2020年09月02日公開
2020年09月02日更新
【ナルト】山椒魚の半蔵の強さは?死因や忍界大戦でのミフネとの戦いを考察
NARUTO(ナルト)に登場する山椒魚の半蔵というキャラクターをご存知でしょうか?山椒魚の半蔵は鎖鎌や山椒魚のイブセを利用した毒忍術の使い手で、雨隠れの里の長を務めていたキャラクターです。今回は木ノ葉の伝説の三忍を追い詰める程の強さを誇っていたNARUTO(ナルト)の半蔵に注目しました。山椒魚の半蔵が裏で手を組んでいた志村ダンゾウとの弥彦殺害の経緯、そして山椒魚の半蔵の死因とミフネとの戦いについて説明していきます。
ナルトの半蔵は雨隠れの里の長
今回はNARUTO(ナルト)の山椒魚の半蔵について紹介します。山椒魚の半蔵は雨隠れの里の長を務めていたこともある実力者で、薬師カブトの穢土転生の術によって蘇りました。忍界大戦で繰り広げられた鉄の国の総大将であるミフネとの戦い、そして木ノ葉の伝説の三忍を追い詰めた山椒魚の半蔵の強さと死因について説明していきます。また木ノ葉の暗部養成部門の創設者である志村ダンゾウとの関係も掘り下げていきます。
NARUTO(ナルト)の作品情報
山椒魚の半蔵の強さや死因について掘り下げていく前に、まずはNARUTO(ナルト)の作品情報と山椒魚の半蔵のプロフィールを紹介します。NARUTO(ナルト)は落ちこぼれ忍者の成長を描いたバトルアクション作品で、漫画家の岸本斉史の出世作となりました。ワンピースと並ぶ週刊少年ジャンプの看板漫画となり、世界80ヶ国以上で放送される程の国民的人気作品に登り詰めました。
NARUTO(ナルト)の概要
NARUTO(ナルト)の原作は岸本斉史の少年漫画が原作で、1999年から2014年まで集英社の週刊少年ジャンプで連載していました。白熱したバトルや様々な人間模様が描かれるストーリー展開で人気を集めています。2002年にテレビ東京系列にてアニメ化され、少年篇と疾風伝の二部構成で2017年まで放送されていました。
アニメ化により更に多くのファンを取り込み、劇場版も10作公開されました。また2003年からはテレビゲームやモバイルゲームなどが発売し、エンターテイメント施設とコラボレーションして体感型ゲームやアトラクションにもなっています。2006年にはミュージカルとイリュージョンを融合させた舞台化もされました。
NARUTO(ナルト)のあらすじ
主人公のうずまきナルトは、忍五大国の1つである火の国の木ノ葉隠れの里に生まれました。しかしうずまきナルト誕生直後、木ノ葉隠れの里は強力な九尾の妖狐に襲撃されてしまいます。4代目火影の波風ミナトは自らの命を代償にして、うずまきナルトの体内へ九尾の妖狐を封印しました。その後木ノ葉隠れの里は、3代目火影の猿飛ヒルゼンの尽力によって平和な日常を取り戻します。
月日は流れうずまきナルトは12歳の少年へと無事に成長しますが、忍者アカデミーでは落ちこぼれ扱いされていました。しかしある事件をきっかけに、うずまきナルトは九尾の妖狐を宿している事実を知ります。その後うずまきナルトは忍者アカデミーを卒業し、第七班所属の下忍として仲間達と共に様々な任務に立ち向かっていきます。
半蔵のプロフィール
