますので是非ご覧ください。

【ナルト】歴代の風影一覧まとめ!初代から五代目我愛羅まで強さや戦闘能力を考察のイメージ

目次

  1. 風影とは?
  2. 歴代の風影一覧
  3. 歴代の風影初代から五代目我愛羅までの強さ
  4. 歴代の風影初代から五代目我愛羅までの戦闘能力
  5. 歴代の風影に関する感想や評価
  6. 歴代の風影一覧まとめ

風影とは?

『ナルト』に登場する風影は砂隠れの里を支える上役です。物語初期から登場している我愛羅が五代目風影に就任したことに驚いた人もきっと多いのではないでしょうか?ここでは、歴代の風影を強さと戦闘能力を交えつつ一覧形式で紹介していきます。それでは、一覧を見る前に『ナルト』の作品情報から振り返っておきましょう。

ナルトの作品情報

ナルトの概要

『NARUTO-ナルト-』は岸本斉史によるバトル漫画およびこれを原作としたアニメ作品です。1999年から2014年まで『週刊少年ジャンプ』より連載、単行本は全72巻と全700話となっています。

単行本の国内累計発行部数は1億5300万部を突破しており、さらに国内のみならず46ヵ国以上の地域で発売され、その地域による累計発行部数は9700万部を記録、シリーズ累計発行部数が全世界で2億5000万部を突破するなど大人気作品となっています。

ナルトのあらすじ

『ナルト』のあらすじは、体内に九尾の妖狐を封印された忍者・うずまきナルトを主軸に展開されていきます。ナルトは落ちこぼれの忍者ではあるものの、彼は木ノ葉隠れの里における一番の忍として知られる火影を目指していたのでした。その夢の途中で仲間たちと共に数々の試練を乗り越え、成長していくストーリーとなっています。

風影とは?

『ナルト』に登場する風影は砂隠れの里(風の国)の者を示します。砂漠地帯が多く資源が乏しいなど過酷な環境下にある里ですが、それゆえに砂隠れの忍者は独特な文化や忍術を発展させています。

そして砂隠れの里の長「風影」は、風影を筆頭に10~12人の上役との協議制で里政をおこなっています。しかし、三代目風影の失踪事件が起きたため、里の安定性を優先的におこなうようになり、上役会議での承認がない限り風影の意見であっても疾風伝が許可されないことになっています。

『NARUTO-ナルト-』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト

歴代の風影一覧

それでは早速、歴代の風影を一覧形式で紹介していきます。一覧では初代風影である烈斗から五代目風影・我愛羅までを紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

初代・烈斗

初代風影が烈斗(レト)です。砂漠の強者を治め、歴代の風影よりも圧倒的な力を持っていたとされる砂隠れの創始者です。初の五影会談時には、当時木ノ葉隠れの里における初代火影・千柱間に対し、尾獣を購入するためのお金を三割要求するなど、運営者としての交渉力もかなり高かったことがうかがえます。

烈斗が死亡した経緯は不明なのですが、歴代の風影の中でも唯一享年が分かっており、58歳で亡くなっています。第四次忍界対戦終結の際、大筒木ハゴロモがあの世から初代五影たちを呼び戻した時に一瞬だけ登場していました。

二代目・沙門

二代目の風影が沙門(シャモン)です。スキンヘッドの頭と龍の刺青が特徴。五影会談では初代風影の護衛を担当し、初代風影の座を引き継いで風影となった後は砂隠れの里における軍事拡大を目指していました。

そして人柱力の研究を開始し、尾獣の一つである守鶴を兵器として転用しようと試みています。また、傀儡忍術をはじめ地の利を活かした術の開発に成功するなど自里の軍事力を大幅に向上させています。初代風影にとっての一番の忍ではあるのですが、沙門がどのようにして亡くなったのかは不明です。

三代目

風影三代目は歴代の風影の中で最強と称されている人物です。チャクラを磁力へと変える特殊な体質を持ち、砂鉄を変幻自在に操る血継限界・磁遁を開発し、その術を用いたことで歴代最強の風影と称されるようになっています。しかしある日突然、砂隠れの里から姿を消し里の忍たちの捜索もむなしくとうとう見つかることはありませんでした。

