【刃牙】劉海王の強さと技を考察！範馬勇次郎との戦いで顔をはがされた？

漫画バキシリーズの作中で大擂台賽に参戦し、範馬刃牙の父親で世界最強の男・範馬勇次郎と対峙した劉海王。劉海王は白林寺の総帥として烈海王を育てた拳法の達人であり、多くの読者からその強さに注目されていました。しかし劉海王は強さを見せつけること無く敗北し、範馬勇次郎に顔を剥がされてしまいました。本記事ではそんな漫画バキシリーズに登場する劉海王について強さや範馬勇次郎との戦いなどをまとめてご紹介します。

ではまず劉海王の強さや範馬勇次郎との戦いなどをご紹介する前に、劉海王が登場する漫画バキシリーズの作品情報についてご紹介していきます。劉海王が登場するバキとは板垣恵介が描く日本の漫画シリーズです。漫画バキシリーズは地上最強を目指す格闘家達の戦いを描いたバトルアクション作品であり、1991年から1999年まで漫画雑誌｢週刊少年チャンピオン｣で連載された｢グラップラー刃牙｣がシリーズ最初の作品となっています。

｢グラップラー刃牙｣の後、2020年5月現在までに｢バキ｣・｢範馬刃牙｣・｢刃牙道｣・｢バキ道｣といった漫画が｢週刊少年チャンピオン｣で連載され続けています。また漫画バキシリーズは｢バキ外伝創面｣や｢バキ外伝拳刃｣といった外伝作品も多数製作されています。そんな多数の作品を生み出している漫画バキシリーズは7500万部を超える累計発行部数を記録しており、これまで何度もアニメ化されるなどのメディア展開が行なわれています。

漫画バキシリーズは東京ドームの地下にある地下闘技場を舞台に、地上最強を求める男達の戦いを描いた作品となっています。主人公となるのは範馬刃牙であり、地上最強の生物とあだ名される父親・範馬勇次郎を超えるために地下闘技場の王者に君臨しています。そんな漫画バキシリーズには数多くの魅力溢れる格闘家達が描かれており、この範馬刃牙と格闘家達が織りなすストーリーが高い人気を博している理由の1つとなっています。

本記事で強さや範馬勇次郎との戦いなどをご紹介する劉海王とは漫画バキシリーズに登場するキャラクターの1人です。劉海王は100歳を超える老人であるものの、全く衰えを見せない筋骨隆々な肉体を保ち続けています。また劉海王は100歳が人生の半分だと豪語しており、中国拳法を極めた達人といわれてます。その強さは別格であり、水槽を少し蹴るだけで数十mもの波を出し、反対から烈海王が蹴るだけ水槽を破壊することが出来ます。

そんな中国拳法の達人である劉海王は当初姿だけ現わしていたのですが、漫画バキシリーズの中国大擂台賽でその強さを見せつけることになりました。しかし劉海王は後述でご紹介するのですが、範馬刃牙の父親である範馬勇次郎に圧倒され、顔の皮を剥がされるという無惨な敗北を喫してしまいます。そのため劉海王は漫画バキシリーズのファンから噛ませ犬キャラや不遇なキャラクターといった残念な扱いをされてしまっています。

漫画バキシリーズには｢海王｣という称号が存在しています。この｢海王｣という称号は中国武術を極限まで極めた人間に与えられるものであり、漫画バキシリーズの本編で主要キャラクターとなる烈海王やドリアン（怒李庵海王）が｢海王｣の称号を授与されています。本記事でご紹介する劉海王もその名前の通り｢海王｣の称号が与えられた人間の1人であり、白林寺の総帥として烈海王やドリアンを非常に優れた武術家に育て上げました。

そのため烈海王やドリアンにとって劉海王は師匠であり、劉海王は｢闘神｣といった名誉あるあだ名が与えられています。しかし上述でご紹介した通り劉海王は漫画バキシリーズの作中で中国大擂台賽で範馬勇次郎と戦い、顔の皮を剥がされて敗北するといった苦渋を味わってしまうことになります。この時劉海王を慕っている烈海王は非常に強い怒りを露わにし、顔の皮を剥がした範馬勇次郎を倒して師匠である劉海王の敵を取ろうとしました。