山椒魚の半蔵は、かつて雨隠れの里の長を務めていた忍者です。肩よりも下まで伸びた長髪と、シュノーケリングマスクが特徴です。若かりし頃は和を目指すような高い志を持っていました。鉄の国の総大将であるミフネや木ノ葉の暗部養成部門の創設者である志村ダンゾウとも関わりの深いキャラクターです。徳川家康の家臣だったとされている服部半蔵が名前の由来となっています。
半蔵の性格
雨隠れの里の長を務めていた山椒魚の半蔵は、己の仁義を突き通す芯が強い性格でした。また木ノ葉の伝説の三忍や鉄の国の総大将であるミフネの強さや信念を評価しており、相手を称えて見逃すような漢気もありました。しかし和を目指す長い戦いで心身共に疲弊し、残忍な性格に変わってしまいました。
半蔵の信念
山椒魚の半蔵が目指していた和とは、忍の世界を統一して平和に導こうという動きです。この和という信念を貫いていた頃の山椒魚の半蔵は、弥彦や長門からも尊敬される存在でした。晩年は自己保身に走っていた山椒魚の半蔵でしたが、穢土転生の術による復活後のミフネとの戦いで信念を取り戻しました。
半蔵の名言「お前はその身を盾に皆を守ろうとした…」
山椒魚の半蔵の名言は、「お前はその身を盾に皆を守ろうとした…」です。和を目指していた若かりし頃に、鉄の国の総大将であるミフネに対して放った名言です。次々と仲間達が逃げ出し窮地に追いやられても、その身体を盾にして戦うミフネの姿に感服しました。その後ミフネの信念を評価した山椒魚の半蔵は、解毒剤を渡して立ち去りました。
「お前はその身を盾に皆を守ろうとした。お前はオレが英雄として語り継ぐ!」
ナルトの半蔵の強さや能力
山椒魚の半蔵の死因や志村ダンゾウとの関係について掘り下げていく前に、まずはNARUTO(ナルト)の作品情報と山椒魚の半蔵のプロフィールを説明しました。続いては山椒魚の半蔵の強さや能力を紹介していきます。かつて木ノ葉の伝説の三忍を追い詰めたこともある山椒魚の半蔵は、どんな能力を持っていたのでしょうか?
強さや能力①毒袋
山椒魚の半蔵は毒忍術の使い手です。左脇腹に山椒魚の毒袋を仕込んでおり、この毒を活用して攻撃します。毒への耐性が上がっているものの毒袋の存在は諸刃の剣であり、もしも戦闘中に毒袋が破れてしまえば毒液から発生した毒ガスにより動けなくなってしまいます。そのため強者との戦闘では、シュノーケリングマスクを付けたままにしています。
強さや能力②体術や武器術
山椒魚の半蔵の武器は毒袋だけではありません。雨隠れの里の長を務めていただけあって体術も非常に優れており、水中でも瞬身の術を使用出来る実力者です。また山椒魚の毒を仕込んだ鎖鎌の使い手でもあり、秀でた武器術で鉄の国の総大将であるミフネに勝利しました。そして長門との戦いでは、起爆札を使った火遁系忍術の起爆炎陣を使用していました。
強さや能力③イブセ
山椒魚の半蔵は、口寄せの術を使ってイブセという生き物を使役しています。イブセとは、体内で強力な毒液を生成する巨大な山椒魚です。生成した毒液を霧状にして吐き出したり、相手を飲み込んで絶命させたりします。イブセという名前は、「山椒魚」という小説の作者である井伏鱒二が由来になっています。
ナルトの半蔵の死因やミフネとの戦い・登場シーン
NARUTO(ナルト)の作品情報やプロフィールに続いて、山椒魚の半蔵の強さや能力を説明しました。ここからは死因や鉄の国の総大将であるミフネとの戦いなど、山椒魚の半蔵の登場シーンを紹介していきます。雨隠れの里の長を務めていた山椒魚の半蔵は、どんな生涯を過ごしてきたのでしょうか?
