【刃牙】柳龍光は最凶死刑囚の一人で空道の使い手！空拳・毒手などの技と強さを考察

柳龍光とは刃牙シリーズに登場する死刑囚で、最凶死刑囚編に登場した魅力的なキャラクターです。独特のファイトスタイルを披露して印象深い活躍シーンを残した柳龍光について紹介していきます。その前に、柳龍光が登場する刃牙シリーズについても紹介します。

刃牙とは、1991年から週刊少年チャンピオンで連載を開始した格闘漫画です。範馬刃牙を主人公とする、一連の刃牙シリーズ。1991年に連載を開始した「グラップラー刃牙」から、「バキ」、「範馬刃牙」、「刃牙道」、「バキ道」と現在も続編シリーズが連載されています。その他、登場する人気キャラクターの外伝作品、関連作品も数多く刊行されており、シリーズを通して絶大な人気と注目を集めている作品です。

刃牙シリーズは累計発行部数7500万部を突破している人気作品であり、人気エピソードはアニメ化・OVA化もされています。ここで紹介する柳龍光が登場する最凶死刑囚編は、バキにて描かれたシリーズであり、2018年にアニメ化されています。ダイナミックな絵柄で描かれる、大迫力のバトルシーンが人気を博している刃牙。登場する癖のあるキャラクター達も人気の理由の一つとなっています。

刃牙のあらすじを紹介していきます。刃牙の主人公範馬刃牙は、あらゆる格闘技の大会に出場し最強の選手を倒してまわる謎の高校生です。刃牙の正体は、東京ドームの地下に秘密裏に存在している地下闘技場のチャンピオンなのでした。そんな刃牙が戦う理由は、地上最強の生物である父親・範馬勇次郎を倒すためでした。刃牙は様々な格闘家達と激突していく中で、さらに強く成長していきます。

柳龍光とは、刃牙の最凶死刑囚編で登場したキャラクターでした。最凶死刑囚編では、世界各地の刑務所に厳重に収監されている危険な死刑囚達が、突如シンクロを起こし「敗北を知りたい」という理由で東京を目指してきます。柳龍光はそんな死刑囚の中で唯一の東洋人でした。筋骨隆々で巨体を持つ格闘家が多数登場する刃牙シリーズの中において、日本人である柳龍光は小柄な体系をしている人物でした。

柳龍光はその体系の通り、力任せに戦うパワースタイルの格闘家ではありません。鍛えぬいた格闘技の技術で戦う柳龍光は、他のキャラクターにはない独特の技を多数披露していました。最凶死刑囚編で刃牙と戦った時には、刃牙をKOしており、主人公刃牙に対して一度は勝利した数少ないキャラクターと言えます。また、渋川剛気とは因縁のある仲であり、かつての戦いで渋川の左目を奪っています。

最初の戦いで刃牙と渋川と戦った際には、パトカーの音で逃走した柳龍光。その後刃牙と再戦した時には、強くなった刃牙に惨敗してしまいます。柳龍光は本部以蔵とも戦いますが、武器に頼りすぎたことで隙を生んでしまい、本部にも圧倒されてしまいます。そこに現れた範馬勇次郎に食ってかかった結果怒りを買ってしまい、勇次郎の全力の裏拳を叩きこまれKOされてしまいました。

刃牙に登場した柳龍光の技を紹介し、その強さに迫ります。まず、柳龍光の技で空拳とは、手の平に酸素濃度6%以下の疑似的な真空状態を作りだすという技です。酸素濃度6%以下という状態は、人間にとって有毒になります。柳龍光は空拳を使って敵の口元を覆い意識を奪い事も出来ます。この技では、最初の刃牙との戦いで刃牙をKOしており、その強さを見せつける事となりました。

柳龍光は死刑囚として防弾ガラスの中に収監され、監視されていました。シンクロを起こして脱獄を決意した柳龍光は、この空拳で防弾ガラスを手のひらに吸いつけ破壊してしまいます。