ではここからは漫画バキシリーズに登場する劉海王の強さや技、範馬勇次郎との戦いについてご紹介していきます。白林寺で総帥に君臨している劉海王は｢闘神｣とあだ名されているだけあって巨大な岩を素手だけで叩き上げ、球体にするほどの強さを持っています。漫画バキシリーズで劉海王は上述でご紹介した通り、弟子である烈海王の前で水槽を蹴り、水槽の中に入っている水を数十先まで届く波に変える姿を見せつけました。

また劉海王は漫画バキシリーズの主人公である範馬刃牙を追い詰めるほどの強さを持つ烈海王や主要キャラクターのほとんどに傷を負わせた死刑囚ドリアンを過去に育て上げています。このことからも劉海王の強さは尋常で無いことが分かります。しかし劉海王は漫画バキシリーズに描かれた中国大擂台賽で地上最強の生物で知られる範馬勇次郎に顔を剥がされるなど圧倒されてしまい、本当の強さを見せることが出来ませんでした。

漫画バキシリーズの作中で範馬刃牙は柳龍光との戦いで毒に犯されてしまい、瀕死の重傷を負ってしまいます。この毒を治すには中国へ渡るしか無く、烈海王は範馬刃牙を中国にヘリコプターで送りました。その時中国では中国武術の最強を決める大擂台賽が開かれることになり、毒を治すために範馬刃牙も参戦しました。この大会は中国対日米合同チームの戦いとなり、白林寺の総帥である劉海王も選手として参戦するのでした。

中国で最強の武術家を決める大擂台賽に参戦した劉海王は初戦で範馬刃牙の父親である範馬勇次郎とマッチングしてしまいます。範馬勇次郎は地上最強の生物と謳われる怪物であり、劉海王が敵う相手でありませんでした。結局劉海王は試合開始すぐに顔の皮膚を全て剥がされてしまい、呆気なく敗北してしまいます。顔を剥がされた劉海王はそれでもなお諦めず挑もうとするものの、範馬勇次郎にハイキックを受けて倒れました。

上述でご紹介した通り、｢海王｣の1人である烈海王は師匠の劉海王が顔を剥がされて敗北したことに怒りを露わにします。そして怒った烈海王は師匠を倒した劉海王に戦いを挑もうとします。一方の範馬勇次郎は烈海王と戦うことに興味を示し、劉海王の存在を全く眼中に入れることがありませんでした。最初から最後まで情けない姿しか見せていない劉海王は多くの読者に笑いものとされており、不遇な扱いを受け続けてしまっています。

範馬勇次郎との戦いで劉海王は顔を剥がされた上にハイキックを傷ついた顔面に受けてしまい、瀕死の状態となってしまいます。普通であれば顔を剥がされた段階で死亡してしまいます。しかし｢海王｣の名を冠するだけあって劉海王は治療を受けて死亡しませんでした。その後弟子である烈海王は中国武術最強の郭海皇を師匠扱いすることとなり、範馬勇次郎に瞬殺された劉海王はその存在感を完全に失ってしまうことになりました。

漫画バキシリーズに登場する劉海王に関する感想では相手が悪かっただけではといった感想が非常に多く寄せられていました。確かに漫画バキシリーズの作中で劉海王は範馬勇次郎に顔を剥がされて敗北してしまいます。しかし範馬勇次郎は誰も敵わない地上最強の生物であり、もし違うキャラクターが相手であれば活躍出来たのやもしれません。

漫画バキシリーズに登場する劉海王に関する感想ではもっと活躍して欲しかったといった感想も多く寄せられていました。劉海王は烈海王の師匠として最強の強さを持っていたものの、範馬勇次郎に瞬殺されてしまいます。相手さえ違えばもっと活躍出来たことから劉海王の活躍は多くの読者に残念がられています。

漫画バキシリーズに登場する劉海王に関する感想では烈海王とどっちが強いか気になるといった感想も多く見受けられました。若かりし時の烈海王は実力不足と劉海王に指導されています。しかし本編の烈海王は範馬勇次郎に劉海王より高く評価されています。なのでもし2人が師弟対決をするとなると烈海王が圧勝するのではないでしょうか。

本記事では漫画バキシリーズに登場する劉海王について強さや範馬勇次郎との戦いなどをまとめてご紹介しました。劉海王は非常に強い格闘家として期待されていたものの、あっという間に範馬勇次郎に敗北してしまいました。またその後も劉海王は烈海王が郭海皇にべったりとなるなど酷い扱いを受けてしまっています。この酷い扱いを見ると劉海王は漫画バキシリーズの中でも特に可哀想なキャラクターといえるのではないでしょうか。