登場シーン①幼い頃
山椒魚の半蔵がまだ幼い頃、雨隠れの里には猛毒を持っている黒山椒魚が生息していました。黒山椒魚が絶命したため、雨隠れの里の民は亡骸を使って毒人間を作ろうと考えます。そして白羽の矢が立った半蔵は、左脇腹に黒山椒魚の毒袋を埋め込まれてしまいます。毒への耐性がついた山椒魚の半蔵でしたが、毒を巻き散らかさないように口呼吸を強いられてシュノーケリングマスクの着用を余儀なくされました。
登場シーン②ミフネとの戦い
雨隠れの里の半蔵は優れた体術や武器術、そしてイブセと毒袋によって忍の世界で恐れられる存在となりました。山椒魚の半蔵という名を聞けば、直ちに逃げ出す者も続出しました。和を目指していた山椒魚の半蔵は、鉄の国の総大将であるミフネと死闘を繰り広げました。また砂隠れの里のチヨバアとも何度も戦ってきました。
登場シーン③第二次忍界大戦中に木ノ葉の部隊と戦う
山椒魚の半蔵が戦ってきた相手は、鉄の国の総大将であるミフネや砂隠れの里のチヨバアだけではありません。第二次忍界大戦の最中には、木ノ葉の部隊とも戦ってきました。山椒魚の半蔵を相手に木ノ葉の部隊の中で生き残ったのは、自来也・大蛇丸・千手綱手の3人だけでした。山椒魚の半蔵は3人の強さを称え、伝説の三忍という呼び名を付けました。
登場シーン④ダンゾウと手を組み弥彦殺害
山椒魚の半蔵は、木ノ葉の里の志村ダンゾウとも関わりがありました。木ノ葉の暗部養成部門の創設者である志村ダンゾウは、雨隠れの里の内乱を引き起こしました。暁という組織に共感していた山椒魚の半蔵でしたが、志村ダンゾウの暗躍によって自身を脅かす存在だと危惧するようになりました。
そこで雨隠れの里の脅威となりつつある暁を、山椒魚の半蔵は排除しようと動き出します。志村ダンゾウと手を組んで小南を人質にして、長門に弥彦の殺害を命じました。弥彦が長門のクナイで自害してしまい、怒り狂った長門は輪廻眼の能力を完全に覚醒させました。志村ダンゾウこそが、山椒魚の半蔵と暁の仲を壊した元凶でした。
登場シーン⑤殺害された?死因は?
弥彦を自らの手で殺してしまい能力が覚醒した長門は、外道魔像を口寄せして山椒魚の半蔵と志村ダンゾウの部下を一掃します。その場は逃げ延びた山椒魚の半蔵でしたが、長門が結成したペイン六道に襲撃されてしまいます。つまり山椒魚の半蔵の死因は、暁のリーダーとなった長門の復讐によるものでした。
登場シーン⑥第四次忍界大戦で復活した?
雨隠れの里の長を務めていた山椒魚の半蔵は、暁のリーダーとなった長門の復讐により絶命しました。しかし第四次忍界大戦が始まり、薬師カブトの穢土転生の術で暁の戦力として復活します。復活した山椒魚の半蔵は忍連合軍と敵対し、鉄の国の総大将であるミフネと再戦しました。山椒魚の半蔵はミフネとの戦いで信念を取り戻し、薬師カブトの呪縛から逃れるために切腹しました。
ナルトの半蔵のアニメ声優
NARUTO(ナルト)に登場する山椒魚の半蔵の登場シーンについて、死因や鉄の国の総大将であるミフネとの戦いなどを説明してきました。続いては雨隠れの里の長を務めていた山椒魚の半蔵を演じた声優を紹介します。信念を失い残忍な性格へと変貌していく山椒魚の半蔵を演じた声優とは、一体誰なのでしょうか?