四代目・羅砂

四代目の風影が羅砂(らさ)です。我愛羅やテマリ、カンクロウら三兄弟の父でもあり、三代目風影の失踪に伴い若くして風影に就任しています。その後、砂隠れの里の軍縮の方針を固め、我愛羅や妻を犠牲にしてまでも戦力強化を図っていました。

そのため、我愛羅との親子関係は劣悪であり、我愛羅を見る表情も冷酷、そして我愛羅が人柱力として尾獣をコントロールすることができていなかったため、「母から愛されていない」と吹き込み尾獣をコントロールさせようとするなど残忍な面が見られました。

五代目・我愛羅

五代目風影・我愛羅は四代目風影・羅砂の息子であり、守鶴の人柱力でもありました。幼少期は守鶴の力を制御することができなかったため、砂隠れの里の人々から恐れられ、さらに羅砂からも刺客を差し向けられるなど危険視されていました。

中忍試験の際にナルトとの出会いを果たし、彼と交流していくうちに心の変化が見られます。人々の冷たい目や羅砂による攻撃によって、人間に恨みを抱いていたため、冷酷で利己主義的な性格をしていましたが、人と里を考える風影として十分な人格者へと成長していきます。

そして我愛羅が暁に襲われて一尾を抜かれて死んだ時は、ナルトをはじめ砂隠れの里の忍たちが我愛羅の救出を試みており、我愛羅が風影としていかに信頼されているのかがうかがえます。また、テマリとカンクロウとの仲は険悪だったのですが、その仲も改善され2人の助言やサポートを素直に受け入れ、里の人から愛される風影へと成長しています。

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歴代の風影初代から五代目我愛羅までの強さ

烈斗の強さ

初代風影・烈斗の戦闘スタイルは不明ですが、やはり砂隠れの里の創始者ということを考慮するとそうとうな実力者だったと言えるでしょう。五影会談では木ノ葉隠れの里における初代火影・千手柱間が登壇しているのですが、彼は他に追随を許さないレベルの戦闘能力や忍術を有しています。にも関わらず、烈斗は初代火影に強気な態度で交渉を持ちかけているため、強さには自信があったものと考えられます。

沙門の強さ

二代目風影・沙門が使う術は初代風影と同じく不明ですが、対多数戦闘を主眼においた忍術を編み出している人物です。そのため、大勢の敵を相手にして戦うことができる能力を持っていたと考えられます。

三代目の強さ

歴代の風影の中で最強と称される三代目風影ですが、三代目は四代目風影・羅砂の師匠でもあり、風影の強さの土台を作った人物だといえるでしょう。やはり血継限界を持つ人物なだけあって強力な力を持っています。

三代目失踪事件については簡単に触れましたが、実は20年以上前に同里のサソリに殺害されていたため、遺体は持ち去られて傀儡人形にされていたのです。三代目風影の失踪事件が起きた時、砂隠れの里は大混乱を招いており、第三次忍界大戦を引き起こした原因にもなっているため、三代目風影の影響力はかなりのものだったといえるでしょう。

羅砂の強さ

四代目風影は術を使用する際に我愛羅と同じ目の隈が出来るのですが、術も我愛羅と同じようなものを使います。木ノ葉隠れの里に向かっている道中で大蛇丸から殺害されているので、大蛇丸の強さには適わなかったようです。そして第四次忍界大戦で穢土転生によって強制的に参戦させられていました。その時に我愛羅と対峙し、我愛羅の成長と自分を超えた強さを持っていることに安堵し、涙を流しながら封印されています。

我愛羅の強さ

五代目風影・我愛羅の強さは第四次忍界大戦で発揮されています。大戦では忍連合軍総指揮官として忍連合をまとめるなど高いカリスマ性を見せていました。また、一尾の人柱力として周囲の砂を自在に操る能力を持っていることや、眠ることによって守鶴の意志を覚醒させ、尾獣化することもできるなど戦闘面においても強さを発揮します。

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歴代の風影初代から五代目我愛羅までの戦闘能力

烈斗の戦闘能力

初代風影・烈斗は柱間の回想シーンで登場しているのですが、その時に砂の国で一族同士の戦いを圧倒的な力で平定していました。戦闘能力については不明ですが、一族同士の戦いを平定するほどなので、強力な能力を持っていると考えられるでしょう。