柳龍光の強さを語る上で欠かせない技が毒手です。柳龍光の毒手とは、独自に配合した毒虫や毒草などを、混ぜ合わせ毒砂を作ります。その毒砂を入れた壺の中に、何度も貫手を繰り返すことで、自分の手に毒素を沈着させてしまうという究極の技でした。自分自身の手に毒を浴びせる事にもなるこの毒手は、当然激痛に襲われる事となります。

どんなに鍛え上げた格闘家でもこの修行の激痛には耐えられず、自ら腕を切り落としてしまう者もいるほどでした。そんな毒手を極めた柳龍光は、毒手を使って戦いを有利に運んでいました。毒手によって傷つけられると、たとえ傷は浅くても毒素によって致命傷ともなりえるからです。

柳龍光の使う技で鞭打とは、身体の力を極限まで抜く事で威力を最大限に高めた平手打ちです。この鞭打で攻撃されると、どんなに鍛え抜かれた身体でもダメージを与えられます。鞭打による打撃では、鍛えようのない皮膚にダメージを与えるからです。鞭打の前では、全身を覆う皮膚すべてが急所と化してしまうのです。

刃牙に登場した柳龍光の強さや性格を紹介します。柳龍光は空道の使い手であり、特殊技である空拳や毒手で刃牙を追い詰めました。最初の戦いでは刃牙をKOしており、強さを見せつけます。因縁のある渋川に対しても隙をついて不意打ちを成功させました。その後、パワーアップした刃牙に敗戦してしまった柳龍光でしたが、刃牙作中ではその空道の強さを十分に発揮したキャラクターと言えます。

柳龍光の性格は、クールで冷静な性格だと言えます。登場時からあまり表情が変わらず、淡々と脱獄もこなした柳龍光。しかし、因縁の相手渋川との対決にはこだわりを見せるような一面もありました。登場してすぐは空道の強さを見せつけ、底知れない敵だった柳龍光。しかし、最後は勇次郎の怒りを買って一発KOという終わり方となってしまいました。

刃牙に登場する柳龍光に関しての感想や評価を紹介していきます。まず、柳龍光に関しては、刃牙シリーズの登場人物の中でも好きなキャラクターという感想も多くなっています。刃牙シリーズの最凶死刑囚編とは、地下闘技場編が終了した後、刃牙達トーナメントに出場した選手の前に、死刑囚が現れるというストーリーが描かれたエピソードです。

非常にキャラクター人気の高い作品である刃牙において、トーナメントに出場して活躍したキャラクター達が、その後死刑囚を相手にどんな戦いを見せるのかと注目が集まった最凶死刑囚編。死刑囚達の中でも、一番小柄で空道という特殊な武道を極めていた柳龍光。人気キャラクター渋川の目を奪ったという過去も持っており、登場時から非常に高い関心が寄せられたキャラクターでした。

刃牙シリーズの柳龍光に関しては、空道の技である空拳を真似して見たいと言う感想も多く見られています。柳龍光の披露した特殊技・空拳は、防弾ガラスをも砕く威力を持っている技でした。その原理は、手のひらをガラスにぴったりを吸いつけ、真空状態を生み出すことでヒビを入れるというものです。手のひらをガラスにぴったり貼り付けると、柳龍光の空拳が出来そうな気がするというファンも多く見られています。

刃牙の最強死刑囚編において、柳龍光は武器も使用する格闘家でした。自身の身体を鍛え上げた空拳や毒手も使っていた柳龍光でしたが、鎖鎌等の武器も使用して刃牙と戦っています。そんな柳龍光は本部との戦いでは、武器を持って対抗されてしまい腕を切り落とされています。本部によれば、柳龍光は高い実力を持ちながらも武器に頼りすぎていると言われています。柳龍光は技が多彩すぎてどれが必殺技なのか分からない人物でした。

ここでは、刃牙に登場する柳龍光に関しての情報を詳しくまとめました。柳龍光は最凶死刑囚編に登場した死刑囚で、東京にやってきた刃牙達と対決する事となりいます。小柄な体系ながら、空道という特殊な戦い方で刃牙を追い詰めた柳龍光。最凶死刑囚編で印象深い活躍を残しました。是非、刃牙シリーズをチェックして、印象深い武道家・柳龍光にも注目して見てください。