沢木郁也のプロフィール
雨隠れの里の長を務めていた山椒魚の半蔵を演じたのは、声優やナレーターとして活躍している沢木郁也です。沢木郁也は1951年8月25日生まれで、千葉県柏市の出身です。身長は170cm、体重は64kgと少し小柄な体格をしています。特技の剣道は三段の腕前で、山歩きを趣味にしています。
明治大学を卒業している秀才ですが、声優業に興味があり俳協演劇研究所に入校してノウハウを学びました。その後新企画や東京俳優生活協同組合を経て、アーツビジョンに所属しています。シリアスなキャラクターから変わり者まで、幅広い役柄をこなす実力派声優です。
沢木郁也の主な出演作品
山椒魚の半蔵を演じた声優の沢木郁也は、1976年に「グロイザーX」の一平役でデビューしました。その後数々の名作に出演して実力を伸ばし、1987年には「トランスフォーマー ザ☆ヘッドマスターズ」で総司令官フォートレス役などを演じました。1988年には「魁!!男塾」の王大人役を好演しています。
2000年代も数多くの作品に出演しており、その後2011年の「機動戦士ガンダムAGE」のヘンドリック・ブルーザー役や2012年の「エウレカセブンAO」のスタンリー・フライ役を熱演しました。2014年には国民的人気作品「ワンピース」のイッショウ(藤虎)役に抜擢されました。2020年は「ムヒョとロージーの魔法律相談事務所」にトーマス役で出演しています。
ナルトの半蔵に関する感想や評価
雨隠れの里の長を務めていた山椒魚の半蔵について、能力や死因などを説明してきました。それでは最後に、NARUTO(ナルト)の山椒魚の半蔵に関する世間の感想や評価を紹介します。信念を失い残忍な性格へと変貌していった山椒魚の半蔵に対して、世間からはどのような感想や評価が寄せられているのでしょうか?
【本日のNARUTO🍥】
— なおや @ソーシャルビジネスのHR領域 (@Naoya_ld) August 8, 2020
「一つ言っておく…
人が終わる時は死ぬ時ではない
信念をなくした時だ」
-雨隠れの長 山椒魚の半蔵-
個人的に鳥肌立ったセリフ。
NARUTOは敵キャラからも学ぶことが多い。
本当に純粋な悪人なんてほとんどいないんだと。
こちらは山椒魚の半蔵の名言について書かれているツイートです。復活した山椒魚の半蔵は、鉄の国の総大将であるミフネと再戦で信念を取り戻しました。晩年は自己保身に走っていた山椒魚の半蔵でしたが、自ら薬師カブトの呪縛を無効化して忍連合軍の封印を受け入れました。ツイートに取り上げられている名言には、山椒魚の半蔵の覚悟や生き様が詰まっています。
NARUTOってたくさん良きシーンがあるからな……オオノキの石のシーンとかミフネと半蔵の決闘のシーンとか好き
— きらく (@chfukiraku) July 10, 2020
こちらは山椒魚の半蔵と鉄の国の総大将であるミフネの決闘シーンが好きだという内容のツイートです。かつて死闘を繰り広げた実力者2人の再戦は、NARUTO(ナルト)の中でも注目度の高い名シーンです。白熱した戦況だけでなく、ミフネの信念に感化されていく山椒魚の半蔵の様子に多くのNARUTO(ナルト)ファンが感動しました。
君麿は…よかったね穢土転生できて。大事な大事な大蛇丸のチャクラをまた感じることが出来て。男気のある女、チヨバア様が山椒魚の半蔵を「ビッグシュノーケルじじい」って呼ぶのでわろてまう。#NARUTO
— カジー(Quasie)アイコン少しの間アマビエ (@SilverTongue530) April 19, 2020
こちらは山椒魚の半蔵の愛称について書かれているツイートです。毒袋を埋め込まれている山椒魚の半蔵は、砂隠れの里のチヨバアから「ビッグシュノーケルじじい」と呼ばれていました。シリアスな展開も多いですが、こういったコメディ要素がNARUTO(ナルト)ファンの心を和ませています。
ナルトの半蔵まとめ
雨隠れの里の長を務めていた山椒魚の半蔵の能力や死因などを説明してきましたが、いかがでしたでしょうか?山椒魚の半蔵以外にもNARUTO(ナルト)には個性豊かなキャラクターが沢山登場します。この機会にぜひ、NARUTO(ナルト)をご覧になってみてはいかがでしょうか?