沙門の戦闘能力

砂の地の利を活かした術や傀儡忍術を開発した人物が風影三代目・沙門です。そのような要素が戦闘能力へと反映されているのではないか?と考えられ、また対多数戦闘をもおこなえることから強力な戦闘能力を持っていたと考えられます。

三代目の戦闘能力

三代目風影が扱う磁遁はかなり強力な術です。砂鉄を操ることによって攻守ともに多彩な技を繰り出すことができるからです。戦闘能力についての詳細は明確ではありませんが、砂隠れの里の上役が五代目風影・我愛羅よりも強いと言っていたため、かなりの戦闘能力を誇ると考えられます。

残念ながら殺害されて傀儡人形と化していますが、それを差し引いても磁遁の術はかなり強力だと言えるでしょう。また、サソリによると三代目風影は一人で一国を陥落させたようなので、当時の忍の中では最強に近い実力を持っていたのは確かです。

羅砂の戦闘能力

四代目風影・羅砂は三代目風影から血次限界の磁遁を伝授されていました。砂よりも比重が重い砂金を自在に操る術であること、そして歴代最強と称される三代目風影の訓練を受けていることを考慮すると戦闘能力はトップクラスだと考えられます。

第四次次忍界大戦の際は穢土転生によって参戦させられているのですが、砂金での攻撃はかなりのものでした。我愛羅が使う砂の攻撃を砂金で吸収したり、我愛羅の砂を自身のチャクラを流し込むことによって攻撃を解いたりなど優れた戦闘センスがうかがえます。

我愛羅の戦闘能力

五代目風影・我愛羅は砂の術を得意とする忍です。背中にあるひょうたんに砂を入れておき、戦闘の際はその砂を操っています。砂による高密度の防御や多彩な攻撃などを使いこなし、特に砂の絶対防御は群を抜く強さを持っています。一部の強力な術以外は攻撃を跳ね返す強力な防御技です。守鶴の人柱力だったのですが、残念ながら守鶴とシンクロした場面はありません。

もし、尾獣の力をコントロールできていれば、歴代最強の風影になっていたと言えるでしょう。ただ、少年時代に「狸寝入りの術」をナルトとの戦いで用いており、その時の睡眠によって不完全とはいえ、守鶴の意志を表に出し尾獣化状態になっています。そして第四次忍界大戦では三代目風影であり父でもある羅砂の砂金攻撃を自身のチャクラと砂とを使い封印しています。

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歴代の風影に関する感想や評価

こちらの感想では五代目風影・我愛羅の魅力が上げられています。我愛羅の心の強さや人のために喜怒哀楽出来る人間性など、戦闘面以外の強さが印象的なキャラクターだということがうかがえます。風影としてかなり成長した我愛羅は、今後シンキの義理の父親としてどのように活躍しているのか楽しみです。

こちらは我愛羅が圧倒的な強さを持っていたため怖かったと言われています。次第に明かされていく我愛羅の悲しい過去を知っていくにつれて我愛羅に対する印象が変わっているのが分かります。今では風影となった我愛羅を応援しているようなので、やはりこれからも活躍に期待しているのかもしれません。
 

こちらの感想では、四代目風影の羅砂と五代目風影の我愛羅との感動シーンが一番泣けたと言われています。里の人間を支える風影ですが、そんな風影も弱い部分があります。それを乗り越えることで強さを手に入れ、その時が感動する場面なのかもしれません。

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歴代の風影一覧まとめ

『ナルト』に登場する歴代風影を、一覧形式で強さや戦闘能力を交えて紹介してきましたが、いかがでしたか?一覧で紹介した初代風影や二代目風影の強さや戦闘能力については正確な情報がないため、具体的には分かりませんでしたが、三代目風影からはかなりの強さを誇っているのが分かりました。三代目風影が四代目風影の羅砂へと術を伝授し、幼少期は危険視されていた我愛羅も彼らの強さをしっかりと受け継いで五代目風影に就任しています。

成長と共に忍術と人格が強く大きくなり、かなり頼もしい人物になっています。我愛羅の義理の息子であるシンキですが、シンキもかなりの強さと戦闘能力を誇ります。これから、シンキは風影になるのか、シンキの成長も楽しみです。当記事の一覧を参考に『ナルト』の風影を再チェックしてみてはいかがでしょうか?

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